「平成の船中八策」を実現する市民の会、その312[欧州連合における(言語問題48)」
ノルマン・コンクエスト
かなりの割合で、英語はラテン語やフランス語に由来しています。
この背景には、イギリスが1066年にウィリアム公によって征服された
こと、そしてフランス語を話すノルマン人が領地を治めたことがあります。
ノルマン人は、書き言葉として、もっぱらラテン語とフランス語を使用
していました。このことにより、イギリスでは何世紀にもわたって、
フランス語が金持ちや権力者の言葉とみなされてきました。
科学のどの分野においても、核となる用語にラテン語の姿が残って
います。新しく専門用語をつくるときは、大体の場合が科学者の母語
ではなく、ラテン語かギリシャ語を基にして作られます。例えば、
digital, television, channel, diet, calorie, buss, computer などがそうです。
エスペラント語はラテン語から生じた言語であり、大変簡単に学べる
言葉なのです。
終わりに
私は、単に同じ国の人同士だけではなく、あらゆる人の間のコミュニ
ケーションが図られることの大切さを確信しています。残念ながら、
私にはこの文章で伝えたかったメッセージを、もっと世界に広く伝えて
まわるだけのお金がありません。でも、もしみなさんが私の考えに
共感してくださるのなら、友達や、新聞社、政治家、著名人に手紙を
送り、私に代わって、このメッセージを広く伝えてください。手紙が
無理なら、ほかのどんな方法でも構いません。エスペラント語を支えて
くださる一般の方々の支持を得るために、みなさんにも、
このメッセージを伝えるお手伝いをしていただきたいのです。私たちが
住む世界の将来は、私たちの肩にかかっているのです。
私の考えに共感できない人々は、どう考えているのでしょうか。言葉の
壁で隔てられた世界、コミュニケーション問題が続く世界、国際理解に
乏しい世界、画一的な文化しか存在しないような世界が、これからも
続いていいのでしょうか。しかし、こんな世界は誰の得にもならないのです。
今こそ、行動を起こすときです。今、意見を戦わせなければなりません。
『自分にできることはあまりにちっぽけだといって、何もしないことは、
最大の間違いである。』エドモンド・バーク(Edmund Burke)、政治家、
哲学家
アンドリュー・ジャクソン(Andrew Jackson)の言葉、
“One man with courage makes a majority.”
をいつも心に留めておいてください。
“Those who lack courage will always find a philosophy to justify it.”
アルベール・カミュ(Abert Camus)
出典:
- Forsman, Lars, Information om Esperanto, Al-fab-eto, Skövde, Sverige 1996
- Gustafsson, Karl Gustaf, Planspråket som överlevde, Al-fab-et-o 1994.
- Janson, Tore, Latin, Kulturen, historien, språket, Wahlström & Widstrand 2002.
- Melander, Björn, Slå vakt om svenska språket även inom v. Läkartidningen nr 26,, 2002.
- Nyman, Hans, Inlägg i Läkartidningen nr 43, 1999.
- スティーブン・ピンカー Pinker, Steven, 『言語を生み出す本能』The Language Instinct, Penguin Books, 1994.
- Strönne, Jan, 100 år med Esperanto, 1987, utgiven av Svenska Esperantoförbundet.
- ヤン・スヴァルトヴィック Svartvik, Jan, Engelska – öspråk, världsspråk, trendspråk. Norstedts 1999.
リンク:
- その他の言語:
- http://www.esperanto.net/
- http://www.cursodeesperanto.com.br/en/index.html
- www.esperanto.se/dok/pragmanifestet.html
- UEA, Universala Esperanto-Asocio: http://www.uea.org/index_5.html
- http://www.webcom.com/~donh/esperanto.html
- 英語:
- About learning different languages: http://www.micheloud.com/FXM/LA/la/index.htm
- Esperanto League for North America Inc: http://www.esperanto-usa.org/
- Canadian Esperanto Association: http://www.esperanto.ca/kea/index_a.htm
- Claude Piron about Language Problems: http://www.geocities.com/c_piron/index.html
- http://members.aol.com/sylvanz/gvcont.htm
- Esperantic Studies Foundation: http://esperantic.org/
- http://www.webcom.com/~donh/efaq.html
- http://esperantic.org
- http://esperantic.org/ced/eda.htm
- http://esperantic.org/ced/eurlan.htm
- http://donh.best.vwh.net/Esperanto/EBook/chap10.html
今回の勉強会はこれで一端終了します。
今後は新たにホームページ「平成の船中八策を実現する市民の会」を立ち上げて
引き続きこの運動を盛り上げて行きたいと思いますので、ブログの読者の皆様方
には今後とも宜しくお願い申し上げます。
「平成の船中八策を実現する市民の会」
http://use-one-world.jimdo.com
「銀河系宇宙人のブログ」=こちらは、引き続き「地球大異変」を中心に掲載予定
http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/
以上
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