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2011年4月29日 (金)

保安院「冷温停止できない場合、日本は終り」との見解

保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解

最近,原発報道も沈静化し,ネット規制や言論統制も行われているようですので,今,原発がどういう状況にあるのかこれまで以上に不透明になってきています。

そこでもう原発は安全になったのかと思い,保安院に電話をして尋ねました。

以下保安院の回答。

・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。
・それができると信じている。
・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。
もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。
・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。
・その理由は,冷温停止できると信じているから。
・以上が保安院の公式見解である。


こんな感じです。質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました。

「日本は終わり」という言葉が保安院から出たのには正直,驚きました。

私たちが想像するよりも福島第一原発の状況は悪いようです。



この内容は録音をしています。
ネットで公開することについても許可を得ました。
できるだけ早急に公表します。時間ができたら……。

嘘だろうという方は,経産省や保安院に電話をして同じ質問をしてみてください。

http://www.meti.go.jp/

経産省 03-3501-1511

この記事は,引用・転載をご自由にしてください。


<補足>
爆発しないという保証はないが,爆発しないと考えているので(希望をもっているので)爆発をする前にその危険性を国民に知らせる義務はないと言われました。

皆さん,よく考えてくださいね。

水素爆発をした時だって,爆発してから公表したのですよ。

こんな国が水蒸気爆発や再臨界の事前発表をしてくれると思いますか?

これは犯罪です。国民全員が被ばくするのを知って公表していない。

そして国民が被ばくしたときに誰が賠償金を出すのか?それは私たち国民自身です。税金で支払うのだから。

被害者が被害者を救えると思いますか?また,できるとしてもそれは妥当ですか?

目を覚ますべきです。

冷温停止は希望的観測であって,実現可能性があるかないかとは別問題です。

爆発するかどうかはわかりませんが,かなり危ない綱渡りをしているようなものです。

手が疲れて力尽きてしまったらそのまま奈落の底へまっさかさまに落ちるだけの崖っぷちにぶら下がっているようなものです。

今はまだ落ちていないだけです。

もし爆発をせずに冷温停止がされたとしても,日本が(地球が)こんな危ない状態にあったことを多くの人に知ってもらいたい。

こういう事実を隠ぺいしていてはダメなのです。

<以下の記事を補足します。思うまま書きますので,乱文ですみません。4/27>

上記記事についてたくさんのコメントをいただきました。

ありがとうございました。

この記事へのリンクが張れないということを初めてお聞きしました。

自分のツイッターで試してみましたが,正常にできました。

2ちゃんねるだけでしょうか?

この記事に書いた内容は確かに衝撃的です。私もショックですよ。

特に福島県の方には「じゃあ,どうしろというんだ?」と言われるのも無理からぬことだと思います。

私は誰かにこうしてくださいとは言えません。それは個人の自由だからです。

首都圏の人が放射能の危険を言葉に出すことでさえ,「福島の人に失礼だ」と言われるのです。

でも,福島の人が一番危険なんですよ。

そして福島だけではなく,もし保安院の言うとおりだとすれば,日本中が本当に危険なのかもしれません。

チェルノブイリ事故の3倍以上の危険があると指摘されているので,当然と言えば当然なのですが。


そんなことを思い,自分の危険を感じつつもこうして記事にしました。

このブログも閉鎖されるのかなー。もし,そうなったら言論統制の証拠ですから,ぜひ覚えておいてくださいね。

さて,皆さんの質問にあるように,担当者の名前ですが,意地でも教えてくれませんでした。

しつこく尋ねたら,電話を勝手に切られたので,結局わかりません。

電話録音を公表する時のコツも教えていただき,ありがとうございました。

しかし,担当者が誰かは問題ではないと思います。

法律論抜きにして,保安院の職員が述べたことは,保安院の発言として考えるのが普通だと思いませんか?

もちろん,従業員が業務中に職務上行ったことはその会社の責任になることから考えても当然でしょう。

たぶん,この記事を書いている間にも次々とコメントが書きこまれていて,「なんで回答しない?」などと言われるのでしょうけれど,そんなに一度にいくつもの作業をできませんから,順番でお願いします。

それから,繰り返しますが,この記事の目的は,少しでも多くの人に現実に起きていることを知っていただき,選択の機会と時間を設けることです。

どうするか,は個人の自由です。
大阪の人が避難するのも自由だし,福島の人が避難しないのも自由でしょう。

チェルノブイリ事故の時だって,避難せずに生活している人はいますから。

でもそれは,真実を知った上で自分の意思で選択した結果ならば誰も文句を言うことではないと思っています。

では今の日本はどうでしょうか?

言われるまでもなく知っていたという方は本当に一部のようです。

その他多くの人は福島原発はもう沈静化したのだと思っていたのではないでしょうか?

テレビで騒がなければもう安心と思っている人が多いのだと思います。

本当に日本が終わるかどうかはわかりません。
もしかして電話に出た人の私見だったとしても,国民からかかってきた電話において「日本は終わり」発言をしただけでなく,それをわかっていて公表しないのは,重大な人権侵害だと思いました。
なぜなら,国民には「知る権利」があるからです。

知る権利
http://www.norio-de.com/kenpou/jinken03/hyougen02.html

しかし海も土も空気も汚染され,その後どうするのだろうというように考えると,放射能の問題を発端にして,国が破産するという意味だったのかもしれません。

直接放射能の汚染で終わっても,二次的な被害によって終わっても,どちらにしても原発は国を滅亡させる危険なものだということがよくわかりました。

<再追加>

先ほどの追加記事を投稿した後, YOU TUBEアップの方法は調べました。

しかし皆さんのコメントを読んで,本日(27日)に再度保安院へ電話をして,「日本は終わり」といった言葉の意味や冷温停止できなかった場合のことを再度確認し,それとともに公表しようと思いました。

その理由は,繰り返しになりますが,この記事が単に保安院が「日本は終わり」と言ったということを知らせる目的ではなく,危険性を国民に知らせていないことを知ってもらうことだからです。

不安を煽るなという意見については,心中をお察しします。
それまで危険だと思っていなかった人にとっては,本当にご立腹される記事かもしれません。
しかし,原発というのは,こういうものなんです。
原発の存在そのものがとても不安なものなのです。

飛行機に乗っていて危ないかというようなコメントを書いた方がいましたが,「飛行機が墜落したら死亡する可能性が高い」ことを知らなかった人がいたとしたら重大な問題だということなのですよ。
あなたみたいに今の原発が危険な状態にあると知っている人ばかりではないのです。
この記事のコメントのように,本当に知らなかった人がたくさんいるのです。

ということで,今日はおしまいにします。

以上は「小川洋子氏」のブログより

全く頼りにならない人物がこういうポストに付いているものだと、呆れかえります。だから今度の事故も必然的に起きるべくして起きたという完全に人災です。

日本人の質がかなり落ちた証拠です。これらの連中に日本人の命が左右されるとは恐るべき危険な状態であるわけです。最もそれを決める政治家のトップの菅内閣では、仕方無いのかも知れません。こんな内閣を選んだのも国民ですから、自業自得ということです。国民一人ひとり良く反省する時です。以上

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