セシウムの半減期は30年!
原発から40キロの土壌、高濃度セシウム 半減期30年
2011年3月23日12時22分
文部科学省は23日、福島第一原発から約40キロ離れた福島県飯舘村の土壌から、高濃度のセシウム137が検出されたと発表した。単純比較はできないが、国が定めた放射線管理区域の基準値の4倍に相当する。半減期が8日と短い、放射性ヨウ素の値も、約30倍の値だった。今後、土壌の入れ替えが必要になる可能性も出てきた。
同省によると、20日午後0時40分に飯舘村で採った土1キロあたりから、セシウムが16万3千ベクレル、ヨウ素が117万ベクレル検出された。19日午前11時40分に同じ場所から採った土と比べ、セシウムで約6倍、ヨウ素で約4倍高くなった。
このほか、約45キロ離れた川俣町で19日に採った土からセシウム8690ベクレル、ヨウ素8万5400ベクレル、約25キロ離れた南相馬市でもセシウム4040ベクレル、ヨウ素3万5800ベクレルを検出した。
ヨウ素の半減期は8日間と短いが、セシウム137は約30年間にわたる。長期間、土壌が汚染されることにより、人体や農作物などに影響が出る可能性がある。
放射線管理区域の基準値は1平方メートルあたり4万ベクレル。
原子力安全・保安院は23日未明の記者会見で、福島県内の高濃度に汚染された野菜が見つかったことに関連して、「セシウムは半減期が長く、場合によっては土壌を入れ替える作業も必要になるかもしれない」と発言した。
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以上は「Asahi .Com」から
今までも、普段から放射能の汚染は、各国の過去の原爆実験等からの放射能灰が降り注ぎ、また自然界からの放射能の影響もありましたが、今回は流石その濃度が極単に高く、各種野菜の出荷制限や、摂取制限となりました。
しかし、現地周辺に住む住人たちは実のところこれでは食べ物が無くなるということで、実際問題としては、殆んどそこでは住むことが出来ないのと同じことです。特に半減期の長いセシウムは30年と長期であるため、土壌を全て交換する必要があるそうですが、広大な土地であるために実現不可能に近いことです。
菅政権は凡そ実現できそうもないことを、いかにも出来そうな言い回しで、国民を騙し時間稼ぎをしていますが、もう既に現実に放射線汚染されつつあるのです。時間がたてば経つほど被害は深刻になるばかりです。
何時もいつも後手、後手で最悪の道を歩まされる国民は堪ったものではありません。早く適切な指示が出せる指導者に替える必要があります。以上
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