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2010年9月 1日 (水)

「平成の船中八策」を実現する市民の会、その116[欧州連合における(トルコのEU加盟問題⑩)」

10月6日、欧州委員会は、トルコのEU加盟に関する見解をEU理事会に述べ

るが、その前日、EU加盟25か国の外相は、トルコの最大都市イスタンブール

で会合を開く予定である。 

 当初の予測どおり、欧州委員会は、トルコとの加盟交渉の開始を提

案したが、加盟交渉が開始されたとしても、トルコのEU加盟が実現

するとは限らないことを明確にしている。

 10月後半、トルコの Abdullah Gül 外相は、EU加盟国を外遊し、

トルコのEU加盟支持を政府関係者に求める予定であるが、10月26

日には、Recep Tayyip Erdogan 首相と独仏首脳との会談も計画

されている。

 かねてからトルコのEU加盟に反対してきたドイツ・キリスト教民主

同盟(CDU)の  Merkel 党首は、11月4日開催予定のヨーロッパ保

守政党会議において、改めて、反対の立場を強く訴えるものとされ

ている。

 EU加盟国首脳がトルコとの加盟交渉の開始について決定するに

先立ち、欧州議会は、12月15日に議員全員による採決を行う予定

である。この点について、Borrell Fontelles 議長は、市民によって

直接選出される唯一のEU機関として、欧州議会は意見を述べる

権利があるとしている。投票結果に法的拘束力はないが、EU加盟

国首脳はこれを無視しえないと解される。なお、議会内で最大勢力

を誇る保守系政党会派は、トルコとの加盟交渉開始に強く反対して

おり、Pöttering  会派長は、人権侵害の実態を考慮すると、交渉は

時期尚早であるとしている。他方、社会党系会派、環境保護政党会

派、また、自由党会派は交渉開始に賛成しており、これが議会の多

数意見になるものと解される。

(参照)

Der Standard v. 8. November 2004 (EU-Parlament

stimmt über Türkei ab)

2004年12月15日、欧州議会はトルコのEU加盟問題

について審議し、加盟交渉を遅滞なく開始すべきであると

する Camiel Eurlings 議員(オランダ)の決議案を圧倒的多

数で採択した。賛成票を投じた議員は402人、反対した

議員は262人、棄権した議員は29人であった

 なお、トルコのEU加盟を認めず、
特権的パートナー として

迎え入れるべきであるとするドイツ議員の決議案は否決さ

れた

 トルコのEU加盟問題について最終的な決断を下すのは、

EU加盟国であり、前述した欧州議会の決議は拘束力をもた

ない。また、議会が多数決制度をとるのに対し、トルコのEU

加盟問題について、欧州理事会は全会一致にて判断を下す。

そのため、少数とは、反対意見があることも無視してはならない。

 なお、トルコの Erdogan 首相は欧州議会の決定を評価し

ている。また、加盟直後、例えば、労働者の移動の自由が

一時的に制限されることに譲歩を示した。

 トルコとのEU加盟交渉の開始に関し、意見が大きく割れているの

は、保守系政党であるが、欧州議会の保守系政党会派は、

オーストリアの Wolfgang Schüssel 首相を調整役に任命した。

12月16・17日に予定されている欧州理事会の決議に向け、同首相

は、各国の保守派の見解を調整することになる。

(参照)

Der Standard v. 7. November 2004 (Irak und Bush als

Zankäpfel auf EU-Gipfel)


 2004年12月16日、保守系政党のリーダーは、

ブリュッセルで会合を開き、トルコとの加盟交渉の開始を

支持する決定を下した。また、 特権的パートナーシップ

の形成という代替案を否決した。加盟交渉の開始から

3年が経過した時点(2008年)で、再検討するという案も

却下された。

 もっとも、恒常的なセーフガード条項、非常に長い移行

期間、また、無期限の例外規定の導入の必要性が

確認された。また、加盟交渉が失敗した時には、

トルコの面目を保つため、EUの諸制度への

緊密な統合

を保障しなければならないことで合意された。 

 このように、EU内の保守系政党のリーダーは、トルコ

との加盟交渉を条件付きで賛成するに至ったが、

調整役を務めたSchüssel 首相(オーストリア)は、

トルコの加盟によって、EU内の結束が乱されては

ならないことを強調した 

(参照)

Die Welt v. 17. Dezember 2004

(EVP einigt sich auf ein "Ja, aber" zur Türkei)

 


  

その117に続く                     以上

 

 



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