福島県放射能汚染区分マップの作成
福島県放射能汚染区分マップの作成
2011年8末に文部科学省から放射線量等分布マップが発表されました。 土壌汚染、放射線量が統一した手法、理念で測定されました。 今後の放射能対策の基本となるデータだと思います。 このデータを元に、三ヶ月ぶりに、福島の汚染について考えてみました。 汚染の程度、経緯により福島県を4つの地域に分けてみました。 | |
①福島県放射能汚染区分マップの作成 ●浜通り 福島第一原発に近く警戒区域、緊急時避難準備区域、計画的避難区域を含む。 後ろに阿武隈山地、前は太平洋に面しています。最も汚染の激しい所です。 ●中通り1 奥羽山脈と阿武隈山地に挟まれた地形である。 2011/3/15に放射能雲が原発→飯舘村→福島市→郡山市と流れ汚染された地域です。 ●中通り2 原発からの放射性雲は阿武隈山地に遮られてこの地域には流れ込みませんでした。 一方、福島市から南下した放射性雲は新幹線沿いに流れたために影響を受けませんでした。 ●会津 福島市から会津若松市へ薄い放射性雲が拡散しましが、影響は少なく、県内で最も汚染の少ない地域です。 現在、食品の産地が福島としか表示されていないスーパーが多いように見受けられます。 福島県については上記の区分を表示して欲しいものです。そうすれば、中通り2と会津の食品はためらうこと無く買うことができるでしょう。 | |
福島県放射能汚染区分マップ | 放射性物質の飛散経路 放射能雲の流れを理解することが出来ます。 |
セシウム137の土壌濃度マップ | 土壌採取地点における線量測定マップ |
⑤データの入手先 | |
●資料第7-1-1号:文部科学省による放射線量等分布マップ_放射性セシウムの土壌濃度マップ)の作成について | |
●文部科学省による放射線量等分布マップ(線量測定マップ)の作成について(平成23年8月2日) |
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