太陽系惑星群、銀河系宇宙の星間雲に突入を確認!その十二
海底に大変動の痕跡・・・年20キロ動く磁極
磁極はかなりの速度で移動している。例えば北磁極は平均年10キロ程のスピードで動いており、加速しているため、数十年には北極海を横断してシベリアに達すると考えられている。
この年平均10キロの速度は2004年当時の記録であり、最近の2009年では、年20キロ程度に加速されているのが分りました。予想以上に早く加速されている模様です。こうした地磁気の変動のため、日本付近では、磁針の向きが最近350年で反時計回りに15度も変化しています。
地球内部には、溶けた鉄の厚い層「外核」がある。この鉄の流動によって電流が生まれ、電磁石と同じ原理で地磁気が発生しているとされる。流動状態の変化を反映して、地磁気の強さも磁極の位置も変わり、地球の長い歴史の中では、何度も大変動が起きている。
両磁極が両極近くにあった期間が圧倒的に長く、ただしその中で、北磁極が南極付近、南磁極が北極付近と今とは逆転していた時代も長い。約500万年前以降では、平均20万~30万年おきに逆転している。地球の歴史は45億年あるため、地球上では、過去に何回逆転したのか数えきれない程で、日常的に起こっているといっても良いくらいの頻度です。
現在の地磁気の強さは、肩こりなどの治療用に肌にはる磁石が生む磁気の二千分の一ほど。だが地磁気逆転時には、このさらに数分の一まで磁気が弱まって、磁極が赤道付近まで下がったり、ついには消滅したりする状態が数千年続くと考えられている。
直近は78万年前
こうしたことが分るのは、過去の地磁気の記録が大洋の海底や、陸上の火山岩に残っているからだ。大洋底には、溶岩(マグマ)が湧き出しては両側に分かれて行く海嶺と呼ばれる山脈がある。溶岩が固まるとき、磁石になる性質を持つ鉱物に、その時代の地磁気の向きが固定される。この続きはその十三に 以上
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