鳥・魚の大量死は米国だけではなく、世界的に起きていました!
2011年01月06日
鳥と魚の大量死をめぐる報道より(3) 世界に拡大する大量死と磁場変動説。そしてコレキシットの幻影
(訳者注) 前記事は、
・米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(1)ニューマドリッド断層地震帯
・米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(2)聖書の記述より
となります。
米国で最初に報道された「鳥の大量死」ですが、昨年12月から世界中で発生していたことがわかってきています。米国の BBS には次々と各国の大量死報道のニュースソースが貼られ続けています。
現在あげられているいくつかのニュース先のリンクをあげておきます。この中には、鳥インフルエンザが原因で死んだと考えられる鳥なども含まれますので、原因は雑多、あるいは不明ということで、現象としての「世界中での大量死」ということになります。
それと、今回は、中国の地方新聞に書かれてあった鳥の墜落の原因についての「新しい見解」のひとつ(地球の磁場と磁極の変化)のことと、それと、私個人としてはこういうニュースの際にどうしても思い出してしまう、「2010年の夏に、ロシアの科学者が警告したコレキシットによる地球環境の壊滅的災害」についての資料を後半少しアップしてみます。
世界に広がる鳥と魚の大量死:中国、スウェーデン、チリ、米国、ブラジル etc
こちらが、2010年12月から昨日2011年01月05日までの鳥と魚、そして海洋哺乳類の大量死マップ。
animal_deaths_2011
● 鳥の大量死
● 魚の大量死
○ 海洋哺乳類
以下、主なニュースの見だしとリンクです。
チリ 2011.01.02
南米で空から大量の鳥が降ってくる
スウェーデン 2011.01.05
約50羽の鳥の死体が発見される
中国 2011.01.04
ワシを含む鳥が空から落ちてくる
南アフリカ 2010.09.27
ケープタウンで謎の鳥の死
イギリス 2011.01.02
アバーガベニーで大量の死んだ魚が見つかる
米国・ノースカロライナ州 2010.12.22
ペリカンの100羽以上の大量死体が発見される
米国・メリーランド州 2011.01.05
大規模な魚の大量死
韓国 2010.12.29
鳥インフルエンザのアヒルが発見される
--
他にもありますが、時間単位で次々と増えるので、ご興味あのある方は、米国のクリスチャン系の BBS「鳥と魚の大量死スレッド」などでチェックなさって下さい。
アメリカ国内だけなら、アーカンソーの鳥の墜落事件後、
ケンタッキー州
ルイジアナ州
アーカンソー州(再度)
テネシー州
ノースカロライナ州
アリゾナ州
などで発生しているようです。
もっとも、各州の野生動物局などによると、「この種の動物の大量死は珍しくない」という見解が主流です。
中国とインドのメディアの「磁極のシフトが原因」とする意見
上の一連の中の記事の中に中国語のものがあるのですが、この一連の鳥の原因と書いているわけではないにしても、関連項目として「地球と太陽の磁場の反転」というテーマにふれており、インドの新聞で「ポールシフトについて書かれていた」ことを取り上げています。その部分を訳しました。抜粋です。
chou4 快伝文章 2011年11月05日
渡り鳥が長い期間の間、磁場を感知できることには2つの主要なポイントがある。1つはくちばしで、鳥のくちばしの細胞は地球の磁場を感知することができる。くちばしは、脳と神経系を介してメッセージを渡す役割をなす。
もう1つは、光受容体細胞の中にある鳥の目で、この目は磁場を「見る」ことができ、この情報伝達の脳への別ルートは「Nクラスター」の光処理領域と呼ばれている。渡り鳥の眼の特定のタンパク質「クリプトクロム」は、光の刺激により地球の磁場の特殊な性質を認識することができるのだ。
一般的には、通常での磁場の変化の要素は非常に小さな影響だが、太陽活動と磁気嵐が密接に関連する現象として突然激しく発生することがある。これは、太陽黒点活動が激しく増加する中で多くの荷電粒子が排出される中で生産されるもので、そのエネルギーは水素爆弾10万個分にも相当する。これらは地球が形成する磁場に衝突するために劇的な磁気の変化を産み、磁気嵐を引き起こす。
その際、目に見える現象として、極地にはオーロラが現れる。
コンパスは揺れ、ふだんは聞こえない短波ラジオが突然聞こえることもある。
そして、磁場のナビゲーションに頼っている渡り鳥はコンパスを失う。
通常、磁場など自然の傘で地球とその生命は宇宙線や太陽からの荷電粒子の高エネルギーから守られている。それらの宇宙線や太陽からの粒子は、地球の生命に大変に有害なものが多い。
最近のインドの新聞では、これらの磁場の異変の原因は、地球と太陽の磁場と極性の変化と関係があるかもしれないとの報道がされた。
インドの新聞ハイデラバードによると、インドの研究者は、2012年までに地球と太陽の磁極が反転すると予想しているという。地球の磁場の反転は、地球の北極と南極の入れ替わりの状態(ポールシフト)が発生するということで、その中で地球は「磁場のない状態」を経験するのだという。
2010年にロシアの科学者が警告したこと
(訳者注) アメリカでの鳥の墜落をはじめとする今回の一連の出来事とは「関係がないこと」になりますが、私を含めて、人間は忘れやすいので記しておきたいと思います。
昨年2010年の4月に米国のメキシコ湾で近代史上最悪規模の原油流出事故が起きました。その際に様々な懸念が表明されていましたが、原油の流出が止まったとされている現在でも、「当時の懸念と少しも変わらない」ものがあります。変わらないばかりか、多分、今頃になって北半球全域に拡散され始めていると思うのですが、それが石油分解剤のコレキシット( Corexit )です。特に問題となったのは、そのうちのコレキシット 9500 と 9527 という製品で、2-ブトキシエタノールや有機スルホン酸塩、プロピレングリコールなどが含まれています。
そして、その頃、ロシアの天然資源環境省の科学者たちが、この BP の使用したコレキシットが「人類の歴史の中で最悪の環境災害を招く可能性がある」と警告を発しています。
2010年5月28日のイランのプレスTVからのものです。
Oil spill threatens 'total destruction'
Press TV 2010.05.28
油流出は「完全な破壊」をもたらす
ロシア天然資源環境省が、BP社の原油流出は、北米大陸の東半分のすべてを 「完全な破壊」 に導くだろうと発表した。
不吉なこのレポートは、メキシコ湾で起きている BP の原油流出とガス漏れから生じる差し迫った災害を警告している。欧州の連合タイムズは、「人類史の中で最悪の環境大災害と呼ぶにふさわしい」と報じた。
ロシアの科学者たちは、BP社がメキシコ湾での原油の流出の規模を隠すために、何百万ガロンもの化学石油分散薬の「コレキシット9500 ( Corexit 9500 ) 」を海洋に注入していると確信している。
専門家によると、 コレキシット9500は、原油そのものより4倍以上有毒な溶剤だという。この 2.61ppm のレベルの毒性を持つ溶剤が、メキシコ湾の暖水と混ざることによって、その分子が「相転移」すると科学者たちは考えている。
この転移は、液体をガス状に変える作用があり、ガス化した後には雲に吸収される場合がある。そこから、地上に「毒性を持つ雨」が放たれ、あらゆる生き物たちの生態系を滅ぼす「想像もつかないような環境の破滅的災害」を引き起こすかもしれない、とレポートにはある。
(訳者注) これはメキシコ湾を基点として見た世界の海流の流れの図です。
海流は、ひとつひとつに名前はついていますが、実際には「全地球の単一の循環システム」ですので、全部が巡り回っています。なので、時間はかかっても、いつかは世界を回るということになるようです。原油流出から8ヵ月程度が経ちましたが、コレキシットは今でも海洋の中を海流と共に漂い続けていると思います。海流が止まったところにはそのまま停滞するのかもしれませんが。
--
関連記事:
・すべての海流が死につつある(1) (2010年10月17日)
・すべての海流が死につつある(2) (2010年10月18日)
・米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(1)ニューマドリッド断層地震帯
・米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(2)聖書の記述より
となります。
米国で最初に報道された「鳥の大量死」ですが、昨年12月から世界中で発生していたことがわかってきています。米国の BBS には次々と各国の大量死報道のニュースソースが貼られ続けています。
現在あげられているいくつかのニュース先のリンクをあげておきます。この中には、鳥インフルエンザが原因で死んだと考えられる鳥なども含まれますので、原因は雑多、あるいは不明ということで、現象としての「世界中での大量死」ということになります。
それと、今回は、中国の地方新聞に書かれてあった鳥の墜落の原因についての「新しい見解」のひとつ(地球の磁場と磁極の変化)のことと、それと、私個人としてはこういうニュースの際にどうしても思い出してしまう、「2010年の夏に、ロシアの科学者が警告したコレキシットによる地球環境の壊滅的災害」についての資料を後半少しアップしてみます。
世界に広がる鳥と魚の大量死:中国、スウェーデン、チリ、米国、ブラジル etc
こちらが、2010年12月から昨日2011年01月05日までの鳥と魚、そして海洋哺乳類の大量死マップ。
animal_deaths_2011
● 鳥の大量死
● 魚の大量死
○ 海洋哺乳類
以下、主なニュースの見だしとリンクです。
チリ 2011.01.02
南米で空から大量の鳥が降ってくる
スウェーデン 2011.01.05
約50羽の鳥の死体が発見される
中国 2011.01.04
ワシを含む鳥が空から落ちてくる
南アフリカ 2010.09.27
ケープタウンで謎の鳥の死
イギリス 2011.01.02
アバーガベニーで大量の死んだ魚が見つかる
米国・ノースカロライナ州 2010.12.22
ペリカンの100羽以上の大量死体が発見される
米国・メリーランド州 2011.01.05
大規模な魚の大量死
韓国 2010.12.29
鳥インフルエンザのアヒルが発見される
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他にもありますが、時間単位で次々と増えるので、ご興味あのある方は、米国のクリスチャン系の BBS「鳥と魚の大量死スレッド」などでチェックなさって下さい。
アメリカ国内だけなら、アーカンソーの鳥の墜落事件後、
ケンタッキー州
ルイジアナ州
アーカンソー州(再度)
テネシー州
ノースカロライナ州
アリゾナ州
などで発生しているようです。
もっとも、各州の野生動物局などによると、「この種の動物の大量死は珍しくない」という見解が主流です。
中国とインドのメディアの「磁極のシフトが原因」とする意見
上の一連の中の記事の中に中国語のものがあるのですが、この一連の鳥の原因と書いているわけではないにしても、関連項目として「地球と太陽の磁場の反転」というテーマにふれており、インドの新聞で「ポールシフトについて書かれていた」ことを取り上げています。その部分を訳しました。抜粋です。
chou4 快伝文章 2011年11月05日
渡り鳥が長い期間の間、磁場を感知できることには2つの主要なポイントがある。1つはくちばしで、鳥のくちばしの細胞は地球の磁場を感知することができる。くちばしは、脳と神経系を介してメッセージを渡す役割をなす。
もう1つは、光受容体細胞の中にある鳥の目で、この目は磁場を「見る」ことができ、この情報伝達の脳への別ルートは「Nクラスター」の光処理領域と呼ばれている。渡り鳥の眼の特定のタンパク質「クリプトクロム」は、光の刺激により地球の磁場の特殊な性質を認識することができるのだ。
一般的には、通常での磁場の変化の要素は非常に小さな影響だが、太陽活動と磁気嵐が密接に関連する現象として突然激しく発生することがある。これは、太陽黒点活動が激しく増加する中で多くの荷電粒子が排出される中で生産されるもので、そのエネルギーは水素爆弾10万個分にも相当する。これらは地球が形成する磁場に衝突するために劇的な磁気の変化を産み、磁気嵐を引き起こす。
その際、目に見える現象として、極地にはオーロラが現れる。
コンパスは揺れ、ふだんは聞こえない短波ラジオが突然聞こえることもある。
そして、磁場のナビゲーションに頼っている渡り鳥はコンパスを失う。
通常、磁場など自然の傘で地球とその生命は宇宙線や太陽からの荷電粒子の高エネルギーから守られている。それらの宇宙線や太陽からの粒子は、地球の生命に大変に有害なものが多い。
最近のインドの新聞では、これらの磁場の異変の原因は、地球と太陽の磁場と極性の変化と関係があるかもしれないとの報道がされた。
インドの新聞ハイデラバードによると、インドの研究者は、2012年までに地球と太陽の磁極が反転すると予想しているという。地球の磁場の反転は、地球の北極と南極の入れ替わりの状態(ポールシフト)が発生するということで、その中で地球は「磁場のない状態」を経験するのだという。
2010年にロシアの科学者が警告したこと
(訳者注) アメリカでの鳥の墜落をはじめとする今回の一連の出来事とは「関係がないこと」になりますが、私を含めて、人間は忘れやすいので記しておきたいと思います。
昨年2010年の4月に米国のメキシコ湾で近代史上最悪規模の原油流出事故が起きました。その際に様々な懸念が表明されていましたが、原油の流出が止まったとされている現在でも、「当時の懸念と少しも変わらない」ものがあります。変わらないばかりか、多分、今頃になって北半球全域に拡散され始めていると思うのですが、それが石油分解剤のコレキシット( Corexit )です。特に問題となったのは、そのうちのコレキシット 9500 と 9527 という製品で、2-ブトキシエタノールや有機スルホン酸塩、プロピレングリコールなどが含まれています。
そして、その頃、ロシアの天然資源環境省の科学者たちが、この BP の使用したコレキシットが「人類の歴史の中で最悪の環境災害を招く可能性がある」と警告を発しています。
2010年5月28日のイランのプレスTVからのものです。
Oil spill threatens 'total destruction'
Press TV 2010.05.28
油流出は「完全な破壊」をもたらす
ロシア天然資源環境省が、BP社の原油流出は、北米大陸の東半分のすべてを 「完全な破壊」 に導くだろうと発表した。
不吉なこのレポートは、メキシコ湾で起きている BP の原油流出とガス漏れから生じる差し迫った災害を警告している。欧州の連合タイムズは、「人類史の中で最悪の環境大災害と呼ぶにふさわしい」と報じた。
ロシアの科学者たちは、BP社がメキシコ湾での原油の流出の規模を隠すために、何百万ガロンもの化学石油分散薬の「コレキシット9500 ( Corexit 9500 ) 」を海洋に注入していると確信している。
専門家によると、 コレキシット9500は、原油そのものより4倍以上有毒な溶剤だという。この 2.61ppm のレベルの毒性を持つ溶剤が、メキシコ湾の暖水と混ざることによって、その分子が「相転移」すると科学者たちは考えている。
この転移は、液体をガス状に変える作用があり、ガス化した後には雲に吸収される場合がある。そこから、地上に「毒性を持つ雨」が放たれ、あらゆる生き物たちの生態系を滅ぼす「想像もつかないような環境の破滅的災害」を引き起こすかもしれない、とレポートにはある。
(訳者注) これはメキシコ湾を基点として見た世界の海流の流れの図です。
海流は、ひとつひとつに名前はついていますが、実際には「全地球の単一の循環システム」ですので、全部が巡り回っています。なので、時間はかかっても、いつかは世界を回るということになるようです。原油流出から8ヵ月程度が経ちましたが、コレキシットは今でも海洋の中を海流と共に漂い続けていると思います。海流が止まったところにはそのまま停滞するのかもしれませんが。
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関連記事:
・すべての海流が死につつある(1) (2010年10月17日)
・すべての海流が死につつある(2) (2010年10月18日)
以上は「In Deep」さんからの引用です。
鳥・魚の大量死事件は米国だけでなく、世界的な事のようです。地球規模で異変が起きている訳です。原因に付いてはいろいろ説が出ていますがまだ確定されていません。小生は地球異変説を取りたいと思います。このほかにも異常な事件が次々に起きてくるものと思われます。人間は心より反省しつつこの事態の推移を見守るしか方法が無いようです。以上
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