GMのリコール件数、トヨタの10倍以上!が真相なのに、何故?
トヨタのリコール叩きの一環として、米ABCテレビが2月22日に放映した、「急加速原因が電子制御装置の欠陥である事を立証した」とするギルバート南イリノイ大学教授の実験報道について、この程3月12日に、映像を操作したものであることを遂に認めざるを得なくなり発表した。電子装置に細工を施しショートさせ、故意に欠陥を作りだしたとの事である。
9.11テロ事件以降とくにそういう傾向が強まっていたが、ここまで米国のメディア(日本のメディアもこの傾向)が「真実を伝えるとの原則」を殴り捨て、自己の利益を確保するためにはなりふり構わず、敢えて作り出した宣伝情報(偽装情報を含む)を、日常的に放送してしまう事に転じてしまったのか嘆かわしい限りであります。かって、世界をリードしていた頃の輝かしい米国の資本主義もここまで腐敗してしまったのかと驚かされます。
リコール問題で日本のトヨタだけを狙いうちに叩くのは、アメリカがトヨタの売り上げを減らし、米国車のGM等を助けるために、何がなんでもやるとの意思で米国民主党やオバマ政権が動いているものです。
因みに現状の米国でのリコールされ修理された車の状況は下記の通りです。
BUICK 765 CHRYSLER 661
CADILLAC 518 DODGE 2,599
VHEVROLET 3,524
GMC 2,745
OLDSMOBILE 578
PONTIAC 928
TOTAL 9,058 (米国車) 3,260(伊車)
TOTAL government autos: 12,318(米国+伊国 )
TOYOTA 669(日本)
以上のように、米国車のメーカーのリコール件数は9058件であり、一方トヨタのリコール数は669件と10分の1以下である。
更に、CHRYSLERは661件で,DODGEは2599件とクライスラー系単体でも3260件、全て含めると12,318件のリコール件数となる。
確かに日本のトヨタにもリコールはあるし、ゼロではないのは事実なので、十分調査して欠陥がないように今後も努力する必要はありますが、米国車のリコールは圧倒的に多いのが実情です。今回のやり方はあまりにも理不尽で不公平であります。ちょっと度が過ぎていてヒステリックな面があります。
今後とも、他の分野にもこの傾向は進行していく可能性が十分ありますので、他山の石としたいものです。 以上
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