カテゴリー

  • 3.11テロ9.11テロ
  • gesara nesara
  • アベノミクス破綻
  • アメリカ合衆国・内戦
  • アメリカ破産
  • イベルメクチン
  • ウクライナ紛争
  • ゲサラ・ネサラ
  • コロナワクチン
  • コロナワクチン解毒方法
  • サル痘
  • ジャーニーズ事務所問題
  • スポーツ
  • スマートシテイ
  • デジタル通貨
  • デジタルID
  • トランプ暗殺事件
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • パンデミック合意
  • マイナンバーカード
  • マスコミ
  • レプリコンワクチン
  • 不正選挙
  • 世界大恐慌
  • 世界政府
  • 中東戦争
  • 二パウイルス
  • 人口削減
  • 人工地震
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 大阪・関西万博
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 岸田軍拡大増税
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 感染症
  • 憲法改正
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 政権交代
  • 文化・芸術
  • 新世界秩序
  • 新型コロナウイルス
  • 旅行・地域
  • 日本の開国
  • 日本の隠蔽体質
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 権力者の腐敗
  • 歴史
  • 汚染水・(処理水)。海洋投棄
  • 池田創価学会
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 第三次世界大戦
  • 紅麴
  • 経済・政治・国際
  • 統一教会と自民党
  • 考古学
  • 能登半島地震
  • 自然災害
  • 裏金・パーテイ券問題
  • 趣味
  • 遺伝子治療
  • 食料危機
  • 鳥インフルエンザ
  • 5G
  • lgbtq
  • mRNA
  • UFO・反重力

最近のトラックバック

« インドネシアの他の山でも大噴火の予兆! | トップページ | インドネシアの他の山でも大噴火の予兆か!その二 »

2010年11月18日 (木)

「平成の船中八策」を実現する市民の会、その194[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題③)」

今後の見通し(目標達成率:215%)
EU 委員会が策定した風力開発長期計画には、2003 年に1,000 万kW、2010 年4,000 万kWの開発目標が掲げられているが、開発実績はこの目標を大きく上回っている。2001 年にすでに2003 年の目標値1,000 万kW を750 万kW 以上も上回っている。長期計画の最終年である2010 年の4,000 万kW についても、専門家は、2006 年には達成されると見ており、2010 年に8,500 万kW と、目標の2 倍以上に到達すると想定している(図-1参照)。

図ー1 風力開発に関するEU 目標値との比較図(単位:MW)     EurObserv'ER 2002

       年      実績     EU目標値

      2001     17535         0

      2003     27760       10000

      2010     85000       40000

風力発電開発は、再生可能エネルギー開発分野における優等生であり、経済性においても石炭火力を上回り、ところによってはガス火力と匹敵するまでに成長している。

1-3 液体バイオ燃料
液体バイオ燃料は、2 種類の燃料に分かれる。その1つは、

エタノールといわれるもので、ETBE(ethyl-tertio-butyl-eter)

に改質されて、ガソリンエンジンの添加物として利用され
る。もう1 つは、バイオディーゼル燃料で、ディーゼルエンジン

の添加物に使われる。なお、ある種のエンジンは、純粋な

エタノールやバイオディーゼル燃料を直接使用すること
が出来るが、エンジンを変更することなく使用できる混合燃料

として利用するのが一般的であり、EU 各国も混合燃料の

規格を定めて普及を図っている。
1990 年代のはじめから、欧州における液体バイオ燃料生産

は一貫して増えてきている。ビート、コーン、大麦、小麦の発酵

によって生成されるエタノール生産は、1993 年に47,500
トンであったものが2000 年には191,000 トンと、4 倍にも

拡大している(表-2参照)。

表-2 EU加盟国におけるエタノール生産(単位:トン)
                                             EurObserv'ER / Ademe - 2001
                     年                   エタノール生産量
                    2000            191000
                    1999            110850
                    1998            117900
                    1997            103370
                    1996              80340
                    1995              57900
                    1994              58500
                    1993              47500

しかしながら、EU 加盟国のうち、液体バイオ燃料生産に

熱心な国は3カ国に過ぎない。その第1 の生産国はフランス

である。フランスは2000 年に91,000 トンを生産した。第2 の
生産国はスペインで、急速に生産高を上げてきている。

1999 年に操業を開始したスペインのカタジェナ生産設備は、

2000 年には大麦を主たる原料としてエタノール80,000 トンを
生産した。第3 の生産国は、スウェーデンであるが、

規模は格段に落ちる。2000 年時点で
20,000 トンの生産設備を試験的に稼動しており、翌年には、

40,000 トンの新規蒸留設備を建設、運転開始している。
菜種油などの油性植物から抽出されるバイオディーゼル

燃料についても、生産量の増加が注目される。1992 年に

55,000 トンであったものが2000 年には700,000 トンに拡大した。
このうち、フランスは、最大の生産国であり、一カ国で47%、

生産量で328,600 トンをEMHV(methyl ester from vegetable oil)

の形で生産している。ドイツが第2 位で246,000 トン、
その他、イタリア78,000 トン、オーストリア27,600 トン、

ベルギー20,000 トンのバイオディーゼル燃料をそれぞれ

生産している。

今後の見通し(目標達成率:70%)
現在までの生産増加傾向からみて、EU 委員会が設定した

液体バイオ燃料生産の2003 年目標値、480 万トンは達成

可能である。しかしながら、現在の増加率で経過すると、

2010 年目標値1700 万トンに対しては500 万トン程度不足

することになる。この結論は、増加傾向線からの判断で、

定量的な計算からの結論ではないが、ただ言えることは、

2010 年の目標値を達成するためには、2003 年に改めて

加盟国に、より一層の努力が求められるということである(図-2参照)。

    その195に続く                    以上

« インドネシアの他の山でも大噴火の予兆! | トップページ | インドネシアの他の山でも大噴火の予兆か!その二 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« インドネシアの他の山でも大噴火の予兆! | トップページ | インドネシアの他の山でも大噴火の予兆か!その二 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ