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2011年10月28日 (金)

ユーロ破綻は加盟国17カ国の同時破綻と同じ、決して許されない事態

2011年8月28日日曜日

ユーロ破綻は加盟国17カ国の同時破綻と同じ。決して許されない事態

今、私たちがギリシャの2年物国債を買ったら、43%の利息がもらえる。単純に考えれば、100万円でギリシャ国債を買ったら満期になると143万円になる。ただし、国がそれまでに存在していれば……。

ギリシャは破綻寸前で、国庫は空っぽで、一度支援してもらったがまったく問題を解決できなかったので、さらに第2次支援を受ける予定でいる国だ。その額は1100億ユーロ(約12兆円)である。

メルケル首相の辞任の噂まで出るようになった

ギリシャは国家破綻(デフォルト)していないものの、すでに死んでいるのは誰でも知っていて、誰もお金を貸そうとしない。だから、43%の利息を払ってでも金を集めなければならない状況になってしまっている。

こんな国に第2次支援をしたいと言っても周辺国の国民も「なぜ我々の稼いだ金をギリシャにくれてやらなければならないのか」という国民感情もある。

ユーロ存続のためにはそうするしかないという建前があったとしても、国民としては「そんな国はユーロから追い出してしまえ」という感情のほうが強い。

それをなだめすかしてユーロを守り、支援しようとするのがドイツのメルケル首相でありフランスのサルコジ大統領の姿でもあった。

しかし、もうそのユーロ防衛も限界に来ているのは、それぞれの支持基盤からも反発が出ていることからも分かる。

ドイツではこのギリシャ第2次支援に対して、独連邦銀行(ドイツ中央銀行)が2011年8月22日に公然と批判した。

メルケル首相の支持基盤キリスト教民主同盟もまた「支援策に反対する」との声を上げた。

また名誉職の立場にあるドイツ大統領までもが「このギリシャ第2次支援は長く続けられない」と言い出す事態になっている。

これらの批判や、支援策自体の流動化に伴ってメルケル首相はロシア行きをキャンセルせざるを得ないところまで追い込まれている。

あげくの果てに、なんと9月には辞任するのではないかという噂まで立ちのぼるようになった。

ユーロをめぐる不協和音

メルケル首相の支持率は落ちており、「彼女にはユーロ危機を解決する能力がない」と国民にも見放されつつある。一方のサルコジ大統領も同じような状況だ。

「ジスカールデスタンやミッテラン元大統領と違って、サルコジ大統領は性急でせわしなく、強力な指導力が発揮できていない」

このように批評したのはブルームバーグの報道だった。

また、フランス国民も80%以上の国民が、サルコジがユーロ問題を解決できるとは思えないと考えている統計結果まで出ているという。

ユーロ内も亀裂が広がっており、フィンランドは「融資するなら絶対に担保がなければ嫌だ」と裏でギリシャと合意を取り、「1カ国だけ担保が保証されるとはどういうことだ」とオランダが激怒する事態へとなっている。

担保とは何だったのか。それは現金だ。ギリシャのほうは「土地や不動産だけは担保にできない。それは領土主権の脅威だ」といっている。

ということは、つまりみんなでギリシャに金を貸したら、その金の一部がフィンランドに流れるという話になる。

これではオランダが激怒するのも無理もない。みんなで一緒にギリシャに金を貸して、フィンランドだけが担保が取れるのであれば、他の国は全員馬鹿を見ることになる。

しかし、フィンランドはそれを絶対的条件だと譲る気配はない。

ギリシャ第2次支援が決まったのが2011年7月だったが、ユーロはそれで一息ついたはずだった。その支援策が頓挫するのであれば、ギリシャ破綻からユーロ崩壊までの道筋が見えてくる。

これを持って、各付け会社のムーディーズは、ギリシャが国家破綻(デフォルト)する可能性が非常に高まったとコメントした。

逃げている国際投資家

つまり、もはやユーロは助かるよりも助からない方向に動き始めたということである。これは世界中の国際投資家が考えていることだ。

今、猛烈な勢いで投資家がユーロ圏内から逃げ出していて、それは8月からのユーロ圏の株式市場を見ても分かる。

また、銀行株についてはほとんど全世界の銀行株から資金が抜け始めている。

ヨーロッパだけに限っても、ドイツ銀行、UBS銀行、ING銀行、ロイズ銀行、とヨーロッパを代表するすべての銀行株はほぼ「暴落」「壊滅」と言ってもいい。

リーマン・ショックを見ても分かるとおり、金融市場が崩壊していくときは、金融セクターが先に逝くのである。どんどん景気が良くなるのであれば、金融セクターには金が回って株価にも反映されていく。

そうでないのであれば、金融セクターは縮小していく経済に合わせて自らも小さくならなければ生きていけないのである。

今、金融セクターでは猛烈な首切りと株価下落に見舞われているが、これが意味するのは、「リセッション」だ。

リーマン・ショックに並ぶ、どん底のリセッションがやって来ると国際的な投資家は判断しており、それがゆえに資金の回収を急いでいる。巨大なリセッションのことを「大恐慌」と言う。

支援に失敗したら突如としてユーロ瓦解

世界中の銀行株の下落、ユーロ危機、投資家の現物逃避。そして世界各国の政情不安。いつでも起こり得る暴動。

破滅的な事態がやってくるかどうかの瀬戸際に世界は立たされていて、ユーロ問題も深刻な「世界破滅」のトリガーのひとつになりつつある。

ユーロ危機はもう解決できないので、あとはどこまで先延ばしできるかにかかっている。先延ばししても、どんどん足元が崩れていくので、深刻な問題が次々と起こってくるだろう。

ギリシャ第2次支援の行方を占うのは9月である。支援に失敗したら突如としてユーロ瓦解という「終わり」がやってくる。

何とか支援に成功しても、あとにはスペインもポルトガルもイタリアも控えているので、真綿で首を締められるように死んでいく。

それでも危機が先延ばしできるのであれば、全力で先延ばしするしかない。

ユーロの破綻とは、ユーロ加盟国17カ国が同時破綻するのと同じだ。これはヨーロッパが死ぬのと同じである。こんな事態が認められるわけがない。



〓 この話題について、参考になる書籍・メディア
人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか
グローバル経済を学ぶ
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フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか
ハーバードの「世界を動かす授業」
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世界財閥マップ—グローバル経済を動かすパワー総覧
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金融権力—グローバル経済とリスク・ビジネス
最新・経済地理学 グローバル経済と地域の優位性
つながりすぎたグローバル経済
世界経済の歴史 -グローバル経済史入門
以上は「DARKNESS OF ASIA」より
ユーロ破綻は必ず回避されるものと思われます。欧州連合は歴史的試行の大実験です。是非成功させねばなりません。今の欧州連合の欠点は政治と経済が一体ではありません。欧州連合が一国のような政治経済一体とならねば上手く行きません。当面試行錯誤の繰り返しが行なわれるものと思われます。                    以上

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