カテゴリー

  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マスコミ
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 経済・政治・国際
  • 自然災害

最近のトラックバック

« 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その197[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑥)」 | トップページ | 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その199[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑧)」 »

2010年11月22日 (月)

「平成の船中八策」を実現する市民の会、その198[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑦)」

1-6 太陽
地球は、太陽から膨大なエネルギーを受けているが、面積あたりのエネルギー密度が小さいため、工業規模で効率よく経済的に入手することが難しい。
そのため、太陽エネルギーは、小規模な温水用や暖房用の熱源としての利用が主なものであった。しかし最近では、半導体製造技術の進歩によりシリコン半導体の製造コストが低減してきていることから、半導体を利用した太陽光発電が普及しつつある。

1-6-1 太陽光発電(PV)
太陽光発電は、まだ規模は小さいが年々急速に拡大している。EU 加盟国全体の太陽光発電設備容量は、2000 年末において183.5MWp となり、対前年比43.6%の増加であった。このうち、ドイツが113.8MWp の設備を有し、加盟国全体の設備容量の62%を占めている。
ドイツにおけるこのような急速な開発は、ドイツの「再生可能エネルギー促進法」に依ると
ころが大きい。この法律は、電力系統に接続される350MWp 規模までの太陽光発電設備について、その発生電力を、0.5 ユーロ/kWh で買い上げるという大きな特典を与えている(表-6参照)


表-6 EU加盟国における太陽光発電設備容量(単位:MWp)
PVPS 2001, 17th EU PVSEC München 2001, EurObserv'ER 2001

        容量(1999年末)            容量(2000年末)
国名  送配電網 送配電網 合計 送配電網 送配電網  合計

           経由    非経由      経由    非経由
ドイツ      58.0  11.5   69.5   100.0   13.8   113.8
イタリア     7.6    10.9      18.5      7.9       11.1       19.0
オランダ         5.3    3.9       9.2       8.7         4.1      12.8
フランス        0.3   8.8    9.1       0.6       10.7       11.3
スペイン         2.1     7.0       9.1       4.0         7.0      11.0
オーストリア    2.3    1.4       3.7    *3.1       *1.9         5.0
スウェーデン   0.1     2.5      2.6        0.1        2.7         2.8
フィンランド     0.0     2.3       2.3        0.1        2.5        2.6
イギリス         0.7     0.4       1.1        1.5        0.4         1.9
デンマーク     0.9    0.2        1.1       1.3         0.2         1.5
ポルトガル     0.2    0.7       0.8        0.3         0.7         1.0
ギリシャ        0.2    0.6        0.8    *0.2       *0.7        *0.9
合計            77.8   50.0     127.8    127.7       55.8      183.5
*推計
イタリア政府は、約4,000 万ユーロの予算により、PV 設置費用に

対し7.7 ユーロ/Wの補助金を交付する(但し、総設備費用の75%

まで)という内容のPV 開発プログラムを、2001年3 月に施行している。
- 11 -
スペインでは、1998 年のロイヤルデグリーにより、5kWp 未満の

PV 設備からの発電電力については0.40 ユーロ/kWh、25MWp

までのPV 設備については0.20 ユーロ/kWh の価格で買い上げる

ことを電力会社に義務付けている。フランスでは、フランス本土に

おいては0.15 ユーロ/kWh、コスタリカ地方およびフランス海外県

においては0.30 ユーロ/kWh で、20 年間にわたって買い上げる

ことを保証している(2002 年3 月実施)。

今後の見通し(目標達成率:58%)
現在の成長率で推移すると、2003 年までに485MWp の太陽光

発電が設置されると推定される。しかしながら、この値は、欧州

委員会の“離陸のためのキャンペーン(Campaign forTake-Off)”

が終了する2003 年の目標値650MWp を下回っている。2010 年

の目標値を達成するためには、かなりの努力が必要である(図

-6参照)。PV 市場は、ドイツ1 カ国に大きく依存しすぎている

ため、見通しが困難で予測しがたい市場であるが、2003 年以降、

年率20%で成長するとしても2010 年に1,750MWp 程度であり、

目標3,000MWp をかなり下回る。一層の拡大策と、PV 用シリコン

製造業の育成等の施策が必要である。なお、EU 委員会の振興

策として、発展途上国の電化にPV 技術を活用する計画がある。

これは、離陸のためのキャンペーン計画に謳われているもので、

太陽光発電システムを用いて35 万戸の農村を電化しようとする

プロジェクトである。このプロジェクトが実行されると、350MWp の

PV システムが設置されることになる。

図-6 太陽光発電に関するEU目標値との比較(単位:MWp)
                                                            EurObserv'ER 2001
            年        実績           EU目標値

       2000       183.5               0

       2003        485              650

       2010       1738              3000

PV 市場は、ドイツ1 カ国に大きく依存しすぎているため、見通しが

困難で予測しがたい市場であるが、2003 年以降、年率20%で成長

するとしても2010 年に1,750MWp 程度であり、目標3,000MWp をか

なり下回る。一層の拡大策と、PV 用シリコン製造業の育成等の

施策が必要である。なお、EU 委員会の振興策として、発展途上国

の電化にPV 技術を活用する計画がある。これは、離陸のための

キャンペーン計画に謳われているもので、太陽光発電システムを

用いて35 万戸の農村を電化しようとするプロジェクトである。この

プロジェクトが実行されると、350MWp のPV システムが設置され

ることになる。

     その199に続く                   以上

« 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その197[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑥)」 | トップページ | 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その199[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑧)」 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1277943/37673342

この記事へのトラックバック一覧です: 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その198[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑦)」:

« 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その197[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑥)」 | トップページ | 「平成の船中八策」を実現する市民の会、その199[欧州連合における(再生可能エネルギー開発問題⑧)」 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ