日本、今後の30年はどうなる その①
日本 今後の30年はどうなる
【特集】東日本大震災
福島原発の放射性物質漏えい事故が長引き、放射性物質が日に日に拡散するに伴い、日本の「孤島化」がますます進みつつある。
まず、電力不足により、自動車・電子産業のサプライチェーンが寸断した。第二に、放射性物質汚染により、日本の農産物輸出が打撃を受けた。そして第三に、日本滞在中の外国人や日本人が核の恐怖に耐えかねて日本を離れ、安全な住居を探す可能性がある。このような兆候は早くから見られていた。放射性物質が漏えいしたばかりのころ、各国は被害が深刻だった被災地から自国民を緊急退避させた。最新の情報では、東京ではすでに25カ国の大使館が臨時閉館している。中国経済時報が伝えた。
福島原発の最終的な運命がどうであれ、日本は、人類は、もう二度とあのころに戻ることはできない。かつてのエネルギー体制に戻ることはできないし、原子力エネルギーに対する安全感を取り戻すこともできないだろう。さらには、人々がパニックに陥って日本から撤退し、日本はこれまでの「失われた20年」だけでなく、今後の30年、ひいてはもっと長い時間を失うことになるかもしれない。
ある人は「今回の災害は、日本経済に全面的に打撃を与えることはなく、むしろ中長期的に見れば、良い転機になるかもしれない」との見方を示す。日本は歴史的にその国民性でもって、これまでも災害の危機を復興のチャンスとしてきたからだ。GDPの世界ランキングで3位に転落したばかりの日本が、中長期的な経済構造の転換と公共財政間のバランスを通じ、明治維新、戦後の復興に次ぐ3度目の経済的奇跡を起こすことができるかどうかは、注目に値するところだ。
以上は「人民日報・日本語版」より
隣の中国の識者の見方です。一つの見方として参考にしたいと思います。他国は日本の現状をどう見ているのかが分ります。日本がこの災難を災い転じて福となす事が出来るどうかが問われています。日本人一人ひとりはこれからは世界に旅立つことになりそうな転機です。日本の消滅のスタートとなるものと思います。日本人を卒業して地球人として生きてゆかねばならぬ運命となりました。 以上
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