「チャイナ・シンドローム」が現実に!
(転載開始)
◆1号機内で4000ミリ・シーベルト
読売新聞 6月4日(土)12時0分配信
東京電力は4日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋1階南東部の床を貫通する気体輸送用の配管周辺の隙間から湯気が上がっているのを、調査に入った米国製ロボット「パックボット」で確認、撮影したと発表した。
湯気が立ち上っている周辺の放射線量は、最高で毎時4000ミリ・シーベルトで、3月11日の事故発生後に測定された中では、最も高い数値だった。
3分余りで作業員の被曝(ひばく)限度である250ミリ・シーベルトを超え、15分間続けて作業すると、吐き気など急性放射線障害の自覚症状が出るレベルだ。
1号機では、格納容器から汚染水の漏出が続いている。
東電では、格納容器の下部にある「圧力抑制室」付近から漏れ出した、約50度の汚染水から湯気が発生、1階に噴き出していると見ており、「今後、継続して監視する」と話している。
(転載終了)
これは、まさしく映画「チャイナ・シンドローム」の世界である。
今回の震災後になって特に「チャイナ・シンドローム」という言葉を耳にすることが多くなったが、同映画は原発事故の恐怖を描いたものであり、同タイトルは「原発事故にて『メルトダウン』が起きて核の融解物が地中に滲みれば、アメリカの裏側の中国まで達する」ということを意味するものである。
即ち、メルトダウンを起こした核溶融物は、非常に高温ゆえ、コンクリートの床や地殻をも溶かして地下深く沈降を続けるということである。
上記記事にて、東電が「格納容器の下部にある圧力抑制室付近から漏れ出した汚染水から湯気が発生」とコメントしているが、その意味する所は、今、福島第1原発の1号機で、まさに映画「チャイナ・シンドローム」の世界が現実に起きているということであろう。
つまり、漏れ出した核溶融物が床に落下し、コンクリートを溶かしながら沈降しているのである。
今後、これが映画のように、地球儀上で日本の裏側にあたるアルゼンチンまで達するかというとそんなことは起きない。
実際には、地下に入るといずれ水脈にぶち当たり、「水蒸気爆発」を起こすであろう。
このことが何を意味するかは、もはや説明不要であろう。
福島原発の地下深くで「水蒸気爆発」が起きれば、トンでもないことになろう。
既にメルトダウンしているのは1号機だけではなく、2・3号機も同様である。
つまり、このまま事態が収束しなければ、今後、少なくとも3度の「地下核爆発」が生じる可能性も否定できない状況ということである。
ここ最近、政局等により、何気(なにげ)にやり過ごされている感のある福島第1原発事故であるが、どうやら新たなステージ・フェーズに入りつつあるようである。
今後も福島第1原発から目が離せない状況が続くであろう。
皆さんも「思考停止」することなく、よくよく注視していただきた。
以上は「神風カムイ」より
2ヶ月以上も経てから実は、メルトダウンを起こしていましたと発表したのは、東電と、原子力安全保安院で菅内閣はそ知らぬそぶりです。全くの無責任でペテン師の菅直人らしい政策です。これ程酷い内閣を擁護してきたのは、マスコミで特に朝日新聞の報道姿勢は歴史的にも酷い報道でした。将来の歴史家の研究材料にはもってこいの材料だと思われます。どうしてこれ程までに報道が捻じ曲げられてきたかは研究する価値がありそうです。社会のあり方と新聞報道の存在意義が問われています。今のままですと自然消滅に向うのは避けられない運命でしょう。誰も新聞を読みたくなくなります。 以上
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