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2010年8月28日 (土)

「平成の船中八策」を実現する市民の会、その112[欧州連合における(トルコのEU加盟問題⑥)」

ド イ ツ に お け る 議 論 再 燃

 欧州議会選挙が実施される2004年、ドイツでは、トルコのEU加盟問題が再び注目を集めている。保守系政党 〔現野党〕の CSU は、この問題を選挙テーマにする予定である。CSU の政治活動はバイエルン州に限定されているが、党議をほぼ共通にし、全国規模(バイエルン州を除く)で活動している CDU がこれに倣うかどうかは不明である。

 CDU・CSU は、1994年以降、野党側に回っているが、、現在、政権の構図は大きく逆転している。そのため、両姉妹政党の動向は無視しえないが、2004年2月16日、CDU の Merkel 党首はトルコを公式訪問し、Erdgon 首相と会談した。その際、旧東ドイツ出身の CDU 党首は、同イスラム教国に不相応な期待を持たせてはならないとし、 EU 加盟に反対である旨を明瞭に示した。その理由として挙げられているのは、トルコの巨大さ、経済力が弱いこと、また、人口の33,2%は農業に従事しており、EU は、同国の加盟を経済的に賄えないことである。

 これに対し、現政権政党は、トルコの EU 加盟に賛成する態度を変えておらず、Merkel 党首のトルコ訪問から、わずか6日後の 2月22日、Schröder 首相は、アンカラに渡り、トルコの EU 加盟を従来通り支援する意向を伝えた。

リストマーク ドイツ政府がトルコの EU 加盟を支持する理由 

 Fischer 外相は、Berliner Zeitung [ベルリン新聞]のインタビューにおいて、確かに、自分も、かつては、トルコの EU 加盟を強く支持してはいなかったが、米国同時多発事故によって、見解が変わったとしている。つまり、2001年9月11日は、外交・安全保障政策上、トルコを含めたヨーロッパ諸国が団結する必要性を認識させ、「小ヨーロッパ主義」はもはや、戦略的に機能しないと述べている。

 

 なお、2004年9月2日、Fischer 外相は、Bild Zeitung (ビルド新聞)の取材において、加盟交渉が成功裏に終了し、トルコのEU加盟が実現するのは、10~15年も先のことであると述べている。この発言には、トルコのEU加盟に消極的なドイツ国民の不安を鎮める意味も込められていると解される。

(参照) ドイツ外務省のホームページ [ドイツ語]
(参照)

トルコのEU加盟反対派を外国人・イスラム排斥主義とみなし、また、トルコのEU加盟に伴う財政問題を度外視するドイツ政府に否定的な新聞社説として Die Welt


 前述したように、CDUの Merkel 党首は、トルコの EU 加盟には難色を示す一方で、「特権的パートナー」 としてならば、迎え入れる用意があることを表明している。もっとも、この提案を批判する党員もおり、CDU の公式見解として捉えてよいかは不明である。なお、姉妹政党 CSU の Stoiber 党首は、トルコの EU 加盟は、ヨーロッパの政治統合のビジョンを崩すものとして、Merkel 党首の外交路線を支持している。

 EC・トルコ間には、すでに関税同盟が結成されており、経済的には、さらにどのような魅力ある「特権」を与えうるか疑問視する見解もある。また、トルコ自身は、特権的パートナーという地位に満足しないとされている。

     その113に続く                              以上

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