「平成の船中八策」を実現する市民の会、その304[欧州連合における(言語問題40)」
疑問形:
疑問文にはいつも疑問詞を用います。
kio | 何 |
kiel | どのように、どうやって |
kiam | いつ |
cxu | はい/いいえで答える疑問文に用いる。 |
否定形:
Ne | いいえ、~ではない |
否定する語の直前にNeが置かれる。
Mi ne estas juna | 私は若くない。 |
エスペラント語は、他の言語ほど語順に厳しくありません。例えば、
他の言語では語順によって疑問文かどうかがわかりますが、エス
ペラント語の場合、疑問詞のある文が疑問文です。
訳:
Li estas knabo. | 彼は男の子だ。 |
Cxu li estas knabo? | 彼は男の子か。 |
動詞は人称や単数/複数によって活用しません。
アルファベット
残念ながら、エスペラント語にも一つだけ面倒なところがあります。
アルファベットです。エスペラント語のアルファベットの中には、文字
の上に曲折アクセント記号のついた文字が6つあります。しかし、
このような文字は、フランス語の ç, ê, é, è や、ドイツ語の ü や
スペイン語 ñ のといったように、ほかの多くの言語でも見られること
です。
A, B, C, Ĉ, D, E, F, G, Ĝ, H, Ĥ, I, J, Ĵ, K, L, M, N, O, P, R, S, Ŝ, T, U,
Ŭ, V, Z.
a b c ĉ d e f g ĝ h ĥ i j ĵ k l m n o p r s ŝ t u ŭ v z.
エスペラント語では、 q, w, x, y は使いません。
しかし私は、これらの曲折アクセント記号のついた文字の使用に
ついて、あまり賛成ではありません。コンピュータでエスペラント語
を打つのに、これらの文字があるせいで、キーボードを新たに用意
しなければいけなくなり、面倒だからです。誰もが自分のキーボード
に慣れてしまっているはずです。個人的には、一般のキーボードで
文字が入力できない言語を世界の共通語として採用するわけには
いかないと思っています。インターネットなどでは、例えば、「いす」
いう意味のエスペラント語“seĝo”を“segxo”とつづり、 g の上に ^
という記号をつける代わりに、 g のあとに x を置くという方法で代
用している人もかなり多くみられます。
エスペラント語のアルファベットには、 x という文字が用いられてい
ません。そこで、この x という文字を、曲折アクセント記号 ^ の代
わりに使い、エスペラント語のアルファベットをコンピュータで処理
しようというわけです。一部の人は x の代わりに h を使っています
が、エスペラント語をアルファベット順にコンピュータで整理すると、
h では x のようにうまくいかないのです。
この方法を使うと、アルファベットは次のように表記されます。
a b c cx d e f g gx h hx i j jx k l m n o p r s sx t u ux v z,
x:発音マーク(発音が異なることを示す)
その305に続く 以上
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