福島原発はメルトアウトか!非常事態?
7月8日 メルトアウトに関する小出裕章氏のコメント(現代ビジネス)
2011年7月8日、現代ビジネスの記事「メルトアウト「核燃料」地下水直撃の恐怖! メルトスルーを超える最悪の事態 東電はこの可能性を隠していないか! 」に、小出裕章氏の発言が掲載されていました。コメント欄にてZEPHYRさまより教えていただきました。
小出氏の発言が掲載されているのは現代ビジネスの記事「メルトアウト「核燃料」地下水直撃の恐怖! メルトスルーを超える最悪の事態 東電はこの可能性を隠していないか! 」2ページ目です。
以下、小出裕章氏のコメントを含む箇所を転載
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6月7日に公開した国際原子力機関(IAEA)への報告書で、政府は1~3号機で「溶融貫通」している可能性を認めた。これは、炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が、原子炉圧力容器を突き抜け、さらに外側の格納容器にまで流れ落ちてしまう「メルトスルー」という状態だ(右の図参照)。
だが「福島第一はもっと絶望的な状況にある」と指摘するのは、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教である。
「溶けた核燃料であるウランの塊=溶融体が、格納容器の底をも破り、原子炉建屋地下のコンクリートを溶かして地面にめり込んでいるのではないかと考えています。核燃料の炉心部分は、2800℃を超えないと溶けません(現在の温度は高い放射線量のため測定不能)。溶融体の重量は100tにもなります。圧力容器や格納容器の鉄鋼は1500℃程度で溶けてしまいますから、溶融体は原子炉建屋地下の床に落ちているはずです。その一部は地下の床を浸食し、一部は汚染水に流され周囲の壁を溶かしているでしょう」
これは核燃料が原子炉建屋の外部に直接漏れ出て、周囲に超高濃度の放射性物質を撒き散らす「メルトアウト」と呼ばれる最悪の状態だ。小出氏が続ける。
「もし溶融体が地下水を直撃していれば、いくら循環冷却しても放射性物質の拡散は防ぐことはできません。地下水の流れを止めない限り、周囲の海は汚染され続けるのです。汚染を防ぐためには、原子炉建屋の地下の四方に遮蔽壁を作るしかないでしょう。溶融体や汚染された土壌と、地下水の接触を断つのです。
以上は「小出裕章氏」の非公式まとめより
東電が真相を言わないので、判らないのですが、小出助教授の言われるとおりの事が万一起きていれば、それは大変な事です。それこそ、関東(含む東京)東北地方には人が住めなく恐れが出て来ます。そればかりは御免蒙ることと皆さん全員お思いのことと思われます。2020年の日本の将来の地図を米軍が作ったようですが、その地図によれば、関東・東北地方は立ち入り禁止地域となり、日本は北は北海道と、西は名古屋から西の日本の二つに別れ、新首都は岡山に作られるとしています。こんな悪夢が現実になりそうな雲行きであります。こんなことに成ってしまったのも、バチアタリ菅内閣が続いているからで有ります。これを許してきた国民も責任の一端があります。しかし現実がそうなってしまってからでは、誰が悪いと言っている暇はありません。自分の命の保証も無いので何とかしなくてはいけなくなります。 以上
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3.11同時多発人工地震テロ 著者:リチャード・コシミズ
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