東大、量子テレポーテーションに成功!
東大、シュレーディンガー猫状態光パルスの量子テレポーテーションに成功
2011/04/16
量子力学においてシュレーディンガーの猫とEPRのパラドックスは最も有名なパラドクスに位置している。シュレーディンガーの猫は、人間が直接見ることのできる巨視的なもの(=猫が重ね合わせの状態になるのか)、というパラドックス。一方のEPRのパラドックスは、量子もつれ状態にある2つの量子対は、空間的に離れていても片方の測定の影響がもう片方に及ぶのか、というもの。量子力学では1つの量子で1つの物理量のみ正確に決めることができ、2つの量子では2つの物理量を正確に決めることができる。2つの量子が量子もつれ状態にあるということは、2つの量子にまたがった物理量(例えば2つの量子の位置の差)が2つ決まっている状況であり、それは量子力学に反することはないが、片方の測定の影響がもう片方に及ぶことになる。
これらのパラドックスは20世紀初頭の量子力学黎明期においては頭の中で行う思考実験だったが、21世紀の現在の技術を用いることで、テーブルトップで同時に検証できるようになり、その具体的な形として今回研究グループは、シュレーディンガー猫状態光パルスの量子テレポーテーションを成功させた。
シュレーディンガーの猫は、生きた猫と死んだ猫の重ね合わせの状態であり、観測すると生きた猫か死んだ猫のどちらかになるというもの。今回の実験では、これを位相が反転した光の波動の重ね合わせとして実現した。また、量子テレポーテーションでは、量子もつれ状態にある2つの光ビームを生成し、片方への測定がもう片方へ及ぶことを用いて、シュレーディンガーの猫状態にある光パルスを伝送した。これは、重ね合わせの状態を保って伝送に成功したことを意味しているという。
« 原発の事実隠蔽は、後日の悲劇になる! | トップページ | 3.11テロリストと結託した、菅直人のレベル7の疑惑! »
「宇宙自然科学」カテゴリの記事
- 銀河系は歪んでいた! 2400の星をプロットした最新3Dマップで判明/BUSINESS INSIDER JAPAN・msnニュース(2025.03.01)
- 【火星・都市】Mars・驚愕スクープ・目を疑う火星の光景・火星に植物が生い茂る地帯発見(2024.12.11)
- 微生物が存在する証拠となる「大量の硫黄」が火星で発見される。そこから知る、硫黄をめぐる「微生物、植物と人間の驚くべき関係性」(2024.11.09)
- 話題騒然・火星で海洋生物の化石発見?何これ画像公開(2023.12.09)
- Google Moon・驚愕スクープ・月のクレーターから立ち昇る謎の噴煙発見・何これ?(2023.11.23)
« 原発の事実隠蔽は、後日の悲劇になる! | トップページ | 3.11テロリストと結託した、菅直人のレベル7の疑惑! »


コメント