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2010年9月29日 (水)

「平成の船中八策」を実現する市民の会、その144[欧州連合における(トルコのEU加盟問題38)」

トルコのEU加盟問題

2006年版 報告書

欧州委員会、制度改革の

大幅な遅れを批判

 EU加盟を希望する第3国の状況(EU加盟に

必要な制度改革の状況)について、欧州委員

会は毎年、報告書を公表しているが、2006年

11月8日、2006年度版が発表された。

 かねてより注目されているのは、トルコに

関する評価であるが、委員会は、オンブズ

マン制度の導入やジプシーの定住権に関する

法律の制定など制度改革に向けたトルコの

取り組みを確認する一方で、この1年間、

その進捗状況は緩慢になっており、

多くの分野で遅れが目立つと批判している。

特に、問題視されているのは、

キプロス問題 の解決ないし アンカラ議定書

の実施であるが、欧州委員会は2006年末

までに完全に履行するよう要請している。

同議定書は、従来のEU加盟15ヶ国と

トルコとの間に設けられていた関税同盟を、

新EU加盟10ヶ国に拡大することを目的

として締結されているが、それに基づき、

トルコは、キプロス(新EU加盟国)からの

船舶や航空機の乗り入れ禁止を解除し

なければならない。もっとも、トルコは、

北キプロス(トルコ系キプロス)の

安全保障ないし キプロス問題 の未解決

を理由に、これをまだ実施していない。

そもそも、トルコとの加盟交渉は、

この議定書の締結を受け開始されており、

加盟交渉の進展にも重大に関わる案件

である。従来より、EU側は、

2006年末までの実施を再三、訴え、

その要請が満たされない場合は、加盟

交渉の中断もありうるとしている。

この点について、欧州委員会は、11月

8日に発表された報告書において、

最終的な見解を示しておらず、

12月14・15日開催の欧州理事会開催

まで外交交渉を進めるものとしている。

そして、同理事会開催までに事態が改善

されないときは、理事会に対策

(制裁)を提案するとし、トルコに圧力を

加えている。「委員会は5週間の猶予

期間をトルコに与えた」と分析するメディア

が多いが、まだ具体策を提案して

いない理由について、Rehn 欧州委員

(EU拡大政策担当)は、母国フィンランド

キプロス問題 の解決に向けた交渉を

進めているだけではなく、適切な時期を

検討した結果である

と述べている。なお、報告書の中で、

欧州委員会は、EU加盟の展望がトルコ

の制度改革を推し進める重要な要因

になることを強調し、EUへの門戸を完全

にシャットアウトしていない。また、

来年度度以降も、トルコの加盟準備

作業を財政的に支えるべきとされて

いる。2005年10月に開始されたトルコ

とのEU加盟交渉を中断するには、

全EU加盟国の賛成が必要になる。

 報告書において、欧州委員会は、

さらに、軍隊に対するシビリアン・

コントロール、表現と宗教上の自由の

保障、女性、労働組合、少数派の権利

の保護の点において、徹底した改革

が必要であると指摘されている。

 委員会の報告書を受け、トルコの

Gül 外相は、民主化を徹底して進める

と述べたとされる。

他方、アンカラ議定書の履行については、

依然として消極的であると解される。

近時、Erdogan首相は、北キプロスの

孤立が解消されない限り、船舶や

航空機の乗り入れを認めるわけには

いかないとする従来の立場

を繰り返し主張している。


 委員会は、トルコの他に、クロアチア

とマケドニアの加盟候補国、また、

将来、加盟候補国となりうる旧ユーゴ

スラビア構成諸国の制度改革状況に

ついて報告書を発表している。

さらに、2006~2007年間のEU拡大戦略や

EUの受入能力について分析している。

(参照) 

欧州委員会の公式サイト

Enlargement Strategy and Progress Reports 2006

Die Vertretung der Europäischen

Kommission in Deutschland

(EU-Kommission veröffentlicht

Erweiterungsstrategie und Fortschrittsberichte)

Der Standard v. 8. November 2006

(Fünf Wochen Schonfrist für Ankara)

Der Standard v. 8. November 2006

(Erdogan: Öffnung der Häfen "nicht realistisch")


トルコのEU加盟問題 


フィンランドの外交交渉決裂
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欧州委員会、交渉の一部延期を提案 New

      その145に続く                          以上

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