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2011年11月に作成された記事

2011年11月30日 (水)

「東アジア近現代史」中日韓が共同編集

「東アジアの近現代史」中日韓が共同編集 一部学校で試用

 

 中国人権発展基金会の林伯承副理事長兼秘書長は27日、中国、日本、韓国3カ国共同で編集・出版した「東アジア3国の近現代史」がすでに中日韓の一部の学校で試用されていると明らかにした。

 日本・中国・韓国による年に1度の「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムが同日午後、北京で閉幕した。林代表は同フォーラムの主催者として総括を行い、「同フォーラムはこの10年間、『東アジア3国の近現代史』を中日韓共同で編集・出版し、一部の学校で試用するなど多くの成果をあげ、政府と民間の有識者の歴史認識、未来の啓発、協力・交流、友好増進の重要な場となってきた。10年後には同フォーラムの発言がアジア及び世界に影響を与える重要な会議の場になっていると期待する」と述べた。

 林代表によると、フォーラムの東アジアの歴史と平和における共通認識には、フォーラムの趣旨と理念に対する認識のほか、日本のアジア侵略、南京大虐殺、慰安婦などの問題に対する認識、さらに日本の侵略行為など歴史問題への探求、日本の政治要人の靖国神社参拝など現実的問題への意見の相違、「一国史観」や「東アジア史観」に対する研究、「アジア史観」や「世界史観」に対する模索などが含まれ、一致に近い認識を得ている。

 歴史認識と東アジアの平和フォーラムは中日韓の学者と民間人が2002年から開催、東アジア3カ国の近現代史と現実問題に関する話し合いを通じて、3カ国の民間の歴史と現実問題における相互理解・意思疎通を促進し、東アジアの平和を守る共通認識に達することを目的としている。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月29日

以上は「中国網日本語版」より

共通の歴史教科書は、欧州連合では実施済みですが、やっとアジアでもその動きが出てきました。これは歴史の流れです。主権国家を超えて各国とも共生して生きる方向です。次の世の中を運営する子供たちより教育する必要があります。各国にそのような人材が育てば過去の歴史に区切りをつけて前向きな政治が行なえるようになります。期待したいところです。                                 以上

平成の船中八策」を実現する市民の会も既に発足しています。

太陽系が荒れている:土星と天王星でスーパーストーム

2011年11月20日


太陽系が荒れている: 土星と天王星でスーパーストーム

(訳者注) どうにも、相変わらず体調が戻らなくて、熱が下がってはまたすぐ出るような感じです。

しかし、思い返すと、私の人生では実は、「今の状態がデフォルト」ともいえまして、とにかく感染菌に弱い。生まれた頃から「人生の大部分は何らかの感染症にかかっていた」というような感じがあるんです。

生まれた頃から、十代、二十代、三十代とそんな感じで、四十代になって、ちょっとよくなったのかなあと思いましたが、どうも同じですね。二十代の頃なんて演劇とかイベントのほぼ全部の記憶が「熱出しながらやっていた」という思い出ですし。

一般的には、人間の体は下の図のようにいろいろ頑張るのです。

meneki.gif

Health クリニックより。


これが多分、私の場合、生まれつき下のようになっている。

meneki.png


あらためて、「細胞レベルでの欠陥」という概念を感じます


で、自分の体調なんかを考えている時に、「宇宙のほうはどうなってる?」と見てみると、こちらも結構荒れています。太陽そのものも「やや病気」という感じがありますが、その惑星たちもいろいろ。



現在穏やかではない太陽系

以前、太陽系内で起きているいろいろなこと (2011年07月08日)という記事でも、その時期に土星で巨大な嵐が吹き荒れているということが報じられました。下の写真はその時のもの。




今回も土星で巨大なスーパーストームが観測されたことが報道されました。

それと、ニュースになるのは珍しい太陽系の惑星ですが、天王星でも、何か巨大な現象が観測されていて、「嵐ではないか」と推測されているそうですが、どういう現象なのかよくわかっていません。

ふたつの報道をご紹介します。
まずは、「天王星での不思議な現象」のほうを米国ABCニュースより。

Uranus: Mysterious White Spot May Be Storm; Amateurs Invited on Facebook to Observe
ABC ニュース(米国) 2011.11.02

天王星の奇妙な白い点は嵐かもしれない

フェイスブックでアマチュア天文家たちに観測を呼びかける科学チーム。


uranus-2011-11.jpg


天王星で何か奇妙なことが起きている。

太陽から 28億キロメートル離れた場所にある天王星の青い表面に「白い点」が現れた。専門家たちは、多分、それは「メタンの嵐」などの、何か地球上での気象では、とても想像もつかないような現象なのだろうと言う。

この一連の写真は、現在、「アウター・プラネット・ウォッチ」という組織によってまとめられていて、彼らは、フェイスブック上で世界中のアマチュア天文家たちに、天王星の観測を呼びかけている。

この天王星の嵐は、現れてから3日から5日間で消えることが多い。






続いて、土星。
こちらはずっと続いているようです。



Think the weather here is bad? Storm on Saturn lasts 200 days - breaking a record set in 1903
Daily Mail (英国) 2011.11.18

土星のこの200日間の悪天候は1903年以来の記録となっている


sut-storm-11.jpg


今年の土星の北部の悪天候は記録的だ。

NASA の土星探査機カッシーニから送信された写真では、この200日間のあいだ、土星は継続的なスーパーストームに見舞われている。これは 1903年に観測された5ヶ月間に渡るストームの記録を塗り替えるものだ。


土星は、木星と同様その大部分が水素とヘリウムで構成されている。
大きさは地球の約 755倍だ。

土星の高層大気での風の速度は、赤道付近で、秒速 480メートルに達する。これと比較すると、地球で最も強いハリケーンの風速が秒速 18メートルで、土星の嵐の桁外れの猛威がおわかりかと思う。

NASA のカッシーニは、2004年以降、土星の軌道上から、土星や他の惑星、そして土星の衛星、リングと磁気圏を探査し続けている。

2009年7月までにカッシーニが地球に送信した写真は 20万枚以上に達する。





(訳者注)

下の写真は、2010年12月から今年8月までの木星の写真の推移です。

sat-2010-2011.jpg
以上は「In DEEP」より
異変は地球だけではなく、太陽系惑星群全体に及んでいます。いよいよ太陽系惑星群が銀河系宇宙の渦の波に突入する寸前になってきた模様です。本格的に突入するのは来年の2012年の予定ですからもうまもなくの事です。ますます荒れてくるのは間違いない事です。                                   以上
2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

著者:ローレンス E.ジョセフ
販売元:日本放送出版協会
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悪魔を憐れむ歌!

悪魔を憐れむ歌II 
3.11以降、この国のイデオロギーは官僚統制主義から国家社会主義、つまりナチズムへと変遷しました。国は諸々の賠償や医療保障を忌避し、人命よりも体制と既得権益の優先を政策方針として打ち出したわけです。数十万児童の内部被曝が顕在化しながらも是認され、放射性物質を含む飲料水と食品の摂取が励行されています。

首都圏からわずか200キロにある三つの原子炉が破損し、核燃料は溶出状態にあり、これをガラス固化する技術などなく、完全なお手上げ状態であり、事実が宣布されたなら国家秩序は完全に崩壊するわけです。経済被害と健康被害の割引現在価値は天文学的額に達し、これが官民一体必死の情報統制とプロパガンダの背景事情となります。

都市圏の土地・不動産は僅か10%毀損されるだけで100兆円を喪失するわけですが、放射性物質が検出された物件など資産価値はゼロどころか、解体、撤去、除染費用によりマイナスが生じます。土地資本制度の上に存立する日本にとって、都市部の汚染進捗はすなわち経済の死を意味するわです。最悪のシナリオとして、このまま都市圏の汚染が顕在化すれば、担保、与信、株式、全ての信用システムが連鎖して機能不全となり経済は崩壊します。

私企業にすぎない新聞社が、NIE(News Paper in Education)という名目をもって教育現場に介入しています。共同通信の配信を教材とし、放射性物質が沈着したグランドで練習に励む高校球児を称揚し賛美するなど、国威発揚と洗脳教育が復古しているわけです。また、汚染された牛乳や給食を忌避する学童らが、非同調的であると糾弾される信じ難い事例が報告されています。自己犠牲と服従の精神は、紛れもなく「強制的同一性」というナチズムの根幹的理念に他なりません。

公権力、マスコミ、公共教育による腐敗癒着のイベント「ふくしま総文」が開催されました。文化庁主導のもと1万2千人の高校生を動員しましたが、原発はいまだ収束どころか核燃料が溶出状態にあり、即死レベルの放射線を放散しています。県内各所は高濃度の汚染地域が点在し、会場である福島市ではプルトニウムより毒性の高いアメリシウム241が検出されていました。つまり、この国は原発の安全性流布というプロパガンダのため、1万2千人もの若者を作為的に被曝させたわけです。

中央官庁は医師免許を有する技官が情報を収集し、その結果7月より厚生労働省の職員を疎開させているわけですから、詳細な汚染の進捗状況を掌握しています。主催者に名を連ねる福島県、教育委員会、協賛である朝日新聞、全員が共謀者なわけですが、健康被害が顕在化した後も、責任所在は曖昧模糊とされ、誰一人として咎を背負うことがないでしょう。しかも、殺戮者たちは秋篠宮佳子内親王を招聘し、この国の高貴な血を犯し、汚すことすら厭わなかったわけです。軽薄なスローガンが流布され、無思考が励行される中、衆愚はすでに発狂から亡国のフェーズに達しつつあります。

この国の報道は3.11以降、全てがフィクションと化しています。統治論理は歪な「パレートの法則」に他なりません。ネットを駆使し能動的に情報収集する国民はせいぜい20%以下、新聞やテレビ報道など旧媒体により教唆できるB層が80%以上ですから、後者のセグメントを抑制しておけば体制は維持できるという判断です。既得権益が全てに優先され、生命を慮る人道性が介在する余地はありません。いまだこの国において報道の無謬性は信仰的であり、圧政者は常に国民の知性を冒涜しています。

カタストロフは黙示録的フェーズに入ったのかもしれません。200キロ離れた都市圏在住者からも放射性物質が検出されました。旧ソ連の基準からすれば、関東、東北の放射性濃度は、とっくに移住権が認められ、疎開へ向けての移動費、住居費、生活費が付与されるレベルに達しています。スリーマイル島の軽微な事故においてすら、周辺地域では癌や白血病、先天性異常児の出産が多発したのですから、その数百万倍規模の福島原発事故がどれだけの惨禍をもたらすのか、未来は想像すら憚れるほどにデーモニッシュです。

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「大本神諭」に見る世の終りのシナリオーその④

第3章  「大本神諭」に見る世の終わりのシナリオ

 予言の目的は身魂磨きを促すことにある


 『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)の内容を紹介してきました。「大本」という団体について、あるいは出口ナオや出口王仁三郎という人物について、ある程度のご理解をいただけたことと思います。
 とくに「予言者」としての出口王仁三郎は、時の政府を震撼させるほどの影響力を持つ人物だったのですが、その言動には普通の感覚では理解できない部分がたくさんあります。王仁三郎は、予言者として未来を予知する能力以外にも、天眼通、天耳通、自他心通などといったさまざまな霊能を身につけていたと言われています。今日でいう“超能力者”だったのです。その霊能のレベルの高さは、弘法大師の名で親しまれている空海をも凌ぐものがあったと思われるほどです。
 それでは、ここで「何のために予言はなされるのか」ということについての私の考えをご披露したいと思います。ちょっとした謎解きになりますが、どうぞおつきあいください。

 出口王仁三郎は、「太平洋戦争は中国との泥沼戦争の延長線上に起こる」ことや「アメリカのB29による日本の本土爆撃がある」ことを、すでに大正6年ごろに予言していたとされています。つまり、「日本がアメリカと戦争をして負ける」ことを早くから知っていたということです。
 では、王仁三郎にそのような“未来ビジョン”を見せた神さまの目的は何だったのでしょうか。日本と日本国民が悲惨な戦争に巻き込まれないようにすることが目的であれば、予言のさせ方(未来ビジョンの見せ方)によって、それを回避させることは可能だったはずです。
 しかしながら、王仁三郎の予言を見ますと、日本の戦争回避が目的だったとは考えられません。なぜ戦争を回避させなかったのでしょうか。一つは、王仁三郎が未来ビジョンを見た段階では既にその未来は確定していて、予言の神様といえどもその内容を変えることはできなかったと考えることができます。
 もし王仁三郎の予言によって日本政府が中国との泥沼戦争を避ける政策をとっていたならば、その後の太平洋戦争に突入することは避けられますので、予言がはずれることになったはずです。つまり「予言することによって、その予言がはずれる」ということになります。
 こうなると、もはや「予言」ではなく「忠告」というべきでしょう。そして、太平洋戦争で亡くなることになっている数百万人の日本国民の肉体生命を守ることが予言(忠告)の目的ということになります。
 残念ながら、王仁三郎の予言は忠告としての役割は果たしませんでした。王仁三郎ほどの予言者であれば、予言を次々に当てて政府や国民を信用させ、日本が戦争に突入することを阻止することができたはずなのに、そのような努力をした形跡がまったく見られないのです。いったい王仁三郎の予言の目的はどこにあったのでしょうか――。

 ここで私の結論を申しあげましょう。
 出口ナオが「お筆先」によって日清戦争、日露戦争を予言し、また王仁三郎が、太平洋戦争の勃発とその後の日本の惨状について次々と予言をしたのは、ひとえにこれから起こる「世の立て替え・立て直し」を信じさせるためであった、ということです。さらに、王仁三郎の場合は、世の立て替え・立て直しのために、「型示し」としての「大本弾圧」を誘導することが必要だったというわけです。
 つまり、大本の目的(使命)は、「人類(とりわけ日本民族)に終末の到来を告げ、それに備えをさせることにある」ということです。太平洋戦争を回避させることよりも、日本人の一人ひとりに終末(世の立て替え・立て直し)に備えての「身魂磨き」の大切さを伝えることを重視しているのです。
 神さまのおっしゃること(予言)が次々に当たれば、人々は『大本神諭』や『伊都能売神諭』としてまとめられている「終末予言」に関心を持ち、その処方するところを信じると思われるからです。「大本」のナオや王仁三郎に予言を降ろされた神さまの目的は、「人民を一人でも多く救いたいから」ということです。つまり、今のままでは“救われない魂”がたくさんあるということの警告でもあるのです。
  少し整理をしておきますと――

(1) 世の立て替え・立て直しは避けられない。(それは「ミロクの世」へと移るために必要
   なプロセスである)
(2) しかし、今のままでは人民の多くは「ミロクの世」に進むことができない。だから、特に
   世界のひな型となっている日本に住む人民が率先して「身魂みがき」をしなければな
   らない。
(3) そのことを早くから(明治25年から)出口ナオを通じて伝えているが、人民はなかな
   か信じない。
(4) このままだと圧倒的多数の人民は救われない(=ミロクの世に進めない)可能性が高
   い。それでは可哀想だから、信じるようにいろいろと(予言などで)教えている。


 ――ということになります。いかがでしょうか。

 そうしますと、出口王仁三郎が意図的に誘導したと思われる「大本の第二次弾圧」は、世の立て替え・立て直しをスムーズに進めるうえで必要な「型示し」だったと考えられます。霊界では、大本で起こったことは日本で起こり、日本で起こったことは世界に波及する――というひな型ができあがっているからです。そのために、王仁三郎は敢えて「大本弾圧」という終末の「立て替え(破壊)」を演出したものと見られます。その大本の「型」に呼応するかのように、日本は太平洋戦争で悲惨な敗戦を体験することになるのです。
 出口王仁三郎は、太平洋戦争を回避させるどころか、逆にそのことによって日本が壊滅的な打撃を受けることの「ひな型」を演出したことになります。つまり、今日の世界が混迷から脱出するには「世の立て替え・立て直し」が不可欠であることから、そのための道筋づくりとして「大本弾圧」→「日本の敗戦」の「型」を実行したと見られるのです。そして、次はいよいよ「世界」の番ということになります。

 ここで「ひな型」について触れておきます。「大本」にも「日本」にも「本(もと)」という文字が含まれていますが、「日本」の由来は「日の本」つまり「霊(ひ)の本」から来たと言われているのです。日本の地形が世界のひな型になっていることも出口王仁三郎が明らかにしたものです。物理的地形と同様、霊界においても世界のひな型として機能していると言われています。ですから「日本が乱れると世界が乱れる」ことに気づいている霊能力者は王仁三郎の他にもいるのです。
 その日本のさらなるひな型として、「艮(うしとら)の金神」の復活を告げる「大本」が誕生し、終末の「型示し」を完了したということになります。出口ナオや出口王仁三郎を通じて「大本」に降ろされた予言の伝える内容は一貫していて、「世の立て替え・立て直しの時節がきた。この世は新(さら)つ世に変えてしまうから、人民は身魂を磨いてそれに備えよ」というものです。

 神の国の到来を預言する言葉

 この世の終わりと神の国の到来を告げる表現は、新約聖書の中にも随所に見られます。

 時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」(マルコによる福音書)

 「神の国」とは次元上昇した新しい世界(五次元?)を意味しています。クリスチャンの間では、「天国(あの世)」のことと解釈している人もいるよですが、「あの世が近づく」というのはどう考えてもおかしいのです。

 御国が来ますように。みこころが天に行なわれる通り、地にも行なわれますように」(マタイによる福音書)

 この「御国」も次元上昇した新しい世界を意味する言葉と思われます。「天」は霊界(四次元以上)のことですが、霊界では既に大掃除が行なわれ、神の国に移行する準備が終わっているということでしょう。その霊界で行なわれた大掃除と同じことが、この地上世界でも行なわれますように、という祈りの言葉です。
 この世で起こることはまず霊界にその原型が作られることになっていることを表しています。この宇宙では、まず高次元の世界で起こったことが徐々に移写されてきて、最終的に、最も波動の粗い物質次元に現れてくると言われています。ですから、この祈りの言葉は、まず天で行なわれた神の計らいが、地にもその通りに行なわれることを願う言葉なのです。
 次は出口ナオに降ろされた「大本神諭」の内容です。新約聖書と同じく「世の終わり」と「新しい世界の到来」を告げています。

 「三千世界、一度に開く梅の花。

艮の金神

うしとらのこんじん

の世になりたぞよ。梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。日本は神道、神が構わな行けぬ国であるぞよ。外国は

獣類

けもの

の世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣の世になりておるぞよ。これでは国は立ちてはいかんから、神が表に現れて、三千世界の立て替え立て直しを致すぞよ。用意をなされよ。この世はさっぱり

新つ世

さらつよ

に替えてしまうぞよ
」(大本神諭・天の巻)


 「一念三千」という言葉がありますように、「三千世界」は「念」すなわち心の世界です。「三千」は「すべて」という意味で、霊界や幽界も含むすべての次元ということを表しています。
 要するに、今回の立て直しはこの三次元の物質世界だけのことではないということです。「新つ世に替える」という言葉からも、物質次元の地球が一新されることがわかります。そして、この地球を一新する理由として、私たちが先進的な文明として採り入れてきた西洋文明に問題があるからだとハッキリ述べられています。「強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国」と、今日の資本主義社会(お金で治める社会)の問題点が指摘されているのです。私たちは、これからそのような「お金中心」の生き方をしてきたことの反省を迫られることになるものと思われます。

 次元上昇を阻止しようとしている勢力がある

7.やっかいなことに地球の次元上昇を阻止しようとする勢力がこの地上に存在していて、それは今日の世界の政治や経済を陰から操作している見られる。しかも、その陰の勢力の頂点には異次元の存在(宇宙人的存在)が君臨しているとか。

 「世の終わりのシナリオ」の7番目は、いわば「サタンのシナリオ」の立役者たちのことを表しています。ここで「地球の次元アップを阻止しようとする勢力」と表現していますのは、「陰の超国家権力」のことを指しています。「イルミナティ」「フリーメーソン」「300人委員会」「ビルダーバーグ倶楽部」「円卓会議」‥‥などなど、その全体像はとてつもなく巨大で、しかも奥の院に至っては全くの霧の中となっています。それぞれの組織や機関に関わっている人物も、上部の組織や機関がどうなっているかは知らされていないのです。
 そのようにして秘密が厳しく守られているため、世界の政治や経済に関してかなりの知識を有する人でも、「陰謀などあるはずがない」と断言する人があります。
 では、かつてケネディというアメリカの現職の大統領が、テレビが中継している中で白昼堂々と射殺されたのに、その犯人が捕まらなかったのはなぜでしょうか。あとを継いだジョンソン大統領の指示によってできたウォーレン委員会が真相究明の調査を行なったのに、その調査内容が2039年まで明らかにされないことになったのはなぜでしょうか。アメリカ国民の誰もがその真相を知りたがっているのに、いまだに大統領も議会もそれができないのはなぜでしょうか。疑問に思うことはまだまだいくらでもあるはずです。
 「陰謀がない」というよりも、「陰謀は見えないので確かめる術(すべ)がない」と言うべきでしょう。
 ここでは「異次元の存在(悪魔的存在)が君臨している」という内容について簡単に触れておきます。「簡単に」としましたのは、異次元の世界のことなので、証拠もなく、あまりわからないからです。ただ、フリーメーソンの上位階級の入会式では、イニシエーションと呼ばれる不思議な儀式が執り行なわれると伝えられていますし、ロスチャイルドなどイルミナティの頂点にいると思われる人物たちは、常々霊媒を通じて霊的存在と交信しているとも言われています。憶測にしてはかなり具体的な情報が流れていますので、全く根も葉もないことではないのでしょう。
  実は、「大本神諭」や「日月神示」の中には、霊界におけるそのような「悪神」の動きがはっきり述べられているのです。また新約聖書の中にも、イエスの言葉として同じ意味の記述が見られます。
  そもそも今回の終末といわれる現象は、そのような悪神のはびこる世界を立て替えて(破壊)、善ひとすじの世界に立て直す(建設)という意味があるのです。悪神にコントロールされている「陰の超国家権力」の頂点にいるグループは、日本が特別な霊的意味を持つ国である(世界のひな型である)ことを知り尽くしているため、その日本を(日本国民を)堕落させ、国の魂を劣化させようと、さまざまな攻撃を仕掛けているものと思われます。
  その一つが、株などのマネーゲームに狂奔するように国民を誘導したり、真面目に働いても極貧に甘んじなければならない層を大量に生み出す政策を実行するように政府中枢に働きかけて、「国民の気持ちがお金に支配される社会」を定着させるといった内容です。「大本神諭」にも「日月神示」にも、日本がそのような拝金主義の社会になることを強く戒める記述があります。
 さらに、戦後の食の西欧化により生活習慣病と称される病気の蔓延や、若者たちの「キレる」現象、さらには異常な殺人事件の多発に見られる社会不安の醸成なども、すべては「霊的に澄み切った日本」を徹底的に破壊し尽くそうという異次元における計画が実行に移された結果だと見ています。
 このことは、「大本神諭」や「日月神示」などの予言の中に、一種の警告として繰り返し述べられています。その中から、この終末の時代にもっともぴったりとくる警世の一文をご紹介したいと思います。
 先ほど、「大本→日本→世界」というひな型構造について説明しましたが、まさに、いまこそ日本に住む私たち一人ひとりが、地球のため、世界人類の進化のために特別の使命を負わされていることを自覚し、自らを律すべき時であることがわかります。もはや、株などに狂わされて拝金主義の片棒を担いでいる時間はないのです。
  以下は『大本神諭・天の巻』(平凡社)の抜粋です。(仮名遣いは、一部現代仮名遣いに改めました)

■大正5年旧11月8日
 大本の神の教えの通りのまことの修行のできておる身魂は、らくに神界の御用が勤まるなれど、修行のできておらん身魂は辛くなるから、まことの神の道は、修行しただけのことよりできはいたさんぞよ。世に落ちておりた身魂は、どんな辛い修行もいたしておるから、「さあここ」というところでは、ビクともせずにらくに御用が勤まるぞよ。
  世に出ておりて、今まで結構に暮らして来た上流の守護神よ、一時も早く改心なされよ。もう世が迫りてきたから、横向く間もないぞよ。
  これからは悪の霊の利かん時節が回りてきたから、今までのような

優勝劣敗

つよいものがち

の世の持ち方は神が赦さんぞよ。今までは神はどんな辛抱もいたして、この世のくるを待ちておりたぞよ。
  日本は慾な人民の多い国、外国は学の世であるから、どんなことでもいたすぞよ。日本の人民は神の国に生まれながら、神をおよそにし、

利己主義

われよし

の強欲ばかりを考えて、金のことになりたら、一家親類は愚か親兄弟とでも公事
(=訴訟)をいたすむごたらしい身魂になりきりておるぞよ。これでは神国の人民とは申されんぞよ。
  日本は神の初発にこしらえた国、本の

祖国

おやぐに

であるから、世界中を守護する役目であるぞよ。世界の難儀を助けてやらねば、神国の役目が済まんから、日本の国の人民を一番先に神心に巻き直して、外国人まで一人も残らず神心に戻してやらねば、日本の神と人民の役が済まんので、天の大神様へ日々艮の金神がお詫びをいたして、世の立て替えを延ばしてもろうて、世間に一人でも多く日本魂にいたしたさに、神は昼夜の気苦労をいたしておるから、日本神国の人民なら、ちとは神の心も推量いたして、身魂を磨いて世界の御用に立ちてくだされよ。
  もう世が迫りて来て、絶体絶命であるから、どうする間もないぞよ。神は急ぐぞよ。日本の人民が早く改心をいたしてくださらんと、世界中の難渋が激しくなりて、何もかも総損ないとなるぞよ。
  日本の国に神が仕組んだ世界の誠を、外国は何も知らずに、日本の国を我が物にいたそうとして、えらい企みは奥が浅うて狭いから、ここまで九分九厘は面白いほどトントン拍子に来たなれど、天の時節がまいりて、悪神の世の年の明きとなりて、悪の輪止まりで、向こうの国には死にものぐるいをいたしておるなれど、どこからも仲裁に入ることもできず、見殺しで、神なら助けねばならんけれど、余り我が強すぎて、どうしようもないぞよ。

                       ――『大本神諭・天の巻』(平凡社)


 ここでも「修行のできていない人間はこれからは辛いことになる」と警告されています。身魂磨きの必要性を強く訴えているのです。その点では、むしろ「世に落ちておりた身魂」すなわち、この世では下積みの不遇な暮らしを強いられている人ほど、「どんな辛い修行もいたしておるから」、終末の土壇場では「ビクともせずに」神様の御用が勤まるということです。
 ここでも、今日の日本人が、神を適当に扱い、利己主義(我善し)の強欲ばかりを考えていること、お金のことになったら親兄弟とでも争うような醜い魂になっていることを嘆いています。
 また、日本は世界の祖国(=ひな型の国)であり、世界中を守護する役目があることが述べられています。そして「世界のひな型の国・日本」を手に入れようする勢力があって、これまでは面白いほどトントン拍子に来たということです。今日の日本社会と日本人の堕落した姿を見ますと、この指摘の正しさが理解できます。
 しかしながら、いよいよ「天の時節」が訪れましたので「悪神の世」は終わりとなり、悪神の仕組んだことは土壇場で覆されることになるのです。
 ここにご紹介した内容は、「大本神諭」の中では繰り返し、繰り返し述べられています。それだけ重要な意味を持っているということで、ぜひ肝に銘じていただきたいと思います。
以上は「2012年のカルマの法則」より

2011年11月29日 (火)

ロシア軍艦がNATO攻撃阻止のためにシリア領海に進入


シリア領海に進入したロシア軍艦

◆11月19日

 リビアのカダフィ政権を倒したのはNATO勢力であり、そのNATOの次の標的としてシリアが上げられるが、このNATOのシリア攻略を阻止せんと、ロシア軍艦がシリア領海に入ってきた。

 既にこのブログでは、「このシリアに軍事基地を持つロシアがそれに対して黙ってみているとも思えない」と6月21日号の「シリアの不安定化と中東拡大戦争(その2)」などで指摘してきたが、その通りの展開となっている。

 このように中東地域で「政権交替」作戦を次々と推進しようとする欧米側の動きは、それと対抗するロシアをこの地域に軍事的に介入させるまでになってきていることを見ても非常に危険な動きとなっている。

 これにトルコの動きが絡まり、勿論イランが絡まってくることで、再び中東は緊張する時期に入るが、同時的に進んでいるのが、ヨーロッパの財政・金融問題であり、アメリカ中に起きている格差反対デモの活発化運動である。

 このような人間たちの欲の皮の突っ張りあいの活動を尻目に、大自然が不気味な動きを開始している。今年の3月11日の東日本大震災を皮切りに、大きな被害を出す地震や洪水、旱魃、そして最近数週間に渡って太陽黒点数が100以上を記録する日が続いており、11月9日には208個の黒点が観測された。

 今年から来年に掛けてこの太陽黒点数が異常なほど増加していく。肉眼でもその黒さを認識できるくらいになった場合の太陽電磁波は強烈なものとなるだろう。多くの電子機器の作動に狂いが生じてくることになる。また電気信号で動く人間の心臓も多大な影響を受けるようになる。

 人間は戦争などをしている場合ではなくなるのだ。
 
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●ロシア軍艦がNATO攻撃阻止のためシリア領海に進入http://www.propagandamatrix.com/articles/november2011/181111_russian_warships.htm
【11月19日 By Paul Joseph Watson】

 ロシア軍艦が「人道的介入」の口実でのNATOによるシリア攻撃阻止のため、シリア領海に進入した。

 「ロシア軍艦は、シリア領海に到達するだろう、とシリア通信社が17日語った。これは、ロシアはシリア国内騒乱に対し、いかなる外国の介入をも阻止するという明確な欧米側に対するメッセージを示す動きである」とイスラエルのハアレツ紙は伝えている。

 ロシアは最近、シリア保護のための動きを強化している。セルゲイ・ラブロフ外相は、シリアのバシャール・アル・アサド大統領はデモ隊に血の弾圧をしているとする欧米勢力の非難に対抗し、同国の騒乱は断固として内乱であるとしている。 

 「人道的介入」とされたリビアにおける攻撃で見たように、NATO勢力はアサド大統領の攻撃を悪逆非道な仕打ちであると喧伝しているが、反対派の似たような攻撃、例えば今週起きたシリア空軍情報部施設に対する攻撃で20人の保安部隊員を死傷させた攻撃などには目をつぶっている。

 アメリカ国務省のマーク・トナー・スポークスマンは、シリアは内乱状況にある、というロシアの見解を否定し、「アサド政権は無垢なデモ隊に対し暴力、恐喝、抑圧のキャンペーンを推進している、と考えている」と語った。

 勿論、NATOが支援するアルカイダ反乱者がリビアで戦闘機を指揮しグレネード・ランチャーを使用していたのさえ、「無垢なデモ隊」による行動だと我々は告げられていたように、似たようなレトリックを聞かされている。

以前我々が報告したように、NATO支援の政権交替の標的として、イランが次であるとする圧倒的な予想に反し、シリアが次の標的となりそうである。

 オバマ米大統領は既に8月の時点でアサド大統領は政権を去るべきだ、呼びかけた時点でシリアに引導を渡している。

 ロシアからの救援がなければ、シリアはNATOの攻撃から身を守ることはできない。「純軍事的には問題はないと考える。シリアは欧米システムに対する防衛力は持っていない。しかしリビアよりかは危険を伴うかもしれない。これは相当厳しい軍事作戦になりそうだ」とジャン・ランナウ元フランス空軍参謀長は語った。

 軍事介入を正当化するための嘘を作り出す天才であることを示した欧米メディアであるから、アサド政権の行動が全くの悪逆非道なものであるか、あるいは内乱状態での正当なる動きかは、まだはっきりとは分からない。権力濫用は脚色されていると非難する者がいると思えば、ロバート・ベアー元CIA職員やアラステアー・クルーク元MI6職員は、シリア人は間違いなく変化を望んでいるが、それはNATOによる「人道的介入」の形式ではないやり方を欲している、と指摘している者たちもいる。

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以上は「ROCKWAY EXPRESS」より
「9.11テロ」「3.11テロ」を起こしたグループはどうにかして第3次世界大戦を引き起こしたいと願っているのでかなり危険な兆候であります。しかし自然は78万年振りの大異変がおきつつありますので、今は戦争どころではないのが現実です。全く困った状況です。以上
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福島県からの企業移転相次ぐ

【福島県から企業移転相次ぐ】

 

福島県からの企業移転が相次いでいる。

1)スポーツ用品販売大手のゼビオ(郡山市)が本社を県外に移転する方向で検討。
2)板金機械製造のトルンプ日本法人(横浜市)はドイツ本社の意向で、福島市の福島工場を8月で一時閉鎖した。海外での営業、輸出に支障が出たという。
3)食品トレー製造の中央化学も田村市の東北工場の操業を休止し、生産機能を埼玉、茨城、岡山県などの工場にシフトした。
4)衣料製造販売のエスポアール(田村市)。本社工場を縮小し、市内の系列2工場を閉鎖。5月に新潟県阿賀野市に新工場を開設した。
 新潟県の新工場には、帰国した実習生のほぼ全員が復帰。結果的に福島からの離脱が労働者のつなぎ留めにつながった。
5)ビルメンテナンスの東武(南相馬市)は、仙台市の東北支店を本社に格上げして11月に移転することを決めた。


民間シンクタンクの福島経済研究所(福島市)が福島県の企業を対象に7~8月に実施したアンケート(複数回答)によると、福島第1原発事故の影響を受けても「県内から移転しない」と答えた社が55.8%に上り、現時点では「踏みとどまる企業」が多数を占めているが内実は深刻だ。同研究所は、「アンケートでは警戒区域に本社のある企業は対象になっていない。これらの企業も含めれば、被害を訴える声はもっと増えるだろう」と話している。
企業流出は、今後も続く。
まず第一に、当の福島第一原発事故の収束が見えないことである。
昨日もキセノン騒ぎがあったばかり。原子炉建屋地下の汚染水除去は遥か遠いものとなっている。

原子力安全委員会は、廃炉に向けた燃料取り出しに三十年かかると推測したが、是は、全くの無根拠である。
核燃料取出しには、少なくとも原子炉建屋内の汚染水を除去し、核燃料が格納容器内に大量に落下していない前提が必要である。
仮に落下していれば、詰まるところチェルノブイリ同様、核燃料を取り出すことは困難になる。
そうすれば、リスクはずっと継続し、福島県東部の復興に暗雲が垂れ込める。
では、三十年の間、そこにある企業がその地で操業するかは、多重的な困難が予測される。

政府の放射性物質除染は、未だ実験構想の段階であるし、今後長期間セシウム137だけでも汚染が継続することは確実である。
伊達市~郡山市に至る汚染地帯では、100年単位で放射能が残存する。
そのような地域で、工場が労働者の被ばく健康影響を気にしながら操業して、果たして営業にプラスになるだろうか極めて懐疑的である。
政府は風評と云うが、それは間違いであって、原子炉事故に伴い放出された放射性物質による汚染の実害でしかない。
その事故が無ければ、そのような被害は生じないのだから因果関係はある。


国や自治体は補償から逃げ回り、住民の生命安全確保を放棄している。
だから今後、多くの企業が県外に転出して行く。
現在は、放射能汚染による被ばく問題が前面に出ているが、やがて、次なる本質である経済雇用問題が出現して来る。
既に一般工業品であっても、海外に輸出するには証明書がいるかストップされている。
当の企業が操業地を移転するのは当然の行動であり、中長期(5年~10年)的には更に増えるだろう。

福島市は、住民引止めに躍起であるが、雇用が失われたり、流出すれば、誰にも止めることが出来ない。
企業が移転すれば税収も減り、雇用されている住民も減る。
政府や自治体は企業の繋ぎとめ(雇用維持=税収確保のため)に必死だが、果たして取引先の理解は得られるだろうか。
経済は相手があってのことであり、売買は自由原則である。
したがって、相手が買わなければ、取引自体が成立しない。

すなわち、放射能汚染は、恐慌と同様に『買い手の喪失』をまねく。
茨城県がそっとしておいて欲しいのはこの影響を怖れるからであるが、既に国中どころか世界中の買い手が知っている。
市場競争は、価値をめぐって行なわれるが、そこには品質以外のファクターが入る。
放射能汚染地域での生産が取引先のプラスになるわけがない。

除染だ、復興だ、あれ核分裂だ。
放射能塗れのあとは嘘塗れ。
そろそろ目を覚ましたほうがいい。
皆さんのご意見もお待ちする。
以上は「OLIVENEWS」より
福島原発の放射能飛散が、事故後8ヶ月経てもまだ止められていない現状では、企業の県外脱出は避けられないものと思われます。何れ人も住めない地域となりそうです。以
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「大本神諭」に見る世の終りのシナリオーその③

第3章  「大本神諭」に見る世の終わりのシナリオ

 神は何のために予言をさせるのか


 ここで、疑問に思うことがあります。それは、「艮(うしとら)の金神が、私たちにそのような未来のことを教える(予言させる)目的は何なのか」ということです。日清戦争や日露戦争で日本が勝利することを教えてくれましたが、その予言が日本政府や日本国民に影響を及ぼすことはありませんでした。予言は何の役割も果たさなかったのです。
 出口王仁三郎はこのほかにも、「負け戦となる太平洋戦争は中国との泥沼戦争の延長線上に起こる」ことや「アメリカのB29による日本の本土爆撃がある」ことを、すでに大正6年ごろに予言していたと言われています。
 もし日本政府が王仁三郎の予言を採り入れて、中国進出を回避していたら、あのような形でのアメリカとの戦争には巻き込まれなかったでしょう。B29による日本の市街地への爆撃はもちろん、広島・長崎への原爆投下も避けられたはずです。しかしながら、現実はそれらの悲惨な出来事は予言通りに起こりました。それはなぜでしょうか?
 そこでつぎのような疑問が湧いてきます。
 予言の内容はすでに確定していて変えることができないものなのか――という疑問です。もしそうであれば、では何のために予言はなされるのでしょうか。読者のみなさまにも、ぜひ考えていただきたいテーマです。
 そのことを念頭に置いていただいて、引き続き『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)の内容にお目通しをいただきたいと思います。

「ドイツ皇帝が失脚し、その後あらたな大戦争が起こる」

 王仁三郎が大正6(1917)年11月、創刊まもない『神霊界』に発表した「いろは歌」および「大本神歌」は、のちに『瑞能神歌(みずのしんか)』という小冊子にまとめられる。いずれも、掛けことばや縁語などの修辞をたくみに駆使した五七調の長歌であるが、内容的にはその後の日本や世界の運命をずばり指摘した驚くべき予言詩であった。
  まだヨーロッパで戦火を交えていたさなかに発表された、この予言詩「いろは歌」のなかで、王仁三郎はすでに1年後のドイツ皇帝の失脚と革命、戦争のいったんの終結を予言している。
  しかし、この予言詩によれば、第一次世界大戦は終結するが、それはたんにきたるべき動乱の序曲にしかすぎない。
  「日清間の戦いは、演劇(しばい)に譬えて一番叟(いちばんそう)、日露戦争が二番叟、三番叟はこの度の、5年にわたりし世界戦、竜虎相打つ戊(つちのえ)の、午の年より本舞台」
  まだ戦争の終結しないうちに、すでに王仁三郎は「5年にわたりし世界戦」が翌年には終結することをはっきりと予言している。
  さらに、この世界戦はまだ序曲にすぎない、と告知したのである。大戦の終わる大正8(1919)年は、干支でいうと戌年であり、この年から「竜虎相打つ」と形容されるような本舞台が始まるというのであった。この予言詩は、第一次大戦から第二次大戦にいたる、世界史の大きな動きを描きだしたものであった。
  第一次世界大戦が終結したとき、世界は一瞬希望に輝くかのように思われた。だが、それはかりそめの平和であり、より大きな戦いの舞台を準備するだけにすぎない――王仁三郎は、そのことをすでに大戦の終わる前年に予言していたのである。
  第一次大戦では、日本は連合国側に立ったのであるが、つぎの戦争では、この第一次大戦の連合国が日本の敵になることも、彼はちゃんと予言している。
「連合の国の味方と今までは、成りて尽くせしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘――」
  ここでいうカラ国は、前後の文脈からすると、必ずしも中国を意味するとは限らない。むしろ外国全般を指していると考えられる。
  しかし、王仁三郎は、もっとさきに確実に日本に襲いかかってくる悲劇を見透していたのだ。
  たとえば、王仁三郎は大正8年に取り調べに来た官憲に、
  「日本は、一時、大部分を占領せらるることは確かでありますが、それが何年先であるかは言えません」と述べているのである。

「ドエライ悪魔が“魅”をいれるぞよ」

 大正7年11月6日、大本開祖・出口ナオは83歳の生涯を終える。日清日露の戦争を予言したこの老予言者は、自分の死期をも知っていた。
  すでに大正6年の暮れ、ナオは身の回りの世話係である信者の梅田安子に、
「来年は孫の直日が17歳になる‥‥直日が17のときには世をゆずるのや、と前から神さんがいうておられるでな。そう思うときなはれや」と告げていた。
  また大正7年の正月には、王仁三郎も、
「教祖はんのおからだは今年中や。びっくりすなよ」と梅田に告げたという。
  その年の11月6日、ナオは安らかにこの世を去る。それは、不思議なことに、ヨーロッパで実質的に戦火がやんだその日であった。

 12月にはいると、ナオに代わって王仁三郎が「お筆先」を書くようになる。
  『伊都能売神諭(いづのめしんゆ)』と呼ばれるその中には、不思議なことが予言されていたが、教祖の死と、加熱する予言熱に心を奪われていた幹部たちは、当初はあまり気にもとめなかった。
  「3年先になりたら、よほど気をつけてくださらぬと、ドエライ悪魔が魅を入れるぞよ。辛酉(かのととり)の年は、変性女子(王仁三郎のこと。大本独特の観念で、「身魂が女性で肉体が男子」と位置づけられる)にとりては、後にも前にもないような変わりた事ができてくるから、まえに気をつけておくぞよ」
  みずから発したこの不気味な予言は、王仁三郎の前途に一抹の不安を投げかけた。事実、大正10年に王仁三郎は投獄されるのである。

 
日本は世界のひな型である

東京は空襲をうけ死体で埋めつくされる

 昭和10年に始まった第二次大本弾圧事件は、日本が戦争状態の中で進行し、7年にわたる裁判が行なわれた。結局、昭和17年7月再審で、治安維持法については無罪、不敬罪で5年の判決が下る。
  当局がねらった治安維持法による徹底的な断罪は成立しなかった。しかし、大本の全施設は破壊しつくされてしまっていた。
 昭和17年8月7日、王仁三郎は保釈され、7年間の投獄生活からようやく解放される。すでに王仁三郎は71歳であった。
  しかし、王仁三郎は亀岡の自宅に訪れる信者たちに鋭い予言をつぎつぎにはなった。
  「大本神諭に、『未(ひつじ)と申(さる)とが腹を減らして惨たらしい酉(とり)やいが始まるぞよ』とあるが、今年(昭和18年)」は未の年で、羊は下にいて草ばかり食う動物であるから、下級の国民が苦しむ。来年は申年で、猿は木に棲むから中流の人が苦しむ。再来年は酉年で、いよいよ上流の人が困り、むごたらしい奪い合いが始まる。大峠は3年の後だ」
  これらはすべて予言通りになった。

 王仁三郎は信者たちに予言をもとにした数々の教示を与えている。
 「東京は空襲されるから疎開するように」というと、翌19年11月から東京空襲が始まった。東京のほとんどが焦土と化し、死者は20万人を超え、隅田川などの大河川は死体で埋めつくされた。
  「九州は空襲」「京都、金沢は空襲を受けない」
  と予言されたように、19年6月に北九州も大被害を受けている。京都、金沢は彼のいうようにその被害をのがれた。
  このころは信者ばかりでなく、大本シンパの軍人や有識者も、ひんぱんに彼のもとを訪れるようになる。昭和19年には、山本英輔海軍大将の使いで、水野満年がやってくる。困ったときの神頼みで、一部の軍人から、戦局をなんとかしてくれというような話はずいぶんあった。
  「わしらをこんな目にしときよって、偉いやつが総出で謝罪にきよらんと助けたらんわい」というのが彼の返事であった。

「広島は戦争末期に最大の被害を受け、火の海と化す」

 昭和19年、王仁三郎の口からは、まるで自動小銃のごとく予言のつぶてが吐き出された。
  「火の雨が降る。焼夷弾だけではない。火の雨だ」
  「新兵器の戦いや」
  「東洋に」ひとつ落としても、東洋が火の海となるような大きなものを考えている」
  さらに同年、広島からきた信者にはこう告げている。
  「戦争は日本の負けだ。広島は最後に一番ひどい目に遭う。それで戦争は終わりだ。帰ったらすぐ奥地へ疎開せよ」
  「広島は戦争終末期に最大の被害を受け、火の海と化す。‥‥そのあと水で洗われるんや。きれいにしてもらえるのや」
  実際、広島は8月の被爆後、9月には2回にわたる大水害に襲われている。
  この原爆に関してはすでに18年の段階で、「広島と長崎はだめだ」と、非常にストレートな言い方もしている。当時は、軍部でもほんの一握りの首脳部のみが「アメリカが新兵器を開発している」ことを漠然と知っていただけで、よもや「東洋が火の海となるような」爆弾であるとは考えてもいなかった。

「日本の敗戦後は、米ソの二大陣営が対立する」

 広島が人類史上初の核の洗礼をあびた2日後、ソ連はぬきうちとも言える対日参戦を行なった。これに関してもすでに昭和18年に、満州の部隊へ配置される信者子弟たちに対し、
  「日本は負ける。ソ連が出て1週間もしたら大連まで赤旗が立つ」
  さらに長野の信者たちに対しても、
  「20年8月15日に留意せよ」
  と予言し、翌19年の1月には、東満総省長になっていた大本信者の三谷清のもとへ、
  「いま日本は必死になって南のほうばかり見て戦っているが、不意に後ろから白猿に両目を掻き回される」
  という、王仁三郎の伝言が伝えられた。
  これに関連して、王仁三郎は信者たちに「『霊界物語』の57巻をよく読んでおけ」と教示した。そこには、白猿に象徴されるソ連が突然背後から、日本を象徴する玉国別(たまくにわけ)に襲いかかることや、ニコラスという名でマッカーサー元帥の登場まで予言されていた。
  また同じ年の昭和19年に、
  「昭和20年葉月(8月)なかば、世界平和の緒につく」
  と立て続けに終戦の予言を出している。
  歴史が王仁三郎の予言どおりに動いてきたのは、周知の通りである。
  しかし、終戦と同時に、王仁三郎はあまり予言めいたことを口にしなくなる。そして彼は、一種の芸術家のような平穏な暮らしにはいり、とくに、書道、絵画、楽焼きにふけるようになる。
  それでは王仁三郎の予言はもうつきてしまったのか、というとそうではない。
  これから起こるであろう私たちの未来についての予言は、全81巻にもおよぶ『霊界物語』にまだまだ秘められたままなのだ。

〈歴史〉と王仁三郎が示す6年間の神秘的符号

 私たちは、王仁三郎あるいは〈大本〉と〈歴史〉の間に見られる不思議な暗合について触れておく必要があるようだ。
  王仁三郎が徹底的な弾圧を受けたのは、昭和10(1935)年の12月8日である。この日、警官隊は綾部、亀岡、そして王仁三郎のいた宍道(しんじ)湖畔の松江別院を急襲したのだが、連合艦隊の特別攻撃機が真珠湾を急襲したのは、ちょうどこの日から6年後の12月8日であった。
  しかも、日時だけでなく、宍道湖(しんじこ)→真珠湾(しんじゅわん)という地名まで符合している。
  もちろん、このような例がこれひとつだけなら、偶然としてすますことができるかもしれない。しかし、次のような不思議な暗合が次々と重なってくると、これはなんらかの“意味のある偶然”としか考えられなくなってくる。
  昭和11(1936)年4月18日、綾部、亀岡の聖地はその所有権を取り上げられ、全国の大本関係の施設が次々と破壊される。ちょうど6年後の昭和17年4月18日、アメリカの爆撃隊による最初の本土空襲が行なわれ、やがて全国の主要施設が空襲によってくまなく破壊されるようになる。
  また、昭和20(1945)年9月8日、王仁三郎は大審院において無罪を言い渡される。ちょうど6年後の昭和26年9月8日、サンフランシスコ講和条約が結ばれ、第二次世界大戦は法的にも終結するのである。
  さらに、「昭和神聖会」の旗揚げは、昭和9(1934)年7月22日である。それからちょうど6年後の同じ日、第二次近衛内閣が発足する。この近衛内閣は、昭和神聖会が旗揚げしたのと同じ九段の軍人会館で大政翼賛会の結成大会を行なった。
  このように、大本弾圧と日本の敗戦への足取りが、不思議にパラレルな関係になっていることをどのように解釈すればいいのだろう。

日本で起こることは、まず〈大本〉に起こる

 〈大本〉では早くから「型の思想」ともいうべきことが強調されていた。それは「大本は世界の鏡」という「お筆先」にもしきりに出てくる言葉からもわかる。
  この「型」には、受動的な意味と能動的な意味がある。受動的というのは、世界あるいは日本で起こることは、まず大本に「型」として起こるということであり、能動的な意味としては、大本で「型」を演じれば、それが日本あるいは世界に反映していく、ということなのである。
  そして、実際にそういう「型」と「実地」の照応が、王仁三郎と日本の歴史、つまり弾圧と敗戦という形で、現実に生起したのである。このような現象は、その主役である「王仁三郎」や「日本」という存在が、時空間の全体構造のなかで、なにか特殊な存在、特別の役割をもった存在であったとしなければ、どうしても説明がつなかいのである。

霊界と現界の照応原理

 物質界の根源をどこまでもたどっていくと、まったく物質的な性質のかけらもない世界に到達する。これによって推察できることは、霊界は、現界と対立して二元論的に存在するものではなく、現界と重なり合うような形で、いわば「合わせ鏡」のような感じで存在している、ということが導き出せる。
  王仁三郎は、このような現界と霊界の関係を次のように述べている。
  「現実世界はすべて神霊世界の移写であり、また縮図である。霊界の真像を映したのが現界すなわち自然界である。ゆえに現界を称してウツシ世というのである」(『霊界物語』)しかし、照応構造といっても、ここでいう霊界のパノラマと現界とは、まったく照応した同一の風景なのだろうか。ひとりの媒介者が霊界のビジョンをキャッチしたとき、それは現界の時間・空間とどのような関係で照応しているのかという問題が残る。
  王仁三郎自身は、この点について次のように述べている。
 「神界と幽界とは時間空間を超越して、すこしも時間の観念はない。それゆえ霊界において目撃したことが、2・3日後に現界に現れることもあれば、10年後に現れることもあり、数百年後に現れることもある。(中略)霊界より見れば、時空、明暗、上下、大小、広狭すべて区別なく、みな一様並列的に霊眼に映じてくる」(『霊界物語』)
  つまり、霊界はいわば「超時空連続体」のような概念でしか認識することができない世界なのである。このような照応構造が、一定の霊的磁場を通じてコンバート(転換)され、集中的に現界に作用した場合、「型」という現象として確認できる整合性をもった共振構造が起こるのではないかと推測できる。
  通常の霊的能力では、このような特殊な霊的磁場を形成することなど不可能である。しかし、王仁三郎の、生涯をかけた霊界(神界)と現界の交感力には、もはや低次な霊的体験を超えた、神と人間との核心的な関係性が凝縮されるようになっていた。

霊的意志が神経に逆流すると発狂してしまう

 高次な霊的意志、神示を現界に伝達するには、あらかじめ媒体となるのにふさわしい霊格=血脈、霊統と、霊界からのシグナルをキャッチする鋭敏な受信装置=霊能、魂体の所有者が必要となってくる。これは「天であらため、地であらためた血統」「天におひとり、地におひとりかわらぬ身魂の性来のやまと魂のたねが一粒かくしてありた」と、ナオの「お筆先」でも告知されている。
  しかも、霊界から発せられる意志は、それが高次なものであればあるほど、強烈で錯綜したシグナルとして発信される。
  一般の霊媒的性質だけもった人々の場合、かりにその霊媒が狐狸や人霊のような低いレベルの「霊界」ではなく、高次元の霊界=神界の一端と回路が開けたとしても、そこから発せられる強烈なシグナルの受信を、自分でコントロールすることがまずできない。つまり、正確に解読できないため、支離滅裂なことを口走ったり、あやまった予言を発してしまう結果となるのである。
  だから、もともと高次の霊界との交感性は、ある選別された特定の人間によってしか確保されえないし、かりにそういう器でも、コンバート機構を自分のなかにつくれないと、霊界が神経に逆流して、発狂したりするのである。
  このコントロールということは、ナオの初発の「お筆先」以前にも確認することができる。霊界からの啓示が、ナオの腹の底から強い力となって発生をうながすため、抑制しようとしても大声となり、隣近所から狂人と誤解された。その後、ナオ自身の肉体の内部と、霊界との交感によって、自動書記へとスイッチされたのである。
  しかし、ナオと王仁三郎にはまた決定的な違いがあった。それはナオが「お筆先」という表現手段を通じて、霊界からの一方的な伝達を経て、それらの意味をあとから解読していったのに対して、王仁三郎はあらゆる身体的器官を通じて、霊界との交感回路を拡大していったことである。
  こうして彼は壮大な霊的バイアス器官として進化していったのである。そして、ある段階で、このバイアス器官は彼自身も意識しないうちに、霊界のある領域と現界を結節する強力な磁場となって機能するようになっていったのではないだろうか。
       ―― 『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)


  このあと、「日本列島は世界地図の縮図である」という内容が続きます。王仁三郎が「大本神歌」のなかで、「日出る国の日の本は、全く世界のひな型ぞ、わが九州はアフリカに、北海道は北米に、台湾島は南米に、四国の島は豪州に、わが本州は広くして欧亜大陸そのままの、地形をとどむるも千早ぶる、神代の古き昔より、深き神誓の在(いま)すなり」と述べていることが紹介されています。
  しかも富士山はヒマラヤに、琵琶湖はカスピ海にといったように、山や河や湖などの地勢まで、あたかも合わせ鏡のような相似形をしていることも、確かに不思議な照応関係といえます。
  王仁三郎の著した『霊界物語』には、「日本の国土は国祖・国常立尊(くにとこたちのみこと)のご神体そのものであり、来たるべき霊界の復権のための磁場として立て分けられた」と述べられています。
  このことから、「日本で起きたことは、やがて世界で起こる」という関係が導き出され、「大本→日本→世界」という照応関係が成り立つのです。
  さて、大本は官憲によって徹底的に破壊され、それとの照応関係で、日本はアメリカ(を裏で支配する超国家権力)の手によって徹底的に破壊されました。国土も文化も歴史も、さらに教育から食生活にいたるまで、いまやかつての「古きよき日本」の姿は一網打尽にされた気がいたします。
  そして、日本と照応する形で、いま世界が破壊されつつあると見ることができます。大本の第二次弾圧では、すべての施設が破壊されつくしたとされていますが、それと同じことが起こるとすれば何が起こるのでしょうか。王仁三郎はそのことを見通した上で、あえて「ひな型」づくりのための行動をしたと見られています。
  その幅広い人脈関係から、第二次弾圧の可能性があることをたびたび警告されながら、まるで挑発するかのような行動を続け、ついに徹底的な弾圧を受けることになるのです。 しかも、最終的に裁判で無罪になったにもかかわらずも、その被害に対する賠償請求を全く行なわなかったことから見ても、弾圧を受けることは計算づくであったことがわかります。それは、「霊界で起こっていることを現界に誘導するための筋道を造った」ことになるのではないかと思っています。つまり、現界でひな型現象をあえて起こさせることによって、一連の終末の出来事がスムーズに起こるようにした、ということです。
以上は「2012年のカルマの法則」より

2011年11月28日 (月)

IMFの警告!

2011年11月27日

IMFの警告

IMFは日本の公的債務につき、もはや持続不可能になってきているとの報告書を公表し、日本の債務膨張が世界経済のリスクになってきていると警鐘をならしています。

日本の公的債務比率は2011年末にはGDP比で211%にも達すると見られており、ヨーロッパ各国が金融危機に陥っている中、《日本発の金融危機》が世界金融恐慌を勃発させるという言い方をし始めており、日本に責任を押しつけようという算段になりつつあります。


日本国破産から日本円消滅、そして世界恐慌突入に向けて世界は大きく舵をきりはじめており、【アメリカ一人勝ち政策】の恐ろしさがこれから見られることになります。

また、日本人が今せっせと香港の銀行に資産を移していると報じられていますが、金融恐慌とは巨大金融機関が破綻するということであり、全く意味のない動きとなりますが、世界の金融情報がほとんど入ってきていない日本では致し方ないのかも知れません。

近々に発行します【緊急ワールドレポート】では金融恐慌後のアメリカの戦略を解説させて頂きますが、驚かれることと思います。
以上は「NEVADA」ブログ より
IMFの警告は米国からの警告と同様です。どうしても米国は日本国を犠牲にして米国の生き残りを計りたい模様です。日本国民の骨までしゃぶり尽くそうとしているようです。属国は悲しい存在です。                      以上
  • アイスランド危機からの教訓・銀行を破綻させよ!

    ●アイスランド危機からの教訓:銀行を破綻させよ
    【11月5日 AFP】

     アイスランドの銀行破綻とそれにともなう国家の混乱から3年経って、アイスランドの経済は持ち直しつつあることは、政府は銀行を破綻させ、納税者を保護すべきであるということを示している、とアナリストは語っている。

     北大西洋の島国は2008年10月、アメリカの巨大投資銀行のリーマン・ブラザースの破綻によって生じた世界的危機のあおりでその極端に拡大された金融部門が崩壊したため、三つの大銀行が破綻するのを経験した。

     これらの銀行は数週間の内に支払い不能に陥り、政府はそれら銀行を破綻させざるを得なくなり、IMFから22億5000万ドルの救済資金を借り受けせざるを得なくなった。

     その後の3年間に及ぶ厳しい緊縮財政で、ギリシャがデフォルトの淵に追いやられその他のユーロ圏の国家がプレッシャーを受ける現在の世界的な金融・経済危機にも拘わらず、アイスランドの経済は健全性を取り戻しつつある。

     「アイスランドから得ることのできる教訓は、納税者と政府が金融危機で抱えるコストをできるだけ保護する大切さである」とアイスランド銀行のアナリストであるブジャルキ・ベントソンはAFPに語った。

     「危機に対処するやり方が我々の選択ではなく、政府の無能力によって強いられたものだったとしても、このやり方は比較的うまくいったと言える」とベントソンは語った。

     アイスランドの銀行はその最大期には国家のGDPの11倍のアセットを持っていた。

     ノーベル賞受賞者のアメリカの経済学者のポール・クルーグマンはベントソンと同意見だ。
     「どこでも銀行を救済しその分を公的資金で賄っている時、アイスランドでは銀行を破綻させ、かえってその社会的セフティーネットを拡大したのだ」と、ニューヨーク・タイムズ紙の評論蘭に書いている。

     「誰でも国際的投資家らを懐柔しようと躍起になっている時、アイスランドでは資金の動きを一時的に統制した」と彼は語ったのだ。

     先週、レイキャブィクを訪問中、クルーグマンは、アイスランドはクローナを持っていたことが経済復興に幸いしたとし、経済のインバランスに対してユーロを採用することで守られるという考え方に警告を発した。

     「アイスランドの経済の復興は、ユーロ圏外にあることのアドバンテージを示している。ユーロ圏に参加することで安全性が高まるとう考え方は根拠がなくなった」とユーロ圏のキーとなるある国が公的資金問題に苦しんでいることを指して彼は語った。

     しかしアイスランドの例は今のギリシャやイタリアの問題に直接適用することはできない。 

     「ギリシャ、イタリアと2008年のアイスランドとの大きな違いは、後者は度を越した銀行の借入によって崩壊したことによる危機という問題だったが、前者はソブリンデット危機とそれがヨーロッパの銀行業務にまで影響を与えている問題ということだ」とベントソンは語った。

     「アイスランドでは、政府は危機以前には健全性を維持していた」と語る。

     2008年のメルトダウン期間中に在職していたアイスランドのガイアー・ハアルデ前首相は、銀行を破綻させ貸方がその損失を負うようにさせたことで正しいことをしたと主張した。

     「我々は国家を破綻から救ったのだ」とハアルデはAFPに対してこの7月語った。

     「現在の状況を見れば、そしてギリシャは言うに及ばず、アイルランドと比較して見ても明らかである」と彼は語り、二つのEUの問題ありの国家は、「我々はやらなかった過ちを犯した・・・我々は銀行の外部の負債は保証しなかった」と語った。

     国際的救済パッケージで救われ復興中のアイルランドやラトビアのように、アイスランドは厳しい緊縮財政の道を取ったことで今やその努力の結果を見ている。

     アイスランドの中央銀行は11月2日、金利を4分の1ポイント上げて4.75%とした。これはその他の発展途上国が今の危機の最中に借入れコストを削減しているのと際だった違いだ。

     2011年の前半期の経済成長は2.5%だと言われていて、2011年全体では3.0%になると予想している。

     アリオン銀行のアナリストであるデイビッド・ステファンソンはAFPに対して、「アイスランドは他の国々と比べてその経済(サイクル)で異なった状況にある」ために、金利を上げたのだ、と語った。、

     「アイスランドの中央銀行は、似た状況下にある他の中央銀行が金利を低いままに抑えたりむしろ下げたりできるのは、インフレ懸念が比較的低いと予想されると考えているからだ」と語った。

    以上は「ROCKWAY EXPRESS」より

    資本主義国の殿堂・米国の行き詰まりは即ち、資本主義の行き詰まりであります。資本主義の中心にある銀行も行き詰まりとなる道理です。これらは一度破産させて新たに再構築しなければ真の再生はありません。今後の世界の流れを確かめたいと思います。以上

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    「アジェンダ21」「T・P・P」の奥底にあるアジェンダさ」!

    『アジェンダ21』:「TPP」の奥底にあるアジェンダさ!

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。あまりにいろいろのことが起きすぎてETの手も借りたいほどである。そんな中、デービッド・アイク氏が頑張っている。感謝したい。以下のものは非常に興味深い記事なので、ここにもメモしておこう。

    徐々に… 人々は選別されていく…



    本文は長いので、元記事を読んでもらって、ここにはその「要点」の一部だけをメモしておこう。

    イルミナティーのアジェンダの見分け方:
    次のいくつかの質問をすると、見分けることができるという話。

    ある簡単な法則によって、人々を煙幕で覆い、混乱無知のままに放っておく、彼らの明らかな策略を見破る事ができる。

    (1)政府に金がなくて底をつき、予算を切り詰めなければならないにもかかわらず、思い切って多額の金を使っているのはなぜか?


    答え:イエス→「戦争経済」等

    (2)全く成り立たない議論であると分かっていながら、政府はなぜ人民に押し付けようとしているのか?

    OBAMA Lie gets LAUGHED at by Congress


    (もうアメリカでもだれも「地球温暖化」のことを信じていない。それに気づかず、オバマが「地球温暖化」と言ったところで、皆の失笑を買ったという問題のシーン。)

    答え:イエス→「地球温暖化詐欺」等

    ところで、アイクは

    ところで、アル・ゴア氏はもうこの地球上にいないのでは?(冗談)
    彼が、公の場に出ることが、最近はないようだ。神よ、彼に幸いを。

    というジョークを加えた。はたしてアル・ゴアはもう消されたのかいナ?

    (3)彼等は、論理的でなく、政策として進めようとしているのか?


    答え:イエス→「省エネ電球」等

    (4)そこで、こういうアジェンダの窮極の目的とは何か?

    答え:「人口削減」、すなわち「ゴイムの削減」、「人類浄化」だという。

    その手下が、かのジョブズ氏のライバルだったビル・ゲイツ氏


    の「ワクチンビジネス」。ワクチンのアジュバントと含有物であらゆる人間を「短命化」させることである。



    福島原発の事故もその例にもれない。

    福島の原発は単なる事故ではない。調査して行くに従い、一連の人為的な計画が見えてくるのだ。

    福島原発は、付近一帯の空気と海水に、とてつもない放射線を撒き散らし、それは、気流に乗ってアメリカ合衆国や、世界中にばら撒かれている。

    1986年にウクライナのチェルノブイリであった原発事故によって放出された量よりはるかに多く、専門家に言わせると50倍を超えるとされている。

    そして、日本自体、壊滅的な影響を受けた。

    彼等は、冷却に使用する水を確保する為に、海岸線にこうした原発を建設してきたのだが、これが、海を汚染する結果となっている。



    その窮極の計画が『アジェンダ21』

    と呼ばれるものだという。

    『アジェンダ21』は、エリート血統者達を中心とした国連によって、コントロールされている仕事である。
    40章にも及ぶ、地球ハイジャック計画案などは以下のとおり。;
    •国家主権の終焉
    •政府による、土地資源、生態系、砂漠、森林、山、海、淡水、農業、地域開発、バイオテクノロジーなどの計画と管理;そして、資産の平等化(すべて奴隷化)。
    •政府が、職業や財源を決定する。
    •私有財産制の廃止(私有財産は継承できない)
    •家族制度の再編成。
    •政府による子供の養育。
    •政府による職業供与。
    •行動に対する主な規制。
    •居住の限定。
    •特定地域の設定により、移動を余儀なくさせる。
    •低教育化。
    •大幅な人口削減。


    アジェンダ21のアメリカでの実施計画

    赤点地帯は人間によって使用されない地区、黄色地帯は特に規制の激しい地区、緑色地帯は一般の人間が居住可能地区で、高層ビル建築のアパートのような多層住居となる。

    この地区は、世界統一政府により厳重に管理され、『世界統一市民』、『世界統一村』として、国家レベル、地域レベル、地方レベルに存在することになる。


    そして、この『アジェンダ21』をアメリカで推進している2人がこの2人だとか。


    そして、最後の「ゴール」はこれ。

    ジョージア・ガイドストーン

    (世界は白人とそのお仲間と奴隷のたったの5億人の世界にするという誓いの記念碑)

    実にお見事ですナ。

    いやはや、世も末である。「TPP」を推進している意味が分かっただろうか?
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今日本で議論されているTPPはいかに危険な代物かがこれで分ります。日本の国益を考えて対処しなければとんでもないことになります。   以上
    恐るべきTPPの正体  アメリカの陰謀を暴く Book 恐るべきTPPの正体 アメリカの陰謀を暴く

    著者:浜田 和幸
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    「大本神諭」に見る世の終りのシナリオーその②

    第3章  「大本神諭」に見る世の終わりのシナリオ
     出口王仁三郎の「霊界からの警告」
    以下は「2012年のカルマの法則」より


     第1章でご紹介した「大本神諭」は、いま話題の「日月神示」と同じ霊系統から降ろされた神示だと思われますが、その中には「世の終わりのシナリオ」が、人民に対する警告として繰り返し、繰り返し述べられています。「艮(うしとら)の金神」から神示を受け取る霊媒役に選ばれた出口ナオは、大本という名の宗教団体を興し、その開祖となります。その後、ナオの後継者となった出口王仁三郎という霊能力豊かな人物の手によって、大本は一大宗教団体へと成長していくのです。
     ここでは、明治以降のわが国の心霊研究に多大の影響を及ぼした大本についても触れておきたいと思います。以下は、出口ナオや出口王仁三郎の予言の内容を精力的に分析した『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)からの引用です。

     大予言者・出口王仁三郎は、明治のはじめ霧深い丹波の国(現在の京都府亀岡市)に生まれおちた。彼は、日露戦争にはじまり、第一次世界大戦、関東大震災、満州事変、太平洋戦争、原子爆弾の投下から敗戦にいたる近代日本の運命を的確に予言し、そのすべてを百パーセント的中させたうえ、今日の高度情報化社会すらを的確に予告し、さらに人類の終末と再生に対する謎めいた黙示を投げかけて、敗戦後まもなくその数奇な生涯を終えた――。

     出口ナオ――彼女は天保7(1837)年12月16日、丹波国福知山紺屋町(現京都府福知山市)の大工、桐村五郎佐三郎の長女として生まれた。ナオが生まれるころは貧困のどん底にあった。おまけに天保の飢饉である。
     彼女の苦しい人生ははじまった。酒乱の父に簀巻きにされて雪の中にほうりだされたり、10歳からの住み込み奉公‥‥。
     17歳のとき、ナオは綾部の叔母出口ユリの養女となり、19歳で婿をとる。結婚してもナオの不幸はつづく。夫政五郎は、人のよい腕利きの大工であったが、むら気なうえに大酒飲みの浪費家で、幕末、出口家はつぎつぎに田畑、家屋敷を手ばなし、没落の一途をたどった。
     おまけに、夫はアル中の中風になって回復の見込みもなく、そのうえ大工の見習い中であった長男の竹蔵は、ノミで喉を突いて自殺未遂をはかったあげく行方不明になる。悲惨な重病人をかかえ、3人の幼児を育てるため、ナオはぼろ買い、紙屑拾いにまでなった。
     このようなナオの周辺に、ある予兆がさしたのは明治23年のことである。この年の9月、人力車夫、福島虎之助のもとに嫁いでいた三女のヒサは、産後の肥立ちが悪く、逆上してあばれだし、座敷牢に入れられ、神の幻影を見る。つづいて翌年の旧12月、こんどはばくち打ちの大槻鹿蔵に嫁いでいた長女ヨネが発狂する。ヨネの狂乱はとくにはげしく、大槻家の前には見物人が集まるほどであった。

    三千世界の立て替え立て直し

     明けて明治25(1892)年の元旦の夜、ナオはあばら屋の壁ぎわにすわって、発狂した長女のことや行方不明の長男のことを思い浮かべ、これまでの辛い人生をふりかえっていた。夢かうつつか、からだがふんわりと軽くなり、天に昇るような気分になってきた。気がつくと白い衣を着た仙人のような人が眼前に立っていた。
     そのような体験がしばらくつづいたある夜、ナオは腹の中にずしんと大きな力が宿るのを感じた。しかも、その力は腹の底からぐんぐんと上がってきて、声になって出ようとする。ナオは歯を食いしばって声を出すまいとするが、声はそれをこじあけて出ようとする。ついに耐えきれなくなって口をあけると、ナオは自分でも驚くほどの大音声を張り上げていた。
     「われは、艮(うしとら)の金神である。今の世は、金輪際の悪人の世。世を立て替え、善の世に直すぞよ‥‥」
     自分の口から出る声は、力強く、まるで男のような声であり、すでに55歳のナオにとっては、耐え難い苦しみだった。
     「やめてくだされ。そんな偉い神サマが、なんでわしのような屑拾いなどにお憑かりなさるのか‥‥」
     すると神はこういう。
     「この世の代わり目にお役に立てる身魂であるから、わざと根底に落として苦労ばかりさせてあろうがな」
     さらにナオが、何のために降臨したのか再び問うと、
     「三千世界一度にひらく梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。この神でなければ、世の立て替えはでけぬ。三千世界の大掃除大洗濯をいたすのじゃ。三千世界ひとつに丸めて万劫末代つづく神国の世にいたすぞよ」
     とこたえた。
     こうしてナオの神憑かりははじまった。そのうち、この「艮の金神」と名のる神は、ナオの口をかりて、予言や警告めいたことを口走るようになる。

    日清戦争を完全に予言

     明治26(1893)年夏のことである。
     「来年春から、唐(から)と日本の戦いがあるぞよ。この戦は勝ち戦。神が陰から経綸いたしてあるぞよ。神が表にあらわれて手柄立てさすぞよ。露国からはじまりて、もうひと戦あるぞよ。あとは世界のおお戦で、これからだんだんわかりてくるぞよ」
     文字も読めず、まして政治や世界情勢のことなどとは全く無縁の彼女が、どうしてこんなことを言うのか、だれにも理解できなかった。
    (中略)
     戦争が終わると、神はナオに次のように告げた。
     「この戦いがおさまりたのではない。この戦いをひきつづけにいたしたら、日本の国はつぶれてしまうから、ちょっと休みにいたしたのでありたぞよ。こんどは露国からはじまりて、おお戦があると申してありたが、出口の口と手で知らしてあること、みな出てくるぞよ」
     実際、軍事的にはさらに兵を進め、北京を攻略することもできたかもしれない。しかし、そうなると講和の相手をなくし、戦争は無制限デスマッチの泥沼になる。さらに、中国にさまざまな利権をもつ列強が乗り出してきて、収拾のつかない事態になり、まだ産業基盤もない日本は、早くも亡国の危機に立たされたであろう。
     民間では、福沢諭吉のような人物でさえ、「まだ講和の時期ではない。北京を占領して城下の誓いをさせるまで戦いをやめるな」と無責任なことを言っていた。
     これに比べて、文字の読めない丹波の老婆に憑かった神は、正しく情勢を把握していたし、さらに日清戦争の始まる前から、それが終わると、いずれロシアと一戦を交えねばならないことを予言し、警告を繰り返すのであった。
     そして、ちょうどこの日清戦争と日露戦争のはざまで、王仁三郎はナオに出会ったのである。

    日露戦争の大予言

     「大本」入りの翌明治34年の春、王仁三郎は大本の信者数名を連れて、静岡の長沢雄楯(かつたて)のもとを訪れた。長沢は王仁三郎を神主にして、神おろしを行ない、日露関係の将来に関する神意をうかがうことにした。
     すでに、次の戦争はロシアからであることは、ナオの「お筆先」に出ていたが、そのはっきりとした時期は不明だった。
     2人は手を洗い、口をすすいで、月見里神社の社前で対座した。王仁三郎の前には、天上からつるした鎮魂石がある。厳粛の気がみなぎるうちに、長沢の吹く石笛の音。王仁三郎のからだがぴーんと反り返る。
     まったくの神憑かり状態になった王仁三郎と、審査者(さにわ)長沢の問答が始まった。
     「日露の戦いはございますか」
     「あるぞよ」
     「今年でございましょうか」
     「今年の8月‥‥それがのびたら明治37年の2月になる。36年の7月ごろから戦の機運が濃くなるが、開戦は37年の2月じゃ」
     「日本はこの戦いに勝てましょうか」
     「勝つ。勝つが、多くのつわものの命が失われる」
     「平和はいつきましょうや」
     「2年目の9月までにはくる」
     「戦に勝って得られますものは?」
     「シナの海岸のごく一部、朝鮮の全部、樺太の南半分を日本が受ける」
     長沢雄楯の回想によれば、この問答は約2時間におよび、ロシアの作戦計画から外交談判にいたるまで、微にいり細にわたっていたという。

    「世界に騒がしきことがはじまるぞよ」

     「いますぐヨーロッパで大戦争が起こる」
     大正3(1914)年5月、王仁三郎は、信者たちのいる公開の席上で、静かにこう予言した。
     6月29日、オーストリアの皇太子夫妻が、ボスニアの首都サラエボで、セルビアの一青年に暗殺された。
     暗殺事件から1カ月後の8月には、第1次世界大戦が勃発。不幸にして王仁三郎の予言は、またしても的中することになるのである。
     「艮の金神が現れると、世界に騒がしきことが始まるぞよ」(お筆先)
     日本は日清戦争を体験し、そのわずか10年後に日露戦争を体験した。そして、すべてが予言どおり展開してきた。だが王仁三郎は、そのさきもまたそのさきも知っていたのである。
     つまり、日清戦争も日露戦争も、「水晶の世にいたすまでに、日本にも外国にも、はげしき事件わいてきて、いったんは、世界中の学者も守護神も手のつけようがなきような事態が出来(しゅったい)いたす」(お筆先)、そのほんの初発の事件にすぎなかったのである。
             ―― 『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)


      「大本が潰れれば日本も潰れる」

     次にご紹介しますのは、大本が2回にわたって弾圧されることになった経過を述べた文章です。どちらも時の政府が警察を使ってやったことですが、特に2度目の弾圧の凄まじさには目を見張るものがあります。次の2点に留意しながら読んでいただきたいと思います。

     (1) 大本の開祖ナオに降ろされた予言には、「大本で起こった出来事はやがて日本で
        起こり、それがまた世界に移写される」と宣言されています。つまり、この終末に世
        界で(地球で)起こることの雛型が、まず大本で起こっているということです。
        ですから、「大本で起こったことに注目すれば、これから日本や世界で起こることが
        わかる」と言えます。

     (2) 出口王仁三郎は、官憲による弾圧を受けて慌てたり、恐れおおのいたりした気配
        は全く見られません。それどころか、2度目の弾圧はむしろ王仁三郎が、ある種の
        「型」を演じるために誘導した形跡が見られるのです。

     それでは、官憲による2度におよぶ大本弾圧の様子を見ていきたいと思います。まさに異常としか言いようのない内容となっています。

    「〈大本〉にはオニのような妖術使いがいるそうだ」

     『伊都能売神諭』にある“ドエライ悪魔”は間もなくやってきた。大正10年2月12日、京都府下の各署から選抜された約130名の特別武装精鋭警官隊が、まったく行く先も目的さえも告げられずに、午前1時という深夜にかり集められた。
     「どうやら大本の巣窟に行くらしい」
     「大本にはすごい妖術使いがいるそうだ」
     「いや、そればかりではなく、信者と称する武装部隊が、竹槍10万本と手榴弾をそなえて蜂起の合図を待っているそうだ」
     彼らの顔面は緊張のあまりこわばり、武器を持つ手に力が入っていた。
     なにしろ、大本教の出口王仁三郎とは、その名のごとく「オニ」のような人物であり、奇怪な術を弄して人々の心まで変え、天皇の統治権を侵害し、日本の支配者たらんとしている逆賊の親玉、と聞かされていたからだ。
     午前8時、綾部に着いた警官隊は、地元部隊と合流、大本本部を包囲するとともに、町内の幹部宅を襲い、町の要所要所を完全封鎖した。実質的には戒厳令なみの厳重警戒下で、警官隊は本部になだれ込んだ。
     当日、王仁三郎は不在で、役職員も少数が出勤しているだけだった。妻スミを筆頭に役員・信徒たちは、わけもわからないままに、一部屋に集められ、不敬罪などの容疑により捜索する旨を告げられた。
     そして、王仁三郎は同日朝、大阪梅田の「大正日々新聞社」で仕事中のところを、捜査隊の藤原刑事に拘引され、京都に護送され、京都未決監獄に収容された。
     いわゆる第一次大本事件の勃発であった。

    「瑞能神歌」の神秘的予言

     検挙から3カ月後の5月になると、取り調べは一段落した。そして、差し止めになっていた大本事件関係の記事が掲載禁止解除になった。
     全国の新聞は罵詈雑言を書き連ねた。
     いくらなんでも法治国家である以上、潜在的な恐怖を理由に処断することはできない。そこで、「お筆先」のなかに不敬な文句があることや、『瑞能神歌』のなかの日米戦争や日本の滅亡などの予言の言葉が、社会の安寧秩序を乱す、ということを理由に検挙に踏み切ることになった。
     当局としては、武器でも大量に発見できれば、内乱罪にもちこんで一挙にけりをつけたいところであったが、何も出てこなかった。
     これでは検挙のときのものものしさがあまりにも大げさであり、当局としては恰好がつかない。そこで、ジャーナリズムを操作して無責任な記事を書かせた。これで王仁三郎と大本の評判を落とせば、とにかく一定の目的を果たすことはできるという読みである。
     そもそも当時のジャーナリズムは、王仁三郎が「大正日々新聞」を買収したこと自体、気に入らなかったので、ここぞとばかり中傷しまくった。

     大正10年6月17日、仮釈放の処置により、王仁三郎は126日の監獄生活に別れを告げて、綾部に戻った。第一審では、王仁三郎は不敬罪で懲役5年という判決であった。 もちろん、王仁三郎は直ちに控訴する。結局、裁判は大審院までいくが、大正天皇の崩御による大赦令で免訴となり、一件落着となる。
      しかし、これは一時休戦にすぎなかった。

    疑似軍隊――昭和神聖会の設立

     昭和7(1932)年、王仁三郎は「昭和神聖会」という組織をつくりあげた。そして、青年信者たちにカーキ色の制服、制帽を着せて、さらに団体行動の訓練まで行なう。明らかに疑似軍隊に見えた。
      王仁三郎は大正8年に、故郷の亀岡城跡を買収し、徐々にその整備を進めていたが、そこを天恩郷と命名し、活動の本拠地とした。こうして、このころには大本は綾部、亀岡に広大な聖地をかまえ、さらに全国に20数カ所の別院と30数カ所の分院を有し、関連団体として、人類愛善会、大日本武道宣揚会、エスペラント普及会などの、活発な実践団体を擁する大勢力となり、また金沢の「北国新聞」をはじめ、舞鶴の「丹州時報」、東京の「東京毎夕新聞」などの一般紙も経営していた。
      さらに、青年部のなかにシンフォニー・オーケストラ部、ブラスバンド部、声楽部などを設立、「昭和青年行進歌」など軍歌そっくりなものをつぎつぎに作詞作曲した。これらはすべてレコード化され、全国にばらまかれた。
      人々は、軍服まがいの制服を着て、サーベルを下げ、団員を閲兵する王仁三郎を見て、ムッソリーニのローマ進軍さえ連想した。

    政府による二度目の錯乱した大弾圧

     政府首脳は王仁三郎の行動に頭を痛めていた。不気味な予言、右翼急進主義者との合体、一部の急進化した軍人にまでおよぶ巧みな人脈配置、と同時に圧倒的な大衆動員による示威行動‥‥これらを背景に、いったい彼は何を要求しようというのだろう。
      こうして、政府はふたたびこの予言者の弾圧を決意した。約1年におよぶ秘密の準備をへて、第二次弾圧の鉄槌が下された。
      この弾圧は、大正10年の弾圧をはるかに上回る壮絶なものだった。今度こそは徹底的にやって、王仁三郎を死刑か無期懲役に追い込むつもりだった。
      昭和10年12月8日午前零時、非常呼集を受けた完全武装警官隊500名が、京都御所ほか市内20余カ所に集結。大型バス18台および乗用車4台に分乗を命ぜられた。バスは窓の幌をおろし、闇夜の山陰街道をまっしぐらに走った。
      午前4時、亀岡の天恩郷を完全包囲。総本部のある綾部の町もすでにあらゆる道は遮断され、電話線も切断。ふたたび戒厳令さながらの警戒態勢下に置かれた。
      こうして、「地上から大本の痕跡を抹殺せよ」という大号令のもとに、時の岡田内閣は、ついに大本大弾圧を決行した。
      王仁三郎は、この朝を松江の島根別院で迎えた。午前4時、島根県下の警官総数700名の半分近い280名の武装警官隊が、別院を包囲。王仁三郎ひとりを拘引した。そして、第一次弾圧のときと同じように、新聞に、大本が不敬な団体で、表では皇室中心主義をとなえ、裏に不敬の謀略をたくらむ国賊であった、などとあることないことをとりまぜて宣伝させた。
      昭和11年3月13日、王仁三郎以下教団幹部61名が、治安維持法と不敬罪で起訴された。同時に内務省は治安警察法にもとづき、本部、昭和神聖会を含む大本関連8団体に結社禁止命令を出し、全施設の徹底的破壊を強行した。
      広大な神苑は坪わずか20銭で強制売却。一切の神殿が破壊された。『霊界物語』を含むあらゆる経典類、王仁三郎の使用物や創作物の一切、書画、蔵書8万4千冊のすべてが焼却され、その火は1カ月の間くすぶり続けた。
      この弾圧で、王仁三郎をはじめ大本関係者の検挙者は3千余名にものぼり、拘留中の拷問による死者数名が出た――。
      王仁三郎みずからが設計した月宮殿は、大理石などの石材と鉄筋コンクリートで固めた要塞のような神殿であった。これを当局は3週間もかけてダイナマイト1500本を使い、ようやく爆破。全国に43もある王仁三郎の歌碑も逐一調査して爆破。出口家の墓碑や信者の納骨堂も破壊した。さらに当局は信徒の家族写真までチェックし、大本の神床・掛け軸、額などが写っている部分を切り取っている。破壊に次ぐ破壊。王仁三郎に関する一切合切のものを抹消せんがための常軌を逸した執念は凄まじいというほかない。
      また、開祖ナオの墓を暴き、近くの共同墓地に移し、木の墓標を柩の腹部あたりに立てている。ここまでくると死者を冒涜するというより、まったくの子供じみた行為というほかはない。

    「大本が潰れれば日本も潰れる」

     王仁三郎は牢獄につながれた。王仁三郎にとって永い暗黒の時代が始まった。拷問で信者たちのなかに殉教者も出た。しかし、日本にとってもまた、長い暗い時代の始まりであった。
      「大本は潰され、日本が潰れる」
      この不気味な予言を、王仁三郎がつぶやくのを人々は聞いた。弾圧を強行した人々には負け犬の遠吠えにしか聞こえなかったが、昭和11年をターニング・ポイントとして、日本は破局への道をころがり始めたのである。
      昭和12年、日華事変が勃発。中国との戦争は抜き差しならぬ泥沼へとはまりこむ。それでもまだ収拾の策はないではなかったが、愚かな選択をつぎつぎ繰り返す。遠大な太平洋戦略を引いて待ちかまえていたアメリカは、日本が泥沼の戦いに入ると見ると、さまざまな手段で資源ルートの破壊工作を始める。
      そして、まもなく日本は資源問題で退路を断たれたあげく、日本海軍の暗号を解読済みのルーズベルトの陰謀にはめられ、真珠湾艦隊のなかへ“奇襲”をかけるハメとなるのである。
           ―― 『出口王仁三郎の霊界からの警告』(武田崇元・著/光文社文庫)

    2011年11月27日 (日)

    アメリカとT・P・P、アメリカが日本に絡むワケ!・ 

    『アメリカとTPP』三橋貴明(前後編):アメリカが日本に絡むワケ!?

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。あまりにいろんなことが起きすぎてETの手も借りたいほどである。

    さて、私自身は、この数年、以前のdoblog時代からこの世界が、この日本が必ず「風雲急を告げる」ということをメモして来たが、その頃は、あまりそういうことの意味も意義も価値も真偽も真意も理解されなかったようだが、いまではそういうことがかなり明白な時代(だれの目にも明らかな時代)になったから、普通の人々でも少しは理解できるようになったようである。

    そういう問題の中の1つ、「TPP」に関して、実に興味深い説明をしてくれている人がいるので、まずはそれをここにもメモしておこう。以下のものである。

    『アメリカとTPP(前編)①』三橋貴明 AJER2011.10.18(1)


    『アメリカとTPP(前編)②』三橋貴明 AJER2011.10.18(2)


    『アメリカとTPP(後編)③』三橋貴明 AJER2011.10.25(1)


    『アメリカとTPP(後編)④』三橋貴明 AJER2011.10.25(2)


    これを見れば、だいたい普通の人でも、「TPP」とはいかなるものか、という事が理解できるだろう。そしてまた、なぜアメリカがそういうことを行おうとして来ているのか?ということも一応は理解できるだろう。

    しかしながら、私に言わせれば、それはあくまで「表向き」のことである。つまり、「現象」にすぎない。

    そもそも「経済学」というものは、科学世界でいえば、「現象論」なのである。「いま水は何度?」というようなことである。つまり、「なぜ水は100度で沸騰するのか?」、「なぜ0度で凍るのか?」というようなことを問う学問ではないのである。そして、それゆえ、「経済」とは、「水」そのもののようなものなのである。「現象」を演じる「媒体」や「媒質」のことである。

    だから、「水」が自分自身で勝手に沸騰しないように、あるいは「水」が勝手に氷らないように、「経済」もまた「経済が勝手に景気よくなったり、勝手に不景気になったりすることはない」のである。熱を外部から供給したり、奪い取ったりするものがいるから水が変化するわけである。だれかが水を「熱する」から水が沸騰し始めるのであり、だれかが水を冷やすから水が凍るのである。経済とてまったく同様なのである。

    ここを本末転倒して考えるから(つまり、「経済」が先であるかのように、勝手に動いているかのように考えるから)、マスゴミや経済学者や政治家や官僚は、この世界のことがよくわからなくなるのである。

    要するに、水の温度を高くしたり低くしたりできるものがいるように、この世界の経済を好況にしたり不況にしたりできるものがいるのである。さらには、この世界の人口をもコントロールしようとしている者がいるのである。無理矢理に人口削減するとすれば、その者どもは経済を不況にするに違いないのである。

    したがって、アメリカのエリートはアメリカ人ではないから、アメリカ人を削減すべく、アメリカの工業社会を破壊し、雇用を減らしてきたわけである。移民を増やし、労働を低級化する。人口の半数以上が移民になってきたのも、すべては長期計画アジェンダのたまものなのである。ここを理解しないと、なぜわざわざアメリカの政治家がアメリカ人のためにならないことをしているのかを理解することはできない。また、なぜ日本人の政治家が日本人のためにならないことをするのかもまた理解できないというわけですナ。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    菅政権を引き継いだ野田政権もまた、T・P・P推進に熱心な様ですが、大変危険なことです。不平等条約そのものです。平等条約なら検討の余地が有りますが、今はまだ駄目です。                   以上
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    「イグ・ノーベル賞」を目指そう!

    若者たちよ、「イグ・ノーベル賞」を目指そう!

    ノーベル賞、前代未聞の珍事:受賞者がお亡くなりだった!

    おまけ:
    この際ついでにメモしておくと、これまで「死んだために受賞を逃した候補」というのは数知れない。特に、我が国には非常にたくさんの最高級の研究者たちが、この条件で煮え湯を飲まされて来たのである。一番、最近の例では、理化学研究所の理事長であった、故小田稔博士であろう。「X線天文学」を文字通り創始したのだが、ノーベル賞の直前にお亡くなりになり、結局アメリカの同業者の1人、それも小田博士の業績を乗っ取ったような輩がノーベル物理学賞をもらったのである。日本のノーベル田中さんの時のことである。他にもたくさんの日本の研究者が存命中にもらえずに他の欧米人に行ったのである。

    ところが、相手が泣く子も黙るロックフェラー大学の研究者となると、あまりにその報復が恐ろしいのか、死人のゾンビ研究者にもノーベル賞をあげるというのだから、おぞましい限りである。これも、ユダヤパワーのおかげだろうヨ。いくら良い研究者であったとしても、「死んだら終わり」がノーベル賞の鉄則であった。ノーベルの遺言である。

    さて、もし死人にまでノーベル賞をやるとなれば、過去の偉人たちにもノーベル賞をやらなくてはならない。ガリレオ、ニュートン、ライプニッツ、ケプラー、果ては、アリストテレスに、アルキメデス。いったいどこまでが死人でどこまでがゾンビなのか? という大混乱になることだろう。きっとあの世では戦争が起こってしまうのではなかろうか?

    むしろ、ノーベル賞がやらなくてはならないのは、一端受賞しても、後々、その貢献がウソとなった人のノーベル賞を「剥奪」することである。ゴアの「地球温暖化詐欺」や他にもたくさんある。「ねつ造」、「ウソの歴史」で、大発見したことになった人々からノーベル賞を剥奪することである。

    まあ、俺にはどうでもいいことだがナ。フェアネス、と厳格さをとったらノーベル賞からはもはや何も残らない。「ノーベル賞の終焉」である。今や世界中の若者たちは「イグチ賞」じゃなかった、「イグ・ノーベル賞」を目指している。実際、こっちの方がはるかにアカデミックである。

    若者たちよ、「イグ・ノーベル賞」を目指そう。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今年のノーベル賞の与え形は、賞への期待を減じる結果となりました。これが転機となりそうです。                                   以上
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    「大本神諭」に見る世の終りのシナリオーその①

    第3章  「大本神諭」に見る世の終わりのシナリオ
     人々の恐怖心が計画的に増幅されつつある
    以下は「2012年のカルマの法則」より


    6.地球の生まれ変わり(次元上昇)に大きな影響を及ぼすのが人類の集合意識である。いま地上で生活している多くの人たちが恐怖心に覆われることによって地球の波長が乱れ、次元上昇のための産みの苦しみがますます激しくなることが予測される。

     「世の終わりのシナリオ」の6番目では、人類の集合意識が地球文明の破局にどう関係しているのかということについて検証してまいります。
     「集合意識」というのは、厳密に言うと「集合的無意識」のことですが、この「無意識」という概念はフロイトやユングによって明らかにされたものです。人には自分では認識できない心の働きがあるということで、「無意識」のことを今日では「潜在意識」と呼んでいます。
     そして、自分の潜在意識をコントロールすれば、その運命まで変えることができるといわれているのです。そのあたりのメカニズムは『2012年の黙示録』(たま出版)の中で詳しく述べています。以下にその一部をご紹介します。

    人の意識は人類の集合的無意識とつながってい

     ‥‥この潜在意識のことを、ユングは「無意識」と命名し、「個人的無意識」と「集合的無意識」に分けて説明しています。個人的無意識は個人ごとに違いがあるということです。肉体の特徴や健康面の違いなどは、個人的無意識の違いを反映しているということでしょう。
     その奥にある集合的無意識は人類全体が共有する意識のことで、これも個人はキャッチ(認識)することはできません。
     ここで、顕在意識と潜在意識の関係を理解していただくために、水に浮いた氷山を思い浮かべてみてください。水面よりも上に出ている氷の部分が顕在意識です。これは私たちが認識する(見る)ことができます。そして、水面の下に隠れて見えない部分が潜在意識にあたります。
     この潜在意識のなかでも、水面に近い部分が個人的無意識、それより深いところにあるのが集合的無意識というわけです。そして、この集合的無意識は深い深いところでは一つの塊となって、地球意識や宇宙意識へと繋がっていると想像してください。
     逆に考えると、水中の深いところに一つの巨大な氷の塊があって、そこから氷が枝のように分かれて無数に突き出しており、それぞれの枝の先端部分が水面の上に現れているというイメージです。その一つ一つの突き出した枝の部分が私たち人間ということです。
     私たちは、普段は水面の上に出ている顕在意識しか認識することができませんから、人間は一人ひとり別々のものであると思っています。まさかその心の奥深いところで、氷山のような一つの大きな意識体に繋がっているとは思えないのです。そのため、私たちが考えたことが他の人たちに伝わることなど、考えてもみませんでした。ただ、「人の悪口を言うと必ずその人に伝わる」といった考え方があったのは確かです。そのメカニズムは、この氷山の例でご理解いただけたと思います。
     私たちは毎日心を動かしていますが、その心の動きは波動として潜在意識に蓄積され、さらには人類の集合的無意識の中にも蓄積されていくのです。逆に、集合的無意識の中に蓄積されているさまざまな波動は、人の潜在意識に影響を与え、時には顕在意識の中にも「ひらめき」や「胸騒ぎ」「予感」といった形で伝わってくることがあります。潜在意識の中は物質の束縛のない波動の世界ですから、すべての波動が瞬時に行き交っているということです。月に行ったアポロ飛行士が、「月面では疑問に思ったことに対する答えが瞬時に返ってきた」と語っていたそうですが、これも肉体の束縛が軽くなった結果だと思われます。
                                  ――『2012年の黙示録』(たま出版)


     この地球に住む私たち一人ひとりの潜在意識の集合体が人類の集合的無意識ということになります。意識も波動ですから、集合的無意識の中では、同種の波動同士が引き寄せ合って一定の領域を形成していると考えることができます。
     「歓び」の領域もあれば、「怒り」の領域もあり、「恐怖心」の領域もあることでしょう。私たちは普段の意識の状態(心の波動の状態)に応じた無意識の波動領域とつながりをもっているのです。いわば、一種のチャネリングをしているということです。その時に働くのは「波動共鳴の法則」です。つまり、「類は友を呼ぶ」という法則によって、怒りの気持ちは人類の集合的無意識の中に存在する「怒り」の領域とのつながりを強め、そのパワーを強化し合うことになります。
     個人として見れば、「怒りのエネルギーを貯金する」ということです。その結果、怒りっぽい人の周りには、ますます怒りたくなるような出来事が起こり、そのエネルギーを強化することになります。さらに、そういう怒りっぽい人の想念が「類は友を呼ぶ」形で引き寄せ合って集積されると、波動の共鳴現象によって「怒り」のエネルギーはさらに増幅していくことになります。「怒り」の貯金にどんどん利息がついていくという感じです。
     終末現象の中で最も強化されると考えられるのが、「悲しみ」「恐怖」「怒り」「後悔」といったマイナスの心の波動です。既にその兆候は世界中で顕在化しつつあります。
     我が国でも、マスコミが首都圏や東海地方における大地震の発生をしきりに取り上げていますが、その地域に住んでいる人たちの潜在意識の中には、少しずつ「地震を恐れる気持ち」が蓄積されていると考えられます。「地震を恐怖する波動領域」にエネルギーがマグマのように蓄えられつつあるのです。
     ひところマスコミが盛んに取り上げたマンションの偽装問題も、地震の発生による悲惨な事態を想起させる効果が絶大です。多くの人々に「地震を恐れる気持ち」を抱かせる報道がなされ、ますますエスカレートしつつあるのを感じます。「地震を起こして日本という国を物理的に破壊し、人心を惑乱する」意図を持った勢力が、マスコミを使って恐怖心の増幅を計画的に進めているものと見られます。

     ロックフェラーの名で国連に送られた恐怖のシナリオ

     2001年9月11日、今日の物質文明の象徴とも言えるアメリカの世界貿易センタービルに、旅客機を装った2機の無線操縦による航空機を突入させた勢力は、人類の「恐怖心」というエネルギーの大量生産に着手したのです。それは、彼ら自身が「終末」の到来を熟知しており、それに備えて、この世界がスムーズに新しい世界へと次元上昇するのを阻止するために、人々が恐怖するような事件を計画的に起こしているものと見られます。
      陰の超国家権力の一角を占めるロックフェラーが、「9・11」事件に触れて国連に寄せた書簡の内容が明らかになっています。

    闇の権力が描く近未来の世界「終末のはじまり」

     闇の権力は傀儡国家――アメリカを軍事大国化させ、世界各地で戦争を起こさせた後、崩壊させようと考えています。その青写真を記した書簡が、2002年3月22日、ロックフェラー家から国連総会に送られました。「新世界のためのアジェンダ」と名づけられたその青写真とは次のようなものです。

     ◇ 中東和平の完璧な、手の施しようのない瓦解。
     ◇ バチカンとエルサレムは、宗教テロリストたちによって破壊される。
     ◇ すべての宗教は世界的規模で崩壊する。すべての宗教は禁止される。
     ◇ 国連は臨時単一政府を樹立する。
     ◇ 新しい単一世界国家の市民が出現する。アメリカ、イギリス、中国の政府は瓦解し、
       その他の世界も無政府、無秩序状態に陥る。
     ◇ 新しい政府機構は14万4千人のエリート官僚と、600万人プラスアルファの役人が
       支配する。
     ◇ 新世界が創出されるにつれて、大量掃討作戦が開始される。その後、経済システム
       は復活し、インフラストラクチャーは再建される。疾病と病気は消滅し、年をとること自
       体がなくなる。一つの新しい復元された人間の家族が徐々に地球をパラダイスの状
       態にする。

      そして、「終末のはじまり」と題された手紙には次のように書かれています。

     「終末の時が近づいている。好むと好まざるとにかかわらず、それはわれわれすべてが直面せざるを得ない運命である。2001年9月11日、世界は終末の目撃者であった。われわれが見たもの、経験したことは、まもなく明るみに出るはずの大災害には比べるべくもないだろう。これまで非常に多くの生命が失われてきたが、それ以上に多くの生命が失われるだろう。今存在している、あるいは古代からある人間の政府は、ひとつも完全な支配は維持できなかった。いかなる政府も失敗してきたし、失敗するだろう‥‥」

     つまり、彼らの言い分では、9・11テロなどは「終末」のほんのプロローグであり、これからもっと悲劇的なことが起こるのだというのです。「そんな馬鹿な」と思う人もあるかも知れませんが、彼らの掲げた新世界秩序の目標は着実に実現しています。それを思えば、「アジェンダ」がまったく荒唐無稽なものとは言えないでしょう。
     最近、闇の権力のシナリオを描いた絵を目にしました。9コマで描かれたその絵には、高層ビルに突っ込む飛行機、煙を上げる五角形の建物(つまり米国防総省)などが描かれています。注意していただきたいのは、これは何年も前に「将来を予想して」描かれた絵であって、9・11はそのずっと後に起こっていることです。他の絵には、暴力で抑圧される群衆、生物化学兵器や核兵器での殺し合いなどが描かれ、最後のコマには「ムダ飯食い」を排除した後と思われる「静かな」世界が描かれています。
     今や世界は I T 社会で、世の中はどんどん便利になっています。しかし、それは、闇の権力が人々を監視するためのシステムであり、家畜化への準備に他なりません。私たちはどこに住んでいるかはもちろん、財産はどのくらいか、いつ誰に電話したか、どこで何を買ったか、どんな犯罪歴があるか、どんな本を借りたか、どんな疾病があるか、等々のデータをすべて把握されています。街中に出ても防犯カメラや、ETC(自動車のノンストップ料金収受システム)に見張られ、何時頃、どこにいたかを監視されています。闇の権力は近い将来、人体にICチップを埋め込んで「家畜化」を本格化させようとしていますが、すでにペットは迷子防止のためチップが埋め込まれ、人間にも痴呆老人の徘徊防止や、幼児の誘拐・迷子防止などを理由に、希望者への埋め込みが始まっています。
               ―― 『世界はなぜ、破滅へ向かうのか。』(中丸薫・著/文芸社)


     この手紙は何者かがロックフェラーの名を語って国連に送りつけたもので、ロックフェラー本人の手紙ではないという説もあります。国連の実質支配者の1人であるロックフェラーにすれば、このような手の込んだことをする必要はないという理由です。しかしながら、ニセ手紙ということが証明されたわけではありません。ロックフェラー自身はこのことに沈黙を守っているからです。
     私は、この手紙こそ世界中にちりばめた“手先”たちに闇の勢力の中枢から送られた計画表だと見ています。“手先”たち一人ひとりに文書を送りつける危険を冒さずに、堂々とこれからの計画を伝えることができるからです。
     ロックフェラー自身の手紙かどうかという問題は別としましても、この計画は何者かの手によって実行に移されていくのではないかと見ています。世界の情勢がこの「アジェンダ」の通りに進行しつつあるからです。いま世界各国が抱える問題は、とても一国の政府で解決できないほど深刻になっています。食糧問題ひとつとってみても、今後は輸出国と輸入国の厳しいせめぎ合いが行なわれることになると予測されます。
     このように、世界には意図的に人類の恐怖心を増幅させようとしている勢力があるということを知っておくことは大変重要です。その上で、これから起こると思われるまざまな終末現象に心を奪われることなく、冷静に「身魂磨き」をしていかなくてはならないと思います。身の回りに起こる出来事は、すべてこの物質世界を卒業するための試練であり試験であると思って、日々の暮らしを前向きに、力強く生きていくことが求められています。

     ここで、「身魂磨き」という言葉を現代風に説明したわかりやすい一文をご紹介しておきましょう。「磨く」ということはすなわち「楽な道へ逃げる」ということでなく、「苦難に耐える」という意味を含んでいるということです。

    逆境に立ち向かう

      「雨風は樹木を強くする」という格言がある。人間も同様だ。逆境にさらされると、人間は強くなる。逆境は永遠には続かない。だが、逆境に屈してしまうと、逆境はいつまでも続く。
      自己啓発の大家ナポレオン・ヒルは「すべての逆境には、それと同等かそれ以上に大きな恩恵の種子が含まれている」と言っている。恩恵の種子を見つけるのは難しいかもしれないが、すべての試練には必ず解決策が隠されており、多くの場合、その解決策を実行すれば大きな恩恵を受けることができる。
      逆境は日常的なできごとであり、あなたの実力の試金石である。あなたの心の持ち方しだいで、それは障害物にもなれば跳躍台にもなる。こすらなければ宝石を磨くことができないのと同じように、逆境がなければ人格を磨くことはできない。
      逆境とは、未解決のチャンスのことだ。すべての問題には解決策があり、いったん解決すれば、それはもはや問題ではない。小さな挫折は、あなたが遭遇する次の試練にうまく対処する能力を高めてくれる。
             ―― 『自分を磨く方法』(アレクサンダー・ロックハート著/ディスカバー)

    2011年11月26日 (土)

    ギリシャは「ショック・ドクトリン」の餌なのさ!

    ギリシャは「ショック・ドクトリン」の餌なのサ!:マスゴミはアホか?

    みなさん、こんにちは。

    いまは「TPP」、「TPP」と大騒ぎしているが、私が昨年の6月に
    菅直人政権の”未来”は?:おそらく日本経済破綻、日本破滅!
    をメモした時には、だれもその意味が理解できなかったに違いない。これぞ私の超予言能力の権化ですナ。その最後にこうメモしておいた。

    そんなわけで、私の個人的予想(私の妄想)では、管政権で日本は終焉するのではないか、という気がする。要するに、ギリシャのようにいよいよ「経済破綻」するのである。いま日本人は目先の損得勘定から将来の損をするという感性の持ち主ばかりとなり、日本から金がどんどん流出しているというから(「黄金の国、今は昔?」 金の海外流出、過去最高 値上がりで個人が売却)、これは本当に危ない。もっとも、そういう金もその後暴落させるとイルミナティーのインサイダーは言っているから、どっちもどっちだろうが。

    まあ、菅直人政権誕生の目的とは、ズバリ、「ネバダ・リポート」のシナリオ通りの日本社会を作り出すことなのである。(日本がIMFの管理下に??(小野盛司))いよいよ、イルミナティーの日本つぶしが最終段階に入って来たということである。そして、以下のようなルールが問答無用で適用される。

    ① 公務員の総数の30%カット、及び給料30%のカット、ボーナス全てカット
    ② 公務員の退職金は100%すべてカット 

    ③ 年金は一律30%カット、 

    ④ 国債の利払いは、5~10年間停止
    ⑤ 消費税を20%に引き上げ
    ⑥ 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ 

    ⑦ 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。 

    ⑧ 預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30%~40%財産税として没収する。

    もちろん、これを実施しようと手ぐすね引いて待っているのは、この人(ファラージvsファンロンパイ:「あんたは何ものだ!」)。ロバート・ゼーリック

    (中川昭一金融大臣を死に追いやってから、選挙も何もなく、いつのまにかIMF長官に就任。これぞ「情実人事」の典型である。(中川昭一金融大臣「朦朧記者会見」の真実を知っている関係者 (杉並からの情報発信です)

    もしこれが出来なければ、北海道か四国がロスチャイルド/ロックフェラーに売り飛ばされることになり、イスラエル人がどどっと四国か北海道に住み着くようになるだろう。それが良いことと感じるか、悪いことと感じるかは人それぞれだが、日本人の場合は、マスゴミを使って、そういう方向へ巧妙に誘導されるようになるわけですナ。

    救いは東原亜希のオーマン能力しかないかもしれないですナ。

    おまけ:
    「破壊屋」ヘンリー・キッシンジャー。このおやじが来ると、そこは火の海となり破壊されると言われている。

    (この後、中日韓北が一気に緊張する事態になり、日本の政権が荒れた。)

    (この後、韓国と北朝鮮の緊張が高まる事件続発。)


    みなさんはまだお気づきではないが、日本には「デス・ブログ」の東原亜希がいるのである。福島原発をも爆発させたあの力がある。彼女のデス・ブログにジャパンハンドラー名から民主党員の在日系の名前をどんどん書き込んでもらえばOKというわけですナ。「野田総理、がんばってネ」の一言でOK。翌日には死ぬらしい。もちろん、これはジョークだから本気にしないでくださいヨ。

    まあ、冗談はさておき、最近つくづく人間の頭が悪くなったと私は感じる。EU経済の問題で、日本のマスゴミや経済学者はギリシャ経済の破綻ばかりに目を向けているが、その背後で「イタリアがIMFの監視下に入った」という重大ニュースの意味を理解しない。

    実は、「ギリシャ問題」はいわゆる「ショック・ドクトリン」の餌に過ぎないのだ! EU諸国を根こそぎIMFの監視下、管理下に置くためのトリックなのである。「お前の国もギリシャのようになりたいのか? そうなりたくなければIMFの管理下に入れ!」という罠である。もちろん、その次は日米である。

    要するに、
    ついに「EU経済の命運が尽きる」!?:CDSもTPPも所詮「布石の一手」にすぎない!
    にメモした、

    「世界政府」の構造

    デービッド・アイク作


    への布石に過ぎないのである。

    その証拠に、EU諸国の大統領やら首相たちのうれしそうな顔を見たら、これが「やらせ」(=マッチポンプ)だろうということが分かるはずのものである。まったくの緊張感がない。それも当然である。

    なぜなら、彼らは「世界統一政府」を作るために選ばれたそれぞれの国のエージェントだからである。一度それができれば、日本の廃藩置県のように、国であった藩はなくなり県が置かれ、その県知事に収まったように、世界の中の国は消滅し、代わりに各地方ブロックの官僚として居座る事になる予定だからである。

    この「英王室+偽ユダヤ人」の王国が一番上に来て、初代支配者に、ダイアナの息子のウィリアム王子が君臨する予定だという話である。その完成が「2012年」のロンドンオリンピックの後だという。もしそうなら、一時英王室の王子と日本の天皇家の女性が結婚するとかいう噂があったが、血縁関係でも結んでくれた方が我々日本人にとってはいい事だったのかもしれないですナ。

    いやはや、実に興味深い時代に入ったものである。

    ちなみに、TPP推進派の在日系国会議員たちは、自分たちがTPP締結後に支配者側に入れると思っているようだが、それは甘い。この「世界帝国」は超白人至上主義の優生学的世界だということを指摘しておこう。だから、野田や前原や菅直人や枝野や岡田や仙石そして朝鮮のイミョンバクなどは全員強制収容所行きである。例外はない。なぜなら、アジアの支配者として選ばれたのは中国人のリー家のみである。朝鮮人はその昔のアメリカ合衆国のインディアンの中の「イロコア族」と同じ運命なのである。可哀想だが、このまま行けばそういう歴史となる可能性が高い。

    さてさて、今宵もまた私の自家製ルッキンググラスでまた将来を見てみるか
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今や、世界的な廃藩置県の時代になりそうです。「平成の船中八策を実現する市民の会」の出番かもしれません。                              以上

    「準結晶の発見」にノーベル化学賞

    「準結晶の発見」にノーベル化学賞!:おめでとうございます、シェヒトマン博士!

    みなさん、こんにちは。

    いやー、すばらしい。イスラエルのシェヒトマン博士が「ノーベル化学賞」を受賞した。

    ノーベル化学賞:イスラエル工科大教授に 「準結晶」発見

     スウェーデンの王立科学アカデミーは5日、11年のノーベル化学賞を、結晶とも、結晶構造を持たないアモルファスとも異なる第三の固体物質「準結晶」を発見した成果で、イスラエル工科大のダニエル・シェヒトマン特別教授(70)に授与すると発表した。シェヒトマン氏は1982年、液体状態から急冷したアルミニウムとマンガンの合金から準結晶を見つけ、84年に発表した。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億1500万円)が贈られる。


    準結晶」とは"quasicrystal"(クエサイクリスタルあるいはクワジクリスタル)という英語のものだが、おそらくこれからテレビマスゴミでは、その筋の専門家が呼び出されてある程度の説明が行われるのだろう。が、ちょっと説明すると、こんなものである。

    結晶には、1回対称、2回対称、3回対称、4回対称、6回対称のものしか存在し得ない。そういう立派な理論があった。これが固体物理学の基本、結晶学の一大原理であった。「5回対称」は正五角形を単位にこれを組み合わせて、結晶を作る。すると、正五角形では平面も空間も隙間なく埋め尽くすことが出来ない。だから、正五角形を基本単位にする結晶は自然には存在しないと考えていたわけである。

    そんな時代に、なんと「5回対称」をもつ結晶

    を見つけたのである。実は自然は不思議なやり方で、その隙間を埋めることができることを示したのである。その隙間をもっと小さな黄金律の比を持つ小さな五角形で埋め尽くすと、再びより小さな隙間が出来る。またこの隙間をもっと小さな黄金律の比を持つもっと小さな五角形で埋め尽くす。こういう方法を再現なく繰り返すと、空間を埋め尽くすことが可能である。その結果、普通の結晶は空間的に周期性を持つが、準結晶は非周期的(準周期的)な結晶を生み出す、ということを示したというわけである。

    普通の結晶成長の方法ではこれはできないが、急冷すると、時にこういうものができるとシェヒトマン博士が発見したのである。


    私の記憶では、この研究が出たのが1984年の秋のフィジカルレビューレター誌であったと思う。これはすぐに一大センセーションを世界中に巻き起こした。そんなわけだから、シェヒトマン博士の研究は発見当時からいつでもノーベル賞をもらってもおかしくはないといわれていたものである

    何を隠そう、私のこのブログがQuasimotoとついている理由は、私が阪大の博士課程にいた頃、この「準結晶」の発見が起き、この謎の物質の物性理論をいかに構築するか、この物質の性質をだれが最初に解き明かすか、の一大センセーションがわき起こり、私も大学院生ながら、この未知の物質に既存の物理理論を拡張してゆくことを研究したからである。

    そして、この物質の研究をめぐって、私個人の人生もまた「準人生」(ちょっと普通ではない人生)になったというわけである。そういう曰く付きの発見だったのである。私個人にとってだが。

    私はこの問題の理論的研究を求めて、会社を辞め、ユタ大学に留学し、そこで「1次元準周期格子」(これは「準結晶の1次元版」)の理論を作って、Ph.D.になったのである。これを基にして、富士通に入り、理研ではこれをDNAやタンパク質の電子状態の問題に応用するために入り、そして、そこから今の生活に入るきっかけができたというわけである。そういう実に因縁深い研究であったのである。もしこのシェヒトマン博士の「準結晶」の発見がなければ、おそらく私は普通の物性理論の研究者になり、普通の物理学者としてサラリーマン研究者か技術者か何かになっていたにちがいない。

    「光陰矢の如し」、「少年老い易く、学なり難し」というが、この「準結晶」の研究に向って多くの異なる人生が営まれたはずである。あるものは日本で研究し、あるものは海外で、あるものは海外留学して研究したのである。そういう意味で、確かに一つの時代の終わりを象徴しているように感じる。

    さて、このシェヒトマン博士の後には、高温超伝導の発見、常温核融合などの発見が続いた。その直前には量子ホール効果の発見。これらは私の青春期を彩った発見の数々である。あるものは、すでにノーベル賞をとり、あるものはウソだということになったが、物質科学研究の1つの黄金期を象徴したものである。

    こういう意味で、私は実に感慨深いものを感じたというわけですナ。

    シェヒトマン博士、おめでとうございます。
     
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今年度は日本人からは誰もいませんでしたが、その候補者は沢山いそうです。以上
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    人類のカルマの清算が始まったーその④

    第2章  人類のカルマの清算が始まった

     人は「光の子」と「獣」に分けられる


    5.ただし、すべての人間が地球と一緒に次元上昇するわけではなく、生まれ変わった新しい地球の次元に波長を合わせられない人間は、終末現象のなかで取り残されることになるようだ。(取り残された人間も物質としての肉体は失ってしまうことになると思われる。つまり肉体の死は避けられないということ)

     「世の終わりのシナリオ」の5番目です。
     私は、終末における次元上昇のための「卒業試験」に合格する人を「光の子」、合格できない人を「獣」という名前で分類しています。「光の子」は文字どおり、「心に陰のない天使のような人」ということになります。一方、「獣」の特徴は「我善し(利己主義)」で、「自分さえ餌にありつけばよい」という獣的な性質を強く持つ人という意味です。
     今日の地球においては、圧倒的多数の人は「光の子」と「獣」の中間に位置すると思われますが、これから終末までの期間に時間がスピードアップし、多くの極限的状況(食糧危機や大規模な自然災害など)を体験していく中で、人々の意識の二極分化(善化と悪化)が急速に進み、そのどちらかの性質を強めていくことになります。つまり、人類の心の波動が共鳴し合って、正反対の極に収斂されて行くということです。
     例えてみますと、人類はいま激しい波がぶつかり合う海面にできた大きな2つの渦の間を漂っている状態です。「光」と「闇」という正反対の性質を持った2つの渦はますます力を強め、大きくなりつつあります。私たちが「光」の渦に向かって泳ぐ努力をしなければ、「闇」の渦に引き込まれてしまうかもしれません。
     「闇」の渦は、いわば宇宙のブラックホールのように、その中に巻き込まれた人(魂)がどのような状態になるのかはわかっていません。予言の中には、この太陽系とよく似た宇宙に移されて、再び原始的な生活から学び直すことになると述べているものもあります。このことに関して述べた信頼できる予言が少ないため、私もそのことに確信を持っているわけではありません。
     はっきり言えることは、やはり私たちは「光」の渦に向かって泳ぐ努力をすべきであるということです。「光」の渦に巻き込まれた魂は、間違いなく「神の国」「ミロクの世」と呼ばれる新しい次元へと生まれ変わることができると言われているのですから‥‥。
     ここで「アセンション」や「ニューエイジ」についての知識を持っている人が感じると思われる疑問に対して、私の考えを述べておきたいと思います。おそらく、次のような疑問を持つ人が多いはずです。

     「人間はみな“神の子”だというのに、この終末に救われる人間と救われない人間がい
     るのはおかしいのではないか。神さまはえこひいきをするのか」


     『日月神示』にも「助かる」という言葉が使われています。つまり、終末には「助かる人」と「助からない人」がいるということです。その他の予言で使われている「救われる人」と「救われない人」という表現や、聖書の「選ばれる人」「選ばれなかった人」という表現も同じ意味で使われているのですが、ここで「助かる(救われる)」という言葉の意味を取り違えると、終末についての理解が混乱してしまいます。
     多くの人が引っかかるのがこの言葉の意味ではないかと思います。つまり、「私たちはどうすれば助かる(救われる)のか?」という考え方です。
     この終末には、陸が海に沈み、海が陸として浮上するような大天変地異や核戦争も起こると見られていますから、当然「助かる」というのは「肉体の命が守られる」状態だと考える人がいてもおかしくありません。
     たとえば「人間は死んだらそれでおしまい」と考えている人にとっては、「助かる(救われる)」というのは「大天変地異や核戦争に遭遇しても命が助かること」ということになるでしょう。自分以外の多くの人は地震や洪水で命を失ったとしても、自分と自分の家族の命だけは助けてほしい――ということです。
     しかしながら、終末において「助かる(救われる)」という意味は、決して「肉体生命が守られる」という意味ではないのです。そのことは、『日月神示』や『大本神諭』などに明確に述べられています。
     逆に、そういう「我善し(自分だけは助かりたいという利己主義)」の考え方をする人は、終末の「卒業試験」に合格することはないでしょうから、肉体生命をも失うことになるはずです。
     たとえ生き残ったとしましても、地上の文明が破壊され尽くして、食べ物も自由に手に入らないような荒廃した大地の上で原始人のように生きることが「救われた」ことになるでしょうか。しかも、場合によっては核戦争によって地上の植物や水なども放射能で汚染されているかもしれないのです。
     私たちの生命は、ただ「呼吸が続けられる」ということに価値があるのではなく、やはり多くの仲間と協力し、助け合いながら、文化や文明を発達させ、進化させていくことに意義があるはずです。ですから、せっかく進化した部分をご破算にされて、もう一度原始の状態から始める方がよいと判定される人の魂は、それにふさわしい環境に移されると考えるべきでしょう。
     私が「終末において救われる」というのは、進化した新人類として「神の国」や「ミロクの世」と呼ばれる新しい世界に生まれ変わることを言っています。その人たちを「光の子」と呼び、その反対側にいる人たちを「獣」と表現しておきます。
     結論としまして、終末において「救われる人」とは、波動を高めて「神の国」へと生まれ変われる人(魂)、「救われない人」とは、波動が粗いために現人類の「卒業試験」に合格できず、再度勉強をし直さなければならない人(魂)ということで、卒業の時期は大幅に遅れますが、この宇宙の中の学びの場から追放されるわけではないということです。
     『日月神示』に「一度は死んでくだされよ」とあるのは、助かる人でも三次元における肉体生命は失われる場合があることを意味しています。「助かる人」はその後で神様がつまみ上げてミロクの世に生まれ変わらせてくださるのです。
     ここでは、終末において「光の子」と「獣」を分ける判定基準は「肉体の生死」のことではない――ということを心に留めておきたいと思います。
    以上は「2012年のカルマの法則」より

    2011年11月25日 (金)

    壮絶なアメリカ「オークランドを占有せよ」内戦勃発か!

    壮絶なアメリカ「オークランドを占有せよ」:内戦勃発か?TPPどころじゃないだろ!

     

    アノニマス

    英王室に抗議した英雄ガイ・フォークスの顔とされる。



    みなさん、こんにちは。

    いやー、風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。いよいよアメリカも煮詰まって来たようである。NY、オークランド、ワシントン、カナダとどんどん「オキュパイ、NY」が広がっている。それに対して、「待ってました」とばかりに、「イルミナティー・カード」の「ホームランドセキュリティ」や「法と権力」
    や「非常時の暴力」そのままである。
    陰謀カードゲーム「 イルミナティNWO」:これで世界のすべてが分かる?

    Oakland Revolt: Occupy cop crackdown


    Occupy Oakland clashes: Video of masked youths smashing windows


    Veteran shot in the face by police projectile at Occupy Oakland protests


    さすがにアメリカの若者たち、パワーが違う。しかし、器物破損はいかんだろう。また、国民に向って平気で武器を使用する警察も狂っている。すでにアメリカは内戦勃発と言えるだろう。これもまたオバマ政権のせいですナ。

    それよりは、こういうのはどうか?

    セクシーなメード姿でストロスカーン氏に抗議

    それにしてもアメリカの警官はひどくなったようですナ。あまりにやり方が非人間的である。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今の米国は内戦前夜の様子です。それだけ社会が今やズタズタにされてしまったのです。
    資本主義の国の総本山がこれですからもうこれで資本主義も終りです。後に来る哲学がまだありません。ベーシックインカムを基本にした社会資本主義がその代わりをする可能性もあります。                                  以上


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     ;
     

    民衆の歌声が聞こえるか?

    Hey, NWO, "Do you hear the people sing?":「民衆の歌声が聞こえるか?」

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。いよいよ世界中が励起状態に入って来たようである。

    大分前にここでメモしておいたのは、これ。バグズライフの1シーン。
    「ピューニー・リトル・アンツ」!?:世界はいよいよこれからが本番、佳境に入る?

    Hopper explains the world (A Bug's Life)

    まさにこれがニューワールドオーダーの世界観


    これに対して、「民衆の蜂起」を描いたものが、

    A Bug's Life (1998) Part 6/7


    と「レ・ミゼラブル」のこのシーンである。

    DO YOU HEAR THE PEOPLE SING?



    これはフランス革命の時代を描いたものである。

    今やこれとまったく同じような状況が、アメリカ、イギリス、カナダの「英連邦」で起こりつつある。フランス革命は、これを機に「フリーメーソン」が「王政」を打破し、ユダヤ人銀行家がフランスを乗っ取るために行ったことが今では周知の事実であるが、今欧米で起こりつつあるのは、まさにその逆である。ユダヤ人が乗っとった世界の銀行資本家や政治家の「フリーメーソン政権」打破のために一般人が蜂起してきたのである。

    カナダ:「ディック・チェイニーを刑務所へ!」と叫ぶ。

    Hundreds in Vancouver Protest and Demand Arrest of Dick Cheney !! : Parental Advisory



    アメリカ:

    Occupy Wall Street Protester End the Fed - Best Rant!


    Cops Beating People Up At Occupy Wall Street



    イギリス:

    British National Party Demo. Shrewsbury Crown Court



    日本:

    フジテレビ抗議デモin大阪(9月18日)




    おまけ:
    les miserables--do you hear the people sing


    Do you hear the people sing?


    しばらく前までYouTubeに日本語の「レ・ミゼラブル」もあったのだが、すぐにクレームをつけて消滅させた馬鹿者がいた。おそらく業界関係者だろうが、目先の著作権侵害にこだわり、ピアレビューを消せば、結局本業の本当のCDも売れなくなるのだ。結局それで一生の損をこくことにつながる。YouTubeに残しておいても所詮はYouTubeまだ画像は悪い。だから、いつか本物を買おうという気になるものだが、消せばそれもなくなり、だれも見ず、だれも買わないことになる。芸術は見るためにある。見られないものはもはや芸術の価値はない。そんなわけで、YouTube上に一見すると違法にコピーしたように見えるものがあったとしても、そこそこ残しておいた方がいいのである。まあ、そういうことが電通支配のマスゴミには理解不能のようですナ。

    おまけ2:

    Do You Hear the People Sing?
    ENJOLRAS
    Do you hear the people sing?
    Singing a song of angry men?
    It is the music of a people
    Who will not be slaves again!
    When the beating of your heart
    Echoes the beating of the drums
    There is a life about to start
    When tomorrow comes!

    COMBEFERRE
    Will you join in our crusade?
    Who will be strong and stand with me?
    Beyond the barricade
    Is there a world you long to see?
    Courfeyrac:
    Then join in the fight
    That will give you the right to be free!

    ALL
    Do you hear the people sing?
    Singing a song of angry men?
    It is the music of a people
    Who will not be slaves again!
    When the beating of your heart
    Echoes the beating of the drums
    There is a life about to start
    When tomorrow comes!

    FEUILLY
    Will you give all you can give
    So that our banner may advance
    Some will fall and some will live
    Will you stand up and take your chance?
    The blood of the martyrs
    Will water the meadows of France!

    ALL
    Do you hear the people sing?
    Singing a song of angry men?
    It is the music of a people
    Who will not be slaves again!
    When the beating of your heart
    Echoes the beating of the drums
    There is a life about to start
    When tomorrow comes!

    以上は「井口和基氏」ブログより

    今は世界的な民衆革命期にあるのではと思われる動きも出てきつつあります。世界各国の政府が機能しなくなりつつあり、国家主権至上主義を超える要求が世界各地の民衆の間から出てきました。これは新しい動きとなり、益々その動きは勢いを増して世界民衆革命に繋がるものと思われます。

                                              以上

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    人類のカルマの清算が始まったーその③

    第2章  人類のカルマの清算が始まった

     「身魂磨き」は心の悪い癖を直すことから


     まず、簡単なメンタル・ゲームにお付き合いいただきたいと思います。
     45度に傾いた大きなガラス板の上を、細かな鉄の粉が間断なく流れている光景を思い浮かべてください。そのままであれば鉄粉はガラス面を伝って下へ流れ落ちるだけですが、ガラスの裏側から強力な磁石を当てますと、流れ落ちる鉄粉が磁石に引き寄せられ、ガラスの表面に磁石と同じ形ができあがります。磁石がハート形ならハートが、ダイヤの形ならダイヤが、鉄粉の集合体としてできあがるはずです。
     今度は、固い磁石の代わりに「強力な磁気を帯びた粘土状の磁石(磁気粘土)」があると考えてください。すなわち、「粘土のように手で自由に形が変えられる磁石」ということです。そして、鉄粉はガラス板の上を流れているのでなく、霧のように空中を漂っているものとします。この場合でも、“磁気粘土”は空中の鉄粉をその表面に引き寄せて、“磁気粘土”と同じ形を作り上げるでしょう。
     では、更にイメージを膨らませて、この“磁気粘土”が透明であると考えてください。つまり、目に見えないのです。そして、その前に大きな鏡が置かれているとします。透明の“磁気粘土”は、そのままでは鏡には映りません。しかし、空中に飛散している鉄粉を引き寄せますと、その“磁気粘土”の形が鉄粉によって浮かび上がり、鏡に映ります。“磁気粘土”が犬の形をしていれば、鉄粉でできた犬の姿が、鳥であれは鳥の姿が映るはずです。しかも、粘土は“制作者”によって形を変えることができますから、鏡に映る鉄粉の像もさまざまな姿に変わります。

     ここで種明かしをしましょう。「透明の磁気粘土」は私たちの「心」をたとえたものです。それも普段は認識できない「潜在意識」ということになります。「大きな鏡」は私たちが体験しているこの「現実世界」というスクリーンなのです。私たちは目に見えている世界こそが「現実」と思っていますが、実は私たちが「現実」と思っているこの世界は、異次元(霊界)に存在する「実像」が鏡(現実世界)に映った「虚像」なのです。「現世」と書いて「うつしよ(映し世)」と読むのはそのためです。昔の人は心霊的にそのことを察知し、理解していたものと思われます。
     ちなみに「現世(うつしよ)」に対する「隠り世(かくりよ)」という言葉は、「あの世」ということで「死後の世界」と解釈されていますが、本来は霊界全般、すなわち異次元全体のことをさしている言葉です。
     さて、もう少したとえ話を続けます。私たちはいつも無意識のうちに「心(潜在意識)」という手を使って“粘土細工”をしています。制作中の像の姿は目に見えませんが、しばらくすると「現実世界」という鏡に映りますので、制作中の像がどんな物であるかを確認することができます。
     あるときは優しい観音様のような像を創っているかも知れませんし、または仁王様のような憤怒の像を創っているときもあるでしょう。「怒りの像」を創れば、空中に飛散している鉄粉(エーテル状のもの。量子力学でいう「量子」、仏教では「空」と呼んでいます)を引き寄せて、「怒りの像」を創り上げ、現実世界に映し出すのです。
     人によって、創る像には特徴が表れます。それが個性となって、その人の性格や運命、そして人生をも左右するのです。いつも「怒りの像」を創っている人、いつも「恐怖の像」を創っている人――そのような人の運命がどういうものであるかは容易に想像できると思います。逆に、いつも「周りの人を勇気づけ、楽しませる像」を創っている人、いつも「目の前の課題に果敢に挑戦する像」を創っている人――そのような人の人生も想像することができます。
     このように、どのような像を創るのが得意であるかは人によって違います。心にも癖があるからです。この「心の癖」が「カルマ」と呼ばれているものなのです。私が『2012年の黙示録』(たま出版)で力説している意味はこのことなのです。以下にその部分を抜粋してみます。

    カルマはなぜ生まれるのか
     ‥‥カルマとは「過去生も含め、これまでの人生において魂が作り上げてきた波動の傾向」ということになります。そして、その第一原因となっているのは私たちの「心の癖」であるということです。
     私たちは、それぞれの心の癖によって、言葉や表情、しぐさなどにもある特定のパターンをつくりあげています。悩み事があるときに眉間にしわを寄せたり、不満に思うときに口をとがらせたり、失敗したときに赤い舌をぺろりと出したり、うまくいかないときに何回もため息をついたりと、無意識に特定の同じパターンをくり返します。それは潜在意識の奥深くに記憶された波動の傾向、すなわち心の癖なのです。
     このように、表面に形として現れたものを見ると、私たちの内面に何があるのかが理解できます。すなわち、結果を見ると原因がわかるということです。同じように、私たちの人生に起こるさまざまな出来事も、ある特定のパターンをもっています。そのパターンに気づくことによって、原因となっている心の癖と、その心の癖によってつくられた波動の傾向が理解できるというわけです。
     過去の人生の中で身につけた心の癖がカルマとなって、現在の私たちの人生に影響を与えているのです。しかも、私たちがその原因に気づき、心の癖を改めるまでは、そのような体験は似たようなパターンをとってたびたびくり返されます。しかも、それは常に仕事上の失敗や人間関係のトラブルなど、私たちにとって嬉しくない不運な出来事として形を現すのです。
                              ――『2012年の黙示録』(たま出版)


     このように、私たちが過去(前世、前々世などの「過去生」も含めて)において創り上げてきた磁気粘土の姿が、鏡(=現実世界)に映っているということです。そして、私たちはいまこの瞬間も「心の手」で新しい像を創り続けているのです。これからもずっと、この「手の癖(心の癖)」が人生を左右していくことになります。
     「終末」とは、そのような人類の「手の癖(心の癖)」のなかで人の進化と逆方向にある悪い癖を修正するために、神が仕組んだ一大イベントだと理解すべきでしょう。ですから、終末の極限的な状況を迎えるまでに、その「手の癖(心の癖)」を軌道修正しておけば、つまり悪いカルマを解消しておけば、終末において天変地異に巻き込まれ、阿鼻叫喚の巷をさまよう必要はないのです。それは人類全体についても言うことができます。

     「善悪」を判断する基準は何?

     ここで念のために「善い」「悪い」の判断を何でするのかということについて説明しておきます。これは「カルマの法則」が分かれば簡単なことです。つまり、「自分が与えたものが自分に返ってくる」というのがカルマの法則ですから、「自分が受け取りたくないもの」が「悪いカルマ」ということになります。
     たとえば他者から「憎まれる」「人前で批判される」「無視される」「陰で悪口を言われる」ということは決して心地よいものではないと思います。そういうことを他人からされたくなければ、自分も他人に対してやってはいけないということがわかります。それがカルマの法則の意味なのです。「自分が蒔いた種は自分で刈り取る」「他人に与えたものが自分に返ってくる」ということで、「自分に返ってきてほしくないもの」を「悪いカルマ」と判断すればよいわけです。そのように気づきを重ねることによって、人は自らの魂を磨き、次第にレベルアップ(進化)していくのです。
     そのことが新約聖書の中でも、イエス・キリストの言葉として次のように述べられています。(以下は「ルカによる福音書」より抜粋)

     人々にしてほしいとあなたが望むことを、あなたも人々にしてあげなさい。

     人を裁かないようにしなさい。そうすれば、神もあなたがたを裁かれないでしょう。また、人を非難
    (condemn)しないようにしなさい。そうすれば神もあなたがたを非難されないでしょう。許してあげなさい。そうすれば神もあなたがたを許されるでしょう。与えなさい。そうすれば神もあなたがたに与えられるでしょう。

     あなたがたが他人を量る量りで、神はあなたがたを量り返されるでしょう。


     要するに、自分が他に与えたものがそのまま自分に返ってくるということですから、自分が望まないことは他者にもしないほうがいいということです。もちろん、これは心の使い方を処方しているわけですから、対象を人間に限っているわけではありません。この地上に生きるすべての生き物に対して、あるいは私たちが無生物と思っている物に対しても、特定の感情を持って接するならば、それはそのまま同じ形で自分に返ってくるということです。返ってきたものが自分にとって好ましいものであれば、それが「善」ということになり、逆の場合は「悪」だと考えればよいわけです。
     このようにして、人類の一人ひとりが、自らの気づきによって悪いカルマの清算を済ませるならば、人類の集合意識は浄化され、地球のカタストロフィーを穏やかなものに変えることも可能でしょう。「大難を小難に変える」ということです。しかし、今日の世界を裏からコントロールしている勢力が、人類の意識が浄化とは逆の方向に向かうように操作している現状では、それは望めそうにありません。しかも、もう残された時間がほとんどないのです。
     そこで、まず気づきを得た人から順番に「透明の磁気粘土」を正しく操作することに務めながら、同時にその正しい操作方法を周りの人に伝えていくことが必要になってきます。
     これから起こる一見悲惨に見えるできごとに心を曇らせることは、磁気粘土を恐怖の姿に創り上げることになるのだ――ということを周りの人たちに伝えていくことが大切なのです。そうでないと、人類の集合意識が創り上げた「恐怖の像」が「現実世界」という鏡に映り、その姿を見て多くの人がまた新たな「恐怖の像」を創り上げるという悪循環に陥る危険性があるからです。
     いま鏡に映っている像は「過去に創り上げた磁気粘土の像」なのです。これから創る像の形を変えれば、鏡に映る像も変わってくるわけですから、恐れる必要はないのです。鏡は私たちに、その「手の癖(心の癖)」を教える働きをしているのです。
     多くの予言によれば、「新しい世界」では、透明の粘土を直接見ることができるようになると言われています。つまり、心の動きがすぐに形として現れるということです。そのとき、たとえば「憤怒の像」を創る心の癖を持つ人は、大変恐ろしい世界をつくり出すことになるでしょう。終末の後に訪れる「神の国」とは似ても似つかぬ世界のはずです。
     そのような人たちは、鏡に映った自分の姿を見てゆっくりと「手の癖(心の癖)」を修正することはできませんから、「神の国」と呼ばれる世界に住むことができないのです。その人たちが進む世界がどういう世界なのかは、予言にもあまり詳しい説明がなされていません。『日月神示』には「ノーにする(消滅させる)魂もある」という表現がありますから、あまりにも醜い心の癖を身につけてしまった魂は、文字どおり消滅させられてしまうことがあるのかも知れません。

     身魂が磨けておれば心配はいらない

     カルマの性格がどういうものかご理解いただけたでしょうか。私たちは、個人のカルマだけでなく、宗教団体などの組織的なカルマ、国として、民族として、あるいは人類全体としてのカルマも背負っています。つまり、さまざまな形で「心の癖」を身につけているのです。いま終末を迎えるにあたって、その「心の癖」の徹底的な軌道修正が迫られているということです。
     その意味をご理解いただくために、もう一度拙著『2012年の黙示録』を引用します。

    ■人類は清算できないほどのカルマを抱えてしまっている
     
    まず、私たちの潜在意識の中には、この終末までに清算しておかなければならないカルマが大なり小なり蓄積されています。それは私たちの運命や肉体に、不運な出来事や病気・怪我などの形で影響を与えることがわかっています。また、1回の人生で清算できないような大きなカルマは、生まれ変わった次の人生へと持ち越されることになります。
     そして、先祖や国、民族、人類全体のカルマは、関係する魂が背負わされることになっているのです。カルマは必ず誰かが清算しないと消えないからです。個人のカルマは個人の病気や怪我、その他の不運な出来事として形を現します。同じように、先祖代々のカルマや国のカルマは、それぞれその子孫や国民の不幸な出来事として形を現すのです。
     私たちに気づきがない場合は、形を現したカルマを見て恐れたり、憎んだり、呪ったりします。そのことによって、また新しいカルマの原因をつくってしまいます。このようにカルマがますますふくらんできて、もはや人類全体のカルマを人類自身の手で清算することができない状態になっているのです。人類の集合的無意識からあふれ出したカルマが地球意識を汚染し、物質地球そのものの破壊という形でカルマの清算が始まっています。これが終末現象ということです。
     人が病気や怪我、他人との争いなどの形でカルマを発散させるように、地球は環境汚染や異常気象、自然発火による森林火災、洪水や地震、戦争やテロ、内乱などによってそのカルマの発散を続けています。そのような現象を体験することによって、人類は恐怖心に駆られ、自らの不幸な運命を呪うという形で新しいカルマの原因を作り続けていますので、このまま行けば、やはり地球は一大天変地異を迎える以外にカルマの清算ができないのかも知れません。どこかでこの悪循環を断ち切らなければいけないのですが‥‥。
                                ―― 『2012年の黙示録』(たま出版)


     ここで少し整理をしておきましょう。
     私たちの心が創り上げる「磁気粘土像」が、「現実世界」という鏡に映っているということでした。私たちは鏡に映った像を見て、喜んだり、悲しんだり、恨みに思ったり、恐れたりします。そのことによって生まれる心の状態が、また新しい像の制作に影響を及ぼしていくのです。そこには一定の心の癖が生まれていきます。その心の癖が「カルマ」と呼ばれているものです。ですから、カルマは「私たちがどのような心の癖を持っているかを教える働きである」と言うことができます。
     鏡に映った像を見て一喜一憂する必要はありません。その像を見て、自らの心の癖を理解し、もしその内容に問題があると思えば、それを改める努力をしていくことが大切なのです。それをやりさえすれれば、終末のカタストロフィー(破局)は全く恐れる必要はないのです。それは人類がカルマを清算し、新しい世界へと巣立っていくために神さま(創造神)が準備された「卒業試験」だからです。

     最後に、これから起こる現象を考える上での大切なポイントを申し述べておきます。
     いま、時間のスピードが速くなっていることが実感できると思います。それが終末現象とどういう関係になっているのかということです。私たちが「心の手」で創り上げる磁気粘土像が、従来よりも速いスピードで「現実世界」という鏡に映ってくるようになっているということです。地震などの自然災害の発生する頻度が高くなっているのもそのことを表しています。
     そのような自然災害やテロなどの形で現れた磁気粘土像を見て恐怖心を起こす人が多ければ、人類の集合意識を映す鏡はますますおぞましい像を映し続けることでしょう。そのことでまた多くの人が恐怖にかられる、という悪循環が加速されることになります。
     人々の恐怖心をエネルギー源にしていると言われる異次元の悪魔的存在は、人類が恐怖心に駆られるように巧妙に働きかけているのです。その悪魔的存在に操作されているのが今日の世界を陰から支配している「陰の超国家権力」だということができます。

     では、私たちは現在の地球上で繰り広げられつつある、一見悲観的な鏡の像を見てどのような心の姿勢を持つべきなのでしょうか。そのことが端的に表現された文章を改めてご紹介しますので、ぜひ肝に銘じていただきたいと思います。ここでもう一度『日月神示』の以下の一文にご注目ください。

     ミタマ(身魂)磨けておれば、心配なくなるぞ。心配は、磨けておらぬ証拠ぞ。
     ミタマ磨きとは、善いと感じたこと直ちに行なうことぞ。


     ここでは、「終末のことが心配になる人は、まだ身魂が磨けていない証拠だ」という厳しい表現がされています。確かに、終末現象を恐れる気持ちがある人は、まだ「磁気粘土」と「鏡」の関係が理解できていない人と言えるでしょう。また、頭で理解していても、その鏡に映る像を見て心の使い方を修正する努力をしない人は、やはり恐怖の終末現象を体験させられることになります。
     「ミタマ磨きとは、善いと感じたこと直ちに行なうことぞ」――この言葉を肝に銘じて日々精進を重ね、「終末の大峠」を嬉々として乗り越えていきたいものです。
    以上は「2012年のカルマの法則」より

    2011年11月24日 (木)

    安全な農作物を作り続けるための除染

    安全な農作物を作り続けるための除染

     福島第1原発の事故により放射性セシウムで汚染された環境を除染するための目的、手法には以下の4つのカテゴリーがある。
    ①人が住み続けるための除染
    ②安全な農作物を作り続けるための除染
    ③水産物を採取できる海を確保するための除染
    ④森林資源を守るための除染
    前回、放射性セシウムの除染情報1では①人が住み続けるための除染のカテゴリーについて述べた。
    「二本松市赤ちゃんのいる家の除染について」の中で木村真三さんが除染した家は二本松市南杉田地区にある。
    この地域のセシウム土壌汚染程度は文科省の土壌濃度測定では、
    土壌濃度セシウム合計 439~526kBq/m2
    空間線量率 2.16~2.37μSv/h
    15cm換算土壌濃度セシウム合計 2429~2908Bq/kg
    であった。
    今回は、②安全な農作物を作り続けるための除染のカテゴリーについて書きたい。
    Photo
    農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について_農水省_平成23年9月14日
    農地の放射性セシウム土壌濃度(Bq/kg)の段階ごとに、農水省は、農地土壌除染技術の適用の考え方(黒字で表示)を示しています。
    ●100,000<
    適切に放射線を遮へいできる施設で保管することが望ましいとされています。
    また放射線量が高いため、固化剤による土ほこり飛散防止等、除染作業時の被曝に対する様々な安全対策を講じる必要があります。
    大熊町長者原(北緯37.42525,東経141.005194)で放射性セシウム合計で 29,000kBq/m2 163,000Bq/kgあります。
    100,000Bq/kgを超えるのはこの1ヶ所だけです。原発から2.5kmの距離にあります。


    ●25,000-100,000
    固化剤等による土埃飛散防止措置を講じた上で、5cm以上の厚さで表土の削り取りを行うことが適当です。
    25,000Bq/kg以上の汚染が大熊町、双葉町、富岡町、浪江町に広がっている。この地域に人が住むことはできません。
    すべて国が土地を買い上げるべきと思います。
    特に、請戸川、高瀬川、前田川、熊川の河口部に遊水池を設け、出水によるセシウムの海への拡散を防ぐべきと思います。
    農地の除染も農作物を作ることを目的とせずに、海の汚染を防ぐことを目的に行うべきです。


    ●10,000-25,000
    表土削り取りを行うことが適当です。10,000 Bq/kgを超えると、深さ30cmの反転耕による希釈で5,000 Bq/kg以下にすることが困難になります。
    飯舘村、川俣町、葛尾村、南相馬市が対象の市町村になります。
    周囲の森林の林冠に付着した放射性セシウムが雨滴、落葉、花粉等の飛散に付随して農地に拡散してくる。
    飯舘村の林野面積は17,316 ha、耕地面積は2,230 haでその比率は7.77倍である。放射性セシウム粒子をフィルター機能で付着した森林は農地より多くの放射性セシウムを蓄積していると推定される。
    森林の蓄積したセシウム量は農地の約8倍以上あることを覚悟しなければならない。


    ●5,000-10,000
    地目や土壌の条件を考慮した上で、水による土壌撹拌・除去、表土削り取り、反転耕を選択して行うことが適当です。

    ●≦5,000
    必要に応じて反転耕などにより農作物への移行低減対策、空間線量率低減対策を講じることが適当です。

    以上が現在、農水省が考えている除染計画である。
    Photo_2  
    5000Bq/kgを超える汚染地域は、大熊町、双葉町、富岡町、川内村、川俣町、飯舘村、川俣町、葛尾村、南相馬市の9市町村である。

    5000bqkg

    PDFファイルのリンク 

    5000bqkg_2 
    10,000-25,000Bq/kgの激しい汚染は原発周辺と浪江町の請戸川沿いに拡がっている。
    ___

    飯舘村の場合で考えてみる。
    グラフと統計でみる農林水産業_農水省のデータより
    【林野面積合計】 17,316 ha
    【耕地面積】 2,230 ha
    【総土地面積】 23,013 ha
    【その他】3,467 ha
    周囲の森林の林冠に付着した放射性セシウムが雨滴、落葉、花粉等の飛散に付随して農地に拡散してくる。
    10,046~16,891Bq/kgが13ヶ所
    5,064~9,879Bq/kgが24ヶ所
    1,227~4,805Bq/kgが16ヶ所
    13ヶ所の中で比曽川沿いの農地は3/15の放射性プルームの飛散ルートの真下であり、周囲の森林も激しく汚染されているので、森林からの飛散状況を見定めてから農地の除染作業を開始するべきである。場合によっては、森林の伐採・植林後に農地の除染を行うべきである。
    「飯舘村除染計画書_20110928」の中で、森林除染費368億円は農地等除染費851億円に比べて少な過ぎる。
    また、木材の収穫を10年遅らすと、木の幹のセシウム汚染が進み、住宅用建材としての売れなくなることも考慮しなければならない。
    「大玉村の森林の放射性セシウム汚染及び対策案の提言」を参照。
    5000Bq/kg以下の農地についてはそっけない。農水省の言う水田の農地濃度5000Bq/kg以下というのは
    文科省の土壌濃度、空間線量率に換算すると、
    土壌濃度=5000/5.53=904,000Bq/m2
    二本松市の土壌濃度-空間線量率の換算係数を使って、
    空間線量率=904,000/195051=4.64μSv/h と非常に高い値である。
    農作業にも支障の出る線量である。農水省でも空間線量率低減対策を講じることが必要としている。
    この領域の汚染には微生物による除染法、バイオジオフィルターを利用した用排水路における簡易水質浄化法を考えてもよいのではないか。
    「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について_農水省_平成23年9月14日」の【別添4】各技術についての解説の4反転耕(P11)によれば、
    ほ場の表面線量率は、
    不耕起: 0.66 μSv/h
    ロータリ耕 :0.40 μSv/h
    プラウ耕 : 0.30 μSv/h
    であった 。
    ロータリ耕(15cmと推定)では0.40/0.66=0.61
    プラウ耕(30cm)では0.30/0.66=0.45
    に空間線量率を減ずることができる。
    (学校グラウンドでの 空間線量率1mと表面線量率1cmの比率は1.1であるので考慮に入れない。)
    水田の農地濃度5000Bq/kg、空間線量率4.64μSv/hは、
    ロータリ耕(15cmと推定)では4.64×0.61=2.83μSv/h
    プラウ耕(30cm)では4.64×0.45=2.09μSv/h
    となる。
    ちなみに二本松市の平均空間線量率は1.44μSv/hであるので、
    ロータリ耕(15cmと推定)では1.44×0.61=0.88μSv/h(年間積算線量4,6mSv)
    プラウ耕(30cm)では1.44×0.45=0.65μSv/h(年間積算線量3.4mSv)
    何とか当初の目標の5mSv以下に収まる。
    二本松市の空間線量率は、
    不耕起で0.5~3.0μSv/h(年間積算線量2.6~15.8mSv)の間にあり、
    測定ヶ所82の中で年間積算線量5mSvを超えるのは、56件である
    ロータリ耕(15cmと推定)で0.31~1.83μSv/h(年間積算線量1.6~9.6mSv)となるが、年間1mSvの目標には達しない。
    測定ヶ所82の中で年間積算線量5mSvを超えるのは、25件である。
    プラウ耕(30cm)で0.225~1.35μSv/h(年間積算線量1.2~7.1mSv)となるが、年間1mSvの目標には達しない。
    測定ヶ所82の中で年間積算線量5mSvを超えるのは、6件である。
    耕作放棄地や南杉田や小浜地区などのホットスポットが残る。これらの場所を探して「表土削り取り」、森林の除染を行う必要がある。
    しかし、二本松市でさえ、1mSvを下回る所は一ヶ所もない。いかに年間1mSvまで下げることが困難であるか理解できる。

    次回は、飯舘村の除染について書き込みたいと思います。

    参照資料のリンクリスト
    農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について_農水省_平成23年9月14日
    【別添1】農地土壌除染技術開発の実証試験概要
    【別添2】実証した除染技術の成果の概要要
    【別添3】農地土壌除染技術の適用の考え方
    【別添4】各技術についての解説
    市町村による除染実施ガイドライン_原子力災害対策本部_20110826
    農地の除染の適当な方法等の公表について_原子力災害対策本部_20110930
    森林の除染の適切な方法等の公表について_原子力災害対策本部_20110930
    飯舘村除染計画書_20110928

    「市町村の姿」 - グラフと統計でみる_農林水産業_福島県_飯舘村_農水省

    以上は「みまもりファームの栽培日記」より

    除染は大変な費用と作業が必要です。実際には除染不可能な場所も多く現実は厳しいのが実態です。それに現在も福島原発はいまだ新たな放射能を飛散させている状態ですから、やっと除染してもまた汚染されてしまうイタチごっこの状況であるわけです。元をストップさせねば駄目です。しかしこれが略不可能な状況であるわけです。どうしようもない状況ですがそれでもやらねば成らない現状のようです。諦めるわけには行かないのです。以上

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    「両班」と「ビンタ」、南北を分けたもの!、:「朝鮮戦争」の光と陰

    「両班」と「ビンタ」、南北を分けたもの!?:「朝鮮戦争」の光と陰

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。中でもますます緊張が高まるアジア世界にあっては、なおさらである。

    最近、私がつくづく思うのは、アジアの平和と安定のためには、「朝鮮研究」がどうやら一番の決めてとなりそうだ、ということである。

    「いったい朝鮮人とは何ものか?」、
    「朝鮮の歴史とはどのようなものだったのか?」、
    「韓国と北朝鮮の人間はどこから来たのか?」、
    「朝鮮人とはどんな人種だったのか?」、
    「はたして朝鮮戦争とはどんなものだったのか?」

    こうしたことを理解しない限り、朝鮮半島の安全と平和、当然、多くの在日を抱える日本の平和と安全もあり得ないからである。

    日本政府は、「朝鮮研究」の場を作り、本格的に「朝鮮人問題」を研究してもっと踏み込むべきだろうと思うのである。

    そんな折、実に興味深い記事を見つけたので、ここにメモしておこう。”個人的に”「朝鮮研究」を重ねている、「ねずきち」氏のブログの「朝鮮戦争」である。実にすばらしい記事である。これを読めば、「朝鮮戦争とは何だったのか?」というものが、実によく理解できるだろう。記事はかなり長いので、ほんの一部だけここにメモし、あとはリンクのみにしておこう。

    李承晩と朝鮮半島の歴史


    実はこの否認にはこれにはもうひとつの理由があります。
    それが、後に韓国の初代大統領となる李承晩(イ・スンマン)です。

    李承晩は明治8(1875)年生まれの朝鮮の独立運動家です。
    生家は、李氏朝鮮の初代王である太宗の長男で世宗の兄である譲寧大君の末裔とされていますから、要するに両班(りゃんばん、朝鮮の貴族)の家にあたります。

    李氏朝鮮の時代というのは、人口でいったらほんの一握りしかいない朝鮮貴族の両班が、民衆に対して絶対的権勢を振るった時代ですから、彼らにしてみれば日本によって民衆に力を与えられるのは憎くて仕方がない。

    日韓併合によって朝鮮半島が日本統治になると、李承晩は上海に渡り、そこで「大韓民国臨時政府」を樹立して、勝手に初代大統領を名乗っています。
    これが大正8(1919)年のことです。

    さすがにことのときは、日本も怒り、憲兵隊が李承晩を逮捕した。
    日本はアジアの独立、アジアの欧米による植民地支配からの脱却、そして人種平等を目指して戦っていたのです。
    人種の平等というのは、人間の平等の精神でもあります。
    どんな人でも、努力をすれば、相応の地位も名誉も与えられる。
    単に権威の上にあぐらをかくような存在は、否定される精神でもあります。

    これに対し、李承晩が抱いていた思想は、あくまで朝鮮半島は両班のものであるという思想です。
    朝鮮半島の人も富も、すべては朝鮮人の両班のものでなければならない。

    これは、日本の大東亜共栄の思想とは全く異なるものです。
    日本の憲兵は、李承晩に対し、理を諭し、情をもって接するのだけれど、李承晩は火病を起こして翻意しない。
    あまりのことに腹を立てた憲兵が、その李承晩に平手打ちをしたのだそうです。
    このたった一回の平手打ちが、実はその後の韓国と日本の関係を決定づけた。

    李承晩は、実は太宗の長男の系譜とはいっても、16代目にすぎません。
    家は簡単に言ったら、没落貴族でしかない。
    けれど彼にとっての誇りというのは、自分が両班である、というその一点に集約されている。
    だから、人から平手打ちなんてもらったことのない李承晩は、生涯にわたって、その平手打ちを逆恨みし続けたのです。

    当時は、日本人の間では、平手打ちなんてのはあたりまえの習慣です。
    平手で相手のホッペタを、ピシャリと叩くのだけれど、平手打ちというのは、打たれた側は痛みはあっても怪我はしません。そして打った側も、手のひらが痛い。
    打つ側の手の平の痛みは、打つ人の心の痛みでもあります。
    その心を素直に感じることで、打たれた側も反省をする。
    日本ではあたりまえの、そうした習慣が、朝鮮人の李承晩にはまったく通じなかったどころか、彼は生涯それを個人的怨恨として逆恨みし続けたのです。

    この記事にある、後に韓国初代大統領となった「李承晩(イ・スンマン)
    という「両班(りゃんばん)」がいる。この「両班」
    というのは、最近の韓流ドラマの時代劇に出て来る、こんな姿
    (ちなみに、この時代は

    なるほど李氏朝鮮の時代、朝鮮貴族の両班たちにとっては、まさに半島は天国だったかもしれません。なにせ一般国民には私有財産すら認めず、女性には名も与えず、両方の乳をすぐに露出させれる服を着ることを強制し、女は犯し放題、財産やカネも奪い放題の特権階級を作っていたのですから。

    だったという。)
    の朝鮮貴族のことである。その末裔であるということだけを誇りにして、「目先の損得にこだわり、将来の大損をこく」ということをしでかしたのが、李承晩(イ・スンマン)であった。

    この記事によれば、南の李承晩(イ・スンマン)と北の金日成(キム・イルヨン)の非常に似た気質の2人が現われたことが、韓国と北朝鮮に分断する歴史の直接の不幸な原因であったことが分かる。日韓併合が日本の敗戦で終わっても、曲がりなりにも、まだ「統一朝鮮」がそこに残ったのだが、それがこの2人の支配欲と猜疑心や小心のために、祖国統一は叶わぬ夢物語へと変化してしまったわけである。

    しかしながら、その一番のきっかけ、決めてのとなったものが、日本軍の兵士から食らった、たった一発の「ビンタ(平手打ち)」だったとすれば、これこそまさに「文化の差」、あるいは「文化摩擦」というものだろう。

    一説では、日本陸軍に「ビンタ」が伝来したのは、「坂の上の雲」で描かれている、秋山好古の時代にフランス陸軍が、植民地支配の際に現地人の兵隊を支配するために「ビンタ」を食らわしていたのを日本陸軍が真似て(パクって)日本へ伝来したというらしい。しかしむち打ちや「グー」のパンチよりはけがもなく、教訓的である。

    その「フランス陸軍」の習慣が、戦後の日韓関係の原因になったかもしれないのである。実に興味深い歴史である。同時に、ローカルな文化というものの恐ろしさというものをかいま見ることが出来る。今現在の、朝鮮人の日本人蔑視や「反日」教育の一端が、この「ビンタ」から来たかもしれないからである。なにせ、初代韓国大統領になってしまったのである。

    一方、日本陸軍では、「ビンタ」など「愛の鞭」でしかなかった(日本人はとても素敵だった)。ビンタを食らったら、「ありがとうございました」と逆にお礼までいうという文化である。この名残が、アントニオ猪木の「ビンタ」である。アントニオ猪木が一般人のほっぺたを「だー」といってビンタすると、その人は「ありがとうございました」と言って大喜びするのである。「喝〜〜!」の一種に過ぎないのである。

    ところが、朝鮮でわがままし放題の独裁的文化で育った「両班」貴族は、他人様から殴られるどころか、ビンタされたこともなく、過保護に育てられたわけである。そういう人物が上につくとどうなるか? 日本でもまさに万葉時代のお公家さんとはまさにそのような連中だった。これが日本を大混乱に陥らせたのがまさに日本史だった。これとまったく同じことが世界史でも起きたということである。それが「朝鮮戦争」であったのである。

    なぜ「朝鮮研究」が大事か? という意味がここから少し彷彿されるだろう。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    それぞれの国にはそれぞれの歴史があり、それなりの理由があるのです。自国を尊重してもらうには、他国も尊重せねばなりません。今の日本は少し独善的過ぎる面がありそうです。しかも先進国には隷属して、反面アジア諸国は見下す傾向があるのは良くありません。                                       以上
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    人類のカルマの清算が始まったーその②

    第2章  人類のカルマの清算が始まった

     「海が陸になり、陸が海になる」


     『コナン・ドイル・人類へのスーパーメッセージ』(講談社)の中に、「終末(この物質文明の終焉)」をほのめかす内容がいくつか含まれていました。その部分をピックアップして、私なりの解説を行なってまいります。

    ■――大変動があるでしょう。その結果、現在はてしない海原が広がっている場所に、巨大な新しい大陸が現れるでしょう。そして、それと同じ広さの大陸が海に埋没することでしょう。

     私たちがこの終末に体験することになる地殻変動とは、「海が陸になり、陸が海になる」といった激しいものであることがわかります。かつて大ベストセラーとなった小松左京さんの『日本沈没』が2006年に再び映画化されましたが、まさにそのようなことが現実に起こるのです。
     これは間違いなく「地軸の移動」によるものでしょう。エドガー・ケイシーやポール・ソロモンをはじめ、多くの予言にそのことが述べられています。日月神示にも、以下のように地軸の移動を予感させるような記述が随所に見られます。(日月神示の出典は『ひふみ神示』岡本天明・筆/コスモ・テン・パブリケーション。以下同じです)

     海が陸になり、陸が海になる。

     四つん這いになりて這い回らなならんことになるのざぞ。のたうち回らなならんの
     ざぞ。土にもぐらなならんのざぞ。水くぐらなならんのざぞ。

     地
    (くに)つちの軸、動くぞ。フニャフニャ腰がコンニャク腰となりて、どうにもこうにもならんことになるぞ。


     私も、終末の土壇場(2012年12月)にはここで述べられているような地軸の移動が起こるだろうと思っています。もちろん、その段階でアセンションを済ませている人は、物質世界の影響を受けない別次元に移っているはずですから、“のたうち回る”必要はないのかも知れません。ただし、日月神示によれば、そのような形で神様が(異次元に)つまみ上げてくださるのは全体の「3分も難しい」ということです。素直に読めば「3パーセント以下」ということになりますが‥‥。

    ■――ある人種が、現在の人類よりもかなり先だって進化をとげることでしょう。こうした変化と共に、地球そのものの物質的状態も浄められ、地球を取り巻くさまざまな異次元の局面も浄化されることになるでしょう。

     ここでまず注目したいのは、「ある人種」とは日本人のことではないだろうか、ということです。インディアンのホピの予言にもそのことをうかがわせるような表現があります。正確には「一部の日本人」ということでしょう。「我善し」の習性が浸透しつつある今日のすべての日本人がそのような進化をとげているとは考えられません。
     戦後、西洋文明の悪い影響を受けている現在の日本人は、来るべき「ミロクの世」に移れる人の数は非常に少ないのではないかと見ています。『大本神諭』や『日月神示』にそのことを警告する表現がたびたび出てきます。

     つぎに注目したい内容は、「地球や地球を取り巻く異次元が、今回の終末現象の中で浄化される」という部分です。「地球の物質的状態も浄められ」とあるのは、地球の波動が繊細になることでしょう。続けて「地球を取り巻く異次元の局面も浄化される」と述べられていますが、単に物質世界の浄化だけでなく、私たちが「霊界」や「幽界」と呼んでいる異次元も浄化されるということを伝えています。
     これを読みますと、間もなく訪れると思われる「終末」の意味(神の意図・目的・計画)を理解することができます。今話題のジュセリーノの予言のように単に物質界の崩壊だけを警告しているような陳腐な予言と違って、大変レベルの高い霊界通信であることが読み取れます。

    ■――そうです。私たちは約束します。新しい天国と新しい地球が生まれることを。なぜなら、古い地球は今消え去ろうとしているからです。そして新しい天国と地球が生まれるでしょう。

     「古い地球」とは、この物質でできた地球のこと、「新しい天国と新しい地球」とは次元上昇して生まれた「神の国」「ミロクの世」ということになります。地球は「物質」という粗い波長を脱ぎ捨てて、蝉のように脱皮するのです。

    ■――今日の人間が持っている制限された五感にとっては、未来のエーテル界の世界には実体がなく、目に見ることすらできないもののように思われるかもしれません。しかし、このエーテルからなる未来世界は、現在の時間と感覚からなる世界よりも、もっと実質のある現実を包含することになるでしょう。

     これは「波動の法則」で理解することができます。現在でも、霊界にはこの世の物質よりもしっかりとした“実質感”を持った自然や物体が存在すると言われています。それは、私たちの脳が現在の肉体の束縛から解放されれば、誰もが実感できる世界なのです。

    ■――エーテルの物質からなる数多くの惑星が、すでに太陽系の中にすら存在しているのです。しかし、これらの惑星は人間の目で見ることができず、最も強力な望遠鏡をもってしても見ることはできません。これらの惑星の霊性は非常な高みに達したため、物質的な視力を超えてしまったのです。

     人間が低い波動の存在にとどまっている間は、自分自身の認識能力を超えた高い波動の世界を認識することはできないのです。逆のケースとして、人が恐怖や悲しみなどによって低い波動になっていると、この物質世界にいながら「低層霊界=幽界」に住む霊魂(=幽霊)などと波長が合って、その姿を見ることができる場合があるわけです。

     かつて世界周航中のマゼラン一行が立ち寄ったフェゴ島の住民には、沖に浮かぶ巨大な帆船が目に映らなかったといわれています。それは、文明から遅れた島民の脳は、大型帆船という物質の波動を認識することができなかったということです。そのエピソードが次のように紹介されています。

      1520年、世界周航を目指すマゼランとその一行が、南米最南端のフェゴ島に達した時のことである。マゼラン一行は上陸して水や新鮮な野菜を補給するために、自分たちの大型帆船四隻を島の湾内に一時停泊させた。何世紀もカヌーだけで生活してきた島民たちは、上陸してきた彼らを驚きの目で見た。しかし彼らが何で来たのか、島民たちには分からなかった。フェゴ島の人々の目には、湾に錨を下ろしている大型のスペイン帆船の船団が映らなかったのである。島民の脳内では、大型帆船に視界をさえぎられることなく、いつものように、湾の向こうに伸びる水平線が見えていたのである。この事実は、その後何度目かのフェゴ島再訪の際、島民たちが語ったことから判明した。
                           ――『脳と波動の法則』(濱野惠一・著/PHP)


     ちょうどこれと同じように、現人類の目には波動の高い世界は感じることができないのです。「(波動が)非常な高みに達している惑星」が、この太陽系の中にすら存在していると述べられています。今回の終末現象によって、地球もやがてそれらの惑星と同じ次元へと上昇することになるものと思われます。

    ■――物質界の傍らに存在するこの新しい宇宙は、非常に拡大された、振動が加速された意識にしか感知することはできません。ちなみに、この新しい宇宙は、物質的な世界を貫いている死後の存在局面とは別なものです。

     「物質界の傍らに存在する」というのは次元が近いということです。物質世界を三次元とすれば、四次元か五次元の世界と思われます。しかしながら、「死後の存在局面とは別なもの」ということですから、「霊界」「幽界」と言われている世界ではないということです。もし「神の国」が霊界や幽界と同じ局面というのであれば、人が死んで肉体を失えば誰でも行くことのできる世界ですから、何も「終末」においてわざわざ地球のカタストロフィーが準備される必要はないわけです。
     「終末」においては、死んで霊界にいる人も“ふるい”に掛けられ、神の国に行けるのは選ばれた人だけだ――という趣旨のことが聖書の中に述べられていますが、それから見ましても、この霊界通信の正しさを確認することができます。

    ■――神の心ははてしなく深く、神の叡智は限りなく広く、人間が肉体をもって存在する局面に住むすべての個々人の人生を記憶し、かつ監督するだけでなく、人間の魂が数え切れないほどの体験を通して進化していくその全行程に浸透しているのです。魂が真に目覚めたとき、人間の魂の進化のために、こんなにも素晴らしい計画を考え出した崇高な神の前にただひざまずいて、その壮大さ、荘厳さを讃えることでしょう。

     これを読みますと、私たち人間の一挙手一投足を、神さまがつぶさに監視・監督されていることがわかります。それはすべて「人間の魂の進化のため」の神の計画なのです。愚かな私たちは、神が与えた運命を不満に思い、神頼みなどをしてその運命を修正しようと試みることがありますが、それは全く愚かなことなのです。つまり、自分の運命を神頼みによって修正しようと考える人は、「私はこんな勉強はしたくない!」「もっと楽な計画に変えてください!」と言って、神さまが与えた人生の計画に異議を唱えているのです。
     最近の人たちに人気のある「運命を変える方法」といったうすっぺらな処方箋が、いかに「我善し」の間違った考えであるかがわかります。大切なのは、今の人生を精いっぱい生き抜くことなのです。与えられた現在の運命こそが大切な課題なのです。人生で直面するさまざまな課題から逃げずに、その解決のために必死の努力をすることが、人の身魂を磨き、進化させるための壮大な神の計画だということを肝に銘じておきたいと思います。

    ■――いま語ろうとしている問題は、とほうもなく規模が広大で、言葉によってそれを包み込むには、私の力が及ばないかもしれないほどのものです。あえてその説明に挑戦しているのは、私の地上での生活の晩年に、来たるべき世界の大惨事、世界の大変革について数多くの予言が寄せられたからです。皆さんに申しあげておきたいのですが、これらの変化が地球にもたらされることは確実です。それは避けることはできません。

     「来たるべき世界の大惨事、世界の大変革」が地球にもたらされることは確実で、「それは避けることができません」という表現に注目してください。「人間が心を入れ替えたら大惨事は避けられる」と言った考え方は、「大惨事はよくないことだ」「平穏に次元上昇したい」という人間のエゴ(すなわち「未熟さ」)を表すものです。
     私たちの感覚では「大惨事」に見えることも、すべて人を進化させるための「天の配剤」なのです。そのことがわかれば、恐怖することなく、覚悟を決めて終末を「体験」する気持ちを持つことができます。
     『日月神示』には、次のように述べられています。

     どこにどんな事していても、助ける人は助けるのざぞ。神の御用ある臣民安心しておりてくだされよ。

     ミタマ(身魂)磨けておれば、心配なくなるぞ。心配は、磨けておらぬ証拠ぞ。
     ミタマ磨きとは、善いと感じたこと直ちに行なうことぞ。

     大峠の最中になったらキリキリ舞いして、助けてくれと押し寄せるなれど、その時
     では間に合わん。逆立ちしてお詫びに来ても、どうすることもできん。皆己の心で
     あるからぞ。


      「終末」に備えるために大切なことは、核シェルターを準備したり、地下都市に隠れたりすることではなく、ひたすら身魂を磨いておくことだと述べられています。要するに「心の問題」として考えておくことが大切だということです。心の浄化ができていれば、どこにいようと、どんなことをしていようと、「助ける人は助ける」と日月神示の神様が保証しておられます。
      そのためには、「善い」と感じたことを先送りせずに、「直ちに行なうこと」とあります。このあたりの内容は後ほど詳しく説明してまいります。

     いよいよ「産みの苦しみ」の時代が始まる

     ということで、次は「世の終わりのシナリオ」の4番目に移りたいと思います。

    4.私たち人類は「終末現象」を恐怖で迎えることがあってはならない。それは素晴らしい世界に移行するための「産みの苦しみ」だからである。

     さまざまな予言に示されている内容から判断して、これから2012年までの間に人類が直面すると考えられる「終末現象」をアトランダムに列挙してみますと――。

    (1)大規模な自然災害などが引き金となっての世界大不況(恐慌?)により、先進国でも餓
       死者が出るような深刻な食糧危機に直面する。

    (2)陰の超国家権力によって仕組まれた第3次世界大戦が、ユダヤとイスラムの衝突を引
       き金とする形で演出され、核戦争も起こる。

    (3)地球の大気圏に侵入した彗星の影響で気象異変が加速し、各地で大規模な自然災害
       が相次ぐ。

    (4)地軸の移動により、一部の大陸が水没し、新しい大地が浮上する。日本やアメリカの
       西海岸は巨大地震と津波に見舞われる。

    (5)地球全体が3日間、全くの暗闇に覆われる。


     その他、『日月神示』に述べられているとおり、終末には「霊かかり(悪霊に憑依された人)がウヨウヨと出てくる」のも特徴です。終末の次元上昇が近づくにつれて異次元との境界が薄くなるため、フツーの人でも霊的世界からの干渉を受けやすくなるのです。「神さまからメッセージが届いた」と錯覚して、その霊的存在との交信を続けていると、いつの間にか完全憑依されるようになり、場合によっては凶悪な犯罪を犯す手伝いをさせられることにもなりかねません。
     最近でも、「悪魔が自分の中に入って、体を支配されてしまった」と語っている殺人犯がいましたが、今後はこのような犯罪も多発することでしょう。憑依されてしまうと、自分の意思をコントロールすることができなくなってしまうのです。これこそまさに、いまこの世界が「終末」を迎えている兆候の一つであると見るべきでしょう。

     次は、私たちが終末のカタストロフィーに直面しても恐怖心が起こらないようにするためには、どのような気づきが必要なのか――という点について説明してまいります。
    以上は「2012年のカルマの法則」より

    2011年11月23日 (水)

    これからの脅威・ハッカー集団

    2011年11月1日火曜日

    ウォール街を大混乱に陥れる、と宣戦布告したハッカー集団


    2011年10月10日、NYSE(ニューヨーク証券取引所)はちょっとした騒動に巻き込まれていた。

    というのも、ハッカー集団「アノニマス」が、全世界に向けて以下のようにサイバー攻撃を煽っていたからだった。

    「新たな公民権運動が始まった。変化を起こせ。抗議に加われ」

    彼らはNYSEのサーバに攻撃を仕掛け世界最大の証券取引所を停止させようとしていた。もしこれが成功すれば、世界最大の株式市場の取引が停止して、全世界にパニックが沸き起こったはずだった。


    11月5日にも金融機関に向けてサイバー攻撃


    パニックが連鎖すれば株式市場は大混乱する。そうなると、未曾有のボラティリティが生まれて、先物をやっている投資機関のいくつかは確実に破綻していったはずだ。

    しかし、NYSEはこれを乗り切った。たしかに午後3時過ぎからNYSEのサイトはつながりにくくなって支障が出たものの、サーバダウンは免れてこの日は平穏に過ぎ去っていった。

    NYSEのサイトはハッカー集団のDoS攻撃を跳ね返すほどの想像を絶するキャパシティがあったと見ることもできる。世界中の投資家は胸を撫で下ろし、アノニマスの評判はガタ落ちになって、逆にNYSEの信頼が増した。

    結論から言えば、金融帝国の本丸ニューヨーク証券取引所は、ハッカー集団が思っている以上に堅牢だったことになる。

    これで一件落着になったはずだった。

    しかし、アノニマスは今度さらに11月5日にも金融機関に向けてサイバー攻撃を行うと宣言した。

    11月5日と言えば土曜日なので、万一サイバー攻撃されたとしても相場は閉まっている。だとすれば、リアルタイムに株式市場の大混乱が起きる可能性は低い。

    そもそも、10月10日の攻撃に失敗しているので、今回もそれほど大した問題にならないと、すでに見切られている。前回の空騒ぎに懲りて多くの人々が冷めてしまい、次も成功しないと思っていることが分かる。

    口座をハッキングすると宣言しているようだが、果たしてそれもアノニマスにできるのかどうか今のところ不明だ。

    ハッカー集団「アノニマス」

    ハッカー集団アノニマス


    ところで、11月5日にウォール街をサイバー攻撃するというこのハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」は、世界的にもよく知られたハッカー集団である。

    2011年のアラブの民主化運動の際も、エジプト政府のサイトにDoS攻撃したあげくにサーバダウンやハッキングに成功、ウェブ・ページを書き換えたこともある。

    この際、ムバラク大統領のウェブサイトも攻撃を受けてサイトダウンしてしまったが、これもアノニマスが行ったものだ。

    日本でもよく知られているのは、ソニーに対して行われた大規模ハッキングにアノニマスが関わった事件かもしれない。ソニーが彼らを訴えたことによってアノニマスが報復攻撃に出た。

    あるいはウィキリークスの口座を取引不能にしたビザやペイパル、マスターカード、バンク・オブ・アメリカに対してDoS攻撃してサーバダウンさせたのも彼らだった。

    「アノニマス」(Anonymous)がバンク・オブ・アメリカにDDoS攻撃
    Posted 12月 28th 2010
    内部告発サイト「ウィキリークス」(WikiLeaks)との取引を停止中の米大手銀行バンク・オブ・アメリカのWEBサイトに対して、ウィキリークスを支持するグループ「アノニマス」(Anonymous)がDDoS攻撃(サービス停止攻撃)を仕掛け、サイトが散発的にダウンした模様。ウィキリークスを支持するグループはアマゾン・ドット・コム、ビザ、マスターカードなど、「ウィキリークス」との取引を停止した企業のウェブサイトに対しても、攻撃を仕掛けていた。


    ソニーに宣戦布告したときの「アノニマス」
    ソニーは一連のサイバー攻撃で数千億円の損害を被った。

    問題は「次」ではなく、「これから」


    そのアノニマスが、「ウォール街を占拠せよ」の運動に合流して、11月5日のサイバー攻撃の扇動をしている。

    恐らく最初に行われるのは、いつものように DoS攻撃 ではないかと言われている。

    DoS攻撃とは、サーバーをダウンさせる方法のひとつだ。原理は簡単で、同時刻に多くのPCで一斉にひとつのサーバにアクセスをしてトラフィックを増大させ、サーバを過負荷で破壊する。

    サーバ保守側は、どれが攻撃(アタック)でどれが通常のアクセスなのか分からない。一箇所のホストから大量アクセスが来ているのであればそれを止めればいいのだが、大量のホストから来ると制御できなくなる。

    つまり、踏み台にしたPCが多ければ多いほど防御が困難になる。あるいは参加者が多ければ多いほど防御が困難になる。

    なぜ11月5日のアノニマスによるサイバー攻撃がDoS攻撃であると思われているのかというと、11月5日に行うと宣言して、参加者を増やしてトラフィックを増大させる前振りが行われているからである。

    これが成功するかどうかは、DoS攻撃する側がどれほど踏み台を用意できるか、あるいはどれほどの賛同者がDoS攻撃に参加するかにかかっている。

    すでに知名度のある「ウォール街を占拠せよ」の絡みなので、もしかしたらDoS攻撃の参加者は多いかもしれない。

    もちろん、DoS攻撃ではなく他の方法が使われる可能性も十分にあるのだろうが、このあたりは当日になってみないと分からないだろう。11月5日と言えばあと数日なのだから、そのときになれば分かる。

    しかし、10月10日のNYSEに対する攻撃に失敗しているので、今回も「相手が悪い(強すぎる)」という言い方はできる。

    ウォール街の個々の企業のサーバは、エジプトのいい加減なサーバとはわけが違う。

    だから、多くの人が、仮にウォール街がサイバー攻撃を受けても耐える可能性が高いと判断している。これには何人かのセキュリティ専門家も同意している。

    では、これの何が深刻な問題なのか。

    問題は11月5日が成功するかどうかよりも、こういったサイバー攻撃が日常茶飯事になってきていることである。

    この傾向が続くと、今回は何とか乗り切ったとしても、いずれはサイバー攻撃が巨大な災害を引き起こす可能性が高くなってきた。

    すでに、アノニマスとは別の「本物の脅威」がネット内に跋扈している。

    中国軍ハッカー集団が牙を剥いている


    実は、アノニマスとは別にインターネット内には「赤い悪魔」が潜んでいると言われている。ロシア政府が支援しているロシアン・ハッカーや、中国軍が支援している国家的ハッカー集団だ。

    特に目立っているのは、中国軍のハッカー集団だろう。

    2011年10月4日、アメリカ議会の「諜報(スパイ)委員会」の委員長であるマイケル・ロジャース委員長は、このように述べている。

    「中国による経済スパイ行為は許しがたい規模に達している」

    「アメリカは、ヨーロッパおよびアジアの同盟国と共にそのような海賊行為に取り組んでいかなくてはならない」

    もちろん、このような話が出るたびに、中国政府は猛然として抗議して「中国政府はいかなるハッキング行為を認めていない」「むしろ我が国は被害者である」と突っぱね続けている。

    しかし、一例を上げると、グーグル社はしばしば中国からのハッキングの標的になっており、2010年にはあまりのハッキングの被害に激怒して中国市場から出て行ってしまった。中国軍ハッカー集団は現実だ。

    実は、中国市場を出て行ってからもグーグルは執拗にハッキング被害に遭っており、たとえば2011年6月には政府高官のGmailが数百人分も消去されたと報告した。

    日本も例外ではない。

    2011年10月には日本のソニーや三菱重工などもサイバー攻撃を受けて機密情報が盗まれた他、衆院や外務省にもファイヤーウォールを超えて侵入されて、議員や秘書のIDやパスワードが盗まれていたことが確認されている。

    政府はすぐさま情報の流出はないとマスコミに返答したが、ファイヤーウォール越しに侵入されているのに気がつかないのに、なぜ情報が流出した形跡がないと即座に言えるのか非常に疑問だ。

    日本の政治的動向、議員の言動、原発情報、軍事機密は、数々のハッキングを通して、完全に中国側に筒抜けになっているものと思われる。

    三菱重工、ハッカーによる情報窃盗を認める

    戦闘機および原発製造の日本最大手が「何らかのデータ漏洩が起こった可能性がある」と発表
    (2011年10月26日)
    日本最大の防衛関連企業である三菱重工は10月24日、これまでの主張を撤回し、8月に同社のネットワークへ侵入してマルウェアを仕込んだハッカーらが機密情報を盗んだ可能性があることを認めた。

    三菱重工は数週間前に同社の多数のサーバおよびPCがマルウェアに感染したと発表したものの、情報の窃盗に関しては否定していた。

    米国の三菱重工広報担当者も、攻撃者が企業IPアドレスを暴いたのは確かだが、そうした攻撃は「初期段階で阻止した」と先に語っていた。

    だが、前述の通り同社は24日に主張を改め、さらなる調査を行ったところ情報喪失の可能性を探り当てたと述べた。


    何も宣言しないでサイバー攻撃する集団


    ところで、アノニマスは11月5日にウォール街の銀行口座に侵入して金を移転させると言っているが、実は中国人ハッカーのほうはまったく何も宣言しないで、これを2011年4月にすでに行なっている。

    存在感増す中国人ハッカー、被害は一般市民にも―米メディア

    2011年10月1日、米ラジオ放送ヴォイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版によれば、中国人ハッカーによる被害が増加しており、一般市民までその被害に遭うようになっている。

    4月、米国内のある企業の銀行口座から少なくとも1100万ドルが盗まれ、中国ハルビン市の銀行口座に振り込まれたと、米国連邦捜査局(FBI)が警告。FBIによれば、過去1年間で同様の事件は少なくとも20件以上起きているという。中国のハッカーによる被害は2009年頃から増え、検索最大手・グーグルもその被害に遭っている。


    アメリカにとって中国軍が繰り返しサイバー攻撃を行なっていることはすでに2007年から明らかになっていて、最近も人工衛星2機がサイバー攻撃を受けていたことを発表したばかりだ。

    中国軍、米衛星にサイバー攻撃か…米報告書案
    (2011年10月29日16時07分 読売新聞)
    米議会の諮問機関「米中経済安全保障見直し委員会」が、米政府の人工衛星2機が中国からとみられるサイバー攻撃を繰り返し受けたとする報告書案をまとめた。

    攻撃を受けたのは、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「テラ」と地球資源調査衛星「ランドサット7号」。テラは2008年6月と10月、ランドサットは07年10月と08年7月に、それぞれ数分から十数分間、攻撃を受けた。攻撃は、衛星に命令信号を送るノルウェーの民間地上局を経由したとみられる。地上局はデータ送受信などのためインターネットにつながっている。

    報告書案は、攻撃が「中国の手法と一致している」と指摘し、中国軍の関与を疑っている。


    つまり、アノニマスよりも凶暴なハッカー集団がもうずっと前から活動していて、次々と機密情報を盗んでいっているのである。執拗に、確実に、アノニマスのように宣戦布告もなく動いている。

    追い詰めていくと、突如として中国政府が遮って「我々は関与していない」と抗議をするので、それ以上先には進めない。

    5万人規模のハッカーを抱えていると言われている中国軍

    日本人をターゲットにしてサイバー攻撃


    被害の対象は政府の要人や高官だけではなく、通常の国民まで対象になっている。つまり、私たちそのものがすでにハッキングの対象になっている。

    全世界がクレジットカード情報、個人情報、あるいは個人データや写真などをクラウドに預けていたり、インターネットに接続できるマシンに保存している。

    そこにマルウェアからウイルスソフト、キーロガーまでが仕掛けられて、パスワードが盗まれると、自分が管理しているすべての情報が流出していくのである。

    日本ではP2Pで流通しているファイルの少なからずがウイルスソフトであり、それを使用している多くの人が情報の流出を経験している。

    しかし、これからの情報流出は、流出させて喜んでいるだけのお遊びの段階はすでに終わっている。

    これからは、流出させられた情報を悪用されて、銀行預金を盗まれ、資産が盗まれ、名前を使われ、今の社会生活を破壊させられるほどの威力で流出の被害が拡大していくことになる。

    アジアでもっとも資産を持つ国民は日本人である。

    それならば、これから全世界の悪意を持ったハッカーが、日本企業と日本人をターゲットにしてサイバー攻撃をすることになるのは目に見えており、それは時間の問題であるとも言える。

    ソニーがハッキングされたとき、流出していった個人情報の中には自分の情報が載っていた人もいるだろう。思わぬところで日本人も被害に巻き込まれていく。

    アノニマスの動きはサイバー攻撃の前線だ。さらに中国政府の支援するハッカー集団は裏側に潜む大きな潮流だ。いずれ私たちは、仕掛けられ、さらに青ざめるときがくるのだろう。

    サイバー攻撃の矛先が日本人の資産に向かうのは時間の問題

    米情報機関、中国とロシアを「サイバースパイ」で名指し非難
    2011/11/04 17:01
    米情報機関は3日、中国とロシアがサイバー攻撃によるスパイ活動を通して、米国の貿易・技術関連の機密情報を盗み出しているとする報告書をまとめた。

    議会向けの同報告書では、コンピューターネットワーク上には非常に多くの重要な情報が存在しており、海外からの侵入者は膨大な量のデータを素早く収集することができると指摘。米国の企業からは中国を発信源とする侵入行為が報告されているが、その背後に潜む黒幕を特定することは困難だとしている。

    報告書をまとめた防諜活動部門の責任者ロバート・ブライアント氏は「米経済にとって並々ならぬ脅威だ」とコメント。「我々が何千時間もかけて築き上げた貿易関連の機密情報が、一瞬で盗み出され競合相手に送られている」と警鐘を鳴らした。

    これに対し中国は、自分たちの経済成長を快く思っていない国々からの言われのない非難だと一蹴している。



    〓 この話題について、参考になる書籍・メディア
    以上は「DARKNESS」より
    インターネットは現代社会の基盤となっているために、このシステムが混乱すれば大変な悪影響が出て来ます。最も今の社会に不満を持つハッカー集団にとっては格好の餌食になるのです。社会の混乱は困るが、しかし社会不正義の面も有るのでこれも困るのは事実です。                                       以上
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    「T・P・P」で日・韓を潰せるぞ!、ウイキリークス暴露?

    「TPPで日韓を潰せるゾ!」シンクレア:「TPP」の真の目的をウィキリークス暴露!?

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。あまりにいろいろのことが起こりすぎてETの手も借りたいほどである。そんな中、「どじょうの野田」首相になった途端、待ってましたとばかりに「TPP」包囲網が敷かれつつあるようである。

    いやはや、以下のニュースは興味深い。

    まずは一般のニュース。

    米大統領:TPP参加を野田首相に迫る 首脳会談で

     環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、オバマ米大統領が9月21日にニューヨークで行われた日米首脳会談で、野田佳彦首相に対し早期の交渉参加を要請していたことが12日、分かった。大統領は会談で、「日中韓、欧州連合(EU)との関係でTPP交渉の余裕がないのか。よく考えてほしい」との考えを表明。首相も「しっかり議論し、できるだけ早期に結論を得たい」と応じた。【横田愛】

     首相は首脳会談後、TPP参加について、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までの決着を視野に、政府・民主党に議論を始めるよう指示している。結論を急ぐ背景に、米大統領の強い意向があったことが明らかになった。

     日本政府は5月、日中韓首脳会談で日中韓自由貿易協定(FTA)に関する検討の前倒しで合意したほか、EUとも経済連携協定(EPA)交渉に向けた予備交渉の早期開始で一致。一方、TPPについては3月の東日本大震災を境に議論が中断していた。

     米側にはTPPに日本を巻き込むことで、新たな貿易枠組みをつくり、中国をけん制する狙いがある。TPP以外の経済連携を先行させる日本の姿勢に危機感を強め、首脳会談での参加要請となった。

     日米両政府は日米同盟深化の柱として▽安全保障▽経済▽文化・人材交流--の三つを掲げており、TPPは経済分野の柱の一つと目される。APECでは日米首脳会談も予定されており、日本側の対応が焦点となる。

     政府・民主党は首相の指示を受け、11日に経済連携に関する関係閣僚会合と、民主党プロジェクトチーム(PT)を相次いで再始動させた。しかし、農業分野への影響などを理由に党内の反発が根強く、調整は難航している。


    ところが、これに対して、こんな記事も見つけた。

    TPP観戦記(オークランド発)
    ニューデリー支局 高野 弦

    環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加をめぐって、日本国内が揺れているが、交渉の実態はあまりよく知られていない。先月上旬、ニュージーランド北部のオークランドで5日間にわたって開かれた交渉会合を取材した。見えてきたのは、難航する気配と、NGOなどによる積極的な関与だった。

    前回の第3回交渉が行われた2010年10月のブルネイ会合では、政府に場所などを問い合わせても何の音沙汰もなかったが、今回はニュージーランドのマーク・シンクレア首席交渉官が連日、記者会見を開いた。ただし、参加者は毎回7~8人。そのうちニュージーランドのメディアが半分で、残りは日本の記者。TPPは加盟9カ国内でもまだ知名度が低いらしい。

    会見するシンクレア氏。強面だが、時折、日本語で話しかけてきた=オークランド、高野写す


    私の関心は、例外のない関税撤廃を目指すTPPで、各国の話し合いがどの程度まで進んでいるのか、という点にあった。いま参加しなければ、日本がどの程度、不利になるのかを知るためだ。だが、初日の記者会見でいきなり肩すかしを食った。シンクレア氏が「難しい物品貿易の分野はさておき、交渉担当者がいま注目しているのが『規制の一貫性』だ」と切り出したからだ。

    規制の一貫性とは、税関手続きで各国が擦り合わせを行うことなどを指す。どちらかと言うと、各国の意見に相違がなく、交渉を進めやすい分野だ。一方、関税の引き下げについては、まだその前提となる、「原産地」の定義や知的財産権の扱いなど法的な枠組み(テキスト)づくりすら終わっていないのだという。

    シンクレア氏が物品貿易をめぐる交渉を「難しい」と表現したのは、自由化の「除外品目」をめぐって各国の主張がぶつかり合うからだ。とりわけ、焦点は、米国が、国内で反発の強い砂糖や酪農品の自由化を認めるかどうかだ。

    すでに発効した米国とオーストラリアの二国間FTA(自由貿易協定)では、砂糖が除外され、酪農品の自由化も限定的なものにとどまった。この条件を持ち込まれたら、TPPはニュージーランドやオーストラリアにとって、あまり意味のあるものではなくなってしまう。地元記者たちの関心もそこに集中していた。

    その思惑の違いが、どれだけテキスト作りを難しくしているのかは分からなかったが、5日間を通して、結局、その作業は終わらなかった。従って、会見の多くは「規制」の話に費やされたのだった。

    業を煮やしたのは地元ニュージーランドの記者たちだ。質問は連日、酪農品の扱いや米国の対応に集中した。しかし、シンクレア氏は「まだ報告を受けていない」「米国の主張は、公にされている米国内のパブリック・コメントを見れば察しがつくでしょう」などとそっけなかった。交渉は9カ国が一堂に集まる方法と、米国を中心とした2国間会合が並行する形で行われたが、まだ関税をめぐる実質的な議論に入れないでいるのは、明らかだった。

    こんな調子で11月までに本当に合意できるのか…。そんな思いを口にした記者は、私だけではなかった。

    今回の会合には、ニュージーランド、オーストラリアを中心に100以上の圧力団体、NGOなどが招かれていた。彼らは、記者会見のあと、小グループに分かれて毎日にように交渉官らに会い、情報を共有していた。環境への影響や企業の民営化に反対する立場から、TPP自体に異を唱える団体も多かったが、各国の交渉官らが積極的に応じていたのが印象的だった。

    会見する圧力団体やNGOの代表。その主張はさまざまだ=オークランド、高野写す


    会場外でのデモをするNGOの姿は皆無で、数年前までの国際会議の様相とはずいぶんと違っていた。「過去に比べると、要望のレベルも高くなっており、彼らの声を政策に反映させていくのがTPPの特徴」(シンクレア氏)なのだそうだ。日本が参加を決めた場合、官僚も関係団体も、場外での「外交力」が問われそうだ。



    とまあ、一見すると、まっとうそうな議論の場のようだったが、このシンクレア氏の秘密のメールのやり取りが、ウィキリークスによって暴露されたようである。以下のものである。

    ウィキリークス 米国公電「TPPで日本と韓国を潰せる」

    #1 ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官は「TPPが将来のアジア太平洋の通商統合に向けた基盤である。
    もし、当初のTPP交渉8カ国でゴールド・スタンダード(絶対標準)に合意できれば、日本、韓国その他の国を押しつぶすことができる。それが長期的な目標だ
    」と語った。(米国大使館公電から)
    環太平洋経済連携協定(TPP)交渉でニュージーランドと米国は、農地への投資制度や食品の安全性などの規制や基準を統一した「絶対標準」を定め、受け入れ国を広げることで経済自由化を進めようとしている――。
    TPP交渉を主導する両国のこうした狙いが、在ニュージーランド米国大使館の秘密公電に記載されていた両国政府の交渉当局者の会話から浮かび上がった。ニュージーランドの交渉当局者は「絶対標準」を受け入れさせる国として日本と韓国を名指ししている。
    これは国内の規制や基準の緩和・撤廃につながり農業だけでなく国民生活の多くに影響を与える可能性がある。公電は、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が公表。
    ニュージーランドの当局者らへの取材と合わせて分析した結果を報告する。
    <記事全文>



    要するに、「日韓潰し」が目標だったというわけですナ。こんな未だにいる「白人至上主義者」の残党が取り仕切っているような「TPP」はまともに請け合う必要はないでしょうナア。

    まあ、まさに「イルミナティー劇場」ですナ。俺には関係ないけどナ
    以上は「井口和基氏」ブログより
    T・P・Pは日韓を最終開国する不平等条約である。なぜなら、それは主にサービス業に良く現れています。弁護士・会計士・医師等のサービス業について、米国人は日韓で自由に仕事が出来るが、逆に日韓の人たちは自国でしか仕事が認められず、米国での仕事は新たに米国での免許が必要である。これでは日韓の人たちは失業をしてしまいそうです。完全なる平等が認められるまでは、参加すべきでないと思われます。    以上
    「平成の船中八策を実現する市民の会

    人類のカルマの清算が始まったーその①

    人類のカルマの清算が始まった

     コナン・ドイルの霊界通信が伝える「終末」


    3.しかしながら、「終わり」に至るまでは、聖書などの預言にもあるような「終末現象」(地震や洪水などの天災、および戦争や内乱・テロなどの人災)を呈することになる。

     「世の終わりのシナリオ」の3番目の項目です。いま、世界中で発生するようになっている大規模な自然災害は、はたして「終末(世の終わり)」の前兆なのだろうか?――いうことについて考えてみます。
     最近は大地震や洪水、熱波、干ばつ、ハリケーン、大型台風などの発生頻度とスケール、被害のレベルが、ますます大規模化しているように思われます。2005年にインドネシアのスマトラ沖で起こった地震と津波にしましても、2006年にアメリカのニューオーリンズを襲ったハリケーンや、パキスタンにおける大地震にしましても、いずれも現人類がかつて経験したことのないような大きな被害が発生しています。
     記憶に新しいところでは、2008年に相次いで発生し、多数の被災者を出したミャンマーのサイクロン、中国四川省の大地震があります。そのすぐあとにわが国も宮城・岩手内陸地震に見舞われています。
     これらはすべて最近騒がれるようになった地球温暖化の影響なのでしょうか。仮にそうだとしまして、では、地球温暖化の原因は何なのでしょうか。本当に二酸化炭素が原因となっているのでしょうか?
     原因をつかむことは、対策を考える上で必要なことです。しかしながら、もし地球温暖化の主な原因が工場や自動車から排出される二酸化炭素だと仮定しましても、その対策として世界が合意した内容(京都議定書)がまったく解決策になっていないないことは明らかです。最大の排出国であるアメリカが参加していないだけでなく、中国やインドなどの新興国は対象から外れているという不十分な内容です。
     しかも、二酸化炭素を排出できる権利を国間で売買できるといった具合に、環境問題をビジネスにしてしまう不謹慎さには、当の地球も苦笑いをしていることでしょう。地球温暖化の原因は別にしましても、さまざまな地球環境破壊の原因となっているのは「人類」なのです。それなのに、その人類の現在の意識レベルがこの程度では、深刻化する地球環境の悪化に歯止めをかけることはできないでしょう。
     ということは、これからも頻度を上げながら発生し続ける大規模な自然災害によって、人類は延々と翻弄され続けることになります。それはあたかも、現人類が作り上げた高度な物質文明を、神さまがおもしろがって少しずつ壊しながら遊んでいるかのようです。
     この世界に偶然というものはないといわれますから、いま世界中で大規模な自然災害が次々と発生していることには、何らかの深い意味(神の意図)が秘められていると考えるべきでしょう。
     そのような問題意識にたいへん気の利いた回答を与えてくれている書籍があります。それは、これからご紹介する『コナン・ドイル・人類へのスーパーメッセージ』(講談社)です。残念ながら、この本は既に絶版になっていますので、購読していただくことはできません。そこで、このテーマに関する部分を抜粋してご紹介していきたいと思います。
     コナン・ドイルは有名な『シャーロック・ホームズ』シリーズの原作者ですが、生前から霊界通信に関心を持っていて、死後は、霊媒を通じて霊界からレベルの高い通信を寄せてくれています。この「コナンドイルの霊界通信」の内容は、シルバー・バーチやホワイトイーグルの霊界通信と並び、大変信頼性の高いものです。
     「通信」の大半は霊界の様子と霊的法則について述べられたものですが、そのほかに「世界の終末」についても明確に触れられているのが特徴です。しかも、それは単にコナン・ドイル個人が述べているのでなく、その背後に巨大な霊団が控えていて、コナン・ドイルはその霊団の指導的な高級霊に教えられながら通信していることがわかります。
     それでは、「終末(世の終わり)」の様相が大変よくわかる「コナン・ドイルの霊界通信」にお目通しください。

    地球とそれを取り巻く異次元が浄化される
     今夜はもの凄いばかりのエネルギーが来ているために、私も足元がすくわれ、一本の藁が暴風に吹き飛ばされるように、私も吹き飛ばされるかもしれません。今、地球に注がれているエネルギーはこのような嵐に例えることができます。この猛烈なエネルギーの放出の過程で、国家的な惨事が引き起こされ、国際的な衝突が引き起こされるでしょう。
     しかし、最終的にはこの霊の力によって人類の再建が実現するでしょう。
     これと同じメッセージを、私は肉体を持っていたときにも受け取りました。私はただくり返しこう述べるしかありません。

     「大変動があるでしょう。その結果、現在はてしない海原が広がっている場所に、巨大な新しい大陸が現れるでしょう。そして、それと同じ広さの大陸が海に埋没することでしょう」

     もはやその命令は発せられました。すでに神の創造的なエネルギーが活動しているのを見てとることができます。ある人種が、現在の人類よりもかなり先だって進化をとげることでしょう。こうした変化と共に、地球そのものの物質的状態も浄められ、地球を取り巻くさまざまな異次元の局面も浄化されることになるでしょう(編者注・こうした出来事がいつ起きるか、ということについての言及はなく、かなり未来の出来事である可能性がある)。

    新しい天国と新しい地球が生まれることを約束します
     そうです。私たちは約束します。新しい天国と新しい地球が生まれることを。なぜなら、古い地球は今消え去ろうとしているからです。そして新しい天国と地球が生まれるでしょう。それは、人類が神に向かって努力することによって、新しい天国と地球を創造しているからです。神の業は、無知や残酷、誤謬などによるどんな抵抗に出会っても、想像もつかないような完璧な終焉に向かって私たちを進ませるのです。
     古い世界は消え、そして、さらに生き続けるでしょう。
     地上を支配しているのと同じ法則が、地上の生活の後にくる存在の局面をも支配することになります。地上の人間が神のようになることを願望するその程度に応じて、神の神聖なる愛と力を受けとるべくどれだけ心を開くことができるか、その程度に応じて、人間が住んでいる地球全体の物質的な波動が上げられていくでしょう。
     今日の人間が持っている制限された五感にとっては、未来のエーテル界の世界には実体がなく、目に見ることすらできないもののように思われるかもしれません。しかし、このエーテルからなる未来世界は、現在の時間と感覚からなる世界よりも、もっと実質のある現実を包含することになるでしょう。
     エーテルの物質からなる数多くの惑星が、すでに太陽系の中にすら存在しているのです。しかし、これらの惑星は人間の目で見ることができず、最も強力な望遠鏡をもってしても見ることはできません。これらの惑星の霊性は非常な高みに達したため、物質的な視力を超えてしまったのです。
     人間が低い波動の存在にとどまっている間は、自分自身の能力を超えたところにあるものは認識することができません。濁った水のなかを泳いでいる魚と同じように、死の向こうには異なった存在局面があることも知らず、手探りで前進しているだけなのです。この太陽系のなかにあるエーテルからなる美しい惑星にもまったく気づいてはいません。
     物質界の傍らに存在するこの新しい宇宙は、非常に拡大された、振動が加速された意識にしか感知することはできません。ちなみに、この新しい宇宙は、物質的な世界を貫いている死後の存在局面とは別なものです。
     地球は太陽系のなかで最も暗い惑星です。ということは、地球に住んでいるあなた方は、今よりも明るい未来を期待できるわけです。私たちに心を開き、死の恐怖を払いのける機会を私たちに与えてくれれば、あなた方は美と驚異と喜びの世界に向かって、もっと勇敢に踏み出すことができるでしょう。

    神が人間の魂の進化のために考えた崇高な計画
     前述したように、現代の天文学者が何も知らない世界が存在します。その世界は、エーテルでできており、その影響は地上においてもときどき感じられています。地球を取り巻く既知の惑星から出される放射エネルギーが、個々の人間、あるいは人類全体に影響を及ぼします。それだけに、科学的な観点から見て説明不可能な地殻の変動や、地球の激変の原因は、このような強大な力についての知識が得られたときには説明ができるようになるかもしれません。
     このように考えてくると、人間は、目に見えない、そしてその存在を認識されていない宇宙における、強大な未知の力によって翻弄される、ただのあやつり人形にすぎないのではないかという疑問が出てくるでしょう。これは、肉体をもった存在としての人間の心、頭脳のあり方からすれば当然の疑問です。
     しかしながら、物質性によってもはや束縛されなくなった心ならば、一見したところ大惨事に見えるようなことも、無限の愛が、道を踏みはずした神の子供である人間を完成させるために駆使している、基本的な法則であるかもしれないと理解できるかもしれません。
     神の心ははてしなく深く、神の叡智は限りなく広く、人間が肉体をもって存在する局面に住むすべての個々人の人生を記憶し、かつ監督するだけでなく、人間の魂が数え切れないほどの体験を通して進化していくその全行程に浸透しているのです。魂が真に目覚めたとき、人間の魂の進化のために、こんなにも素晴らしい計画を考え出した崇高な神の前にただひざまずいて、その壮大さ、荘厳さを讃えることでしょう。
     このような目に見えない、未知の惑星が地球に及ぼす影響はたしかに強大なものですが、こうした力をどのような方向にもっていくか、ということについては、人類全体がその鍵を握っています。これらの力は、人間の生活を高め、より霊的なものにする方向に影響を及ぼすことも可能であり、一方、すべての善なるものを破壊する力となることもできるのです。こうした問題を決定するのは人類全体の集合的な思いにほかなりません。

     いま語ろうとしている問題は、とほうもなく規模が広大で、言葉によってそれを包み込むには、私の力が及ばないかもしれないほどのものです。あえてその説明に挑戦しているのは、私の地上での生活の晩年に、来たるべき世界の大惨事、世界の大変革について数多くの予言が寄せられたからです。皆さんに申しあげておきたいのですが、これらの変化が地球にもたらされることは確実です。それは避けることはできません。なぜならば、宇宙のキリスト意識が地球に近づきつつあり、新しい時代が間近に迫っているからです。神の子供である人々が、どうかキリストの偉大な力と栄光が認識できるように、と私は祈るばかりです。
     キリストを受け入れずに退ける人々は、ことさら意図的に行なっているのではなく、霊的な進化ができずにいるだけだということを理解する必要があります。したがって、彼らはより低い進化の軌道に戻されてしまい、キリストを認め、歓迎する心の準備ができている人々が歩む道とは異なった道を旅していくことになります。

       ―― 『コナン・ドイル 人類へのスーパーメッセージ』(アイヴァン・クック編/講談社)

     以上が、コナン・ドイルによる霊界通信の中の「終末」に関する内容です。大変格調の高い霊界通信であることがおわかりかと思います。それでは、次にこの中から大切なポイントをピックアップして、もう一度じっくり噛みしめながら見ていきたいと思います。
    以上は「2012年のカルマの法則」より

    2011年11月22日 (火)

    日本人はモルモットにされている!

    2011年10月21日金曜日

    日本人はモルモット。私たちを実験動物のように観察する世界


    日本がどのような国か、日本人の私たちは当事者なのであまりよく分かっていない。

    しかし、一歩日本を出て、いろいろな国を見つめたあとにふと振り返ると、その奇妙な姿が強烈に意識できることがある。

    日本はなぜか、「科学実験のモルモット国家」、あるいは「東洋の実験場」になっているのだ。

    人体実験は意図的なのか偶然なのか、日本人が自ら引き寄せているのか、それとも運命なのかは分からないが、結果としては日本人がみんなまとめて人体実験用のモルモットになっている。


    原爆投下のあと、日本人は実験材料に

    地震について研究する際、世界中の科学者が日本に注目するのはよく分かる。なぜなら、日本は3つのプレートが交差する場所に国があるので、昔から地震災害が多いところだからだ。

    そういった意味で、地震について実験するのであれば、日本人は最適な実験対象である。

    地震災害や行動心理の人体実験にされていると言っても、地震は日本人も逃れようがない。それならば、むしろよく研究してもらって災害を減らせればそれも意味があることだと思う。

    私が言いたいのはそういった天災のほうではなく、人災(科学災害)のほうだ。

    日本人が自分たちがモルモット扱いにされているというのに気がついたのは、第二次世界大戦を終結に導いたふたつの原子爆弾だった。

    これは人類史上初めて使われた大量破壊兵器であり、その威力があまりにも激しすぎてそれ以降は一度も戦争で使われていないものである。

    投下したのであれば、その影響がどのようなものかを調査するのは当事国として当然のことだろう。

    アメリカは2発の原子爆弾をヒロシマ・ナガサキに投下して、そのあとに多くの医師を派遣して原爆の影響を調査させたが、そのときに入ってきたのは医者だけではなかったことは知られている。

    軍事専門家は当然として、政治学者も心理学者も人類学者も哲学者も環境学者も物理学者も、ありとあらゆる専門家が両地域に派遣されて膨大なデータがアメリカに蓄積されていった。

    原爆投下は純粋に戦闘行為で行われたのだが、そのあとの日本は結果として壮大な「人体実験の場」となっていった。科学災害の実験の場と言い換えてもいい。

    原爆で焼け野原になった広島の街
     
    ヒロシマの原爆で焼け死んだ女性の遺体
    なるほど、この2点でも日本人は結果的にモルモット国家になってしまったが、そのあとはどうなのか。

    そのあとの日本も、なぜかモルモット国家に相応しい化学災害が続出している。

    1956年には何が起きたか。公害の原点と呼ばれる水俣病である。

    それは新日本窒素肥料(現在のチッソ)が垂れ流しにしていた水銀が魚に取り込まれ、その魚を食べた人間に食物連鎖して人間に戻ってきたことによる恐ろしい災害だった。

    そして、それは新潟県で別の企業が同じ水銀中毒事件を起こして、こちらのほうは第二水俣病と呼ばれるようになった。こちらは1965年だった。

    ちょうどその頃、四日市ぜんそくという公害も発生しているのだが、こちらは亜硫酸ガスによる大気汚染である。

    この3つの公害と、古くから知られていたイタイイタイ病を合わせて日本はこれを「四大公害病」と言っている。

    水俣病の被害者
    原爆が落ちて人体実験された同じ国家で、奇しくも経済成長に伴う負の一面として四大公害病による人体実験の場ともなっていた。

    食物連鎖が人間に影響を及ぼす「世界初」の例として水俣病は海外でも非常に研究された公害だった。結果から見ると、水俣病患者はまさに人体実験されていた。

    現代に生きるあなたも水俣病の患者になる

    水銀中毒など「過去の事件」で、今の自分とは関係ない。そう思いながら読んでいる人もいるかもしれない。では、あなたに問いたい。あなたはインフルエンザのワクチンを打ったことはあるだろうか。

    インフルエンザのワクチンには水銀を含んでいるものがある。チメロサールである。

    有機水銀の危険性

    現在、アメリカでは有機水銀に関する裁判が続いている。訴訟を起こしている人は、自閉症の患者さんたちで、訴訟の相手は製薬会社である。

    訴訟内容は、ワクチンの防腐剤として使用されているチメロサールが自閉症の原因となっているという主張であり、チメロサールの主成分であるエチル水銀が論争の中心となっている。

    予防接種のワクチンに有機水銀

    防腐剤チメロサールは正式名をエチル水銀チオサリチル酸ナトリウムといい、日本の「毒物及び劇物取締法」(毒劇法)では「毒物」である。毒物がなぜ薬剤に入っているのか。厚生労働省医薬局の伏見環(ふしみたまき)安全対策企画官は、「防腐剤として必要性があるという判断で医薬品に使うことを認めています。医薬用途には毒劇法の規制がかかりません」という。

    日本にも、この水銀入りのインフルエンザ・ワクチンが子供・妊婦に処方されることもある。良心的な医師は使わないが、使う医者もいるのである。

    あなたもクスリを飲んでいるのであれば、人体実験については他人事ではない。あなたの身体の中にも知らずして水銀が入り込んでいる可能性は十分にある。

    そして、子供たちに打たれるワクチンの中に水銀が入っていたとき、自閉症のような疾患を引き起こす。

    それにしても、インフルエンザ ワクチンに水銀とは驚くばかりだ。大手製薬企業が、クスリに毒物を混ぜて平然としているのである。

    そして、インフルエンザワクチンを投与された人間がどうなるのかじっと観察している。

    まぎれもなくそれは人体実験である。

    タミフルの7割は日本人が消費

    水銀とは別に、抗インフルエンザ薬で問題になった「異常行動」を覚えている人もいるかもしれない。タミフルは「画期的な抗インフルエンザ薬で、パンデミックを防ぐことができる」と言われていた。

    ところが、これを投与された子供たちの一部が精神錯乱を起こして飛び降りなどを起こして骨折や転落死する事件が相次いで、いったいどうなっているのかと話題になった。

    この当時は鳥インフルエンザが猛威を振るっていた。

    インフルエンザが爆発感染して広がると危ないので、どんどんタミフルを打てという号令が政府から出て、日本人は黙々とタミフルを投与されていった。

    それまではタミフルをパンデミックに使った国はなかったので、多くの医学者が「パンデミックでタミフルを使うと人体実験になる」と指摘していた。

    結局、どうなったのか。政府の言うことなら何でも聞く国民性がアダになって、なんとタミフルの7割を日本人が消費したのである。

    製薬会社もいい人体実験の国があったと、さぞかし喜んだことだろう。

    タミフルが異常行動を引き起こすのかどうかは議論のあるところで、それを主張する人たちの中には猛烈な批判を浴びせられている人も多い。

    問題はタミフルの異常行動のあるなしに向かいがちだが、本当の問題がここではすっぽりと抜け落ちていることに気がつかなければならない。

    「タミフルで日本人は人体実験されたかもしれない」というのが、本当の問題である。

    タミフル服用の中2男子が転落死 仙台のマンション
    2007/02/27 産経
    27日午前1時20分ごろ、仙台市宮城野区福田町1丁目のマンション敷地内で、11階に住む市立中学2年生の男子生徒(14)が転落したと、母親から110番があった。

    男子生徒は病院に運ばれたが間もなく死亡した。

    男子生徒は前日夕にインフルエンザの治療薬タミフルを服用しており、仙台東署が関連を調べている。

    同署によると、男子生徒はインフルエンザと診断され、26日は学校を休んだ。同日午後6時ごろ、医師から処方されたタミフルを服用し自宅で静養していた。転落直前に男子生徒は母親に「トイレに行く」と言いながら玄関から外に出た。

    男子生徒はその後、自宅前の外廊下からマンション中庭の駐車場に転落したとみられる。

    処方されたタミフルは2錠がなくなっていた。タミフルは副作用として異常行動が報告されているが、厚生労働省は因果関係を否定している。

    サリン事件と放射能汚染

    日本では公害問題が終息していって人々がそれらを忘れてしまった頃、1995年には前代未聞の科学災害事件がまたもや日本に発生した。

    カルト教団オウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件だ。サリンとは神経に作用する毒ガスだが、これがテロの道具、すなわち化学兵器として使用された。

    日本はテロなど起きない平和で安全な国だったはずだ。

    そんな、もっともテロに程遠いと思われた国が、よりによって負傷者6,300人を超す衝撃のテロ事件に巻き込まれた。

    しかも、犯人がカルト教団である。宗教闘争のほとんどなかった日本にはあり得ない宗教テロ、科学テロが起きたことに、この事件の異様さがある。

    化学兵器・科学テロが起きたときにどうなるのか。またもや地下鉄サリン事件で、日本人が人体実験される結果となった。

    もちろん、原爆も四大公害もサリン事件も人体実験の意図があって起きたものではないのだが、結果的に人体実験の格好の対象となって日本の事件が研究されている。

    福島でも人体実験開始?

    タミフル事件も、サリン事件も、今では忘れ去られようとしているが、日本人人体実験化はこれで終わったわけではない。

    2011年3月11日。

    日本に大震災・大津波がやってきて、この原発事故によって日本はチェルノブイリを超える可能性のある核災害・放射能汚染の現場になった。

    地震によって原子力発電所が破壊され、水素爆発(あるいは核爆発)を引き起こして4機の原発が次々と壊滅的な損傷をしていき、いまだに膨大な放射性物質を大気に飛び散らせている。

    これによって海洋と大地は致命的なまでに汚染されて、しかも原発から250キロの地点にある首都圏にまで被害が及んでいる。

    本来ならばすぐにでも避難しなければならない福島県の人たちを避難させずに、あたかも人体実験でもするかのように住まわせて、「放射線研究」をしている山下俊一氏を「放射線アドバイザー」に任命させて、今後の経過を見ようとしているのである。

    「100ミリシーベルトまでは問題ない」、「笑っていれば放射能は逃げていく」と言って福島の人たちを「研究」しようとする山下俊一氏の姿勢は、まさに実験室でモルモット実験をしている科学者の態度である。

    トモダチ作戦は核戦争の実験場

    他の国にいて、ふと日本のことを振り返ったときに、日本がなぜか、「科学実験のモルモット国家」、あるいは「東洋の実験場」になっていることに気がつく。

    いったい日本人の数奇な運命とは何なのかと驚いてしまうほどだ。

    1945年 ヒロシマ・ナガサキ
    1956年 水俣病
    1965年 第二水俣病・四日市ぜんそく
    1995年 地下鉄サリン事件
    2007年 タミフル事件
    2011年 福島原発大事故

    他の国では想像だにできない「人類終末の出来事」みたいな異常なものが、日本ではあっさりと、何度も、そして微細なデータが蓄積できる条件下で起きている。

    被害者はぞれぞれ数千人から数十万人に及ぶ。これほどまでに日本には科学・生物・放射性物質・核の実験場になっている。

    科学の発展も日本は多大な貢献をしたが、その裏側で科学の闇も日本が抱えている現実をなぜか日本人は気がついていないように見受けられる。

    しかし、アメリカは実験場としての日本を有効利用していることは疑うべくもない。

    米軍、日本での原発危機対応で貴重な教訓得る

    先週沖縄を訪問したアモス米海兵隊総司令官向けの背景説明で、在日海兵隊当局者は、震災支援で発動された「トモダチ作戦」について、最悪の戦争シナリオに対する米軍の対応を研究する上で有益だったとの認識を示した。

    同作戦に関わった第265海兵中型ヘリコプター飛行隊指揮官のダミエン・マーシュ中佐は「トモダチ作戦は恐らく、放射性環境下では最も有名な作戦になるだろう」と述べた。

    米海兵隊の航空機が放射能汚染下で作戦行動するのは今回が初めて。マーシュ中佐は、この経験は「戦略的な価値がある」と強調。アモス司令官に対し、将来、「原発災害、ダーティボムやテロ事件などがどこかで起きた場合、われわれが対応できることを想定することは難しくない」と説明した。

    要するに、トモダチ作戦は核戦争の実験場だったとアメリカ軍は言っているのである。

    私たち日本人は何のために生きているのだろうか。アメリカ人の永遠のモルモットにされるために?

    もちろん、誰が意図したわけでもないのだろうが、期せずして日本人は世界のモルモットになりつつある。

    モルモットは自分たちが実験のために生きているとは気がついていない。日本人もまた誰も「自分たちはモルモットのようだ」と意識しない。

    なかなか皮肉な世界である。

    しかし、皮肉だと思うだけで何も行動しなければ、物知りのモルモットと同じだ。

    モルモットになってはいけない。ならないように、必死でもがかなければならない。どうすればいいのか。

    政府やマスコミを信じないこと。おかしいと思ったら考えること。本能がおかしいと感じるときがあるはずだ。自分の本能や直感を信じること。

    それしかない。

    ただちに影響はないと言いまくる政府。
    しかし、おかしいと思ったら、よく考える必要がある。
    日本人は実験材料に丁度良いと思われているのである。従順で文句を言わない人工地震も自然地震と信じて疑わない性質である。何しろ諦めが良い民族であることが何より魅力である。二回の原爆投下されて今回は「3.11テロ」で攻撃をされても尚、許してくれるし今はその敵国をも同盟深化しようとしているのは驚くべきことである。普通では理解出来ない国民性を持つ不思議な国である。気味が悪いほどである。    以上
    3.11同時多発人工地震テロ Book 3.11同時多発人工地震テロ

    著者:リチャード・コシミズ
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    もうすぐ、「米東海岸」に巨大津波の恐怖!

    もうすぐ「米東海岸」に巨大津波の恐怖!?:カナリア諸島エルヒエロ火山が噴火??

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。あまりにいろいろのことが起こりすぎて、ETの手も借りたいほどである。そんな中、「東日本大震災」に匹敵するか、あるいはそれ以上かも知れない「大災害」の危険というものがあるらしい。それがアフリカ西海岸にある「カナリア諸島のエルヒエロ島」の火山爆発らしい。

    まずは、カナリア諸島とはどこか? というと、アフリカの沿岸の西沖合いに位置する。

     
    この諸島の最西端に位置するのが、エルヒエロ(el hierro)島である。
     
    一説では、どうやらこの島が爆発して崩壊、その時に生まれた巨大津波が大西洋を横断して、アメリカ東海岸を襲う(ことになっている?)らしい。

    なぜ(ことになっている?)のかというと、イルミナティーの邪悪の総本山と目されている、「セント・ジョン大聖堂」の柱に東海岸が大津波で滅ぶことが彫刻されているからである。

    邪悪な場所−セント・ジョン大聖堂

    これはまさに「イルミナティーカード」の聖堂版のようなものである。

    そんなわけだから、この筋の「陰謀暴露論者」たちは、カナリア諸島の不遜な動きに注目して来ているというわけである。そして、ついに「謎の胎動」が始まった。

    この夏にそれまでまったく何の音沙汰も兆候もなかった、このカナリア諸島でついに「群発地震」が起こり始めたのである。

    カナリア諸島での群発地震
    More Than 720 Earthquakes Recorded On El Hierro In One Week

    1週間で700以上の群発地震が起こったのである。

    そして、ついに「今後10日以内に噴火が起こるだろう」という予言めいたことをいう人まで現われた。そう、ビル・ディーグル博士である(ビル・ディーグル博士のサイト)。キャメロット・インタビューにもたびたび登場した有名な人である。

    このインタビューの中では、ビル・ディーグル博士はこんなことも言っていた。

    What’s the storm?

    BD: Well, the best way to think is the Emory War College. And if you talk to people that work in the Marine-Army War College and other places, what they do is, they war-game it out. They have people that sit around big boardroom tables, and then what they do is, they put it into simulation computers.

    They use Simula PL/1 and other languages that were actually developed for the military, and then they put it on their own super-computers and then they run through a number of simulations. So every war, every conflict, every national emergency, has already been scenarioed out.

    People don't realize just how much computing power has been put into these things -- for everything from ET invasions, to a tsunami hitting the west coast, to Cumbre Viejo [Ed. Note: an island in the Canaries that could collapse and cause a tsunami on the East coast of the US], to a civil disruption because of an earthquake in the New Madrid fault in the Midwest. So basically everything's been simulated. There's a number of items.
    (人々はいったいどれだけコンピュータパワーが使われて来たのか知らない−−宇宙人侵略から西海岸の津波、カンブレ・ヴィエホ(編集者注:カナリア諸島の島で、崩壊してアメリカ東海岸に津波を引き起こすと考えられている)や、中西部のニューマドリッド断層の地震のための市民破壊に至るまで。そんなふうにあらゆることがシミュレートされている。たくさんの研究課題があるのですな。)

    このビル・ディーグル博士が、「10日以内に島が爆発するかもしれない」と言ったということらしい。それが以下のもの。

    WATCH OUT EAST COASTERS! Dr Deagle guest says within one week canary Island to blow!

    はたしてアメリカ東海岸に巨大津波が押し寄せるのはいつのことか? 
    本当にエルヒエロ火山は噴火するのか?

    そんなわけで、東部エスタブリッシュメントは密かに逃げ場所と食料を備蓄しているらしい、とこのYouTube番組では言っているようですナ。

    もしこれが再びイルミナティーNWOの連中の計画で行われるとすれば、やはり「911」、「311」、「322」とか「117」とかの数字の組み合わせの日、それも「エレニン彗星」の直列とか、実に好都合な日が選ばれるということだろう。

    例えば、こんなものがある。
    巨大地震は2011年秋やって来る!? アメリカの霊能者、エレニン彗星の位置から予測【字幕動画】
    ここで警告された日付とは、

    2011年9月11日
    2011年9月26日
    2011年11月23日
    2012年12月28日
    2014年1月2日

    である。

    いずれにせよ、備えあれば憂い無し。しかし、いくら備えても、30mの巨大津波には勝てないだろうナア。くわばら、くわばら。
     
    以上は「井口和基氏」ブログより
    今の地球は「地球大異変」が進行中ですから、巨大地震・巨大噴火・異常気象何でも有りの状況です。このために人類はこの苦境をいかに堪えて困難を克服できるかどうかその真価が問われています。                              以上
    2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

    著者:ローレンス E.ジョセフ
    販売元:日本放送出版協会
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    地球は人類進化のための学校だったーその④

    地球は人類進化のための学校だった
     
    以下は「2012年のカルマの法則」より

     最初に、私が大変気に入っている寓話をご紹介したいと思います。主人公はキリギリスです。私が小学生時代に授業の一環として教室で鑑賞したものです。映画のタイトルは記憶にないのですが、なぜかストーリーだけはハッキリ覚えているのです。原作者もわかりませんので、とりあえず「1本足のキリギリス」としておきます。

     一本足のキリギリス

      台風の夜、キリギリスは風に吹き飛ばされて後ろ足を1本なくしてしまいました。足は風がどこかに運んで行ってしまいました。
      片足がなくなったキリギリスは、自慢のジャンプができなくなったのです。それを悲しんでしくしく泣いていますと――
      ある日、お地蔵さまがキリギリスに語りかけます。「お前の足は西の方角のはるか遠くに飛ばされているよ」と。
      喜んだキリギリスは足を求めて、杖をつき、片方だけになった足を引きずりながら、西へ西へと向かいます。雨の日も風の日も、休むこともせず、お地蔵さまから言われた方角へと歩いていきました。
     何日歩いたことでしょう。いくら探しても足は見つかりませんでした。
     キリギリスはすっかり疲れて、痛む片足をなでながら泣いていました。
     すると、またお地蔵さまが語りかけます。「残念だったね。お前の探している足は今度は南の方角に飛んで行ってるよ」。
     それを聞いたキリギリスは再び元気を取り戻して、今度は南へ向かって歩き始めます。
     足は痛みますが、片足歩きにも大分慣れてきて、ずいぶんと速く歩けるようになっていました。
     ところが、いくら南の方角を探しても、やはり足は見つからないのです。
     そうやって毎日毎日足探しの旅を続けているうちに、ついにキリギリスはお地蔵さまに向かって怒りを爆発させます。「お地蔵さま。あなたは嘘つきだ。もうだまされないぞ」と。
     怒りの気持ちを鎮めることができないキリギリスに、お地蔵さまはニコニコと笑いながら語りかけます。
     「嘘はついていませんよ。あなたが探していたのは歩く力、自由に飛び跳ねる力だったのではないのかな。片方の足はなくても、今では以前よりもはるかに元気に跳べるようになっているじゃないですか」
     「あっ」と、キリギリスは叫びます。そうでした。旅を続けているうちに、キリギリスはいつの間にか両足のとき以上のジャンプ力を身につけていたのです。
     「お地蔵さま、‥‥ありがとうございます」
     キリギリスはお地蔵さまに向かって深々と頭を下げ、それから嬉しそうに何度も何度も飛び跳ねていました。(パチパチパチパチ‥‥)


     まず世界経済のバブルが崩壊する

     “ゼニウイルス”に冒され「拝金主義」に陥ってしまった最近の日本人は、この物語のキリギリスのように、「お足がないと歩けない(お金がないと幸せな暮らしができない)」と考えて生きる人が多くなっています。しかしながら、そのような考えからは卒業しないといけない時期が来ているのです。まだ卒業できていない人の身辺には、これからそのことに気づかせるような出来事が次々と起こってくるでしょう。
     キリギリスに対する「お地蔵さま」の役として、神さま(「宇宙の法則」としての絶対神)の温かくそして厳しい働きかけがなされることになります。それは、お金が乏しいために自分の欲しい物が得られないという辛い体験であったり、他の人に比べて貧しい暮らしをしないといけないという屈辱的な思いであったり、毎日の食べ物さえ自由に手に入らないような飢餓の恐怖を味わったり‥‥、といった「お金欠乏症」的な体験として表れます。
     人によっては、ようやく手にしたお金が目減りすることを気にかけたり、更にたくさんの富を手に入れたいという欲望に駆られるという形での、お金にまつわる悩みとなって表れることもあるでしょう。
     その他、お金を得たり失ったりすることで味わうさまざまな心境の変化が、苦しみの原因として心を占領します。お金を巡って人間関係を悪くすることも多くなるはずです。最近では「人生(で大事なの)はお金だ!」と悟ったように堂々と語っている著名人も見かけますが、その“悟り”の間違いを気づかせるためのさまざまな出来事が、これから急速に、そして多くの人に一斉に表れることになるでしょう。
     そのひな型となる現象は、かつてわが国が体験したバブル経済の崩壊です。あのときに全財産を失ったり、大きな借金を抱え込むことなった人がたくさん出現しましたが、そのことから学んで本当の気づきを得た人と、ますますお金の魔力にとりつかれてしまう人とに分かれました。
     これから終末までに起こるカタストロフィー(破局)は、あのバブル経済の崩壊を世界規模に広げ、より凄まじい崩壊現象を引き起こすことになるはずです。それは世界大不況すなわち恐慌という形をとると思われます。その引き金を引く国はアメリカか日本、あるいは最近台頭著しい中国でしょう。私は日本である可能性が高いような気がしています。今日の多くの日本人の拝金主義ぶりには目を見張るものがあるからです。スポーツ選手やIT長者と呼ばれる人たちがチヤホヤされるのも、その最たる現象と見ることができます。
     お金をたくさん稼いでいる人がすぐれた人であるかのようにもてはやされる社会は、まさに拝金主義社会と呼ぶべきもので、これから始まる終末のカタストロフィーの中で、最初に崩壊していく対象となるものです。そのことが日月神示には、「金で治めて、金で潰す」とハッキリ述べられています。

     人間は神の子である

     さて、キリギリスはなくした足を求めて旅に出たのでした。最後まで足は見つかりませんでしたが、足を失う前よりも立派な「歩く能力」を身につけました。その能力(の芽)は最初から自分の中に備わっていたのです。キリギリスは、失った足の中にその能力があったと思って、その足を探しに旅に出たのでした。
     それは私たちが、自分を幸せにする力は「お金」の中にあると思って、お金さがしの旅を続けているのとよく似ています。そのことが間違いであることに、もうそろそろ気づかないといけない時期が来ています。
     神が導こうとする方向はまさにこの一点であると言ってもよいでしょう。つまり、「幸せを作り出す能力の芽は、私たち自身の中に最初から具わっている」ということです。
     いささか宗教的な言い方になりますが、別の言葉で言えば、「人間は神の子である」ということになります。神の分身として、神と同等の力が潜在的に備わっているのです。
     そのことを意味すると思われる次のような話が、「法華経」の「五百弟子授記品」の中に「衣珠の喩(いしゅのたとえ)」として出ています。

     親友の家を訪ねた男性が、歓待を受け、酔いしれて眠ってしまいます。親友は出かけないといけない用事があるので、この男性の衣服の中に大変高価な宝玉を縫い込んで出かけます。
     目が覚めた男性は、親友がいないのでその家を去り、他国を放浪するうちに落ちぶれて食べるものにも事欠くようになりますが、あまり気にするようでもありません。
     ある日、この男性は、その衣服に宝玉を縫い込んだ親友と再会します。親友は落ちぶれた男性を見て、「君には十分に安楽に暮らせるだけの宝玉を与えていたのに、どうして使わないのか」と諭します。


     この「親友」を「神さま」と置き換えて考えてみてください。神さまが一人ひとりの人間に素晴らしい力を与えているのに、人はそのことに気がつかず、力は外にあるものと考え、ある人は宗教に走り、ある人はお金を絶対の価値として、自分の身を守るためにせっせと蓄財しています。その行為はまさに、「私には力はない」と宣言しているようなものです。
     いま、「世の終わり」を迎えつつある私たちは、「神の子として、自分の中に神様と同等の能力が備わっている」ということに気づくことが大切なのです。そして、より神らしくなるために自分を磨いていくことです。それがわかれば、お金はなくても何も心配は要らないのです。心の奥底からそのことを理解できた人は、終末のカタストロフィーを実体験する必要はなくなります。
     終末のカタストロフィーとは、人々を欲望から卒業させる働きと言えるからです。家や車などの物質的な財産に対する執着から、心を解き放つ必要があるのです。お金に限らず、自分のアイデンティティー(自分であることの証明)と思っていた身分や地位、名声、勲章などの社会的財産がまったく役に立たない世の中が訪れるのです。失う前に、それらに執着することの無意味さを自覚できた人は、終末の卒業試験に合格できる人です。
     資本主義が爛熟状態にある今日では、「お金の力」にひざまずく人が増えていますが、「肩書き」や「地位」にこびる人も多いため、それを笠に着る人がまだ結構います。終末の卒業試験では、そのような目に見えない富に対する執着からも心を解き放つことが求められるのです。
     意地悪な喩えととられるかも知れませんが、現在あなたを「先生」とか「社長」と呼んでうやうやしく接する人たちがいるとします。これから天変地異等によって深刻な食糧危機に直面すると、その人たちがあなたの手から食べ物を奪い取るようなことが起こるかもしれません。
     その時、その人たちが崇めていたのは「あなた自身」ではなく、あなたの「肩書き」や「地位」であったということに気づかされるのです。そのことに対して激しい怒りや憤りの気持ちを持つと、あなたは新たなカルマを作り出し、それがまたはね返ってきて、さらにショッキングな出来事を引き寄せることになるでしょう。
     逆に、そのような人たちの態度を見て気づきを得た人は、カルマは発散され、アセンションへと近づくことになります。
     できれば、そのような「極限的状況」を経験する前に気づくことが大切なのです。気づきを得た人は、日ごろから目下の人たちの前でどのような振る舞いをすればよいかがわかります。つまり、肩書きや地位を笠に着て尊大な態度をとることはしなくなるはずです。それがわかった人は、卒業試験の1単元が「履修済み」ということになります。
     気づきがないままに、お金の力や地位を振りかざす人は、終末のカタストロフィーの中でさまざまな極限的状況に遭遇し、次々と恐怖心にかられる体験を味わうことになるでしょう。

    2011年11月21日 (月)

    ス-パー火山の噴火はいつなのか!

    2011年11月18日


    スーパー火山の噴火はいつなのか?(それは誰にもわからない)

    yellowstone-2011-2012.jpg

    ナショナルジオグラフィックに掲載されたイエローストーンが噴火した時の地球内部の想像図。
    --

    (訳者注) 先日の「「地球外生命の存在の証拠はない」: ホワイトハウス掲載文の全訳」という記事で、ご紹介するとしていた記事です。そこでは、「2012年にイエローストーンは噴火しない」というものだとしましたが、読んでみると、イエローストーン個別のことではなく、「世界のスーパー火山すべて」というようなことのようです。

    記事の冒頭にイエローストーンの写真が掲載されていたので、イエローストーンの記事と思い込んでいました。

    それはともかく、この NASA の記事も、エイリアンの記事同様、「何のために発表しているのか」わからないものです。


    今回の翻訳記事を一言で要約するとこうなります。

    「地球でかつてスーパー火山が数多く噴火したが、現在の科学ではその時期を予測することはできない」


    と。

    なので、記事の要旨が「何も予測できないのだから、2012年の噴火の可能性も予測できない」というような感じさえして、何となく自信なさげな記事なのですが、スーパー火山の噴火を予測できないのは誰でもわかっていることで、それなら、どうしてこんな記事をわざわざ、 NASA のニュースリリースとして出す必要があるのかなとは思います。

    なんとなく、最近、NASA は不思議な感じのニュースが増えているような気がします。
    あんまり不思議になってくると、「本当は噴火すんじゃないのか?」とかいろいろ勘ぐられそう。



    いくつかの超巨大火山

    なお、参考までに、「世界の7つの超巨大火山」というものがあって、それは以下のようになるようです(地球の記録より)。


    1.イタリア・セージア渓谷 (最後の大噴火:約2億8000万年前)
    2.米国イエローストーン (最後の大噴火:64万年前)
    3.薩摩硫黄島 (最後の大噴火:約7300年前)
    4.インドネシア・トバ火山 (最後の大噴火:約7万4000年前)
    5.ニュージーランド北島のカルデラ群 (最後の大噴火:西暦150年頃)
    6.シャツキー海台 (最後の大噴火:不明)
    7.オントンジャワ海台 (最後の大噴火:1億2000万年前)


    となります。
    新しい発見によってかわるでしょうけれど。

    上の7つの中には日本の薩摩硫黄島が入っています。
    日本に大きな影響のある火山としては、他に、

    ・富士山
    ・白頭山


    があります。


    なお、私個人としては、先週書きました「「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期」という記事で書きましたように、


    ・噴火は地球内部から地上へ向けて物質が大放出され、「地下から表に出なければならない何か」を噴出する大きなイベント


    だと考えていて、地球の自然と生命のサイクルのために意味があるものなのだろうと考えています。

    toba.jpg

    ▲ 7万5千年前のトバ火山の噴火の想像図。このトバ火山の噴火は、気候の変化などにより、その後の人類の進化に大きな影響を与えたのではないかとする学説があります(トバ・カタストロフ理論といわれています)。「人類の進化」というキーワードさえ出てくる噴火。


    また、本当にマウンダー極小期のような太陽活動の縮小期が来るなら「長期にわたる宇宙線の地球への到達の低下」があるはずで、噴火(のトリガーに宇宙線が関与しているのなら)は今後数十年間、頻発するという可能性はあるようにも思います。





    Supervolcanoes: Not a Threat For 2012
    NASA 2011.11.15

    スーパー火山噴火の2012の脅威は存在しない

    yellow-now-2011.jpg

    ▲ 現在のイエローストーン。


    地球の45億年の歴史では多くの巨大な噴火が繰り返して起きていたことを地質的記録は示す。それらは、近年のピナツボ火山の噴火やセントヘレンズ火山などの噴火よりはるかに巨大な噴火だった。


    そんな中、最近、「 2012年にスーパー火山の大きな噴火が迫っている」という主張などが見られることがあるが、そのようなスーパー火山の噴火が差し迫っているという徴候や証拠は現在はない。


    この「スーパー火山」、あるいは「超巨大噴火」という言葉の定義は現在でも正確ではないが、しかし、世界の科学者たちの間では、1回の噴火で 1000立方キロ以上の岩石と火山灰を噴出する火山を超巨大火山と呼ぶのが慣例となっている。

    地球の過去のそれらスーパー火山の噴火の規模を完全に理解することは難しいが、しかし、地球の表面や地質には現在でも、過去のスーパー火山の痕跡が数多く残されている。

    有史以前、インドネシア、ニュージーランド、アメリカ大陸、そして、チリ等で起きた巨大噴火では、直径 100キロを吹き飛ばされたと同じ程度のクレーターが見られ、特に、今から7万年ほど前に起きたスマトラ島のトバ火山の噴火は、1980年のセントヘレンズ火山の噴火のおよそ3000倍の威力の噴火で、2,800立方キロメートルのマグマを放出したと推察されている。

    このすさまじさは、たとえば、有史上で最も大きな噴火のひとつとして数えられる 1883年に起きたインドネシアのクラカタウ火山の噴火でのマグマの量は、およそ 12立法キロメートルであった(トバ火山の噴火の数百分の1)。


    現在の火山学者たちは、スーパー火山に対して多くの「答えの存在しない質問」に対しての答えを求め続ける。

    たとえば、スーパー火山の噴火を誘発するもの(トリガー)は何なのか?
    そして、どうしてマグマがそのように大規模に形成されるまで噴火しないのか?
    どうしたら、私たちは次のスーパー火山の噴火について予測できるのか?

    それらはなお模索されていて、回答の出ていない世界だ。

    しかし、それでも、すべての火山の専門家が以下の点については同意している。
    それは「スーパー火山の噴火はいつかは起きるものではあっても、非常に希なことであり、私たちの有史の中起きる確率は無視できるほど小さなものだ」というものだ。


    最も最近のスーパー火山の噴火は、約 26,000年前にニュージーランドで起きた。
    トバ火山の大噴火はそれよりさらに5万年前の出来事だ。


    地質学者たちは、現在、地球上で残るスーパー火山の数を計測し続けていて、スーパー火山として残っているもの数は約 50だと特定した。

    この「50」という数は多いと思われるかもしれないが、しかし、調査によると、すべてのスーパー火山を含めて、その超巨大噴火の発生は、「約 100万年のあいだに 1.4個のスーパー火山が噴火した」という程度になる。もっとも、これは、100万年ごとにスーパー火山が噴火するといった話ではなく、すべてを合計しての計算の上の数値だ。


    地球の歴史上では、何百万年もスーパー火山の噴火がない時期もあったし、また、短い期間に次々とスーパー火山が噴火する時代もあった。


    そして、地質的記録では、「スーバー火山の噴火は集中した時期に起きる」ことが示唆されている。とはいえ、これらの記録が未来のスーパー火山の噴火の予測に役立つというわけでもない。


    スーパー火山の噴火が特定の年代で起きるのか。
    あるいは、周期的なサイクルで噴火するのかどうかといったことを正確に予測する方法が今の科学には存在しない。

    しかし、それでも、2012年にスーパー火山が噴火するといった明確な証拠はない。

    以上は「IN DEEP」より
    NASAがわざわざ巨大噴火が無いと発表するのは少し不自然であります。しかし現実は噴火の前兆が次々と現れているのです。2012年に無いとしてもいずれ近いうちに噴火はほぼ間違いないものと思われます。噴火が近いことを前提に準備しておくことが重要です。                                       以上

    今の社会システムが崩壊した後に何が来るのか!

    2011年11月3日木曜日

    今の社会システムの劇的な崩壊が起きたあと何が来るのか?


    ハイチを見ると、大地震が起きてどんどん国情が悪化して行くのが私たちに見て取れたが、こういった状態は「治世が乱れる」という。

    「災害が起きて、世の中が荒れていく」というのが大方の見方だが、かつて日本は「治世が乱れると、天変地異が起きる」と言っていた。

    これは、「世の中が乱れて、災害をも招く」という意味でもある。災害が来てから世の中が乱れるのではなく、世の中が乱れているから災害も来る、という含蓄ある解釈だ。アミニズム的な見方でもあると言えるだろう。


    治世の乱れは、国の崩壊の前に見られる


    天変地異の前にはカエルが大量に出現して道路を横切りながら逃げていくだとか(四川地震で目撃された)、地震前に鳥が騒いで集団で空を覆い尽くすとか、様々な現象が目撃される。

    動物でさえ異変を感じて胸騒ぎを起こすのだから、人間の治世の乱れもまた天変地異の何かが作用して起きているのだと見ることもできるかもしれない。

    2010年から2011年は世界中で大量の魚が死に、大量の鳥が飛びながら死んでバタバタと落ちていき、それと時を同じくして異常気象と大地震が全世界で相次いだ。

    日本も未曾有の大地震に飲まれ、原発事故で国民が苦しみ抜いている。2010年、そして2011年と言えば、日本は民主党政権が次々とマニフェストを反故にして自民党末期と同様の悪政を敷いて治世が乱れ切っていた。

    治世の乱れは、国の崩壊の前によく見られる。

    ギリシャを見ても分かるはずだ。あの善良な顔をしたパパンドレウ首相は世襲議員でパパンドレウ家の三代目の党首である。

    パパンドレウ家はギリシャで利権を欲しいまま手に入れてきた「汚職の元締め」であり、汚職にまみれた国家を汚職にまみれた一族が政治してきたのがギリシャの姿だった。

    ギリシャのパパンドレウ首相。
    ユーロのみならず、世界を激震させている国家の党首。

    一方の日本では民主党政権の党首だった鳩山由紀夫も、自民党の初代総裁からみると奇しくも三代目である。

    この男はまったく実行力が伴わない党首だったので、すっかり国をめちゃめちゃにしたあげくに菅直人に首相を譲った。

    それがよけいに信頼の失墜を深めることになり、最悪のリーダーの元で2011年3月11日の大地震、そしてその翌日の原発爆発を迎えることになってしまった。

    今、ヨーロッパでも、日本でも、中国でも、そしてアメリカでも、イギリスでも、猛烈な「治世の乱れ」が蔓延していっている。

    アラブの民主化から始まった国民の突き上げは、アメリカの「ウォール街を占拠せよ」運動に結びつき、今日もまた逮捕者を出している。

    すでに一部が暴徒化しており、銀行が襲撃されたことが報道されている。過激な犯罪者グループも、このデモに呼応していることが報道されており、今度はより暴力も先鋭化していくだろう。

    デモ隊接近で米オークランド港を一時閉鎖、多数の教師もストに参加

    米カリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)の港湾当局は2日、全米に拡大する抗議行動「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)」に呼応したデモ隊が港に近づいたため、港を閉鎖する措置をとった。オークランド港は米国でも最も貨物取扱量が多い港の1つ。

    オークランドでは前週、抗議行動参加者らのテントを警官隊が強制撤去した。この時に警官隊が催涙弾を使用し、1人が負傷したことから、市中心部で2日昼、これに抗議するデモ行進が行われた。

    市中心部の多くの企業は休業し、デモ行進はおおむね平穏に行われたが、一部が暴徒化して休業中の銀行の支店を襲撃するなどした。


    「ウォール街を占拠せよ」運動にも徐々に暴力化が見られる。
    米国は治世が乱れているのだから暴力が生まれるのは時間の問題だ。

    ギリシャはとっくに暴力に席巻されている。
    今、デモが起きているオークランドと言えば、かつて反戦デモ
    が起きていたときに警察がデモ隊にゴム弾を発射したところだ。
    こういった鎮圧が繰り返されるのだろうか。



    なぜ世界中がこんな世の中になったのか?


    なぜ治世が乱れるか。そして、なぜ世界中がこんな世の中になってしまったのか。それはグローバル化によって持つ者と持たざる者の格差が巨大な格差になっていったからだ。

    ここ数年で、貧困層が世界中で爆発的に増えていったのである。そして、この貧困層の拡大が社会のひずみとなって治世の乱れに結びついている。

    社会不安定化のほとんどが「社会の貧困化」が直接的な原因になっているのである。

    ひとつひとつの国を見ていけば、その国特有の問題点があるのだが、その問題点が貧困を増やしていることについては驚くほど世界中で共通している。

    まるで、国民を貧困化させるのが世界中の政治家の間で流行っているかのように、社会を不安定化させる政策を取っている。

    社会が不安定になれば貧困が増え、貧困が増えればさらに社会が不安定化する。それが負のスパイラルとなって繰り返されて破滅まで行く。

    社会の貧困化は、その国の経済が何らかの原因で立ち行かなくなったことの結果である。

    日本もまた、そういった負のスパイラルにとらわれている。

    日本が立ち行かなくなるのは、ありとあらゆる問題がそこに横たわっているからで、政治だけの問題ではない。

    確かに政治は救いがたいほどの低レベルに落ちているが、他にも問題が山積みになっているのである。

    国民が老齢化したとか、少子化したとか、原発事故が収束しないとか、官僚の汚職が蔓延したとか、社会が硬直したとか、それこそありとあらゆる問題が複雑に絡み合っている。

    それらの問題が社会の貧困化を生み出しており、それが治世の乱れを生み出している。

    米国で貧困地区が急拡大 白人、高学歴者にも広がる
    2011年11月4日 09時16分
    貧困人口の拡大が続く米国で、低所得層が集中する「貧困地区」の人口が過去10年間に32・9%増加し、大都市から郊外に拡散。白人や高学歴の貧困地区住民も増加したことが3日、米ブルッキングズ研究所の調査で明らかになった。

    同研究所は、犯罪発生率の増加や教育の質低下などで、貧富の差の固定化が進む恐れがあると警告している。



    どうしようもない社会になる


    社会が貧困に落ちていくと、例によって殺伐とした世相に変質するようになる。暴力や、憎悪や、犯罪が横行して、弱肉強食の社会が出現する。

    正義は廃れ、犯罪者がもてはやされたり、ちやほやされるような時代が来る。

    手段を選ばないで成功した人間や、違法スレスレで成り上がった人間たちがヒーローになるような時代になる。行き場のない怨念がさまようような、どうしようもない社会になる。

    日本人はまだ経済的な豊かさを維持できるはずだと無意識に思っているようなところがある。

    しかし、ジリ貧に落ちていくどこかの過程で、もう豊かさを維持することは不可能だと悟るだろう。

    財政収支は極度に悪化して、債務残高が異様に膨らんでいく。日本はそういう状況に追い込まれている。放射能汚染の問題も片付かないし、さらに悪化していく。

    1989年のバブル崩壊から日本は本格的に衰退期に入ったが、その後、どんな問題を抱えているのか、あなたは数えたことがあるだろうか。

    ・国の累積債務問題
    ・国民の経済的疲弊問題
    ・若者の劣化
    ・円高、産業の空洞化
    ・少子化高齢化
    ・政治家の質の低下
    ・続出する企業の破綻
    ・国民年金・企業年金問題
    ・雇用・失業問題
    ・教育崩壊
    ・普天間基地問題
    ・官僚の汚職問題
    ・道徳心崩壊
    ・韓国偏向問題
    ・福島原発問題
    ・放射能汚染問題
    ・TPP問題
    ・食料・自給率問題

    これらの途方もない問題を考えると、今、社会システムの劇的な崩壊が秒読みになっているのだと断言してもいいのではないか。

    そして、そのすべての問題が次々とドミノ連鎖で爆発していったとき、どんな時代が来るのかというところにまで想像力を働かせなければならない。

    今の社会システムの劇的な崩壊が起きたあと何が来るのか? 荒廃した社会には「暴力」が忍び寄る。

    それは社会に対する爆発的な不満と、このような社会にした政治家による憤怒と、近隣国に対する憎悪を伴って燃え広がっていく。明確に暴力の時代がやってくる。

    もちろん、誰も暴力など求めていない。

    しかし、傍若無人に私利私欲だけを追求して国民を顧みない政治家や官僚や企業が増えたとき、巨大な暴力が吹き上がっていくのは止められないのである。

    カダフィ大佐の死を日本の政治家は他人事のように見つめているようだが、いつか我が身になる可能性を考えたことはないのだろうか。

    カダフィ大佐の死はすべての国の政治家にとっては他人事ではない。
    そういう時代に入る。

    偶然なのか、それとも何かの配分なのか


    なるほど、治世は人間の失政でどんどん乱れていき、やがてはそれが騒乱を起こす。そうやって、どんどん治世が乱れていくと、そこに災害が重なっていく。

    本当に不思議な関連である。

    タイでもそうだ。2006年からのタイは決して平穏ではなかった。汚職と強権を嫌った軍・王室がタクシン政権をクーデターで追放すると、そのあとから毎年のようにタクシン派と王室派がデモを繰り返して過激化させて国が分断していった。

    そして、タクシン派はタクシン・シナワットの妹であるインラックを政権に送り込んだが、不穏な空気が流れる中で今回の大洪水を迎えている。

    災害対策に有効な手を打てずに右往左往するインラック首相は早くも政権批判に見舞われており、来年になるとまたもや激しい政権批判やデモが行われるだろう。

    どうしようもない政権が出てきて治世が乱れていくとき、そこに降って湧いたように災害が襲いかかってきて、よけいにひどいことになっていく。

    アメリカはオバマ政権が失業対策や経済復活になんら有効な手を打てずに手をこまねいている間に猛烈なハリケーンや、砂嵐や、季節外れの冬将軍に襲われて、今年の冬の酷寒が懸念される事態となった。

    災害が重なると、治世が乱れる。
    治世が乱れると、災害も重なる。

    偶然なのか、それとも何かの配分なのか、どうしようもない大きな「潮流」に人間は振り回されることになる。

    治世が乱れて災害が来る。災害が来るとさらに治世が乱れる。
    タイの本当の混乱はこの水が引いてからになる可能性が高い。

    以上は「DARKNESS 」より

    今の世の乱れは、自然環境の悪化が大きく影響しているものと考えます。人類始まって以来の78万年振りの南北地磁軸逆転が象徴的であるように現在「地球大異変」が進行中で有ります。この為に世の中が乱れ生活苦の人々が増加しているものと思われます。生きるか死ぬかの瀬戸際でもあるわけです。この傾向は益々激しくなってゆくものと思います。以上

    2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

    著者:ローレンス E.ジョセフ
    販売元:日本放送出版協会
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    日本は「東方の巨大な実験場」?・ヒットラーの予言

    日本は「東方の巨大な実験場」!?:ヒットラー予言の新人類誕生物語!

    みなさん、こんにちは。

    風雲急を告げてしまった、この日本。この世界。あまりにいろいろのことが起きすぎてETの手も借りたいほどである。今回も私個人の「妄想」の類いだから、普通の人はスルーして欲しい。

    さて、”日本の風雲”については、かのアドルフ・ヒットラーはこう予言していたという。

    ヒトラーの東方予言「東方は巨大な実験場になる」:「永遠の未成年者の誕生」


    この「東方の巨大な実験場」とはどこの国か? どこにあるのか?

    といえば、まぎれもなくこの日本である。昔の天皇家と比べて、今の天皇家が子供のような存在に見えるのも不思議なことではない。毎年、園遊会を開いて、世の中の成功者とのほほんとしていればことたりる国へと変貌したからである。

    同様に、軍隊を持たない国となった日本は、両方のはさみを切断された蟹のような存在、すなわち、永遠の子蟹のような存在になったわけである。

    そういう社会情勢や社会システムの激変の結果、国民にはいっさい難しいことを処理する必要がなくなり、大人になっても子供のような存在でも事足りるという、一種異様な国へと変貌を遂げたわけである。

    ところが、実は、これは日本の外の国々から見れば、”一種の実験”でしかない。なぜなら、歴史的にも現実的にもそういう状況は滅多に訪れるものではないからである。例外中の例外なのである。言い換えれば、日本という国は、あらゆる意味で、「実験場」なのである。

    ヒトラーは、片腕の側近ブレーンであったハンス・フランク
    にこう言ったという。

    「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる『永遠の未成年者集団』というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。

    そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ。

    「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。

    未来社会には、そういう『永遠の未成年者集団』が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。

    つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」

    「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。

    たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。

    だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。

    それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』『新しい奴隷』も増えていくのだ。

    人間だけではない。国もそうだ。恐ろしく豊かな、労せずして肥っていく国が現われる。他方、何百年かかっても絶対に払いきれないほどの借金をかかえ、水一杯すら容易に飲めない国も現われる。

    気候もそうだ。とほうもない旱魃や熱波におそわれる国と、寒波や洪水におそわれる国が出る。災害におそわれつづける地域と、楽園のような地域、人っ子一人いなくなる荒地と、無数の人間が鼻をくっつけ合って生きる都会とが分かれる。

    愛もそうだ。特定の男女にだけ、愛と肉体の快楽が集中する。一方、一生に一度の真の愛も快楽も得られない男女も増える。要するに、土地や金や支配力を得る者は、ますますそれを得、支配される者はますます支配されるだけになる。そうだハンス、それが未来なのだ。私の見た未来だ。未来はそうなるのだ……」

    それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に2つに分かれる。そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成と更に新しいアプライゼ(スタート)の時期が1989年4月に来るのだ。」


    このヒトラーの見た夢、ヒットラーの予知夢、これを実に見事に、まったくヒトラー予言のことは知らずに、まとめた人がいた。そこで、これをメモしておこう。以下のものである。

    鈴木傾城(Keisei Suzuki)氏の「Darkness of Asia」
    日本人はモルモット。私たちを実験動物のように観察する世界

    これは長いので興味ある人はそちらをみてもらい、一部だけを引用しておこう。以下のものである。

    トモダチ作戦は核戦争の実験場

    他の国にいて、ふと日本のことを振り返ったときに、日本がなぜか、「科学実験のモルモット国家」、あるいは「東洋の実験場」になっていることに気がつく。

    いったい日本人の数奇な運命とは何なのかと驚いてしまうほどだ。

    1945年 ヒロシマ・ナガサキ
    1956年 水俣病
    1965年 第二水俣病・四日市ぜんそく
    1995年 地下鉄サリン事件
    2007年 タミフル事件
    2011年 福島原発大事故

    他の国では想像だにできない「人類終末の出来事」みたいな異常なものが、日本ではあっさりと、何度も、そして微細なデータが蓄積できる条件下で起きている。

    被害者はぞれぞれ数千人から数十万人に及ぶ。これほどまでに日本には科学・生物・放射性物質・核の実験場になっている。

    科学の発展も日本は多大な貢献をしたが、その裏側で科学の闇も日本が抱えている現実をなぜか日本人は気がついていないように見受けられる。

    しかし、アメリカは実験場としての日本を有効利用していることは疑うべくもない。


    ところがどっこい。面白いのはその後である。この「巨大な実験場から新人類が誕生する」のである。これが「イルミナティー」を食って行く。つまり、日本人から生まれた新人類がユダヤ人を食うものが現われるのである。

    ヒトラーの「超人ラストバタリオン予言」:それはUFO軍団か、超人軍団か?

    私は若者たちを育てる。特別な若者たちを選んでユンカー学校へ入れる。彼らは、そこで新しくつくり変えられ、“支配する術”と“どんな敵にも勝つ術”、“死を克服する術”、また“人の心や未来を読む術”を学ぶ。そうすれば、彼らと彼女たち全員ではないが、その中から新しい世界を支配できる超人が現われてくる。そう……今世紀末にはその結果が見られるはずだ。
    (山荘でラウシュニングヘ)

    それは本当は、私が育てるようなものではない。放っておいても、人間はいずれそうなる。大多数の者は支配される感情の中に沈むが、一部の者は超人に変わっていくのだ。私はそれに手を貸して実現を早めるだけだ。そうでないと、他の民族の中からもそれが現われないとも限らないからな。 
    (ミュンヘンのナチス本部で、ハンス・フランクヘ)

    前に、“永遠の未成年者の実験場は東方だ”と言ったが、超人類を生むことについても、東方が実験場になるかもしれない。近未来、天変地異が襲うヨーロッパ各国にも、大戦の舞台になる中東にも、米ソやインドにも同じことが起こるかもしれない。
     しかし、なんといってもアーリアだ、われわれゲルマンだ。それが頭ひとつ抜いて超人類を創出する。それが創造されさえすれば、もはや我々に勝てる者はない。
     考えてもみたまえ。世界中の猿が連合して人類に立ち向かってきたとしても、近代兵器を持ったほんの数人の人間に勝てまい。同じことが、これまでの人類と今度現われる超人類の間にも起こるのだ。
    (ミュンヘンで、ラウシュニングとフランクヘ)

    その証拠を明かそう。じつは私は、すでにその人間を見たことがあるのだ。恐れを知らぬ、目を合わせていられないような、苛烈で新しい人間をね。
    (山荘で、ゲッベルスとラウシュニングヘ)

    天地創造は終わっていない、特に人間については、終わっていない。人類は今、次の階段を昇り、新しい戸口に立っている。新しい種族が輪郭を示しはじめている。それが超人の種族だ。彼らと彼女たちは出来上がりつつある。完全に自然科学的な突然変異によってだ。
    (ゲッベルス、フランク、ヒムラー、ラウシュニングヘ、山荘で)

    そして大破局が起こる。近未来に起こる。しかし救いのイエス・キリストなんか来ない。別の救世主が来る。そのとき人類を救うのは人類を超えるもの……彼らと彼女たちが、新しい世界、新しい宗教を創る。
    (アルプス山麓のデートで、レニ・リーフェンシュタールヘ)

    もちろん、「イルミナティー」側もこの予言を知っている。したがって、人類から新人類である何がしかの「超人」が現われて来ることを知っている。それが日本からだということも知っている。だから、彼らは”日本を恐れているらしい”が、その恐れから日本を実験場にしようとすると、ますますそこから超人の出現する確率が高まる。その結果ますます恐れが増し、また実験場としようとする。するとますます超人の出現確率が増す、という悪循環を繰り返しているというわけである。

    そんなわけで、私個人はあまり福島原発のことを恐れていないのは(もちろん、今現在の段階で放射能や放射線を恐れなくてはならないのは当然だが)、私も含めた日本人の大半はかりに窮地に陥ったとしても、その中から必ずや「新人類」か「超人」が誕生して来るだろうというふうに感じているというわけですナ。

    はたしてその「超人」とはどんなやつらなのか?

    超能力者や予言能力や透視能力のある人間なのか? あるいは、ニビル人のような巨人なのか? あるいは、「グレイ」のような数倍の脳の大きさを持ち、サイコキネシスを使いまくる宇宙人のような存在なのか? 

    ヒトラー予言が正しければ、そういう連中がいずれ近々現われて来るというのである。実に興味深いのである。自殺など考える暇は今の日本人にはないのだヨ。そのうちハリウッドのSFなど吹き飛んでしまうほど面白い、奇妙奇天烈な、痛快なことが起こらないとも限らないのである。

    いまは我々はレプティリアン種族という、イルミナティー一派に食われかかっているわけだが、それが逆にトカゲを餌にしてしまう超人が出て来るというのである。コブラを食うマングース

    のような人間が出て来るかもしれないのである。

    はるか太古の先カンブリア時代にその時代を席巻したアノマノカリスの時代、

    大半はそれに食われていたが、それを逃れて次の時代に進化した生物ナメクジ魚が現われた。まさにそんな偉大な出来事が我々の人類にも起こるかもしれないのである。

    そんなわけで、いつかいつかと私は楽しみにしているというわけですナ。イルミナティー、どんどん日本で実験してくれよ!その度に、日本から超人が誕生する確率が増すというわけである。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    結果は、その通りに 進行している模様です。日本を人類のモルモットとして利用している人間がいるということです。しかし日本人は誰もそれに気付かずにいますがそれが幸か不幸かまだ分りません。                                  以上
     

    地球は人類進化のための学校だったーその③

    地球は人類進化のための学校だった

     「世の終わり」は人類進化のためのシナリオ


     「世の終わりのシナリオ」の2番に進みます。2012年にこの物質文明が崩壊するのは、人類が何か間違いを犯したことに対する天罰なのかということに対する私の見解です。
     最近では、2012年に人類は滅亡するかのようなタイトルの本を見かけるようになりましたが、これはこの宇宙を貫く法則(私はこの法則のことを「宇宙絶対神」になぞらえています)を無視した考え方と言えるでしょう。厳しい表現をさせていただくならが、まさに「人間の浅知恵」とも言うべき考えです。
     この地球の自然界に目をやるだけでも、その人智を遙かに超えた法則の数々には目を見張らずにはおられません。自然界の法則に比べれば、今日の科学が解き明かした宇宙や地球の物理的、化学的真理は、孫悟空がお釈迦様の手のひらのシワひとつを数えた程度のものと言ってよいでしょう。そのような壮大なスケールでこの宇宙を貫いている法則が、この小さな地球の上で生きることを許している人間という生き物を、「ちょっと失敗作だったからリセットしなくっちゃ」などいう間違いを犯すでしょうか。私が「人類滅亡が起こると考えるのは人間の浅知恵によるものだ」と失笑する所以です。
     ということで、「今回の世の終わりは人類進化のために準備されたもの」というのが私の結論です。

    2.現代の物質文明が終焉するのは人類社会が過ちを犯したから(神から罰を受ける)というわけではなく、宇宙の周期としてそのように定められているためである。別な表現をすれば、この度の地球の次元上昇というのは、ホモサピエンスが地球学校を卒業することを意味している。

     確かに、現人類がつくり出してきた文明社会は、いま人口の爆発的増加と経済成長による環境汚染や資源の枯渇などの深刻な問題を抱えています。文明の発達が生命体としての地球を破壊してしまおうとしているのです。そして、だれもこのことにブレーキをかけることができない状況に陥っています。
     はたして、人類が愚かで過ちを犯したからこのような事態を迎えることになってしまったのでしょうか――。部分的にはそういう一面があるかも知れません。「石油文明」といわれる現代社会が、地球環境を悪化させる大きな原因をつくり出しているのは確かだからです。
      しかしながら、現文明が目指したものはひとえに「人類の幸せ」だったはずです。病気や食糧難から人々を解放し、自然災害から社会や生命を守るために工夫したことが、結果的に資源を浪費する仕組みを作り出し、また消費に伴う廃棄物によって地球への負担を増加させてきたのでした。
      そう考えると、人類が科学を発達させたことに問題があったことがわかります。もし未開のままの原始的な生活をしていれば、地球はこれほどまでには破壊されず、人類を初めとする生き物の住む星としての寿命は延びたことでしょう。
      では、科学の発達がなければ、いま世界で65億人を超えたといわれる人口の増加はなかったでしょうか。必ずしもそうとは言えない気がします。アジアやアフリカの低開発国における爆発的な人口増加を見る限り、科学の発達と人口の増加にはあまり関係があるとは思われないからです。
     私はむしろ、20世紀における世界の急激な人口増こそ「神の計画」ではないだろうかと思っています。この世界が直面するさまざまな問題の原因は、すべて人口の爆発的増加が原因となっており、それは人類自身ではコントロールできないものです。現実には陰の超国家権力によって世界の人口の削減計画が実施されつつあると言われていますが、それもある意味では神の掌での行為と言えるでしょう。実際に、開発が遅れている国々では、医療や食糧事情が不十分なために毎年たくさんの人の命が失われているのです。
     もし、人類がその叡智によって世界中の食糧を公平に、まんべんなく分配する社会をつくりあげたらどうなるでしょうか。そのことで、餓死する人や栄養失調で亡くなる人がいなくなれば、世界の人口はさらに急ピッチで増えていくことになるはずです。あっという間に70億、80億、そして100億人と増え、結果として食糧事情は悪くなり、資源も底をついてくると思われます。まして、それらの人たちがアメリカや日本のような先進国並の生活をするようになれば、地球はたちまち大きな悲鳴をあげることになってしまうでしょう。
     このように、どう考えてもこの地球は人類ではどうすることもできない限界点に来ていることがわかります。そもそも人類が作り上げた高度な文明が崩壊するのは今回が初めてではないらしいのです。はるか昔にもアトランティス文明やムー文明と呼ばれる進んだ文明が存在していたようで、その痕跡がいまも地球の各地に残っていると言われています。
     ホピ族と呼ばれるインディアンに伝えられている予言によれば、歴史上3つまたは4つの文明が存在したと述べられています。そして、現文明がいよいよその最後になると見られているのです。
     私の結論は、以下の通りです。

     この地球は人類(ホモ・サピエンス)の学校である。小学校が終わったら中学校に進学するように、生徒たち(人類)は一定の時期が来たら卒業試験を受けて、その成績によって進学する生徒と、落第する生徒に振り分けられる。落第したら、もう一度別の学校(地球以外の星?)で1年生の段階(原始人?)からやり直さなくてはいけない。なぜなら、今回で「物質文明としての地球学校」は廃校になり、建て直される(=次元上昇する)からである。
     現文明の爛熟と崩壊は、ひとえに神(=絶対神)によって仕組まれた学びの単元であり、その仕上げの形である。現地球文明の崩壊現象を体験することによって、人類は必要な気づきを得てレベルアップ(次元上昇)することになる。
     もちろん、過去世を含むこれまでの人生で必要な気づきを得て「負のカルマ」の清算が終わっている人は、あえて終末のカタストロフィー(破局)を実体験する必要はない。すでに波長が繊細になっているため、終末の土壇場まで行かなくても次元上昇ができる。つまり、聖書で「神の国」と呼ばれ、日月神示で「ミロクの世」と呼ばれている新しい世界の住民となることができるのである。
     これは神の計画であり、偶然そうなったわけではない。「努力をした生徒は合格し、努力を怠った生徒はもう一度勉強のやり直しをさせられる」というだけのことである。先生(神さま)が出来の悪い生徒(人間)に罰を与えるわけではない。


     それでは神は人類に対して何を学ばせようとしているのでしょうか。次は「私たち人類はいま何に気づく必要があるのか」という点について説明してまいります。
    以上は「2012年のカルマの法則」より
    人類の次元上昇とは、人類の絶滅と言い換えることも出来ます。最終的には70億人が1万人程度に減少するものと予測する研究者もいますが、しかしこれは誰も確認する術がありません。                                    以上

    2011年11月20日 (日)

    今は究極の人生計画を考える時


    2011年11月2日水曜日

    日本が崩壊していく想定で「究極の人生計画」を考えるべき


    今、危機に陥っているのは、世界各国の中産階級であると言われている。

    中産階級の厳密な定義を話し出すと難しいことになってしまうのだが、ここでは大雑把に「虐げられず、ほどほどに生活できている人」という定義でいてほしい。

    Wikipedia で言うところの、「第三次産業従事者から教員、中小産業資本家まで幅広い人々が含まれ、先進工業国では人口の殆どがこの階級」という階層にいる人だ。


    復活する余地はない


    これを読んでいる人のほとんどは中産階級であると思う。もし、あなたがそうだと思うのであれば、今、危機に瀕しているのがあなたのいるポジションだということだ。

    なぜ中産階級が危機なのか。

    それは、極端なまでのグローバル経済がどんどん進められていったからである。

    グローバル化の本質というのは、常に「コストの安いところで物を製造する」というものがある。

    製造の中でコストが高いのは人件費だから、グローバル化の中では常にコストの引き下げ=給料の引き下げが課題となる。

    最終的には、「中産階級の給料をもっとも安い新興国の給料にまで引き下げる」ことが会社の使命になる。

    それができないのであれば、先進国の雇用者を打ち切って丸ごと新興国に会社を移すか、もしくは新興国の人間を連れてきて安く働かせるというテクニックが使われる。

    日本人の給料がどんどん引き下げに遭っているのはどういうことなのかというと、グローバル化が進んでいるからなのである。

    なおかつ日本について言えば今後はTPPで国家主権もアメリカに奪われるので、さらなるグローバル化が加速していくことになる。危機が倍加する。

    そして、その結果として、中産階級が崩壊していくことになる。

    一方で企業のオーナー(株主)や、マネージャー(経営陣)は会社と一体化しているので、手に入れた利益を自分たちでお手盛りで手に入れることになる。これが格差問題である。

    日米欧のすべてでこの問題が表面化している。

    「ウォール街を占拠せよ」の運動もこの格差をテーマにしているが、このままで行くと恐らく中産階級は絶滅して単なる機械の部品のような労働者に転がり落ちる。

    その結果として生まれるのは、救いのない、向上の余地のない、どこまでも悪いほうに落ちて行く殺伐とした社会なのである。

    日本の頂点は1989年だった。それから年を経るごとに世の中は悪くなっているのだが、復活する余地はない。なぜなら、グローバル化が問題の根源であるのに、さらにそれが進むからだ。

    問題は原因が取り除かれない限り解決しない。当たり前の話だ。

    ウォール街占拠デモは、若者から労働者組合まで支持を得た

    先進国のすべてが同時多発債務危機


    グローバル経済が崩壊寸前になっているのだが、これをさらに複雑にしているのが日米欧のソブリン(国家)危機である。

    ギリシャ問題はユーロを揺るがしているが、問題なのはユーロばかりではない。イギリスも、日本も、アメリカも、先進国はすべて同じだ。

    先進国のすべてが同時多発債務危機に陥っているのである。これがどんどん先延ばしにされているので、ツケがどんどん膨らんでいる。

    要するに返せない借金をどんどん膨らませているということである。

    だから、最終的には「崩壊」する。

    グローバル経済が限界に来ていることや、崩壊に向けて突っ走っていることは、すでにアメリカでも日本でも多くの識者が指摘しているところだ。

    国家財政の舵取りをしているFRB(連邦準備精度)やガイトナー財務長官でさえ、しばしば「経済は崩壊のリスクが……」「欧州の危機は破滅を……」と口にしているのを見ても分かる通り、楽観できる材料はどこにもない。

    欧州問題も、失業率も、景気失速も、累積債務も、中東不安定化も、同時並行で深刻化しており、日本はそれにプラスして放射能問題という重荷さえ抱えているのである。

    知っておかなければならないのは、この膨れ上がる危機は放置して消えてなくなる性質のものではないということだ。

    債務というのは期限があり、期限が来たら借入を新たに起こす必要がある。そうすると利子が累積するし、借り入れコストもさらに上がっていく。

    返せないのであれば、どんなに先延ばししても、いずれ破綻するというのは小学生でも分かる理屈である。

    誰にも分からないのは、先延ばしがいつできなくなるのか、何がきっかけで破綻が来るのか、どこが最初に吹き飛ぶのかということである。それは分からない。

    分からないけれども、どこかが破綻して大変な事態になることだけは分かっている。

    リーマンショック時、もうアメリカは息をしていないと揶揄された絵。
    アメリカの危機は未だに続いている。

    国民が企業と国家に捨てられている


    まだ、先進国が同時破綻していく壮絶な社会は来ていない。

    しかし、借金が返せない国が首を並べているのだから、それは必ず起きる事態でもある。

    実は、そこに至るまでに危機を察知した企業や国家がなりふり構わず従業員や国民を切り捨てて自らの生き残りを謀(はか)るので、国家破綻の前に、国民生活の破綻が起きる。

    分かりやすく言うと、こうだ。

    企業は生き残るために、従業員を大量にリストラする。従業員を雇わない。国を出ていく。

    国家は生き残るために、年金や社会福祉を大量にカットする。セーフティーネットを削減する。行政サービスを縮小する。

    今、どこの先進国でもいいから、企業と国家が何をしているのか、新聞の見出しだけでも見てみればいい。アメリカでも日本でもフランスでもギリシャでも、やっていることはみんな同じである。

    企業はコストのかかる従業員を片っ端からリストラして、国家は緊縮財政に走っているのではないか。ここ数日の日本の記事を拾ってみればいい。

    ・パナソニック  リストラに5140億円‎
    ・TDK 1万人リストラ
    ・東電 5900億円のリストラ策
    ・リコー 円高差損やリストラ費用で赤字転落
    ・ソニー 424億円の最終赤字に転落

    企業は片っ端から人を切り捨てている。解雇し、新しく人を雇わない。上記は日本だけを上げたが、いまや日本だけではなく世界中でこの有様である。

    その結果、失業率がうなぎ登りに上がっており、それが社会の不満分子となっている。

    まさに「国民生活の破綻」が国家破綻の前に起きており、それがじわじわと広がっていることがわかる。今の時代をひとことで言えばこうだ。

    「国民が企業と国家に捨てられる時代」である。

    国民が国家に捨てられる時代が来ている。
    日本も他人事ではない。

    国民切り捨ては、もう開始している


    国民切り捨ての時代は、もう開始している。

    国民が切り捨てられるというのは、すなわち福祉も、年金も、保険も、資産も、行政も、すべてが回らなくなる時代ということである。

    数年前までは、まだ将来は年金で生活できると勘違いしている人も多かったと思うが、今やそんな戯言(ざれごと)を信じている人はひとりもいない。

    年金は受給年齢がどんどん引き上げられるし、減額されていくし、いずれは破綻して何ももらえなくなる。

    「団塊の世代は勝ち逃げだ」とか言っていた人もいたが、勝ち逃げなどできるはずもない。来年乗りきれるのかどうかも分からない国に、10年後があるわけがない。

    国家財政は破綻するし、年金も破綻するし、それはつまり日本の破綻でもある。

    もし、私たちに何かできることがあるとすれば3つだけだ。

    ・すべてを失っても生きていける能力を身につける。
    ・日本で、すべてを失わないように防衛する。
    ・日本を捨てることさえも視野に入れる。

    放射能汚染が深刻になれば、経済問題とは別に日本を捨てることさえ視野に入れなければならない時代が来る。

    それは2011年3月12日の原発爆発の時点では極端な選択だと言われたし、今でもそう思っている人が多い。

    しかし、これほどまで大量に汚染物質と汚染食物が出回ってくれば、日本を捨てる選択肢をまったく極端に思わない人も増えてきている。

    すでに、資産を先にキャピタル・フライトさせ、日本が住めなくなったら次に人間が日本を出ていくことを考えていたり、実行していたりする人もいる。

    国民の切り捨て、あるいは中産階級の崩壊が目に見える現象になってきているのだから、ここから先は自分が防衛しないと生きていけなくなるだろう。

    衝撃的な崩壊劇は、極限まで先延ばしされるのだろうが、避けられないのだから、社会が崩壊したとき、どこまでサバイバルできるかがこれからの課題になる。

    これが究極の「ライフ・プラン(人生計画)」だろう。

    資産も、自身も、日本を脱出させる選択肢。
    そんな選択肢を考える人が増えてきた。

    以上は「DARKNESS」より

    今や、自分にあった国を選んで其処に亡命する時期となって来ました。以上

    予測はしないほうがいいのだが (ムー・スーパーミステリー・ブックス) Book 予測はしないほうがいいのだが (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

    著者:船井幸雄
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    「タイムマシン」の特許ついに成立、米国

    「タイムマシンの特許」なる!:ついにタイムマシン製作の秘密が公開された!?

    カルマ(因果応報)

    みなさん、こんにちは。

    次はこれ。そう「タイムマシン特許」である。ついにアメリカで「タイムマシン」の特許を取得した男が出て来たのである。Mabuhay氏の集めた情報にそれとなくあったので、うっかりして見逃すところだった。以下のものである。

    タイムマシンの特許
    元記事:U.S. Scientist Patents Time Machine

    最近なぜかちょっとブログ熱が冷め気味です・・・

    どうせ誰も信じないような記事ですが、タイムマシンの特許はどうやら2006年に取得されていたようです。

    タイムマシンの特許は、オクラホマのマービン・B・ Pohlman 博士によって合衆国特許商標局にファイルされました。

    特許の概要



    上記博士の著書

    合衆国の科学者がタイムマシンの特許を取ります


    記事後半では2034年にゼネラルエ・レクトリック社(GE)が米国陸軍のために作ったタイムマシン『C204』を公開し、西暦2000年に未来から現れたジョンタイターに言及。

    タイターは当時まだ起きていないイラク戦争とニューヨーク(911)のような攻撃をほのめかした・・・

    タイターは彼のマシンモデル C204 重力わい曲時間転置ユニット(GDTDU)、がスイスの CERN によって作られたミニブラックホールによって電力を供給されたと主張しました。


    タイターは、若干の写真を公表することによって、科学者らの希望通りに、ペンレーザー光線がどうブラックホールのパワー源によって発散された重力波によって曲げているかを実演して説明しました。

    懐疑的ではありましたが、グループの多くがそれに感銘を受けました・・・

    C204 GDTDU の米国陸軍発行のマニュアル


    GE C204 GDTDU マシン


    フロリダの家の実物写真

    いやー、この記事は実に面白い。そこで、本当にこの「マービン・B・ Pohlman 博士」(Marvin B. Pohlman)が存在するのかと調べてみると、やはり実在の人物である。博士のことを収集したサイトを見つけたのでメモしておこう。以下のものである。

    Marvin B. Pohlman TALESFROMTHELOU'S BLOG

    さて、問題の特許とは何か? 以下のものである。ここから全文をダウンロードできる。これを解読すれば、密かにタイムマシンを自前で作ることが出来るヨ!

    Method of gravity distortion and time displacement Marlin B. Pohlman

    これを理解し、解読でき、さらには自分でタイムマシンを作ろうという強者が出て来るかどうかは分からないが、いまやタイムマシンを作り出して、「311」以前の日本に戻り、そこで「仁」の主人公のように、「歴史を変えて来る」ほか、福島原発を元に戻す方法はないだろう。

    その意味では、実にタイムリーな記事である。Mabuhay氏に感謝しよう。


    ところで、この記事では、例の「タイムトラベラー」の「ジョン・タイター」と、このマービン・B・ Pohlman 博士が同一人物ではないのか?という疑念が書かれているが、むしろ私はこの「マービン・B・ Pohlman 博士」と、「ウィングメーカー」のACIOのボス「フィフティーン」の方との類似に着目したい。なぜか、マービン・B・ Pohlman 博士の経歴が「フィフティーン」と似ているように感じるのである。

    メンサのメンバーというが、このメンサというのは、知能指数140以上でないと入れないとかいうような天才的頭脳の持ち主の集まる秘密組織である。フィフティーン氏は、ETの知能開発テクノロジーの世界最初の被験者であり、普通の知能の500%アップを施された人物であると言う。もしそうなら、メンサにはIQ500で楽々パスできるからである。

    どうやら脳のある部分に刺激を加えると、知能が一瞬にしてアップするという座(場所)があるらしい。ACIOのクリアランス12以上の人々はすべてこの知能増強を受けるというのである。この方法の結果、知能増強したメンバーには、「フラッシュメモリー」のように、物事が何でも瞬時に大量の情報を処理できるようになるのだという話である。そんな連中が総出で「タイムマシン研究」しているという組織がACIOであるという。

    タイムマシンもさることながら、この知能増強テクノロジーも是非とも欲しいところですナ。さもなくば、永久に福島第一の放射能除去はできるはずがないからである。東電のバカどもをみんな天才にしないことにはらちがあかんというわけですナ。
    以上は「井口和基氏」ブログより
    嘘かまことか、実に興味ある話です。信じられないことです。事実なら、今までの常識が全てひっくりかえるほどの衝撃であります。今後の推移を見守ってゆきたいと思う次第です。
                                              以上
    闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 Book 闇の支配者に握り潰された世界を救う技術

    著者:ベンジャミン フルフォード
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    地球は人類進化のための学校だったーその②

    地球は人類進化のための学校だった
    それでは「世の終わりのシナリオ」の1番から見ていきましょう。

    1.現代の物質文明は間もなく終わりを迎え、地球と人類は次元上昇することになる。その期限は2012年12月22日となるらしい。

     要するに、「現代文明は2012年に終わり、人類社会は次の新しい文明へと進む」ということです。これが「世の終わりのシナリオ」の全体像でもあります。
     そうは言いましても、この社会の中で生活をしていますと、あと数年のうちにこの世に終わりがくることなどなかなか信じられないと思います。以前と違って地球の環境に限界や異常が見られるようになっていても、多くの人はそのことを深刻に受けとめるのでなく、それよりもテレビのスポーツ番組や娯楽番組に興じているか、あるいは株や年金問題などお金に対する関心で頭がいっぱいになっているというのが実態です。その有様は、氷山に衝突したタイタニック号が傾き始める直前までパーティーに興じていた乗客たちの姿とイメージが重なります。
     多くの人はまだ「間もなく船が沈む(この国が崩壊する)」ということを全く意識していません。それは船内での催しや出来事(オリンピックやサッカーのワールドカップを頂点とするさまざまなスポーツ大会、株や為替の動向、有名な野球選手や映画俳優の結婚話やスキャンダルなど)に関心を奪われているからです。
     この状態で船が傾き始めれば、まさに映画「タイタニック」の乗客と同じように恐怖におののくことになるでしょう。船と違って、文明が破局に直面するまでの数年間は大変悲惨な出来事が続くと思われますから、人によっては阿鼻叫喚の生き地獄を体験させられることになるかも知れません。
     もっとも悲惨な状態は、乏しい食べ物を日本人同士が奪い合う姿です。他人を押しのけてでも自分や自分の家族を守ろうという、いわゆる「自己中心主義」がいろんな形に姿を変えて表面化するものと思われます。先ほどご紹介した『大本神諭』をはじめ『伊都能売神諭』や『日月神示』の中に、そのことが予言として述べられています。
     それをひとくちに言いますと「我良し(=利己主義)」ということになります。「まず自分(や自分の家族など)が助かること」を最優先し、他人のことなど眼中にない生き方で、「弱肉強食」の今日の資本主義社会を生きるなかで、私たち日本人が意識することもなく身につけた悪しき習性と言ってよいでしょう。

     2012年に「世の終わり」が訪れるという根拠

     ということで、「世の終わり」のシナリオの全体像はご理解いただけたとしまして、ではそれが「なぜ2012年なのか」ということについては、まだ釈然とされない方が多いと思います。私自身が根拠としているのは以下のようなことです。

     ① マヤの暦が2012年12月22日で終わっている。
     ② テレンス・マッケンナという人の研究によると、いまこの三次元世界の時間が収縮し
       つつあり、2012年12月22日にゼロ・ポイントを迎えるらしい。
     ③ 「日月神示」の中で、「新しい世界が始まるのは辰年」と述べられている。
     ④ 私自身が20年前に「辰年に特別な出来事がある」と思われる啓示(ひらめき)をい
       ろんな形で受けている。(私にとってはこれが決め手です)


     ‥‥などです。
     たぶん、これだけではすべての人を納得させるだけの説得力は持ちえていないかも知れません。しかしながら、終わりの日は突然訪れるのではありませんので、これからこの世界で起こる出来事(終末現象)に注目していただけば、「世の終わり」を実感する機会は増えるはずです。
     そういう意味では、「2012年12月22日」という刻限に必要以上にこだわるよりも、現実にこの社会で起こっている出来事を見て「この世の寿命」を推測していただく方がよいと思います。
     しかも、新約聖書によれば、イエス・キリストが死後復活したように肉体のまま「神の国(新しい世界)」に移り住むことのできる人は、終末のギリギリまで待たずに次々とアセンション(次元上昇)していくとのことです。逆に、最後の最後まで肉体のまま残ってこの物質文明の崩壊する姿を体験させられる人は、神の国には入れない(=救済されない)ということで、新約聖書の中では「毒麦」にたとえられています。
     新約聖書で「神の国」と呼ばれている新しい世界は、現在の物質世界とは波長(次元)の違う世界です。この物質文明の世界は「三次元」ですが、新しい世界は、隣接していると思われる「霊界」「幽界」などの四次元の世界よりも更に高次元(五次元?)の世界になると言われています。
     そういう意味では、既に肉体を失って四次元の世界にいる私たちのご先祖様も、今回の次元上昇では、私たちと一緒に「ふるいに掛けられる」ということです。そのことが聖書にも、我が国の神道系の各予言にもはっきりと述べられています。「先に死んだ人は終末の洗礼を受けなくてすむ」ということではないのです。なぜなら終末とは、ホモサピエンスという現人類がこの世界での魂の進化を終了し、新しい次元へと飛翔するにあたっての「卒業試験」だからです。
     これまでは、人は死んで肉体を失った後、再び新しい肉体を得て新しい人生を経験し直しながら、多くのことを学んできたのです。つまり、輪廻転生を繰り返すことによって、気づきを得ながら魂を磨き、進化させてきたのです。その人生の中での試練の数々は、いわば人の魂の進化の度合いを測る「進級試験」でした。試験に合格した魂は、霊格を高め、次のステップに進むことができたのです。
      そして迎えた今回の「試験」は、これまでの進級試験の集大成ともなる「卒業試験」だというわけです。今回の試験に落ちれば、もはや追試や次回の試験に期待することはできません。また、「カンニング」も「一夜漬け」もできないとはっきり述べられています。つまり、「他人をあてにせず、自分が気づくことが不可欠」「(終末の)ギリギリになって助けてくれと言ってきても助からない」と言われているのです。

    以上は「カルマの法則」より

    この際は、じたばたせず、静かに心を洗い、自分自身の言動を良く反省する絶好の機会と心得て、人間とは何かを良く考えるのが良いと思われます。      以上

    2011年11月19日 (土)

    貴方はこうやって騙される!

    2011年10月31日月曜日

    あなたはこうやって騙される。あなたに仕組まれた12のワナ


    私たちは国(政治家)と報道(メディア)によってたかって騙され、コケにされ、いいように洗脳され、ペテンにかけられている。

    原発問題にしろ、韓国偏向問題にしろ、TPP問題にしろ、すべてにおいて、政治と報道が「騙し」のテクニックを使いまくって、一気呵成に騙してきているのである。

    もちろん、昔からそういう傾向はあったのだが、民主党政権に入ってからの「騙し」については、もはや末期的状態にまで進んでしまっていると断言してもいい。


    平気でウソを言っていいように騙す


    国民が明確にそれを知ったのは、尖閣諸島沖問題が起きた時だ。

    国は事実を隠蔽しようとしたことや、何が起きたのか撮られたビデオを隠そうをしたこと、あるいは反中デモが続々と起こされているのにマスコミがまったくそれを報道しないで隠蔽してしまったことを国民は知ってしまった。

    それまで中国を「報道規制国家」と馬鹿にしていたのに、実は日本こそが報道規制国家だったのである。

    それは2011年3月11日の東日本大震災のあとになって、さらに確信へと変わっていった。

    福島第1原発は爆発して放射性物質が広範囲にわたって飛び散っていたのに、政府を代表する枝野幸男は、「安全だ」「ただちに影響はない」と言い続けて来た。

    今はそれがすべてウソだということが証明されている。3月12日にはすでに莫大な放射能が拡散していたし、そのときからメルトダウンも始まっていた。

    テレビはテレビで、「プルトニウムは人体に害はない」「プルトニウムは飛ばない」「魚は食べても大丈夫」「格納容器は壊れることがない」と、まるっきり現状認識ができていない中川恵一のような御用学者を並べて嘘八百を延々と垂れ流してきた。

    国民はもう国もメディアもまったく信用していない。彼らが平気でウソを言って国民をいいように騙す存在であることを知ってしまっており、憤怒の目で彼らを見つめている。

    そこに今度はTPP問題が舞い込んできているが、これまた政府は国民を無視する形で物事を進めていこうとしているのである。

    さらにメディアがその政府の国民無視をバックアップするかのようにTPP問題の議論を避けてTPP参加を後押ししている。

    このデモは日本のナショナリズムの目覚めだった。
    しかし、マスコミはこれを完全無視していた。

    農業だけではないTPPの問題。
    議論も十分でないまま、なし崩しに参加が決められていく。

    売国が組織化されている


    政府が騙しているのは誰か。メディアが騙しているのは誰か。それは日本国民だ。もっと具体的に言うと「あなた」である。

    政府はあなたを騙し、あなたをワナをかけ、あなたをマインド・コントロールし、あなたをペテンにかけている。

    放射能が問題ない? そんなわけがない。被曝の影響があるから大騒ぎになっている。

    すでに日本の食物は安全でなくなり、食文化は崩壊に向かっている。あるいは首都圏の不動産の価値も減退化を開始している。放射能がすべての問題を引き起こすのである。

    韓国偏向が問題ない? そんなわけがない。国家の主権が侵略されているから大騒ぎになっている。

    韓国との5兆円通貨スワップについても、一種の意味のないバラマキと同じだ。これは首相が議論もなく勝手に決めた内容だった。韓国偏向番組もそうだ。このような韓流が続けば、日本文化そのものも破壊される。歯止めがまったく効いていない。

    TPPが問題ない? そんなわけがない。アメリカに搾取される内容だから関係者が決死の反対をしている。

    それは日本の国家主権を放棄するものであるのは誰でも知っている。加速するグローバル化によって日本の雇用も失われていく。

    日本の累積債務が問題ない? そんなわけがない。野放図に無計画に国債を発行して国家財政を破綻に追いやる政策の何が問題ないのか。

    政府が国民(すなわち、あなた)の預金を担保にして、借金を膨らませて好き勝手に使っているのである。

    あらゆる問題に対して矮小化や事実隠蔽が行われていることを、あなたは詳しく知っておかなければならない。

    今でさえこの調子だが、これから起きるのは、さらに国(政治家)と報道(メディア)によるペテンが加速していくという事実である。

    なぜなら、日本の破壊は始まったばかりであり、アメリカや韓国はまだ何も手に入れていないからだ。

    韓国との通貨スワップについても、TPP問題についても、今は「仕掛け」に入っているところであり、日本の国富の収奪はこれからなのだ。

    まだ収奪に入っていないのであれば、国と報道による洗脳工作にも似た数々の騙しとペテンは、もっとひどく、巧妙に、広範囲に、強引に、徹底的に行われることを覚悟しなければならない。

    今、まさに「あなた」の脳に対して、激しい洗脳攻撃が行われている最中である。

    具体的にどんな手法が使われるのか?


    今、世界でも有数の「日本の富」を収奪するために、世界が虎視眈々と狙っている。アメリカは手負いの狼として日本の富を狙い、中国や韓国は隣国の弱みを嗅ぎつけて日本の富を狙っている。

    強い相手から奪い取るのは難しい。しかし、弱った相手から奪い取るのは楽だ。

    日本はバブル崩壊、政治力低下、売国政治家の増加、経済失策、大震災、とあらゆる国難に襲われており、今まさに弱った犬なのである。財産を持った弱った犬とでも言うべきか。

    だから、政治家やマスコミが最初に乗っ取られ、今度はそれらが「あなた」に対して工作を仕掛けている。国を売り渡し、あなたを弱体化させるための「仕掛け」が連日のように続いている。

    では、どんな手段を使って、あなたに仕掛けられているのか。大きな手法だけを取り上げると12項目ある。以下のものだ。

    1. 都合の悪い情報の小出し作戦
    2. 都合の悪い情報の後出し作戦
    3. 都合の悪い問題のすり変え
    4. 都合の悪い情報の隠蔽
    5. 都合の悪い情報の矮小化
    6. 都合の悪い人間にはレッテル貼り
    7. 都合の悪い人間には分断工作
    8. 都合の悪い人間には批判
    9. 都合の悪い人間にはスキャンダル追究
    10. 都合の良い大量宣伝、広告
    11. 都合の良い結論に「誘導」
    12. 都合の良い結論に導く「やらせ」

    ひとつひとつはあなたも気がつくと思う。しかし、これらの手法が一度に怒涛のように仕掛けられてあなたに迫って来る。避けても避けても、あなたを騙そうとする仕掛けが無数に飛んでくる。

    テレビを見ても新聞を読んでも雑誌を見ても広告を見ても、ありとあらゆるところで、大小様々な仕掛けがなされている。

    一番分かりやすい問題は、やはりこの12項目を原発問題に当てはめて検証してみることだろう。

    原発問題は莫大な利権が関わっていたので、政府・報道・企業が、全力で「あなた」を騙すために動いている。だから、逆に12項目の仕掛けが動いているのを検証しやすいということも言える。

    メディアのマインド・コントロール力は非常に強い。

    あなたも取り込まれていくかもしれない


    TPPに関しても、韓国崇拝強制に関しても、あるいは他の重要法案についても、すべては上記の12項目が使われ、そして同時並行で行われている。

    すでに政治家もメディアも経団連も宗教も、あらゆる組織団体の上層部がアメリカ・中国・韓国に取り込まれて敵になっている。だから、まともな政治もまともな報道もない。

    すべて妙な方向に結論が誘導され、事実は隠蔽される。

    真実を叫ぶ人たちは妙なレッテルを貼られ、大量の批判をされ、スキャンダルを暴かれたり、完全無視される。権力の犬のような人間だけが利用され、世論を動かしていく。

    そうやって、国民を騙しきって、単なる羊のような無害な存在にしてしまえば、本格的な日本収奪が完成する。

    テレビや新聞の影響力は今でも非常に強い。

    その影響力で朝から晩まで繰り返しウソを流し続けていたら、あなたの隣にいる人が、今日もひとり、明日もひとりとマインド・コントロールされていく。

    「放射能はテレビが大丈夫と言っているから大丈夫」「テレビがこう言っているからこうだ」

    日本はすでに、かなり際どいところまで追い詰められている。そのうちに、あなたも取り込まれていくかもしれない。

    あなたが気を緩めたり、疲れ果てたり、まわりに飲まれて行くと、そこであなたも終わりになる。
    以上は「DARKNESS」より
    今は情報化社会でいろんな情報が氾濫していて、何が真の情報かどうか分らなくなっています。当然人々を騙すうその情報も沢山混入しているのです。その見極めが大切です。各人一人ひとりが騙されないように自覚しておく必要があります。みんなで渡れば怖くないというわけにも行かないのです。今は殆んどみんな騙されている状況なのです。一人でも目を覚まして自覚する必要があるのです。                    以上
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    自由の女神のアメリカ合衆国は終焉している

    吹き荒れる警察国家パワー!:「自由の女神のアメリカ合衆国は終焉している」

    みなさん、こんにちは。

    いやはや、これを見れば「自由の国アメリカ」は存在しないことは明白である。

    警官に逮捕されるNYデモの過激な映像(^_^;)


    NYPD White Shirt KO's a Protester at Today's March 10/14/11

    コロンブス遺伝子健在ですナ!それにしてもこの白い服の警官は凶暴だナ。



    もっともそんなものは建国の最初から存在しなかったのだが、一つの政治的切り札として作り出した「神話」に過ぎなかったわけである。それが、見事に証明されている。

    このYouTube番組の映像を見れば、「NY警察」や現在のアメリカの警察というものがどんなものかよくわかるだろう。「911」の時の親切で勇敢な「消防士」のアメリカ人たちとはまったく異なり、何もしていない一般市民を平気でなぎ倒し、首根っこに膝を立て(弱い人間なら首がへし折れる)、1人に数人掛かりで襲いかかる、「白人」文化の継承者である。

    こんなアメリカに嫌気がさして海外に逃げてしまったアメリカ人も多い。

    日本には、ビル・トッテン氏やら、ベンジャミン・フルフォード氏やら、ドナルド・キーン氏などがすでに帰化して日本人になっている。彼らはもともとはユダヤ人だから、同じユダヤ人の中でもさすがに今のNWOの「警察国家アメリカ」には嫌気がさしたようである。

    そのビル・トッテン氏は最近こんなことを言っているとか。

    日本は掠奪国家アメリカを棄てよ グローバリゼーションも共同幻想も必要ない ビル・トッテン



    さらには、カナダで何十年も大学教授をしていた、理論物理学者の藤永茂博士もいまではこんなことを言っている。

    残酷アメリカ

     実際、門外漢の私は、アメリカという国の建国以来の実に一貫した残忍性を自分に確信させるのに、これまで半世紀を要しました。ジョナサン・シェルのようなアメリカを代表するジャーナリストの一人にして、アメリカ史についてのこの認識の甘さ、これこそアメリカの悲劇です



    また、同じ白人である、旧ソ連軍は終戦直後の「8月9日」に朝鮮半島でこんなことをしてくれた。

    8月9日のソ連軍侵攻で起こったこと




    これらを見て分かることは、いまや「NWOの本当の姿」は、アメリカがヨーロッパの白人によって見つかってしまった頃の白人たちの姿である。要するに、「先祖帰り」である。「先祖帰りの時代」がいままさにアメリカ合衆国でも、どこでもヨーロッパ人の国々で起こり始めていることなのである。

    日本の武田博士は、これを「現代のコペルニクス」の中でこういった。

    「白人は人間ではない」



    納税者である自国民を警棒で襲い、老若男女の関係なく、右手でグーパンチをお見舞いし、道路に押さえ込む。もはや人間とは言えないだろう。しかしながら、彼らの顔を見ていると、なぜかたいへんうれしそうである。恍惚とした表情のものまでいる。いやはや、困ったものですナ。

    もはや「自由の女神のアメリカ合衆国は終焉している」のである。明日は我が身か?
    くわばら、くわばら。


    おまけ:
    ついでに付け加えておくと、最近どうして世界中で「デモ」が吹き荒れているのか?という問題があるが、そしてこの運動を裏で資金援助しているのが、ソロスとかロスチャイルドだと言われているが、おそらくその理由は、「警察国家への予行演習」だろうというのが、私の個人的見解である。民衆をデモに駆り立てる度に、それに乗じて、警察組織を大きくし、来るべき時の準備をしているのである。

    これは、アメリカ軍が「311」で崩壊した福島原発の放射能飛散事故に乗じて、来るべき「第三次世界大戦(全面核戦争)」のための非常に良い訓練になったといっていたが、それと非常に似た状況であるということである。

    まあ、一種の将来的シミュレーションをやっているというわけですナ。そして、時期が来たら、今度は本気で一気に警察国家を作り上げる。まあ、そんなところだろうヨ。


    おまけ:

    消えてゆく国家、「ユダヤアナーキズム支配」の始まり その2

    私たちは、こうした計画に利用されないよう、
    ささやかな抵抗と批判を続けてゆこうではないか。

    それが、真の人間の生きるべき途、
    真の自由であると、
    私は思っている。

    アナーキズムのような、
    ルール無用の自由は、
    サタンが目指す自由であって、
    理性ある真の人間は、
    他人のものを奪ったり、
    殺したりしないものである。

    以上は「井口和基氏」のブログより

    2001年の「9.11テロ」はブッシュ政権の権力犯罪であったことは、今では国際的に周知の事実であります。自国民を無残にも平気で殺すようになってしまった米国は、今や完全に国際的にも見放されています。かっての栄光は何処へ行ってしまったのか本当に米国民は悲劇です。属国の日本も破滅に向うことになるのでしょう。                           以上

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    地球は人類進化のための学校であった

    第1章  地球は人類進化のための学校だった
     沈没していくのは日本だけなのか

     ここで私が「ダイパニック号」と名づけた日本の国が、そう遠くない未来において確実に沈没してしまうだろうと思われる兆候はたくさんあります。ざっと思いつくままに並べても次のようなものが頭に浮かびます。

     ① 人の命を簡単に奪う凶悪犯罪が多発するなど人心の荒廃が顕著。
     ② お金に関するモラルの崩壊。(手に入れるためには手段を選ばない風潮)
     ③ 教育の現場である学園の崩壊。(校内暴力も多発)
     ④ マスコミの信頼性の崩壊。(巨大マスコミが金で支配されている)
     ⑤ 家庭の崩壊。(子どもが家庭内で教育できない風潮)
     ⑥ 国民の健康破壊。(生活習慣病の増大)
     ⑦ 政治の崩壊。(主要な政治家が外国のコントロール下ある)
     ⑧ 会社の崩壊(終身雇用の崩壊による非正規雇用の増大)。
     ⑨ 市場・商店街の崩壊(地域コミュニティの崩壊)。
     ⑩ 農村の崩壊。(農業従事者が著しく高齢化)
     ⑪ 食べ物の安全・安心の崩壊。(食料自給率の驚くほどの低さ)
     ⑫ その他、社会全般のモラルの崩壊。


     ‥‥などなど、挙げればきりがありません。ひとくちに言いますと「人心の荒廃」ということに尽きます。そして、その根元の部分にあるのは「自己中心思想の定着」「拝金主義の蔓延」ということです。「自分さえよければよい」「まず、自分が幸せになることが大切だ」という人が増え、同時に多くの人が「お金さえあれば幸せになれる(お金がなければ幸せになれない)」と考えるようになっていることの顕れと言ってよいでしょう。
     日本がこのような社会になってしまうことは、明治時代に出口ナオという人物に降ろされた神示の中に警告として繰り返し述べられています。その神示集は『大本神諭』(東洋文庫)というタイトルで今日でも出版されていますが、神示の元となる神様の名は「艮(うしとら)の金神」ということで、最近話題になっている日月神示と同じ神様です。
     それでは、その『大本神諭・火の巻』から、関係深い一節をご紹介しておきましょう。(原文を現代仮名づかいに改めました)

     ‥‥神のまことの教えは耳に入らず、外国の獣の真似をいたして、牛馬の肉を食ったり、洋服を着て神の前をはばからずにうろついたり、一も金(かね)、二も金と申して、金でなければ世が治まらん、人の命は保てんように取り違いしたり、人の国であろうが、人の物であろうが、すきさえあれば盗ることを考えたり、学さえあれば世界は自由自在になるように思うて、畜生の国の学に深くはまり、女と見れば何人でも手にかけ、妾や足かけをたくさんに抱えて、開けた人民のやり方と考えたり、他人はどんな難儀をいたしておりても、見て見んふりをいたして、我が身さえ都合が善ければよいと申して、日本魂の種を外国に引き抜かれてしもうて、国のこと一つも思わず、外国に国を奪われても別に何とも思わず、心配もいたさぬ腰抜け人民ばかりで、この先はどうして世が立ちていくと思うているか、わからんと申してもあんまりであるぞよ。
                                       (明治31年旧5月5日)


     まさに今日の日本の状況を言い当てているかのような内容ですが、『大本神諭』の神様は、単に日本というひとつの国の繁栄を願っておられるわけではなく、これから訪れる地球レベルの異変を前にして、世界のひな型としての日本の国民が正しい心の持ち方をしなければならないのに、外国の影響であまりにも堕落していることに警鐘を鳴らしておられるのです。
     そういうわけで、ここで述べている「ダイパニック号の沈没」の意味も、単に日本という国が沈没していくことを心配しているわけではありません。既に日本には沈没の兆候が顕れてはいますが、それはやがて世界中に広がって、現在の地球文明そのものの崩壊へと進んでいくと思われます。この地球に栄えた現文明がカタストロフィー(破局)を迎え、世界中の人々が大パニックに陥ることになるということです。そのカタストロフィーの終着点のことを「世の終わり」と呼んでいます。
     最近では「2012年に人類が滅亡する」とか、「間もなく人類はみんなそろってアセンションする」などと、おかしな解釈をしている書籍を見かけますが、「世の終わり」は人類の滅亡を意味しているわけではありません。正確にいえば「現文明の崩壊」ということです。つまり、今日の科学文明がいったんご破算にされるということです。その「ご破算」の形がどういうものになるかは、これからじっくり説明をしてまいりますが、「世の終わり」のあとには「新しい世」が始まるということが、新約聖書や日月神示などに述べられています。
     いったん現文明が崩壊したあとに、今よりもステップアップした新しい世界がスタートするということです。ですから、世の終わりは決して悲しむべきことではないのです。ただし、世界中のすべての人が「新しい世界」の住人になれるわけでもないというところが問題なのです。そのことは大本神諭や日月神示などのわが国の神示に繰り返し述べられていますし、また新約聖書の中にも同様の記述があります。聖書的に言えば、世の終わりにおいて、人は「(新しい世界の住人として)選ばれる人」と「選ばれない人」に分けられるということになります。
     拙著『2012年の黙示録』(たま出版)の中で、私は「選ばれる人」を「光の子」、「選ばれない人」を「獣」と言う言葉を使って表現しました。これから時間のスピードがますます速くなり、人の性質も大きく二極分化をしていくと思われますが、その過程で「全体利益を大切に考える人々(光の子)」と「自分さえ助かればよいと考える人々(獣的人間)」に分かれていくことになります。
     「善き人はますますその善さに磨きがかかり、悪しき人は更にその悪しき性質を強めていく」時代を迎えているということです。それが「世の終わり」において現象化する内容と思っておく必要があります。
     「世の終わり」の意味を別な言葉で言いますと、「過去世において作ってきたカルマが清算されていく」ということです。日月神示ではそのことを「大洗濯」とか「大掃除」あるいは「借銭済まし」と表現しています。

     「世の終わり」のシナリオはどうなっているのか

     2012年に人類が直面すると思われる「世の終わり=この物質文明の終わり」に関して、その要点を以下のように12項目にまとめました。まずその全項目をご覧いただいたあとで、1項目ずつ順番に解説してまいります。

    1.現代の物質文明は間もなく終わりを迎え、地球と人類は次元上昇することになる。その期限は2012年12月22日となるらしい。

    2.現代の物質文明が終焉するのは人類社会が過ちを犯したから(神から罰を受ける)というわけではなく、宇宙の周期としてそのように定められているためである。別な表現をすれば、この度の地球の次元上昇というのは、ホモサピエンスが地球学校を卒業することを意味している。

    3.しかしながら、「終わり」に至るまでは、聖書などの預言にもあるような「終末現象」(地震や洪水などの天災、および戦争や内乱・テロなどの人災)を呈することになる。

    4.私たち人類は「終末現象」を恐怖心を持って迎えることがあってはならない。それは地球が素晴らしい世界(次元)に移行するためには避けることのできない「産みの苦しみ」だからである。

    5.ただし、すべての人間が地球と一緒に次元上昇するわけではなく、生まれ変わった新しい地球の次元に波長を合わせられない人間は、終末現象のなかで取り残されることになるようだ。(取り残された人間も物質としての肉体は失ってしまうことになる。つまり肉体の死は避けられないということだ)

    6.地球の生まれ変わり(次元上昇)に大きな影響を及ぼすのが人類の集合意識である。いま地上で生活している多くの人たちが恐怖心に覆われることによって地球の波長が乱れ、次元上昇のための産みの苦しみがますます激しくなることが予測される。

    7.やっかいなことに地球の次元上昇を阻止しようとする勢力がこの地上に存在していて、それは今日の世界の政治や経済を陰から操作している見られる。しかも、その陰の勢力の頂点には異次元の存在(宇宙人的存在)が君臨しているとか。

    8.世界のひな型といわれる日本は、終末現象が最も顕著に現れる場所になる。その時の私たちの心の持ち方が世界の終末現象に大きな影響を与えると、わが国の神道系の予言に述べられている。(日月神示によれば、日本人は今日食べるものにも不自由するような事態を経験するという)

    9.これまで輪廻転生(生まれ変わり)を繰り返し、そのことを通じて生き方を学んできた現人類は、ここで卒業組と落第組に分けられ、卒業組のみが次元上昇した新しい地球の上で暮らすことになるらしい。しかも、新しい世界では神様のような存在(イエスなど?)と一緒に暮らすことになるという。(聖書や日月神示にその記述がある)

    10.次元上昇できなかった人間(魂)はどうなるのか、ということについてはまだ確たる説はない。魂が地獄的世界に移されるという説や、波長の粗い別の惑星に移され、そこで再び原始的な生活から学習を続けるという説もある。

    11.どのような人間(魂)が次元上昇するのかということについては新約聖書や日月神示などに述べられている。言葉と食べ物、想念(心の持ち方)などが重要な要素を占めるらしい。

    12.仏教で使う「即身成仏」「解脱(げだつ)」といった言葉が次元上昇と同じ意味を持っていると思われる。一口に言えば、物質世界で身につけた煩悩(物欲、色欲、名誉欲など)から心を解き放つということである。
    以上は「2012年のカルマの法則」より
    今の地球の危機に際して、当然人類の危機に直結してきますので、このために宗教界では今大きな混乱期を迎えている模様です。宗教の在り方そのものが問われているのです。今までの言動が果たして正しかったのかどうかが真に問われているのです。以上

    2011年11月18日 (金)

    認識すれば無難に成ります!

    認識すれば無難に成ります

    2011-11-05 11:06:23 | Weblog

    千葉東方沖 念のため地震に注意を」 (10月31日 20時55分 NHKニュース)

    千葉県東方沖では、今月、小規模な地震が相次ぎ、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く現象が観測されています。こうした活動は数年ごとに繰り返され、やや規模の大きな地震が起きることもあるため、気象庁は、念のため揺れに注意するよう呼びかけています。
    気象庁によりますと、千葉県東方沖やその周辺では、フィリピン海プレートという海底の岩盤が陸側の岩盤の下に沈み込んでいる影響で地震活動が活発になることがあり、26日ごろから小規模な地震が相次ぎ、千葉県で震度2や1の揺れを観測しています。また、国土地理院や防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置している傾斜計やGPSの観測点では、26日以降、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」という現象とみられる僅かな地殻変動が観測されています。こうした活動は、平均で6年程度の間隔で繰り返し起きていますが、活動に伴ってマグニチュード4から5程度のやや規模の大きな地震が起きることがあり、前回、4年前の平成19年8月の地震活動では、最大、震度5弱の揺れを観測しました。気象庁は「今回の地震活動は過去の例よりも低調だが、念のため揺れに注意してほしい。また、3月の巨大地震の余震活動も引き続き活発なので、引き続き広い範囲で地震に注意してほしい」と話しています。



    「<スロースリップ>千葉・房総沖でプレート滑り“群発地震誘発も”」 (毎日新聞11月1日9時0分配信)

     防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は31日、千葉県の房総半島沖で、フィリピン海プレート(岩板)と陸側プレートの境界面がゆっくり滑り(スロースリップ)を起こしていると発表した。広瀬仁主任研究員は「群発地震の誘発も考えられる」と説明している。
    この場所のスロースリップは約30年間観測が続いており、前回までの5回は平均6年間隔で起こっていた。今回は07年8月以来4年2カ月ぶりで、間隔は過去最小。東日本大震災の影響で早まった可能性もあるという。07年には、スロースリップに誘発されたとみられる群発地震が房総半島周辺で発生した。
    防災科研が全国に整備した、高感度地震観測網のうち、房総半島6地点のデータを分析。最大の動きは、10月26~30日の5日間に深さ約20キロで約6センチ滑ったと推定した。【安味伸一】

    (感想)
    ここ最近の報道で、ようやく「千葉沖」という言葉が散見されるようになりました。
    私の想像シミュレーションでは、今年の3・11大震災以降から千葉沖について何度も記事にして注目しています。(一例:http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/01407a2f91149d989680f15d700943fb
    やはり東北方面から千葉・房総沖へと、地震の活動域が「南下」して来ているようです。
    千葉沖に震源が完全に移動した時には、今度は東海・南海との連動性を想定する必要があります。
    太平洋側の海底断層が、海底下で連結されるイメージです。

    ここ最近の千葉沖での小地震の発生と同時期に、天皇陛下が風邪を引かれたことは、意味有りと感じます。
    国難が有れば、御自身で背負う決意をされているのが天皇陛下です。見えない霊的水面下は、国の大難を無難にするために大変な攻防が発生しています。まさに天皇陛下が身代わりと成られて、国難を昇華されていると感じます。
    今上天皇は、ご誕生日を視ましても、救世主としての宿命を背負われる御方です。このまま無事に風邪を昇華されて、お元気に成られることでしょう。天皇陛下のお役目は、これから更に大切な時節に入ります。

    アメリカのNASA関係の情報では、11月9日前後に地球に接近する小惑星について懸念されています。
    小惑星の観測も間違いが多いようなので、その影響は不明です。
    ただ、今月の「11・9」とは注意日であるのを感じます。
    しかし、人類が認識したことは、必ず無難にすることが出来る時節に入ったと感じます。予言・予見されたことは、ことごとく外れるでしょう。
    故・後藤田元官房長官のように、「悪い情報はドンドン出してくれ。それで改善が出来る。」というのが、本当に実践的で積極的な態度です。

    私たちは悪いことがあれば、その済んだことの意味を知りたがる人は多いですが、その経験が「同じ災難」を明日に避けさせる貴重な経験であることを知るべきです。
    これからも、太平洋側の全面において、個人で津波への防災意識を持ち、日々の生活の中で想定シミュレーションをして行きましょう。
    日本列島の山間部に住む方は、がけ崩れや、河川・ダムが決壊した時に「取るべき行動」を想定シミュレーションしておけば、いざという時に動けます。

    普段に防災を「考えるだけ」で、その人は助かる%テージが上がります。
    生活の中で、感謝の磁気を貯めることが、物事を改善させる力となります。明るく想定して生活しましょう。

    生かして頂いて ありがとう御座位ます 

    注意報のまとめ(http://www.geocities.jp/poriporry/m/emergencycom

    以上は「伊勢ー白山道」より

    「3.11テロ」は「9.11テロ」の流れを汲む者達の仕業ですが、これも自然災害を利用した犯罪の一種です。三陸沖の地震は何もしなくても30年以内には発生する確率が高い地域でした。その高い地域に仕掛けて成功した犯罪です。それなりの知識があればすぐ見破れる犯罪でもありますが、権力機構とグルになったマスコミ等に国民は騙されて真相を知る機会が少ないのが実情です。日本国内よりも海外の方がより真相を既に理解しています。知らぬは地元日本国民のみと行った状況です。哀れな民族なのです。以上

    2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

    著者:ローレンス E.ジョセフ
    販売元:日本放送出版協会
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    ダイパニック号はいつ沈むのか?

    プロローグ ダイパニック号はいつ沈むのか?
     この船は既に傾き始めている

     1億2千万人の乗客を乗せて、いま「ダイパニック号」は目的地のない航海を続けています。というより、荒波の中を漂流しているという方が正しいでしょう。
     かつては世界でもトップクラスの高性能を誇った船でしたが、いまではすっかり老朽化して、波にもまれてよたよたと揺れています。海はますます荒れ模様です。はたして乗客の安全は大丈夫なのでしょうか。
     よく見ると、船から次々と人が海に身投げをしています。病気や経済難を苦にして命を絶つ人が増えているのです。甲板では至るところで乗客同士が喧嘩をしています。また凶器のナイフを振りかざして暴れ回っている者もいます。個室を持てない客たちにとって、船の上は大変住みづらくなっているのです。
     一方、船の中ではカジノやスポーツ、大道芸に興じて、結構楽しそうに過ごしている乗客もたくさんいます。カジノで儲けた人たちは、「セレブ」と呼ばれ、一般の乗客とは別仕立ての豪華な個室で優雅な暮らしをしているのです。

     ところが、最近乗客の間で「この船は大きな氷山に衝突して船腹に穴が空いているらしい。このままでは沈んでしまうのではないだろうか」と不安視する人が現れるようになりました。もし船腹に穴が空いているのであれば、やがてこのダイパニック号は浸水して傾きはじめ、船内は文字どおりの大パニックになることでしょう。乗客が争って救命ボートに殺到する醜い姿を露呈することになるはずです。また、船から身投げをする人もますます増えるかも知れません。
     ほんとうに、このダイパニック号は氷山に衝突したのでしょうか。
     やがて沈んでしまうのでしょうか?
     もしそうだとしたら、それはいつのことでしょうか。
     乗客はどうなるのでしょうか。
     今からでも、助かる方法はあるのでしょうか。

     じつは‥‥、信じてはもらえないかも知れませんが、この船はとうの昔から、世界の海を股にかけて荒らし回っている海賊の一味に乗っ取られていて、船長をはじめ航海士の大半は海賊たちのいいなりになっているのです。氷山に衝突したのも海賊の指令によって意図的になされたことだったのです。この船を乗客ごと沈めてしまうことが、当初からの彼らの目的だからです。
     しかしながら、大半の乗客はそのような恐ろしい事実に気づいていません。それは、海賊にコントロールされている船内の大道芸人や賭博師たちが、さまざまな芸を披露したり賭場をひらいたりして乗客の関心を巧妙にそらしているからです。

     日本国崩壊の危機が迫っている

     おわかりのことと思いますが、「ダイパニック号」とはこの国「日本」のことです。まもなく大パニックに陥ると思われるこの国の国民は、いま身近に迫った危機に気づくことなく、毎日のどかにテレビのスポーツ番組を初めクイズやお笑いなどの娯楽番組に興じているのです。テレビでかくも低俗な番組が大量に放送されている国は、先進国のどこにもないといわれています。それはまさに日本国民の意識を低俗化されることを狙いとして、「陰の世界支配層」が民族浄化(家畜化)のために計画的に洗脳してきた結果なのです。
     子供の頃からテレビによって洗脳され続け、動物と同じような意識になってしまいつつある最近の若者たちは、目の前の餌(=お金)のことしか考えられなくなります。日本の国全体のことや、将来のことを考える知恵はなくなってしまうのです。猿が「朝三暮四」に騙されるのはそのためです。
     ですから、本当に怖いのは船が沈んでしまうことではないのです。多くの乗客たちがこの船の安全や他の乗客のことを気にすることもなく、ただ自分の現在の幸せだけを考える動物的な人間になりつつあるという現実こそが怖いことなのです。
     銃口に首を突っ込んで笑っている――今の日本国民を形容すると、ちょうどこんな姿が目に浮かびます。銃の引き金を握っているのはアメリカだと思う人が多いでしょうが、実はそのアメリカも「陰の世界支配層」に操られているのです。アメリカという国を裏で操作している強大な勢力がいるのです。黒幕の裏にいる彼らは決して姿を見せることはありません。表面に出ているのは常に猿回し師と猿だけです。
     その勢力の前では、世界最大・最強の軍事力を持つに至ったアメリカの大統領といえども、単なる1匹の猿に過ぎないのです。アメリカという国は、すでに完全にその勢力の支配下に入っていると思われます。そして、かの国にとどめを刺したのが、2003年9月11日の「同時多発テロ」でした。
     あの事件を口実として、アメリカはアフガニスタンとイラクに軍事力を行使し、支配下に置きました。アフガニスタンにはウランなどの貴重な資源が、イラクには石油が大量に埋蔵されていることがわかっています。そして、この2つの国がある一帯は、石油エネルギーの宝庫である中東に睨みをきかせる上での要衝となる地域です。
     「9・11」はそれが目的だったのでしょうか。いいえ、違います。「世界支配層」の真の狙いは、世界最強国家アメリカを完全にコントロール化に置くことだったのです。
     その証拠に、アメリカ国内に目を向けてみますと、あの事件以降、「テロとの対決」という名目で国民を監視するカメラがいたるところに設置され、疑わしいと思われる人物は無条件に拘束できる法律が施行され、恐怖社会が完成しました。「9.11テロ」の本当の目的はそこにあったのです。これから崩壊させてしまう予定のアメリカ社会を、国民の一人ひとりまで監視していくために、大がかりな事件が仕組まれたとみる必要があります。
     もちろん、アフガニスタンやイラクを支配下に置くことも「行きがけの駄賃」的な意味はあったことでしょう。あるいは裏社会の人間たちを納得させる「大義名分」と言ってよいかも知れません。
     そのような状況下では、あのニューヨークで起こった事件の真相を暴く自由は全くありません。アメリカの中枢にいる人たちはその真相を知っているはずですが、それを自分の国で口に出すことはできないのです。
     こののどかな日本に住んでいると、そのようなことは作り話だと思われるかもしれません。毎日、テレビでスポーツ番組やお笑い番組を見て疲れを癒している多くの日本人にとっては、どうでもいい話に思えることでしょう。その状態を、「銃口に首を突っ込んで笑っている」と言っているのです。

     あの事件をイスラム過激派が自発的に行なったテロだと思っている人は、まことにおめでたい人と言わざるを得ません。事件後、アメリカではインターネットなどを通じて、ツインビルに突入した飛行機の機体腹部に自動操縦装置と思われる物体が確認されたことや、ペンタゴンに突入したと言われる旅客機の残骸が残っていないことなど、さまざまな矛盾点が指摘されています。
     もしアメリカ政府が本気になって真相究明をすれば、事件の真犯人はすぐに浮かび上がったはずです。しかし、アメリカ政府は真相究明と全く逆の動きをしたのです。そして、大マスコミもなぜかそれに同調してしまいました。そこまでアメリカの政治とマスコミを牛耳ることのできる勢力が存在することも、多くの日本人の想像を超えるものでしょう。
     ただし、この本ではそのような陰の力について解説するつもりはありません。

     いま多くの日本人は、法華経に出てくる「火宅の人」の状態にあります。
     家の周りが火に囲まれているにもかかわらず、そのことに気づかず遊びに夢中になっている子どもの状態ということです。早く家から出ないと焼け死んでしまうというのに、誰もそれに気づいていません。いや、気づいて警鐘を鳴らしている人もいるのですが、遊びに熱中しているため耳に入らないのです。
     そのことは、むしろ外国の人が気づいています。

     「日本の国はなくなる」と発言した中国の元首相

      かつて中国の李鵬元首相が、首相在任時の1994年にオーストラリアのハワード首相(当時)との会談の中で日本のことが話題になったとき、「今の日本の繁栄は一時的なものであだ花です。その繁栄を作ってきた日本人がもうすぐこの世からいなくなりますから、20年もしたら国として存在していないのではないでしょうか」と述べた話はよく知られています。といっても、そのことは日本の新聞では全く報道されなかったのです。オーストラリアの新聞に載った記事を見て、一部の雑誌がそのことを報じましたが、わが国政府が当時の李鵬首相や中国に抗議したという話は聞きません。
     日本の新聞がそんな不穏当な発言を記事にしなかったこと、何よりも日本政府がそのことを問題にしなかったこと、そこにこの国の危うさがあるのです。もし日本の首相が公の席で、例えばお隣の韓国や中国に対して「あの国はそのうちなくなるだろう」という発言をしたと考えてみてください。両国の政府やマスコミは大問題にするでしょう。そして、「発言を取り消せ」と猛烈に抗議してくるはずです。それが国としての正常な反応なのです。このことを見ても、すでに日本の政府とマスコミが麻痺状態にあることがわかります。
     さらに、私たち国民もそのような情報に触れていませんし、また関心を持たない人が多いと思われます。ですから、ここで政府の弱腰の対応に抗議しているわけではありません。政治はそのときの国民の意識を反映すると言いますから、もとを正せば日本国民そのものがのんびりしているとも言えます。

     ここで考えないといけないのは、李鵬元首相は何を根拠にそのような発言をしたのかということです。外国の首相との首脳会談の中で、1つ間違えば大問題になるようなことをさらりと言ってのけるにはそれなりの根拠があるはずです。
     それは一口に言えば、この国の、特に若い世代に「自分の国をよくする」という意識をなくしている人が多くなっていると見られているからでしょう。いまや「愛国心」という言葉を使うことさえタブー視されるようなおかしな国になっているのです。これは戦後アメリカの占領軍を通じての日本の教育改革によって、意図的に作られた国民意識なのです。
     そして、多くの国民の最大関心事はお金を儲けること、つまり経済的に豊かな暮らしをすることになりました。少なくともバブル経済が崩壊するまでは‥‥。そして、豊かになるためには汗を流して働くよりも、楽をしてお金を増やすことにうつつを抜かす国民になりつつあります。プロのスポーツ選手や歌手、お笑いタレントなどになることを夢見る人たちも、大半はお金持ちになりたいという物質的な欲望からです。
     最近では、「どうしたらお金持ちになれるか」という本が次々と出版され、ベストセラーに名を連ねるようになっています。また、お金ほしさに保険金殺人や振り込め詐欺という新たな犯罪も登場しました。ショベルカーなどを使って金融機関の金庫ごと盗んでいく犯罪も起こりました。まさに多くの国民の気持ちがお金に釘付けになっているのです。
     このような日本の状態を、私は「銃口に首を突っ込んで、国民が笑っている」と形容しました。
     別な言い方をすれば、映画にもなったタイタニック号のように沈没の危機が迫っているにもかかわらず、乗客が船内でパーティーやカジノに興じている状態です。
     いま「日本」という船は、大きな氷山に衝突して、傾き始めている状態です。もはや沈没を避けることはできないでしょう。沈没した後の悲惨さ、乗客(=国民)が味わうことになる苦難の状況は、想像を絶するものになると思われます。この国に住んでいるかぎり、その覚悟はしておく必要があります。
    以上は「2012年のカルマの法則」より
    この評論は今の日本の現状を良く言い表していますので大変参考になります。以上

    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルーその⑥

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

     ポイントは、個々の官僚の意図や倫理観の問題ではなく、官僚集団の利益に着目した時に、国民が直面する不幸をむしろ歓迎する「利害」が存在することだ。この利害は、国民の不幸の解消に「霞ヶ関」(本石町辺りの金融子会社も含む)が不熱心であることの原因になりかねないし、下手をすれば国民の不幸の積極的な長期化につながりかねない。この構造は変えた方がいい。

     以上、筆者の仮説に過ぎない推測を述べてみた。

     もちろん、仮説だから間違っているかも知れないし、むしろ、この仮説が間違いである方が嬉しいくらいのものだ。

     仮に、官僚による裁量の余地が少ない現金による再分配がスピード感を伴って広く行われたり、デフレと円高をもたらしている金融政策と財政政策のミックス(筆者は、現在のデフレに関して、日銀だけではなく、財政政策にも問題があると考えている)が有効なデフレ対策に向かって直ちに修正されたりするような「嬉しい反証」があれば、今回の仮説は、喜んで撤回する。

     それまでは、折に触れて、この仮説を思い出しながら、脚本家(官僚)達の利害を推測しつつ、(主に政治家が演じる)田舎芝居を見物することにする。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月17日 (木)

    宇宙で生命が作られる方法と「その場所」の特定に乗り出したNASA

    2011年11月05日


    宇宙で生命が作られる方法と「その場所」の特定に乗り出した NASA の研究機関

    生命の有機物質が宇宙空間で作り出される重要な有機物はメタノール

    ch3-02.png


    (訳者注) このブログにいくつか存在するテーマのようなもののひとつに、「宇宙から来た生命」、あるいは「生命の素」ということがあります。

    つい最近も、「惑星間にある宇宙塵に、生命を作るための有機物構造が存在することが確認される」という、香港大学の科学者たちの研究発表がありましたが、その前の段階として、



    や、他にも関係するような記事などを昨年から今年にご紹介したりしていました。

    現段階では、世界のメジャー科学機関の共通認識として、「生命は宇宙から来た」ということの共通項目が出来てきており、現在の段階としては、「しかし、その仕組は?」という方向に移ってきているようにも感じます。

    今回の NASA の関連研究所の発表は、


    「宇宙で生命が形作られる仕組の解明」と共に、「今後、生命(の素)が発生している場所を特定していく」


    という文字だけ見ると大変に刺激的な発表です。

    この NASA の研究機関では、生命を形作った最初の有機のひとつが「メタノールではないか」と考えているようです。その化学的説明については、私に理解できることではないですが、全体としての翻訳をご紹介しておきたいと思いました。

    なお、メタノールというのは、いわゆる「メチルアルコール」のことです。工業用として使われるもので、古くから偽造酒などにも使われ、人体に悪影響のあるものです。ちなみに、この「メタノール」という言葉の由来は、このメタノールが、木材由来による木の酢液の蒸留という意味で、「木の精」という意味だそうです。

    なお、今回の発表をした科学者たちの在籍している米国のレンセラー工科大学というのは、『神の領域「生命の起源」に挑戦する科学チーム』という翻訳記事に、こうありました。

    NASAのジェット推進研究所は、「 NASA 宇宙生物学研究所」の科学チームが、 2008年10月2日、宇宙における生命の起源、発展、分配、および未来の生活を研究するために、全米から10の調査チームを選び、それぞれに 5年間で平均700万ドルの交付金を与えることにしたと報告した。



    とあり、 NASA の資金援助によって宇宙生命の研究を行っている機関のようです。


    それでは、ここからです。




    'Sweet Spots' For Life Forming Molecules Discovered In The Galaxy
    Nano Patents and Innovations 2011.11.02

    銀河系で生命が形作られている「スウィート・スポット」の発見


    life_methanol-01.jpg


    ニューヨーク州のレンセラー工科大学の「宇宙生物学研究所」の科学者たちは、宇宙空間の中で、複雑な有機物の分子構造が存在する可能性が非常に大きいと思われる場所を特定するための長年の研究成果を編纂した。

    科学者たちは、宇宙空間で「メタノール」を探し続けていた。

    メタノールは、生命を形作る可能性がある有機分子として、重要な合成物であると考えられている

    彼らの研究発表には、宇宙での「生命の発祥」ということに関して、その分子はどこから来たかということを決定づけることのできる可能性のあるものだ。

    この結果は、天文物理学の専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」の2011年11月20日号で発表される。

    論文のタイトルは『恒星間と惑星間での氷塵の中でのメタノールの生産についての状態
    Observational constraints on methanol production in interstellar and pre planetary ices. )』。


    「メタノール構造は、惑星間にある宇宙空間で発生する有機物分子の合成に関係する主要な化学的経路なのです」と、研究チームの代表者であるレンセラー研究所のダグラス・ウィテット博士は述べる。


    もし、科学者たちが、宇宙でメタノールが豊富に生産されている場所を特定することができるのなら、「生命が形作られるために有機物の合成がどのようにおこなわれているか」ということと、そして、「それは(宇宙の中の)どこで行われているか」ということがわかることになる可能性に繋がる。


    言い方を変えると、メタノールが生命につながる化学を示してくれる可能性があるということにもなるかもしれない。



    彗星の中のメタノール濃度

    科学者たちは、地球上からパワフルな宇宙望遠鏡を使って、新しい星を作り出す原因となる雲の中にある一酸化炭素などの単純な分子の全体の濃度を観察した。

    より複雑な有機分子を作り出すためには、化学プロセスに水素が入る必要がある。ウィテット博士によると、この複雑な化学作用が起こる最高のシチュエーションは、宇宙の中にある小さな塵(チリ)の粒子の表面だという。

    星間にあるチリやダストの表面の一酸化炭素は、水素によって、低温でメタノール( CH3OH )を作り出す化学反応を起こす。

    そして、生命を形作るための、より複雑な有機物が合成されるための重要な手段としてメタノールが用いられると考えられる。


    メタノールが宇宙空間にあることは、科学者たちは長く知っていた。しかし、メタノールが生産される場所などについて、今まで詳細がわからなかった。

    ウィテット博士たちのチームは、メタノールが「新しく作られた星の周囲に非常に豊富にある」ことを見つけた。

    しかし、すべての若い星の周囲にメタノールがあるわけではない。
    小数の新しい星の周囲だけにメタノールが確認された。

    特定の惑星の周囲で、メタノールが高い濃度で存在しており、これが惑星の生命を発生させるためのプロセスとして始動した可能性も考えられる。


    次に、科学者たちは、私たちの太陽系でのメタノールの生産の状況を測定するために、彗星の測定によって、メタノール濃度を比較した。

    その結果、太陽系のメタノール濃度も他の宇宙空間と大差はなく、特に高い濃度だったわけではなかった。しかし、科学者たちは、彗星の中にメタノールが集中して存在していることを発見したのだ。


    ウィテット博士は「彗星はまさにタイムカプセルです。太陽系が作られた時から変わらない材料を彗星の中に持っているのです」と言った。



    ウィテット博士はさらにこう述べた。

    「私たちの太陽系が特別だったというわけではないようです。つまり、太陽系がもともと大量のメタノールを持っていたというわけでない。しかし、私たち(地球上の生命という意味)は、今ここにこのように存在しています」。






    (訳者注)

    上の中の、


    > 彗星の中にメタノールが集中して存在していることを発見した。


    のくだりは、彗星ファンの私としてはぞくぞくきます。

    彗星が地球(および生命の存在するすべての星)に運んでいるメインの物質は一体何なのか。
    微生物なのか、アミノ酸なのか、メタノールなのか。

    いずれにしても、どのようにこの宇宙の生命が惑星に配置されて、「進化」していったかが、少しずつ明らかになってくる時代なのかもしれません。

    以上は「IN DEEP」より
    人間も地球人から宇宙人に脱皮の時を迎えているのかも知れません。以上

    宇宙人という神の登場ーその③

    2011年11月04日


    バチカンの希望の砦は「宇宙人という神」の登場(3) 死後400年目の復権

    (訳者注) 今回は、前振りで2回使ってしまった「地球外の文明に関するバチカンの新しい見解」の記事の翻訳を載せます。


    その前にひとつ別の短いニュースを。


    パキスタンで核爆発?

    ハンガリーに世界の災害速報をおこなうRSOE EDISというサイトがあるのですが、数日前の速報に「パキスタンで旧ソ連の核爆発での核物質の広範囲での降下を観測」という内容の報道がありました。米国などでは「ロシアによる核実験?」と言われたりしていますが、そういう公式な報告はないです。

    こちらがサイトにある事項報告。
    日本語を入れました。

    nuke-pakistan.jpg


    仮に核実験だとしたら、実際に爆発させる核実験も珍しいと思いましたのでご紹介しておきます。「すべてにおいて未確認」と記されていますので、詳しいことは各自でご確認されて下さい。ただ、理由が何にしても、パキスタンの広域で放射能性測定値が上がっているということは事実のようで、放射能関係が世界中でいろいろと続きますね。

    概要を訳しておきます。



    Nuclear Event in Pakistan on Monday, 31 October, 2011
    RSOE EDIS (ハンガリー) 2011.11.01

    パキスタンでの核関係事項 2011年10月31日

    パキスタンの原子力委員会は、10月31日、西パキスタンの大気中に増大している放射線量の増加は、ソビエトの核爆発によって発生していると発表した。

    放射線量の増大は、ラホールとクエッタで顕著だった。

    n-map.jpg

    パキスタン西部での上空の放射線量は、通常より 50パーセント高くなっていると発表では述べられている。しかし、この時期の偏西風などの影響で、東パキスタンでも放射線量は上がっている可能性があるという。

    原子力委員会は、人体に影響のあるレベルではないとしている。





    ここまでです。

    それでは、ずいぶんと、遠回りしてしまいましたが、バチカンの記事です。




    "Giordano Bruno's Legacy" --Vatican New Views on Extraterrestrial Civilizations
    Daily Galaxy 2011.10.26


    『ジョルダーノ・ブルーノの遺産』 - 地球外の文明に関するバチカンの新しい見解


    vatican-3.jpg



    バチカン天文台の主任であるホセ・ガブリエル・フネス師は、16世紀の修道士ジョルダーノ・ブルーノの言葉を借りてこのように言う。

    「神を信じることと、地球外の高度な文明を信じることは矛盾しない」。


    ジョルダーノ・ブルーノは西暦 1600年に、教会から異端であるとの判決を受けて火刑に処されたドミニコ会の修道士だ。

    ホセ・ガブリエル・フネス師は、現在のバチカン天文台の責任者であると同時に、ローマ法王 ベネディクト 16世の科学アドバイザーでもある。


    フネス師はローマ法王庁が発行する日刊紙「オッセルバトーレ・ロマーノ」で以下のように語った。

    「私自身は、地球外の高度な文明が存在すると考えています。宇宙に広がる無数の惑星と銀河の数を考えると、宇宙の他の場所で高度な文明が築かれている可能性を除外はできないのです」。


    さらに、フネス師は、このように述べた。

    「彼らが人類と似ていたり、あるいは、地球の人類よりもっと高次な文明を持っているという可能性さえあると思っています。この広い宇宙でその可能性を排除することはできないのです。地球においても多数の生き物がいるように、宇宙でも他の生命が存在する可能性はあり、そして、その中には知的な生命がいる可能性はあると思います」。

    「私たちは神の造られた自由に対して、いかなる制限を設けることもできません。宇宙を造られたのが神ならば、地球外の私たちのきょうだいについて話すことに問題はないと思われます。これこそ信仰の自由と関係することなのです」。



    フネス師の今回のコメントは、宗教裁判の時代から続く記録に残る重要なステップかもしれない。17世紀には、地球が太陽の周りをまわっていると主張したガリレオは教会から有罪の判決を受けた。ローマカトリック教会は、ガリレオの名誉を1992年まで回復させなかった。



    フネス師は、ジョルダーノ・ブルーノを引き合いに出し、このように言う。

    「大勢の意見が常に正しいわけではありません」。

    ジョルダーノ・ブルーノは、当時の大勢を占める意見に従わず、自分の意見に忠実にいたために、8年間にわたって地下牢に繋がれて拷問を受けた末に、公衆の面前で火刑に処された。

    しかし、今では、ローマ広場のカンポ・ディ・フィオーリにはジョルダーノ・ブルーノ記念碑が建てられている。その隣には、1953年にレイ・ブラッドベリーが思想の自由を求めて書いた小説『華氏451度』の記念碑がある。



    一方、スペインの物理学者ベアトリアス・ガトウ・リヴェラ博士によると、ブルーノは「数多くの太陽とそれ取り囲む惑星が宇宙全域に広がっている」と主張しており、そして、その多くの惑星には地球と同じように文明が存在する可能性があるとしていたという。

    リヴェラ博士はこのように述べる。

    「16世紀には、知識人の 99パーセントが地球が宇宙の中心だと考えていた。その時に、宇宙に無数の天体が広がっていることを指摘したブルーノに対しての現在の評価は計り知れないものがある。当時、彼と同じように考えていた人には、コペルニクスやガリレオなどがいた」。


    ブルーノの死後 400年後の西暦 2000年になり、バチカンの枢機卿アンジェロ・ソダーノ師は、ナポリで行われた宗教会議で、カトリック教会からブルーノの死に対しての「心からの遺憾の意」をはじめて表明した。

    枢機卿はその際、「400年前に起きたブルーノの死は恐ろしい死でした。あの事件はキリスト教の歴史の中の悲しいエピソードです。」と述べたという。


    現在、 NASA の惑星探査機と 欧州天文台の探査機により、次々と「生命が存在する可能性のある惑星」が見つかっている。それはこの2年間で、太陽系外で 228以上見つかっている。


    天文学者でもあるフネス師は、自身の天文学者としての考えでは、宇宙の始まりはビッグバン理論に基づくものである可能性が高いと考えているが、ビッグバン理論を支持することは(キリスト教の)信仰とは対立しないと言う。


    フネス師はこのように言う。

    「神こそが創造主です。私たちは偶然生まれたのではないのです。私は天文学者としても神が宇宙を造ったと信じており、また、私自身が、いつでも創造主である神の子どもだと思い続けています」。






    (訳者注) 全体としてはいい話のようにも思えるのですが、しかし、このフネス師の最後の言葉のあたりには「混乱」を感じさせます。キリスト教徒としての自分と天文学者としての地位を持つ自分との戦い。なので、「ビッグバン理論を支持しつつ」も、「私たちは偶然できたのではない」としなければならない。

    ご自分でも混乱していることは自覚してらっしゃると思います。

    フネス師に助言したいですが、迷ったのなら、天文学の教科書を読むのではなく、あなたはキリスト教徒なのだから、「聖書」を読むのがいいはずです。

    そこにある程度の混乱の解決の糸口はあるのでは?

    全部ではなくとも、たとえば、『ヨハネによる福音書』の最初の5行だけでも。

    ここに宇宙の「すべてのこと」が書かれているような気がします。

    以上は「IN DEEP」より
    宗教の果たすべき役割りが今問い直されています。宗教と科学の境界もあやふやな状況となってきました。人類の思想も混乱してきました。何を頼りに生きればよいのか分らなくなって来ました。混乱の始まりです。                      以上
    2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

    著者:ローレンス E.ジョセフ
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    私たちの銀河系の中心から噴出する「強大なエネルギー」の存在をNASAが発表

    2011年10月12日


    私たちの銀河系の中心から噴出する「強大なエネルギー」の存在を NASA が発表

    (訳者注) 今日、外を歩いていた時に、ハチのような形の黒っぽい虫が数匹、バラバラッと空から地面に落ちてくる光景を目撃しました。地面を見てみると、虫は全部死んでいました。空中で死んだのか、どこかから死骸が飛ばされてきたのかはわからないですが、「自分の周囲に降って来た」ということもあり、それなりに驚いた出来事ではあります。

    昨年暮れあたりに、米国のアーカンソーで「空からたくさんの鳥が落ちてくる」という不思議な出来事が報道されましたが、あれの小規模版を間近に見ているようでもありました。

    米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより (2011年01月05日)

    という記事あたりにまとめています。



    ▲ その時の報道写真。


    さらに、その後、近所の井草八幡宮という比較的大きな神社に行ったのですが、境内に向かう道の途中、かなりの広範囲にわたって大量のミミズが地表で死んでいました。まだ、もがいているミミズもいました。今日はそんなに暑かったわけでも、大雨が降ったわけでもないですが、何かしらミミズのいる環境(地下)に問題があったようです。

    そのふたつの光景を見てヘルメスのエメラルド板の「上なるものは」のくだりを思い出したりしつつ、

    ・今の環境の異変は上(宇宙のほう)と、下(地球の内部)と、どちらにも起きているのかもしれないなあ


    と何となく感じました。

    最近のニュースだけでも「」のほうとしては、米国で、「南極のオゾンホールの大きさが過去最大レベルに(英語)」というものがあったり、あるいは、日本では、各地で季節外れの桜が咲いているようです。

    桜関係のニュースは、



    などにあります。
    どれも、つい最近のニュースで、10月に入ってから桜が咲き出したことが記事となっています。
    どうも日本中で桜が時期はずれの開花を見せているようです。

    sakura.jpg

    ▲ 大分日田市で最近咲き始めた桜。


    どうして、この「桜」のことを「上」(宇宙)関係として取り上げたかというと、「桜の成長異常と宇宙が関係ある」と思われる出来事が、今年報道されていたことを思い出したのでした。

    震災後のこちらの記事でふれたことがありますが、読売新聞の今年2月の記事「宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長」というタイトルの報道で、

    地上350キロメートルの国際宇宙ステーション(ISS)で2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。

    原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。



    というニュースでした。

    そんなわけで、上(宇宙のほう)と地球の関係にも現在いろいろとあるのだろうなと考えた次第です。

    下(地球の内部)のほうでもいろいろと起き続けていますが、これらのことは後日、記事にします。



    少しずつ明らかになる銀河の中心の姿

    また前置きが長くなってしまいましたが、今回は、「上」のほうの「やや親分」に近い場所、すなわち、銀河系に関する NASA からの報告です。

    フェルミガンマ線望遠鏡という NASA のガンマ線観測用の天文衛星によって、これまで見えなかった「銀河の中心」の構造が明らかになり、想像を含めた「天の川銀河の中心部の構造」が明確になってきたというニュースです。

    そして、銀河の中心からは「かつて見たこともないほど巨大なガンマ線」が放出されていて、そのガンマ線がとんでもなく巨大な丸い泡のような構造を作っていることが明らかになっています。

    しかし、「どこからそのエネルギーが噴出しているのかがわからない」と。

    そのことを短くまとめたデイリーギャラクシーの記事より。デイリーギャラクシーでは「巨大なブラックホールではないのか」というようなことを推測しています。まあ、銀河の中心といえば、古代マヤ族が想定していた「フナブクー」の位置。

    そこにある巨大なものは何なのでしょうね。
    では、ここからです。




    Is There a Remnant of a Supersized Black Hole at the Center of the Milky Way?
    Daily Galaxy 2011.10.12


    銀河系の中心には巨大なブラックホールの残骸があるのだろうか?

    milkey-center-01.jpg


    NASA のフェルミ・ガンマ線望遠鏡は、50,000光年先にある、私たちのいる天の川銀河の中心の構造写真を公開した。この構造はガンマ線の観測で得られたもので、目には見えない。

    その構造の大きさは、乙女座から鶴座に渡り、私たちから見える空の約半分の広さにも及ぶ広大なものだ。

    NASA の天文学者たちは、銀河の中心を軸として南北に 25,000光年の広さで広がる2つのガンマ線放出の巨大な丸い構造を認めた。

    ハードード・スミソニアンセンターの天文学者であるダグ・フィンクベイナー博士は、

    「私たち天文学者たちも、まだこの構造の特性や、その起源といったものは完全には理解していない」

    と語る。



    g-02.jpg

    ▲ フェルミ線望遠鏡の観測により明らかとなった天の川銀河の構造。


    ガンマ線は、もっとも明るい光のエネルギーの形だ。

    フェルミ・ガンマ線望遠鏡の大面積望遠鏡( LAT )は、非常に高解像で、そのガンマ線を検出できる。この LAT で得られた銀河中心のかつて見たことがない構造の分析を、科学者と天文学者たちは進めている。

    この写真に写される「ガンマ線の巨大な丸い泡」は、はっきりとした端を持っている構造のように見える(曖昧な輪郭ではないということ)。

    この泡は、高速で強いエネルギー放出の結果として作られたということを示唆するが、しかし、どこからこんな巨大なエネルギーが放出されているのか、その起源は謎のままだ。

    ひとつの可能性としては、銀河の中心で、巨大なブラックホールからエネルギーが噴出しているのではないかという推測だ。他の多くの銀河では、銀河の中心にあるブラックホールのほうに物質が引き寄せられていることが見られる。

    しかし、天の川銀河がその中心にそのようなブラックホールを持っているという観測上の証拠はない。

    あるいは、銀河の中心で数百万年前に「突然、大きな星団が作られた」ことにより、エネルギーの放出に至っているのかもしれないという推測もできる。


    プリンストン大学のディビッド・スパーゲル教授は、

    「これらの巨大なエネルギーの泡の発生源がどんなものであろうと、これは天文学上で大きな深い謎に繋がるものだ」

    と述べた。

    以上は「IN DEEP」より


    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルーその⑤

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

    「利権」が有効であるためには、(出来れば現在の現役が天下りするもっと先までの)継続性がなければいけない。増税を早く確保して、将来必要になる財政支出の削減をより小さく済ませることが、すべからく「長期」が大切な霞ヶ関の住人達の重大な関心事であることは当然だ。早期の増資は、将来のリストラの苦悩を和らげる。

     また、「霞ヶ関」のビジネスは、大根役者(政治家)達に脚本を書き渡して国会で法案を通し、予算に盛り込むことでこれを実行する形を取るので、基本的には、一年をサイクルとして進行する。しかも、長期的に利権に関わることが将来も期待されるからこそ、天下りに需要が発生する。

    「ドッグイヤー」などという言葉さえある、せわしい民間のビジネスとは全く異なるスロー・テンポで物事が進むので、円高も、デフレも、そして利害の上では震災復興さえも、ある程度定着してゆっくり進むことが「霞ヶ関」には好都合なのだ。

     政治や経済への関心がある方の殆どが、「日本では、何に対する対応も信じられないくらい遅い!」と腹を立てたり、絶望したりされているのではないかと拝察するが、支配的集団である「霞ヶ関」のビジネス・テンポが影響しているので、やむを得ない側面がある。

     ここでは詳しく触れないが、利益集団であり実質的なビジネス体である「霞ヶ関」には特定個人の支配者なり黒幕なりがいる訳ではなさそうだ。人事制度的に彼らのメンバーが固定的である(実質的に40年以上の長きにわたって、お互いの面倒を見合う、固定メンバーの利益集団でこれだけ大規模なものは他にない)ことから、競争力・影響力を持ち、且つ長年にわたって形成・純化された、幾つかの自生的な行動ルールが、おそらく「官僚支配」といわれるものの正体だろう(想像するに、回遊魚の群れやオキアミなどの群れの振る舞いを規定するルールに近い少数の行動原理なのだろう)。

     従って、「個々の官僚」は、自分が自分のために利権確保に動いていると思っていないだろうし、国の困難に対しては、それぞれなりに国民のための努力をしているという自己認識を持っているのだろうと筆者は推測している。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月16日 (水)

    宇宙人という神の登場ーその②

    2011年11月02日


    バチカンの希望の砦は「宇宙人という神」の登場(2)

    前回記事:バチカンの希望の砦は「宇宙人という神」の登場(1)



    (訳者注) 前回は、ジョルダーノ・ブルーノという中世の人のことだけにふれて終わってしまったのですが、その後、「ジョルダーノ・ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』」という書評のようなページを見つけました。

    そのページにブルーノの著作からの引用がありました。
    抜粋してみます。(こちらで改行しています)




    ジョルダーノ・ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』(岩波文庫) より。

    bru.jpg


    私に言わせれば、宇宙は全体の無限です。

    なぜならば宇宙には縁も終わりもありませんし、これを取り囲む表面もないからです。
    が宇宙は全的に無限なのではありません。宇宙から採り出すことのその各部分は有限なものであって、宇宙のなかに包まれている無数の諸世界もその一つ一つは有限のものですから。

    また神は全体の無限です。
    なぜなら神はいかなる制限も属性も帰されることを拒絶する一にして無限なるものだからです。

    そしてまた神は全的に無限なるものとも言われます。神は全世界にくまなく遍在し、そのそれぞれの部分のなかで無限かつ全的に存在しているからです。





    これは翻訳文も謙虚な感じでいいですね。でも、 Amazon や楽天で見てみたら、この岩波文庫の『無限、宇宙および諸世界について』というのは絶版みたいで、新品として買うのは難しいみたいです。


    ・・・と一応書いてみたりしました。
    何が「一応書いてみたりしました」かというと、実は Amazon に新刊としてあったのです・・・が、そこにはこの表示が。

    iten.png

    というわけで、これは私本人が買ってしまいました(苦笑)。
    どうにも、インターネット上で最後の『無限、宇宙および諸世界について』の新刊っぽい感じでしたので慌てて購入しました。

    いやあ、申し訳ないです。と書きつつ、内心  (^_^)V


    注文したのがさっきですので読めるのはもう少し先でしょうが、しかし、上の

     > 神は全世界にくまなく遍在し、そのそれぞれの部分のなかで無限かつ全的に存在しているからです。


    というくだりを読んで、今年の冬頃に、「日記」として書いた子どものかみさまという記事に書いたうちの子ども(当時5歳)が言っていたことを思い出しました。


    「神様は空の雲の上にいるっていうけどね・・・それは違うんだよ。神様は透明で、どこにでもいるの。あそこにもそこにもいるの。雲の上にもいるけど、他にもどこにでもいるの。木にセミみたいに止まっていることもあるし。でも、透明だから誰にも見えない。でも、透明でもそこにいるの。全部の空も砂も木も全部すべて神様なの」。


    と彼は言っていました。

    これを言ったのが、3月3日頃で、震災の少し前なんですが、この後の震災の直前の日に、子どもは原因不明の腹部の激痛で倒れ、救急車で運ばれました。その後の別の病院の精密検査でも原因がわからず、不安な気分になっている時に、東北の震災が発生しました。


    それはともかく、ブルーノの

    「神は全世界にくまなく遍在し」

    と、子どもの

    「全部の空も砂も木も全部すべて神様なの」

    というのは結局同じ意味で、うちの子どもはそういう知識をまったく持っていなかったと思いますので、「人間は自然に考えるとそういう考えになるのかも」というような気はします。

    現在の社会ではある程度の年齢になると、そこに「学校教育の知識」という別の重圧が最初にかかり、これがフィルターとなって、人々に自由な発想を許しません。そういう意味では、学校教育システムや受験システムというのは十分に「ファシズム」なんですが、仕方ないことでしょう。


    私は・・・確かあれは11歳の時だったと思いますが、豪雨の中で行き倒れそうになったことがあります。そこで助かったその夜、「これからは一生、教師の話を聞くのはやめなさい」という言葉を全身で感じたことがあります。
    そして、その後、忠実にその通りに生きました。

    まあ、それが人生でほぼ唯一の「お告げ」ですね。
    私は何にも不思議なことがない人生ですので。

    それとは別に「雨」というのが何かのひらめきを人に与えるような雰囲気はその時から感じていました。


    また話が脱線し続けています。
    脱線が長くなる前に今日こそは翻訳に入ります。


    あ!

    そういえば、宇宙に関してはもうひとつ。
    最近、次々と太陽に彗星が飛び込んでいるんですが、その光景を見て思うところがありました。




    太陽に飛び込む彗星の意味


    comet-sun.jpg


    上は 10月30日に太陽に飛び込んだ彗星を NASA の衛星が撮影したものです。丸い中のが彗星。NASA は「小さい彗星」と書いていましたが、それでも、太陽と地球のサイズ(左下の丸)との比較で考えると、結構大きく見えます。こちらに NASA が作成した GIF 動画があります。


    彗星が太陽に飛び込むこと自体は珍しいわけではなく、 NASA が新しい太陽観測衛星を導入してからはたまに見られますが、最近は特別多いような感じがします。

    中には、「彗星の太陽への激突が巨大な CME を発生させた」というようなこともありました。下の動画は今年5月に彗星が太陽に飛び込んだ時のものですが、彗星自体のサイズも大きいとはいえ、衝突時に太陽で起きた大爆発は、かなりの衝撃でした。

    7秒ほどの動画ですので、ぜひご覧下さい。

    Sun Diving Comet 2011-05-11




    今年の10月だけでも記憶では2度、太陽に彗星が飛び込んでいます。

    これらの事象を「単なる偶発的なこと」と考えてしまうと、私は自分の書いていたことを否定してしまうことになります。私は「彗星は宇宙で重要な生命の運搬の役割を持っている」と考えています。

    前回の記事に、ジョルダーノ・ブルーノの言葉として、

     > 彗星は神の意志を伝える役割をもって天界から到達する

    というものを紹介していますが、

    「神の意志を伝える役割をもって天界から到達したもの」

    が、

    「事故のように太陽にクラッシュしてその人生を終える」

    というのは何なのだろうと。

    私にとっては、これらを偶発的な事故と考えることには無理がある。
    これは「宇宙の意志に偶然はない」というように考えていることとも関係しています。
    (宇宙で惑星でも恒星でも彗星でも、その運動に偶然はないということです)


    そして、結局、私自身ではこう考えるしかないのです。

    「太陽に彗星が突っ込んでいくことには大きな意味がある」

    ということです。

    その「大きな意味」はわかりませんが、今年になって非常にその回数が増えているように感じることは事実で、太陽系全体に対しての、

    ・視覚的な意味(地球から観測できているという事実から)




    ・実際的な意味(彗星から有機物=生命が観測されているため)


    があると思います。

    後者の「彗星から生命が観測されている」に関しては、、アメリカエネルギー省が所有する米国立ローレンス・リバモア研究所から発表された「彗星が生命(アミノ酸)を地球に運んできた可能性」という内容の記事を In Deep でご紹介した

    彗星が地球に生命の素材を持ってきた (2010.09.16)

    などをご参照くだされば幸いです。
    彗星が生命を運んできたということに関しては、2011年の今ではあまりオカルトではありません。NASA も米国エネルギー省も、あるいは日本の国立天文台なども、それらの観測結果と発表内容はむしろその意見を証拠面から強化しています。


    そんなわけで、この「続々と太陽に飛び込む彗星たち」という現実は、どういうことを意味しているのかということを考えたりした次第です。




    太陽と人間の、それぞれの「命の活動」の意味

    太陽については考えるところが多くて、最近眠れない時に書いている日記などの話の延長として、

    「女性は父である」

    という結論を書きたいと思っています。
    「父」というのは、父と子と精霊の父です。


    私は In Deep に記事を書くようになってから、毎日のように太陽の写真を見ていました。そして、その中でいろいろなことに気づくことができたことを太陽やブログの読者の方々に感謝しています。

    たとえば、下の2つの写真。
    それぞれが「同じものが違う状態になっている時のもの」を横に並べたものです。

    上の写真と下の写真がそれぞれ、どんなものだかおわかりになりますでしょうか。


    ov-01.jpg



    ov-02.jpg


    これは、上が、

    ・太陽活動「最小期」の太陽(右)と太陽活動「最大期」の太陽


    そして、下が

    ・ヒトの未受精卵(左)と受精後の受精卵

    です。


    この似たような動きに「関係性がある」と考えた場合、受精卵はすなわち新しい命を得た状態です。

    それなら、太陽の活動期というのもそういうこと(命を得ること)なのだろうか、とかを考えたりいたしますし、あるいは、そういう今の時期(太陽活動最大期)に、どんどんと「生命の運搬役である彗星」が太陽に飛び込んでいるということとの関連としてはどうなんだろう、とかそのあたりをよく考えます。


    えーと・・・また、前振りがこんなに長くなって・・・ orz 。
    次に必ず翻訳記事を書きます・・・って、すでにほとんど「記事の内容とタイトルが別のもの」になっている状態ですみません。
    以上は「IN DEEP」より
    最近の世論の傾向に、人間社会のより根本的な問題意識を考えるテーマが増えてきているように感じられます。人間どう生きるべきかを問うものです。勝手な生き方をすればそれは自然から強烈なしっぺ返しを喰らい、最悪には人類淘汰されかねない問題にまで発展しそうだからです。今は人類が真剣になり正面から自然に対して素直にならねばならない時であります。                                以上
    2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉 Book 2012地球大異変―科学が予言する文明の終焉

    著者:ローレンス E.ジョセフ
    販売元:日本放送出版協会
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    新しい宇宙は絶えず作られ続けている

    2011年10月12日


    「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」: マサチューセッツ工科大学の発表

    (訳者注)  数日前にクレアで「宇宙は毎日、彼女の中で無数に作られ続ける」というタイトルの記事を書いたんですが、今日、米国のマサチューセッツ工科大学(以下、 MIT)から、「彼女の」というフレーズを除けば、「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」と、ほぼ同じような響きとなるニュースリリースがなされていて、なんとなくタイムリーかなあと思ったので翻訳することにしました。

    もちろん、私のほうは「 DNA と共に新しい宇宙が広がっていく」という夢想にも近いオカルトで、MIT の発表は物理学者による理論的帰結の集大成。全然違うものではあります。


    このリリースの中に「多元宇宙はお互いに見ることはできない」ということが書かれており、これはイメージとして私の描く「無数の宇宙」と似ているなあとも思いました。

    大島弓子さんの 1980年代の漫画『ロングロングケーキ』では、その何十億、何十兆に及ぶ「違う無数の宇宙」は、夢(眠って見るほうの夢)の中でしか渡り歩くことができないという設定で描かれています。


    ・・・と、また逸脱していく前に本文に入ります。

    その前に、本文中に最初に出てくる「多元宇宙」というものを、 Wikipedia の解説から抜粋しておきます。

    多元宇宙は、仮説として可能性のある複数の宇宙の集合である。多元宇宙はすべての存在を含む。これは、われわれが一貫して経験している歴史的な宇宙に加え、空間、時間、物質、およびエネルギーの全体、そして、それらを記述する物理法則および物理定数なども含まれる。この語は 1895年にアメリカの哲学者で心理学者のウィリアム・ジェームスによって造られた。多元宇宙が含むそれぞれの宇宙は、平行宇宙 (パラレル・ユニバース))と呼ばれることもある。




    ちなみに、今回のリリースの後半は素粒子に関しての話で、アップクオークとかダウンクオークとか、ストレンジクオークとか、あるいは「原子核と中性子とハイペロンとシグマ・マイナス」とか、もう出てくる単語自体が全然わからず、訳したあとにかなり短縮しました。なるべくわかりやすく書きたかったですが、それでもやはりわからない部分は多いです。


    あと、ここにも「世界は4で出来ている」という表現が出ています。

    知らなかったですが、自然界、あるいはこの宇宙は「4つの力」から成っているのだそうです。それは、「重力、電磁気力、強い力、弱い力」なのだそう。

    この「4」に関しては、クレアの「「4」と同義語である「世界」」などの記事をご参照いただければ幸いです。

    では、ここからです。





    MIT: "New Universes are Being Constantly Created"
    Daily Galaxy 2011.10.12


    絶えず新しい宇宙が作られている: マサチューセッツ工科大学

    現代の宇宙論には、私たちの住む世界とその宇宙は、多数の宇宙の中のひとつだという考えがある。これは、多元宇宙という言葉で知られている。

    マサチューセッツ工科大学(以下、MIT)の物理学者 アラン・ガス博士は、「新しい宇宙は絶えることなく、瞬間瞬間に作られて続けている」と示唆する。この新しい宇宙は「ポケット宇宙」という言葉で示される。博士によると、この日々作られる新しい宇宙は、私たちからは見ることができないという。


    new-universe-create.jpg


    MIT の物理学者 ロバート・ジャッフェ博士は、このように語る。

    「宇宙は多くのトライと、数限りない実験を繰り返している。その中には、我々の知る物理法則とはやや違うものも含まれるだろうし、あるいは、非常に違った物理法則さえ含まれる可能性もある」。

    これらの宇宙の中には、形成された途端に崩壊するものもある。他の言い方では、あまりにも物質の粒子同士の力が弱いために、原子や分子を形成することができなかったとも言える。

    しかし、状況が適すれば、物質は銀河、あるいは惑星へと繋がっていくだろう。そして、そこに存在する物質の要素によっては、そこに知的な生命が登場して進化する可能性を持つ。


    物理学者たちの中には、「適切な物理法則を持つ世界」のみが生命をサポートすることができると考える人たちがいる。その考えでは、私たちの宇宙と違う物理条件を持つ世界では、生命の存在はあり得ないとされる。

    MIT のロバート・ジャッフェ教授は、これらに関して、さらに慎重な調査を行う必要があるという提案を受け、「異なる物理法則に依る世界で生命の存在がサポートされるのだろうか」ということを探索することを決定した。

    その結果、 MIT の物理学者たちは、我々の宇宙とまったく異なる宇宙でも、その宇宙は炭素や水素や酸素と類似している要素を持ち、また、クオークと呼ばれる素粒子の質量が劇的に変化しているそれらの宇宙でもなお、私たちの宇宙同様に、生命が形成されて進化していくということを示した。


    私たちの宇宙でも、(地球の生命以外の)生命が他の領域に存在しているのかどうかは、科学の長年の謎となっている。

    しかし、ある科学者がこのような非常に面白い質問をした。

    「私たち自身はまったく違う宇宙で存在することができたのだろうか?」と。


    MIT の学生だったアレハンドロ・ジェンキンスとイタマール・キムの二人は、最近、私たちの宇宙と、まったく違う宇宙であっても、炭素や水素、酸素と類似した組成によって、私たちとまったく同じような生命形態に進化させることが可能であることを示した。

    素粒子の質量がまったく変わってしまっても、生命は「道」を見つけるのかもしれない。


    私たちの宇宙は4つの基本的な力から成り立っている。

    それは、「重力、電磁気力、強い力、弱い力」だが、この中のひとつが欠如している時に、生命に適した世界が発生する可能性があるかどうかについて、ローレンス・バークレー国立研究所の研究者たちが調査した。

    その結果、弱い力(中性子を陽子に変える反応を可能とする)以外の3つの基本的な要素が弱い力を補償し、安定した要素を作ることができることを、研究者たちは示した。

    (訳者注) 難しい表現ですが、要するに、私たちの宇宙にある基本的な4つの力のひとつが欠けても、宇宙は存在し得るということを意味しているようです。


    結局、宇宙の向こうにどんな宇宙があるのかはわからないし、わかりようがない。そして、それらの宇宙がどんな形態の生命を持つのかもわかる方法はない。しかし、その可能性を探ることもまた、私たち自身の宇宙について多くを学ぶプロセスともなる。
    以上は「IN DEEP」より

    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルーその④

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

     円高という「苦難」に対して、海外投資を支援する基金のような仕掛けを「対策」を名目に導入し、「霞ヶ関」側では「利権」を拡大・確保する。これは、「ビジネス・モデル」として既にパターン化されているものの、典型的な応用例なのではないか。

     野田首相の演説原稿では、「円高阻止にあらゆる手段」とはいうものの、具体的に金融緩和の方法が述べられているわけではなく、具体的に書かれているは、「立地補助金を拡充」、「円高メリットを利用して、日本企業による海外企業の買収や資源権益の獲得を支援」といった企業のメリットと役人の利権に直結する「生臭い」話だけだ。

     民主党代表戦時も含めて、野田氏が述べる円高対策とは、「円高そのものを反転」させる徹底した金融緩和のような原因に働きかけるものではなく、先に挙げたような対策や中小企業の資金繰り支援のような、「円高になった後に、これを我慢するため」の対症療法ばかりだ。

    「霞ヶ関」は円高を困ったことだとは思っていないのだろう。政策批判を多少受けたり、市場介入のための根回しに汗をかいたり、介入自体が十分効かなくて恥をかいたりしても、それらは所詮「お仕事」の一コマに過ぎないし、円高の困難が続く方が上記のように「利権」を拡大できるのだから、むしろ彼らの利害の上では円高歓迎ではないのか。

     付け加えると、円高になっても公務員の雇用は安泰だし、彼らの報酬は硬直的なので、実質所得が増す。

     上記の「財務省の利権拡大」のストーリーは、もちろん筆者の仮説であり、当事者から話を聞いたわけではないが、こうした「利害」が存在していることは注意に値すると思う。

    増税は「霞ヶ関株式会社」の増資だ

     デフレでも、公務員の雇用と実質給与は安泰だし、デフレは、不況の原因となって、「霞ヶ関」による各種の「対策」の必要性を継続的に生む。

     もちろん、「霞ヶ関」のビジネス・モデルにとっては、予算の規模及びその維持が決定的に重要であり、「増税」は一般企業における「増資」のような余裕を霞ヶ関株式会社にもたらす。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月15日 (火)

    宇宙人という神の登場ーその①

    2011年11月01日


    バチカンの希望の砦は「宇宙人という神」の登場(1)

    16世紀にジョルダーノ・ブルーノが描いた宇宙の姿


    (訳者注) 紹介しようと思った記事はそれほど内容のあるものでもないんです。

    ローマ法王のお膝元のバチカンには バチカン天文台 という天文施設があります。ここには、「ルシファー」という名前の望遠鏡のある、世界的に見ても高度な設備を持った天文観測機材があります。

    バチカン天文台の新しい光学天文望遠鏡「ルシファー」

    という記事でご紹介したことがあります。

    そのバチカン天文台の所長であるホセ・ガブリエル・フネスという神父が「宇宙には高度な文明を持つ宇宙人が住んでいて、地球にもやってくるはずだ」というようなことを言っていた記事が出ていたので、何となく昨今のパチカンの窮状とも関係して、いろいろ思うところもあったのでご紹介しようと思ったのですが、どうして、今回が(1)というようなことになったかといいますと、このホセ・ガブリエル・フネス神父が引き合いに出した17世紀の修道士であるというジョルダーノ・ブルーノという人のことを知りました。

    この人が「まさに私の理想としていること」を言っていた人だと知ったのでした。

    200px-Giordano_Bruno.jpg

    ▲ ジョルダーノ・ブルーノ。1600年に火刑で死亡。


    どういう人かというというと、Wikipediaの説明ですと、

    ジョルダーノ・ブルーノ(1548年 – 1600年2月17日)はイタリア出身の哲学者、ドミニコ会の修道士。それまで有限と考えられていた宇宙が無限であると主張し、コペルニクスの地動説を擁護したことで有名。異端であるとの判決を受けても決して自説を撤回しなかったため、火刑に処せられた。



    という人のようですが、私はこのジョルダーノ・ブルーノという人のことを、さきほどまで知らなかったんです。

    いろいろと読むと、大変に魅力的な宇宙観を持っていた人で、特に、


    > 宇宙にある無数の太陽系の間はエーテルによって満たされていると考えていた。彗星は神の意志を伝える役割をもって天界から到達する


    という考え。

    特にこの中の「彗星は神の意志を伝える役割」という言い方に感心しました。
    「ああ、そんな感じの言い方だとピッタリくるなあ」と感じたのです。

    彗星に関しては、以前、エレニン彗星が消えた頃だったか、

    消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味 (2011年08月31日)

    というものを書いたことがあります。彗星が生命の運搬の役割を担っているとするパンスペルミア学説のことを書こうとしつつも、どうも「生命の運搬役」という言い方に機械的なものを感じていたのですが、照れることなく、「神の意志を伝える役割」というようなタイプの言い方でいいのだなあと。

    この「」という言い方に関してですが、ブルーノは「神とは心の中に内在する存在であって、宇宙の天国から地球を見ているものではなかった」という説を持っていて、すなわち、「神の存在」(あるいは神の不存在)というものに迫っています。この考えだと、当時では火刑になるのも仕方ないでしょうけれど。


    あと、ブルーノは、「宇宙の中心などどこにも存在しない」という立場で、これも先日の「『宇宙が生命を作り出している』ことの証明に近づく新たな観測結果」という記事の最後のほうに書いた、


    中央集権的な宇宙の姿(「宇宙の中心がある」的な概念の姿)ではなく、「宇宙が全体として生きている」という感じ


    という概念にも近い感じがして、妙に嬉しい気分にさせてくれました。


    そんなわけで、ほとんど Wikipedia からの抜粋みたいなものですが、ジョルダーノ・ブルーノという人の「宇宙観」を少し羅列しておきたいと思いました。

    私の頭の中にある宇宙の姿とこの人の言っていたことがとても合致するのです。
    最近、宇宙観に関して、私は何となく孤立感を感じていたのですが、つまり、私は「古い考え」ということなのだと理解しました(ブルーノの宇宙論が発表されたのは、430年前)。

    いくら古いものでも、自分が安心できる世界観にふれられることは嬉しいことです。


    それでは、Wikipedia を編集したものですが、ジョルダーノ・ブルーノの宇宙観です。
    太字や赤字などは私によるものです。




    ジョルダーノ・ブルーノ
    Wikipedia


    ジョルダーノ・ブルーノの宇宙観


    universe-b.jpg


    16世紀の後半、コペルニクス・モデルはヨーロッパ全域で知られるようになっていた。ブルーノはコペルニクスが観察よりも数学的整合性を重要視したことを批判していたが、地球が宇宙の中心ではないという点についてはコペルニクスに賛同していた。

    ただブルーノはコペルニクスの理論の中にある「天界は不変不朽で地球や月とは異なった次元のものである」という意見には賛同しなかった。ブルーノは「世界の中心は地球か太陽か」などという議論を超越し、すなわち
    宇宙の中心などどこにも存在しないという立場にたっていた。

    ブルーノの主張でもっとも画期的だったものは「地球自体が回転しており、それによって地球上からは見かけ上天球が回転しているように見える」ということであった。

    ブルーノはまた、「宇宙が有限である、あるいは、恒星は宇宙の中心から等距離に存在している」と考える理由はないとした。

    ブルーノは無限宇宙が「純粋気体」で満たされていると考えた。これは後に創案される「エーテル」概念のはしりであり、この気体は惑星や恒星の動きに一切影響を及ぼすことはないとされた。

    ブルーノの宇宙論で特筆すべきことは、それまで信じられていた宇宙が特定の中心から広がる階層球によって成り立っているという考え方を否定し、地球も太陽も宇宙の一つの星にすぎないと主張したことにあった。

    地球だけが特別な星であるという当時の常識に挑戦するかのように、ブルーノは神が宇宙の一部だけに特別に心を配ることはないと考えた。彼にとって神とは心の中に内在する存在であって、宇宙のどこかにある天国にいて地球を見ているものではなかった。

    ブルーノは四元素説(水、気、火、土)は信じていたものの、宇宙が特別な物質でできているのではなく地球とおなじ物質からなっているとし、
    地球上でみられる運動法則が宇宙のどこでも適用されると考えた。

    ブルーノは太陽を惑星が囲む太陽系のようなシステムは宇宙の基本的な構成要素であると考えた。ブルーノにしてみれば神が無限の存在である以上、無限の宇宙を創造することはなんらおかしなことではないということであった。

    ブルーノはアリストテレス以来、伝統的に信じられてきた「自然は真空を嫌う」ことを信じていたため、宇宙にある無数の太陽系の間はエーテルによって満たされていると考えていた。彗星は神の意志を伝える役割をもって天界から到達するというのもブルーノのアイデアであった。

    ブルーノにとって宇宙とは
    数学的計算によって分析できるものでなく、星たちの意志によって運行しているものであった。このようなアニミズム的宇宙観は現在のわれわれから見れば突拍子もないものに見えるが、ブルーノの宇宙論のポイントの一つである。




    ここまでです。

    この最後のほうのくだり、「宇宙とは、星たちの意志によって運行しているもの」という言葉はあまりにも素直な言葉で涙さえ出る素晴らしい表現だと思います。

    思えば、私も含めて、現代の人々は科学に関して、こういう素直な表現ができなくなっているのかもしれません。


    ちなみに、ブルーノの宇宙観にはエーテルという言葉が何度か出てきます。
    スピリチュアルな意味でのエーテルについては私は知らないですが、もともと、エーテル(Ether)という言葉を知ったのは、パソコン環境でのイーサネット(Ether net =エーテルネット)が、「エーテルのネットワーク」という意味でつけられていることを知った時でした。

    今ではどんな会社でも自宅でも、無線以外の回線はイーサネットであり、実際には、私たちの実生活もエーテルという名前のネットワークに囲まれているようです。

    というわけで、次回はバチカン天文所の話に進めようと思います。

    Vatican New Views on Extraterrestrial Civilizations
    (バチカンの地球外文明に関しての新しい見解)

    という記事です。
    以上は「IN DEEP」より
    「ジョルダーノ・ブルーノ」の名前に出会ったのは50年ぶりぐらいになります。懐かしい限りです。小生が大学生の頃ドイツ語を習っていた頃に教科書に出てきたことがありました。そのときはブルーノの宗教改革の内容でしたが、難しく時々夢にまで見る程でした。それにしてもあの頃を思い出して懐かしい限りです。21世紀の今このような時代になるなど夢にも思いませんでした。もっと素晴らしい時代を予想していました。    以上
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    ポーランドの「ゆがんだ森」

    2011年10月13日


    ポーランドの「ゆがんだ森」

    (訳者注) 英国のデイリーメールに目を引く写真とストーリーが出ていました。「同じ方向に一斉に根元が曲がった松の木」から成る森の話です。

    こんな森です。

    crook-01.jpg

    ほぼすべての木が根元から曲がっています。
    そして、すべてが「北の方角」に向かって曲がっているのだそうです。

    これらの木は、第二次大戦前の 1930年頃に植えられたものだそうですが、そのままポーランドは戦争に巻き込まれ、記録的なものがなく、どうしてこうなったのか今でもよくわからないそう。

    人為的な行為という見方があるそうですが、「すべてが同じ方向を向いている」というあたりがミステリーといえば、ミステリー。
    重力とか未知の引力とか、そういうニュアンスの単語も出てきそうな雰囲気はあります。

    場所はポーランドのグリフィノという町の近くで、地図を見るとこのあたり。

    gryfino.png

    ほぼドイツとの国境沿いあたりにある場所のようです。

    文章自体は短い記事ですが、ご紹介させていただきます。




    The crooked forest: Fantasy woodland that could have come straight from a fairytale
    Daily Mail 2011.10.11


    歪んだ森: おとぎ話の世界に迷い込んだような不思議な森林地帯

    まるで、こわいおとぎ話の世界に迷い込んだかのような気分にさせるこの光景は、ポーランドの北西部にある森で見ることができる。
    ここにある松の木のすべては、根元の部分が北方に向かって曲がっている。

    ポーランドのグリフィノ近くにあるこの森は『ゆがんだ森』と呼ばれており、この森自体がミステリーとなっている。

    crook-02.jpg


    曲がった松の木はおよそ 400本あり、この土地に植えられたのは 1930年代のことだということはわかっている。

    しかし、どうしてこのように曲がったかについてはいまだにわかっていない。

    これらについては、意図的に曲げられたものではないかという推測がある。たとえば、家具や道具のの丸い部分を作るためや、あるいはボートなどを作るための材料として曲がった木を作ったのではないかという推測だ。

    しかし、これらの木が伐採される前に第二次大戦が勃発し、ドイツに近い場所にあるこの森を管理していた人物がその計画を中断したのではないかというものだ。

    crook-03.jpg

    いずれにしても、現在はミステリーだけが残っている。

    以上は「IN DEEP」より

    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルーその③

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

     従って、「霞ヶ関」としては、菅前首相をたきつけて(或いは、有効な手立てを教えずに)、具体策がまとまりそうにないメンバーで東日本大震災復興構想会議のような会議を作って時間を稼いだのではなかろうか(こちらは、私の仮説だ)。

     また、「霞ヶ関」としては、震災からの復興は増税のための仕掛けを仕組みたい重要なイベントだった。このためにも、直ぐに国債で資金調達できてしまう即効性のある復興作業ではなく、「財源」の議論と並行して、復興のあり方がぐずぐず論じられる展開が好都合だった。

     上記は、仮説にしても、あまりにも悪意が籠もった仮説であり、現実離れしているだろうか。

    「円高」利用は完成されたモデル

     では、「円高」はどうか。実は、筆者が、今回の仮説を思いついたきっかけは、民主党代表選の少し前に「円高対策」として打ち出された、外為特会の外貨を使い海外投資を支援する数兆円規模の基金の構想のニュースを見たことだった。

     この記事を見て、筆者は、既に外貨になっている資産を海外投融資に回すことがどうして円高対策なのかはじめはピンと来なかったが、民間も合わせて資金を出すのでドル需給的に、ドル買いの呼び水くらいになるかも知れないということが何とか分かった。

     しかし、これは税金(政府資産)を使った一種の空洞化支援ではないのかという疑問が新たに生まれたことに加えて、今度こそピン!と来たのは、「ああ、これは『霞ヶ関』の利権拡大の手段なのだな」ということだった。

     どういうことか。先ず、この図々しくも円高対策を名乗る資金を扱う組織だが、新しく基金を作るならポストが増えるし、JBIC(国際協力銀行)がまとめて扱うとしても、JBICの案件と、従って権限を大幅に拡大し、これは、財務省の国際派人脈にとっては、豊かな利権の源になる。

     報道されているように、資源確保や海外のM&Aに使うお金を、好条件で融資ないし出資して貰えるなら(注;市場で得られる好条件でないと案件が増えないから、案件の存在は何らかのメリットの提供を証明することになる)、企業にとっては大きなメリットがある、大変嬉しい話だ。対象企業は、財務省OBが「行ってもいい」と思えるような世間体のいい大企業が中心だろう。しかも、融資や出資は条件審査が複雑だから裁量の余地がたっぷりある。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月14日 (月)

    地震は予知できるか!

    2011年10月31日


    「地震は予知出来るか?」という米国の新聞記事

    「地震の予測や予知」といったものに関しては、過去に記事をたまに載せていましたが、2011年3月11日の震災以降、私自身は予知や予測には興味を失っています。それよりも、起きた時にどう対処するかということが大事だと考えています。しかし、一方では、地震の予知や予測は今でも多くの人々の大きな関心事であることもまた事実だと思います。

    先日、日本の地震学会がこのような談話を発表していました。

    大震災「想定できず反省」 日本地震学会出直し宣言
    日本経済新聞 2011年10月15日

    日本の地震学者2000人以上が参加する日本地震学会は15日、東日本大震災後に初めて開いた全国大会(静岡市)で、東北での巨大地震を想定できず反省するとの異例の見解を表明した。



    私は反省とか批判とかいう概念が好きではないですので、そのあたりはどうでもよくて、それより今、必要なことは(他の多くの科学と同様に)とにかく前に進むことであり、そして、あるいは今回の学会の「出直し」というような言葉が、「根本的な地震発生原理の追求」というものへ足がかりとなればいいなとは思います。

    ちなみに、現在の新しい地震の原理に関しての専門家たちの目線は「下ではなく、上」に行っています。地震の発生の前に上空の電離層が乱れる記録が次第にハッキリとしてきて、「地面の下」ではなく、「「空の上」を観察する方向となっています。

    ヘルメスのエメラルド版ではないですが、「最初に下を注目した場合は、真実は上にある」ことが多く、その逆も言えるということはあるようです。

    今回紹介する USAトゥディの記事もその関係のものです。


    なお、 In Deep でも 3月11日以来、いくつか「電離層関係」の記事は載せたことがありますので、リンクをしておきます。



    上の記事に出てくるデータや観測結果などは、確かに地震発生と関係があるデータではあるでしょうが、予測などできる段階のものではないです。場所も時間も特定することはできず、あるいは「起きることさえ」実際に地震が発生しなければわかりません。

    なので、今の時点では、「地震はどこでもいつでも起きて、その予測は(私たち一般人には)難しい」という一般論で何の問題もないと私自身は考えています。



    奇跡の位置で文明を築いて存続している「日本」という国

    人類に地震の発生を防ぐことはできない以上、「全世界のプレートの頂点」という地球上でも珍しい「日本列島」に住んでいる私たちは、地震は「いつでも起きる」と考えて生活したほうがいいかと思います。

    hi-net.jpg

    ▲ 日本では地震は毎日毎日、無数に起きています。これは2009年の地球の記録の記事にある図。2011年3月11日の地震発生以前のもので、2009年9月の1ヶ月に発生した地震。今も昔も日本列島は毎日地震だらけです。


    udaz1.jpg

    ▲ 同じ記事にある「日本列島とプレートの関係」の図。日本、特に関東近辺は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレートの複数のプレートの影響を受けている世界的に見ても希な位置にあって、私は昔から「こんな場所に国や首都や文明が存在していることが奇跡」だと思っています。

    日本列島は「その位置自体が紛れもない奇跡」です。



    完全に地震と離れたいのなら、地球上にも歴史上で地震が発生した記録のない場所もありますので、そういう場所を探して暮らされるのもいいことだと思います。

    そのあたりは「個人の生き方の選択」ですので、誰に言われることでもなく、各自が決めていって、そして、各自のそれぞれの人たちがなるべく気楽に生きられる環境が手に入ればそれでいいのではないでしょうか。

    「生き方に決まった正解はない」と私は思っています。

    このことについては別に書くかもしれないですが、「人類全体が安全を求めると、人類全体の存亡に関わる」というジレンマを多分、人類は持っているはずです。


    今回はタイトル通りの、米国の最大手新聞 USAトゥディのオンライン版の記事をご紹介します。
    新しい地震研究について、日本の日置幸介さんという人が紹介されています。
    読み方は英語で「Heki」となっていますので、ヘキさんと読むようです。




    Can earthquakes be predicted?
    USA Today (米国) 2011.10.04

    地震は予知出来るか?

    quake-usa.jpg


    ハリケーンの発生の予測というものも難しいもののひとつだが、しかし、それ以上に、「地震の予知」に関しては、世界中の科学者が、それが「いつどこで」起きるのかということを正確に予測することは不可能だと考えてきた。

    しかし、最近の新しい研究発表は、将来の地震研究に対してのひとつの道筋の基礎を築いたかもしれないという見方がある。

    2011年3月11日に、日本を襲った巨大で致命的なマグニチュード9.0の地震は、最近の研究によって、その地域の上空の高層での電離層のデータの変化が記録されていたことが明らかとなった。

    電離層とは、地球の大気の上層部にある分子や原子が、太陽光線やエックス線などの宇宙線により電離した領域のことをいい、この領域は、上空約60キロメートルの高層から広がっている。

    --
    (訳者注)電離層。Wikpidiaより。

    den03.png
    --


    日本の北海道大学で地球惑星物理学教授をしている日置幸介(ヘキ・コウスケ)氏の研究によって導かれたこの研究は、地球物理学分野での世界最大の学会であるアメリカ地球物理学連合の会報で発表された。

    それによると、3月11日の地震発生前に、電離層全体の電子含有量( TEC と呼ばれる)が、地震発生 40分前に数値が上昇したことが記録されていた。

    日置教授は、それ以前から同様の数値の調査を続けていて、類似した例として、2010年のチリでのマグニチュード8.8のチリ地震、そして、2004年のマグニチュード9.2のスマトラ地震、そして、1994年に、日本の北海道で発生したマグニチュード8.3の地震の前に同様の数値の増加を見ていた。

    しかし、どうして、地震の前に電離層の攪乱が発生するのかということについては、その理由は今でもわからないという。

    そのためにさらなる持続的な研究が必要だと日置教授は語る。





    (訳者注) この日置幸介さんの記事は、6月4日の「大震災40分前から電子量が急増」という日本語の報道にもありますが、そこにも、日置さんご本人が、

    2003年9月に北海道で発生した十勝沖地震(M8.0)では電子の増加を確認することができなかった。「M8.2とか8.3でも、後から解析すると気づくというレベル。M9レベルでないと事前には気づくことはできない」とし、まだ予知の役に立つものではないとする



    とおっしゃっており、まだほんの研究が始まった序章に過ぎないということを存じてほしいかと思います。直接的に正確な地震の予知に結びつく技法というのは(一般の世界では)今のところ存在していません。
    以上は「IN DEEP」より
    小生は民間の地震研究家ですが、地震は凡そ予知できるものと考える一人です。「3.11」の東日本大震災時の地震は完全に人工地震で有ると断定できます。地震研究家であれば一目瞭然なことです。いわゆる専門家といわれる人たちはその真相を言うことにためらいを感じて真実を言わないだけだと思われます。この傾向はなにも地震研究家だけの問題でなく、今の日本のリーダー達の共通の傾向です。マスコミも真相を伝えません。以上
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    現実化したレプリカント「自己複製する人工素材」が開発される

    2011年10月14日


    現実化したレプリカント: 実際の DNA を使用した「自己複製する人工素材」が開発される

    指数関数的に自己複製する「無機物」を目指す科学の意味


    (訳者注) 先週から体調が何となく悪く、風邪「のようなもの」だと思って過ごしていましたが、全然良くならないので一昨日くらいに病院に行くと、やはり、「風邪のようなもの」みたいです。最近はいろんなウイルスなどがあるようで、「本当に風邪なのかどうなのかよくわからない」というものも多いです。

    私の場合は、喉がやられて、あとは「とにかくダルい」。まあ、訳のわからない体調の悪化は昔から慣れているので、それ自体はどうでもいいんですが、相変わらずニュースも多く、ここで一度止まると、貯まるだけ貯まって、そのまま対処できなくなりそうですので、できる範囲でご紹介しますね。

    体がこんな状態で頭がボーッとしていますので、あまり適切なご説明をつけられないかもしれないですが、ご了承下さい。


    今日は、「実際の DNA を使って、自己複製(自己再生や自己増殖と同じような意味)できる人工物質の作製に成功した」という報道です。

    私はこの見出しをわりと驚きとしてとらえていたのですが、ちょっと調べてみると、それほどの驚きを伴うものではないということのようです。

    つまり、「DNA そのものを使ってのバイオテクノロジー研究は今では普通のこと」のようなのです。

    たとえば、こちらは、東京工業大学の「DNAを利用して微細で複雑なシステムを安く大量に作る」というページですが、こうあります。

    セルフアセンブリ(自己集合)を利用した微小なシステムの研究には、DNAを使うことが多い。(中略)

    すでに、DNAを使ったアクチュエータやピンセット、論理演算回路、メモリーなどが研究室で試作されている。



    とあります。

    細かい用語はわからないですが、少なくともテクノロジーの現場で DNA が使われているということがわかります、しかも、上のリリースは、2008年03月のものですので、今ではもっと進んでいるのかもしれません。

    さらに、2011年に出版された『DNAロボット 生命のしかけで創る分子機械』にはこんな下りがあります。


    「DNAを用いた実験を行うには、まず必要な並び方・長さと塩基の並び方を持つDNAを合成する必要がある。といっても、近年では、DNAを合成するサービスを提供する会社が数多く存在している。塩基の数が数十から百数十個のDNAは、1万円弱で手に入れることができる」


    DNAって1万円くらいで買ったりできるもののようで・・・(なんか苦笑)。


    ということで、DNA を使って様々なものを作り出すということは今ではわりと普通のことのようです。

    なので、今回ご紹介する「自己複製する人工合成物」というものも、それほど唐突なものではないのかもしれないですが、 In Deep で過去にご紹介したいくつかの科学記事などと照らし合わせると、果たして、この方向はどういう方向に進んでいるものなのか・・・と考えたりいたします。

    --


    上の技術を合わせれば、「ブレードランナー」に出てくるようなレプリカントが作れちゃうのでは。

    raychel.jpg

    ▲映画『ブレードランナー』(1982年)に出てくるレプリカントのレイチェル。この物語のレプリカントには「自分が人間ではなくレプリカントであることを知らない」人たちもいます。それほど精巧にできている。

    それではここから記事です。




    NYU scientists' creation of self-replication process holds promise for production of new materials
    Eurek Alert 2011.10.12

    ニューヨーク大学の科学者たちが作り出した自己複製プロセスは、新しい人工素材の生産を可能にする

    ニューヨーク大学の科学者たちは、自己複製することができる新しい人工の構造物を開発することに成功した。これにより、これまでになかった新しい素材を生産することが可能となるかもしれない。

    この研究結果は、『ネイチャー』の最新号で発表される。


    自然界では、自己再生のプロセスはすべての生命が持っているものだ。しかし、人工に作られたものに自己再生のメカニズムを組み入れることは難しかった。

    今回、『ネイチャー』で発表されるこの発見は、生命の間に多種多様に設計された自己再生のプロセスを一般的な方法とする第一歩を提示するものだ。

    生命は、DNAタイルの意志により、手紙にスペルを綴るように配置され、それにより「種」は作られる。

    生命の自己複製プロセスは、DNA の中の綴りの方式と形を保存し、そして、その情報は次の世代へとつながり、生命の種の次の世代を生産することが可能となる。

    生命のこの自己複製プロセスでは、新しい素材を作成するために、多くの約束ごとを持つ。

    DNA というのは、DNA そのものと他の分子を複雑な構造に組織することができる機能的な実体で、最近では、 DNA は金属粒子などの無機物を組織するために用いられたりもしている。

    ニューヨーク大学の研究所では、 DNA のアセンブリ(集合)のパターンを多数所有しており、いろいろな機能を実行させることができる。そして、今、自己再生する物質の最終的な発達の段階を提示した。

    この研究では、非常に複雑な情報を含めたシステムの複製が可能となっている。

    また、細胞の中の DNA のような一定のパターンを繰り返す複製だけではなく、さらに複雑な自己複製をもなし得る。

    自然界では、 DNA の複製プロセスは、「アデニン (A)とチミン (T)  」の対と、そして「 グアニン (G) とシトシン (C) 」の対による補完的な構成を必要とし、その形がお馴染みの二重らせん構造となる。

    dna-4.jpg


    この自然界の形とは対照的に、ニューヨーク大学の研究者は、「二重らせん構造の DNA を3つ含む曲がった三重らせん構造分子」の人工の DNA タイルを開発した。これを BXT と呼ぶ。各々の BTX 分子は、10個の DNA 鎖からできている。

    アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4つからなる綴りで成る DNA とは異なり、 BTX コードはその4つに限定されない。そして、ここには 1000兆の異なる綴りとタイルを含むことができる。

    BTX の自己再生プロセスは、自然界の細胞の中で起こる複製とは違うシステムで、ここでは生物学的な構成要素(特に酵素)が使われない。


    研究者のひとりであるポール・シェイキン博士は「これは任意に自己再生する材料を作るための第一歩だ」と言う。

    「2、3世代ではなく、指数関数的な成長を示す自己再生を起こすことができるプロセスを作り出すことが次の挑戦だ」。







    (訳者注) この最後のシェイキン博士の言う「指数関数的な成長」というのは、まさに「それが生物と生物でないものの違い」なのです。

    これは以前、クレアなひとときでよく書いていたことで、

    生き物の偉大さ: 「生」と「生きていないもの」の違い
    クレアなひととき 2010年05月11日

    という記事にこうあります。

    そもそも無機物と生物ではまるで話にならないほどの存在の質の違いがあるということで、特にそれは「増え方」に関して言えます。

    たとえば、車でもテレビでもいいですが、工場で、「設備を増強して生産量を2倍にしよう」ということになって、それが達成されたその後の話と、「生き物の量が2倍になったその後」というのを比較してみます。

    工場 → 二倍の生産力になった後もずっと二倍の生産力(直線的な増加)。

    生き物 → 二倍になったものがさらに二倍、あるいはそれ以上という「ネズミ算式」な増え方(指数関数的な増加)をするので、基本計算ではいきなり天文学的になる。

    ということになるようです。



    つまり、「ねずみ算式」というような表現にあるような「指数関数的」な増え方こそ、生命と無機物をわけているひとつの垣根であるわけで、そこを越えてしまうと、生命と有機物の垣根がなくなるということになると思われます。

    「是か非か」という単純な問題以上に、なかなか難しいことになってきている感じもします。

    つまり、「神と人間の位置」の話と抵触しそうなことにも思えるのでした。
    以上は「IN DEEP」より

    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルその②

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

     さて、日本にとっての諸々の課題を眺めてみて、一つの仮説に思い至った。それは、「霞ヶ関」は、震災や円高、あるいはデフレのような困難をむしろ歓迎しているのではないか、もう一歩進めて考えると、長引く困難を利用することが彼らの「ビジネス・モデル」として定着しつつあるのではないかということだ。

     推測(仮説)をそのまま事実であるかのように書くのでは、たちの悪い陰謀論と同類なので、以下、筆者が事実だと思っていることと、仮説がなるべくはっきり区別できるように気をつけて書くことにする。

    たとえば、震災復興

     先ず、東日本大震災からも復興を考えよう。本格的な復興に対応する第三次補正予算がこれから審議されるという復興作業のペースは「非常に遅い」。これは事実だと思う。

     では、「霞ヶ関」にとって復興は早い方がいいのか、遅い方がいいのか。もちろん、個々の官僚が自分の利害のために意図的に復興を遅らせているとは思いたくないが、復興に関わる細目はある程度時間を掛けて決まる方が「霞ヶ関」がこれに深く、有効に関与して「利権化」することが容易である。

     ここでは、現役官僚の権限が強まることと、これを背景にして将来の天下りの機会が拡大することを、霞ヶ関の「利権」と考え、利権を拡大することが彼らの利害に叶う「ビジネス」なのだと考えてみることにする。

     本当は、時間的に早くて且つ即効性があり、個々の地域、ひいては個人のニーズに対応しやすいのは、被災者に主として現金を配布することだ。被災者は緊急に個々のケースで必要な目的にお金を使えばいい。被災地から他の地域に移りたい人もいるだろうし、地元に残りたい人もいるだろう。地域や個人に選択を与えつつ、両方に対応できる支援は現金支給だ。

     しかし、現金の交付、特に複雑な手続きや審査が伴わない単純な見舞金支給は、官僚(この場合、「霞ヶ関」と自治体両方だが)の「利権」につながらない。現金配布は、子ども手当が「霞ヶ関」に憎まれたのと同様、利権にならないばかりか、他の利権に活用すべき予算を圧迫する。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月13日 (日)

    人間の尿は最大の発電燃料

    2011年10月29日


    『人間の尿は最大の発電燃料』: 英国王立化学会の研究発表

    (訳者注) 昨日ご紹介いたしました、

    『宇宙が生命を作り出している』ことの証明に近づく新たな観測結果
     2011.10.28

    の補足というか、追加ですてきな資料を。

    上記の観測結果を導いた研究グループの代表者として、香港大学のスン・クウォク博士という人が出ていました。

    今日、米国の科学発表速報サイトの「Nano Patents and Innovations」にもこの記事が紹介されていたんですが、そこに、クウォク博士の描いたと思われるイラスト(クレジットがスン・クウォク博士となっている)が掲載されていました。これがカワイイんですよ

    なので、載せておきます。
    オリジナルは英語と中国語で説明が入っていますが、日本語も入れておきました。

    organic01.jpg

    Credit: Prof. Sun Kwok/Hong Kong University

    これは今まで見てきた「科学に関係したイラスト」では一番かわいい。
    しかも、パンスペルミア説を彷彿とさせる「夢」を感じさせてくれます。


    学生時代からの二十数年来の知り合いで、劇団みたいなものの創設の時から手伝ってくれていた友沢ミミヨさんという漫画家がいるんですが、なんとなく彼女の漫画の背景に入れたくなりました。

    mame.jpg

    ▲ 最近の友沢ミミヨさんの絵。子どもができてからは子どもモノが多いようです。子ども(女の子)はすっげー美人。

    ということで、素敵なイラストの補足でした。


    さて、今日の記事は全然関係ない話題です。
    おしっこの話です。

    イギリスの権威系科学団体である英国王立化学協会の先日の発表論文をご紹介いたします。

    その論文のタイトルが、『微生物燃料電池での尿利用は将来のエネルギー燃料』(Urine utilisation by Microbial Fuel Cells; energy fuel for the future )でした。

    なんかこう、この「再利用」あたりについては誰でも「薄々とは」そんなふうにしていくといいのではないかという感覚は持っていたと思うのですよ。まあ、しかし、現実問題としては「とりあえずトイレがきれいになってきたことは嬉しい」あたりで止まっているというのが実際のようにも思います。

    私の出身地だった北海道というのは日本全国の中でも飛び抜けて下水道の整備が遅かったところで、私が高校を出てから東京に来た 1980年代の初頭でもまだ私の町(岩見沢というところ)は、大半が水洗化していませんでした。

    そういう時代を過ごしてきたものには、東京の「どんな建物に入っても水洗トイレである」ということは本当に素晴らしいことでした。当時の北海道では、あらゆる公衆トイレが「地獄」だったという現実があります。

    なので、「まずは清潔な方向へ」ということが浸透してから、「再利用」という方向に行くのはまっとうに思います。


    今年の夏頃、「ビル・ゲイツの財団が世界のトイレの改善に4200万ドルを拠出」(AFP 2011.07.20)というニュースがあって、これは全世界のトイレを衛生的に、という計画の話であって、再生利用などの話ではなく、ニュースを読んだ時は「これからの世の中は、キレイにするだけじゃダメだろ」と思っていましたが、しかし冷静に考えると、「とりあえず衛生的にして、それから考える」というのはありなのかもしれません。


    それにしても、本記事を読むと、微生物燃料電池とかの詳しいことは私にはわからないですが、「ほんの25ミリリットルで3日間、電力を作り続けられる」というのですから、よくわからないながらも、「尿でパワフルな発電は確かにできるらしい」ということは、なくとなく想像つきます。

    これまで、発電関係の記事として、

    などを紹介していますが、正直、不毛な争いさえ起きないものなら何でもいいと思うのです。犬のウンコでもいいですよ。
    犬のウンコも去年紹介していますけど。
    米国で進む「犬糞エネルギー化」プロジェクト (2010.09.18)

    None.jpg

    ▲ 公園の街灯の電力を犬のウンチで発電させるというプロジェクト。・・・原理的には人間のも同じではあるんですが・・・。難しい話ですね。やはり、「科学のオブラート」が必要かと。


    なお、今回の記事に出てくる英国の科学者は、この尿を使った発電に関して、


    「生活の中の『無駄』を考え直すことが人類の『パラダイム・シフト』(価値観の転換)になる」


    とまで言っています。

    確かに、今までの人類の歴史の中であまりにも無駄で捨てられていたのだとすれば、それらを有効に使えるようになることも「進化」なのだと思います。

    うまくいけばですけどね。
    すくなとも何世代か下の人たちは恩恵を受けられるのでは。


    それでは、ここからです。




    Yellow Power? Abundant New Fuel For Electricity - Urine
    Nano Patents and Innovations 2011.10.27

    新しい発電のための燃料:それは『尿』


    このタイプの研究としては、最初のものとなる研究発表をした英国の科学者たちによると、人間の尿は大きな燃料の材料となり得るという。

    英国でおこなわれた実験では、陽極と陰極から成るアクリルから作られた 25ミリリットルの微生物燃料電池( MFC )が使われ、陽極と陰極が1リットルの再循環のできる貯水ボトルにつながれた。

    そして、そこに 30ミリリットルから 200ミリリットルの間で量を変えながらボトルで尿を循環させ、また、 01.ミリリットル~ 10ミリリットルの少量の未処理の尿が途中で加えられた。

    尿は採取されてから1週間以内の新しいものだけが使われ、また、尿路や腎臓等に病歴がない健康なボランティアからの寄付で行われた。


    微生物燃料電池( MFC )は、尿の注入の前には、1メートルにつき、0.9ミリアンペアの電気を生じていたが、25ミリリットルの尿を注入して1時間後には、2.9ミリアンペアまで増加した。

    そして、この量の尿で、3日間もの間、連続してエネルギーを作り出すことができた。

    この実験により、研究者たちは。微生物燃料電池が 25ミリリットルの尿だけで3日間利用し続けられることを示した。

    人間は平均的には、一日にひとり 2.5リットルの尿を体内で作り出して排泄する。これは、ひとりの人間の尿で一日に 300個の微生物燃料電池を稼働させられることになる。


    研究者のひとり、クリス・メルヒュイス博士は以下のように述べる。

    「全世界の人類からは年間で何兆リットルもの尿が作られている。このテクノロジーが進めば、エネルギー問題で世界を変えられるのではないかと考える。排水や汚水の処理といった観点からだけ見るのではなく、私たちの生活の中に実際に存在している『無駄』を考えることこそが、私たち人類の一種の『パラダイム・シフト』(価値観の転換)になるのではないかとも思え、この研究のこれからの影響は大きいように思う」。

    現在、世界の人口は約 70億人で、その人々が作り出す尿の量は、年間 6兆4000億リットルと見積もられている。

    以上は「IN DEEP」より
    人間の尿が立派な燃料になるなどは驚きです。無駄なものはないと言うことかも知れません。昔は農業でも人糞は立派な有機肥料として利用していたものです。今は化学肥料になってしまったために逆に土地が荒れることになりました。もっと自然の循環を上手く利用した方法が良いようです。                               以上
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    私の悪夢の原点「赤いクメール」今、タイで増加している「赤い村」

    2011年10月15日


    私の悪夢の原点「赤いクメール」: そして今、タイで増加している「赤い村」

    風邪「みたいなもの」が何だか全然よくならないのですが、熱でボーッとしている時に最近のタイの事情と絡めて、私の「悪夢の原点」を少し思い出したので、書いています。

    タイは先日、

    「バンコクを死守せよ」: 全土の3分の1が災害地域となったタイで首都に迫る未曾有の大洪水

    という記事で書きました通り、洪水被害が大変なんですが、それはそれとして、あまり西洋のメディアでは語られない「ちょっとした異変」が進行しています。

    それは、「赤い村が増殖している」ということなんです。
    どういうことかというと、タイの日本語ニュース newsclip.be から抜粋します。



    「赤い村」 タイ東北で増殖中

    red-1.jpg

    タイ東北部でタクシン元首相支持と民主主義を掲げる「赤服の村」が増殖中だ。

    タクシン派団体「反独裁民主戦線 UDD(通称「赤服」)」のバンコクでの大規模デモが武力鎮圧されてから約7カ月後の2010年12月15日、東北部ウドンタニ県で最初の「赤服の村」が誕生。

    これまでに4000以上の村が「赤服の村」を宣言した。10月9日にはウドンタニ県で初の「赤服の郡」の設立式典が行われ、UDD幹部のジャトゥポン下院議員らがバンコクから駆けつけた。


    red-2.jpg




    昨年のタイの運動が「赤シャツ」と結びついていたこともあり、普通に読めば、そんなに違和感のない記事だと思うんですが、この世でもっとも反応する単語が「ポル・ポト」である私は、この「赤いものが増殖中」というフレーズには曖昧なショックを受けました。

    今ではポル・ポトもその政権もわりと一般の世間からは忘れられていますし、忘れてしまうならそれでいいことでもあるのですが、簡単にいうと、その 1970年代に数百万人ともいわれる人々を虐殺した政治で知られるポルポト政権の名前こそが「クメール・ルージュ(赤いクメール)」なのです。

    クメールというのは、アンコールワットなどを作ったクメール文明と、そのクメール人たちのことを差し、ルージュは「赤」です。


    1970年代に「赤いクメール」がカンボジアの首都プノンペンを占領する時の写真や、あるいは映像や映画。
    そこには、赤い旗と、首に赤いバンダナを巻いた多くの兵士たちが数多く集まり、現地で見ていれば、多分「街が赤くなった」かのように思えたのではないでしょうか。

    khmer_rouge_04.jpg

    ▲ カラー写真がないですが、赤いクメールがプノンペンを占領した日。1975年。旗は赤。兵士は首に赤と白のチェックのバンダナを巻いています。


    もちろん、今回のタイの「赤い村の増殖」とは何の関係もないことですが、「東南アジアと赤の増殖」というキーワードだけで反応してしまうほど赤いクメールの虐殺の日々はショックなものでした。

    そのショックの源泉は数百万という数ではありません。
    あるいは、方法や思想ともあまり関係ないです。
    数百万の命の消失なんて歴史上ではそれほど異常なことではないです。

    それ以上に、赤いクメールには、その前にも後にも人類の歴史上では見られなかった「特異性」があったと思っています。

    それは「子どもが大人を管理する(殺すことも含む)」という方法です。




    「教育」で生まれ変わった子どもたちのしたこと

    ポルポト政権下でのいわゆる「虐殺の丘」というような比喩でも言われる大量殺戮は、今でも人数は確定的ではないですが、数万人~300万人くらいまでの非常に大ざっぱな数字が出されています。つまり、全然確定していません。

    いくら戸籍制度などが確立されておらず、あるいは後処理も大ざっぱだったとはいえ、たかだか数年間での死者の数がどうしてこんなに把握されていないのか。

    それはひとつには、Wikipedia にあるように、


    「カンボジアでは1962年を最後に国勢調査が行われておらず、内戦時代には大量の死者および国内難民が発生しており1975年までの正確な人口動態がつかめていないため」


    であることは事実でしょうが、実はもっと重要な点が、


    ・地方地方で、各自勝手に殺戮が行われていたため


    ということが大きいように思います。

    そして、もうひとつ、

    ・小さな子どもたちが大きく関与していたため


    というようなこともありそうな気がします。


    このあたり、1984年のアメリカ映画「キリング・フィールド」というカンボジア内戦を描いた映画があるのですが、私は、東京に出てきた頃に見て、かなりショックを受けて、つまり、私は学生時代に歴史の勉強などしたことがなかったし、雑誌や週刊誌やテレビニュースも全く見ることもなかったので、「ボル・ボトという人を知らなかった」のです。名前も知らない。何をやっている人かも知らない。

    まして、クメール・ルージュなど聞いたこともない単語でした。


    この映画を見た日以来、私はこの「ポルポト」という人物こそが私の人生の中で最初に目の前に現れた「巨大な何か」でした。

    巨大な「悪」とかそういう単純な括りでは語れない宿痾。


    しかしまあ、私的なことはともかく、その「キリング・フィールド」で描かれるポル・ポト政権の「虐殺」というのは、当時の私の考え方をはるかに越えたものだったのです。それはあたかも「虐殺だけが独立していった」というような異常な怖さでした。

    キリングフィールドはあくまで米国の娯楽映画で、その内容が正しいとか正しくないとかは別にしても、実際に映画に出演しているカンボジア人の人(助演ですが、主演みたいなもの)が、ポル・ポト政権下の強制労働現場にいたということは大変に重要なことです。
    Wikipedia はにはこのようにあります。

    プランを演じたハイン・S・ニョールはカンボジア出身の医師で、実際に4年の間、クメール・ルージュの元で強制労働に就かされた経験を持つ



    なので、映画全体はともかく、とりあえずは、強制労働の現場はある程度事実だというように考えてもいい部分があるのです。


    では、この映画の描写がある程度本当に近いものだとして、上に書いた「異常な怖さ」というものが何かというと、それは「子どもたちへの教育の影響はこんなに大きい」ということを知ることでした。

    まず、ポルポト政権下では国民はすべて農村で共同生活をするのですが、政権政党である赤いクメールもまた、現在の様々な政党と同じように、地方ごとに組織をもっています。下部組織は数十人~数百人程度の小さなものだと思います。それを数人から数十人で管理する。

    それはいいのですが、「基本的に子どもも管理に加わる」というシステムを構築していきます。というより、

    (余計な固定観念がない)子どもこそが革命の担い手である

    というようにしていったようなのです。


    子どもたちは5、6歳頃になると徹底した教育を受けます。
    こういう教育です。


    ・親と子どもの関係はくだらないので、親は信用するな
    (信用できない場合は親を殺せ)

    ・他人はすべて信用できない
    (疑わしい者は殺せ)


    というのが教育の柱となっていて、子どもたちは、この「教育」を見につけていったようです。

    下は映画「キリング・フィールド」の教育のシーンです。
    下のふたつは赤いクメール政権下では、「どちらも正しい解答」となります。


    ki-01.jpg

    ▲ 夫婦関係に「×」を描く子ども。「必要がない」のではなく、「あってはいけない」関係です。



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    ▲ 親子と子どもの間でつながれている「手」を消す子ども。これもこの教育では「あってはいけない」関係です。私はこの「親子間の絆を、目に見える方法で消す(チョークの跡を消す)方法」で教育を行ったポルポト派の凄みを感じます。

    そして、この後、この解答に盛大な拍手を送る他の生徒たちの姿が映ります。年齢としては、どう見ても幼稚園児~小学校低学年程度のクラス。ちなみに、「子ども」であることが重要で、役割に性差はありません。男の子も女の子も同じです。

    もちろん、これは映画のシーンですが、大体このような教育が全土でが実際に行われていたと思われます。
    5、6歳からこの教育が始まれば、確かにすぐに子どもは「変わっていく」でしょう。

    「なかなか変わることのできない大人」を尻目に「子どもが親の世代を乗り越えた革命戦士」となっていく。
    この子たちは、もはや親でも友達でもすぐに殺せるようになっていきます。



    殺すというと、何だか銃とかナイフとか物々しい感じがしますが、そういう高価な武器より、当時のカンボジアでもっとも一般的だったのが、


    ・頭にビニールをかぶせて田んぼに蹴っ飛ばして落とす(窒息)
    ・座らせて、首の後ろを鉄の棒で殴り倒す(頸椎損傷)


    というものが行われていて、「子どもたちが、中年の男を殺す」というような光景がどこでも見られていたようです。

    「小学生くらいの子どもに大人の男性を殺すことができるのか」というと、これはマニュアルの問題で、数人の子どもたちのうちのひとりでも銃を構えていれば、大人でも抵抗できません。なので、銃はそれを殺人の道具にするのではなく、大人に命令するために持っていたようです。

    子どもに銃を自由持たせるとどういうことになるかということは、1990年代にアフリカのシエオラレオネという国で起きていた内戦の時の様子を当時のテレビなどで見ていて、つくづく感じました。実は「子どもが殺戮の筆頭に立つ」ことは特に内戦などではそれほど珍しいことではないです。

    freetown-02.jpg

    ▲ 1990年代中頃のシエオラレオネの首都フリータウン。自動小銃を撃ちまくる子ども。


    これは人間性の善悪ではなく、「そうなる」ことと「そうならないこと」の間にあることが「教育にある」ということが比較的容易にわかることのようにも思います。



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    ▲ これも映画「キリング・フィールド」の1シーンですが、労働チェックを行っているのは基本的に子どもたちで、これは、小学生くらいの女の子からチェックを受けている男性。この後、この男性は、この女の子と数人の子どもたちから顔にビニールをかぶせて殺されます。


    ここに至って、当時のカンボジアには実際には中央集権的な機能があまり存在していなかったように感じます。あるいは、「自主的に虐殺だけが独立していった」という構図のようにさえ見えます。

    この「自主的に虐殺が独立していく」という様子は、後のルワンダの虐殺などでも見られることで、どうしてそんなことになってしまうのかということを考えることは多かったです。


    当時まだ20代のはじめだった私は軽いめまいを感じて、この頃から「人間ってなんなんだ?」と思うようになっていったといういきさつがあります。そういう意味では、「ポル・ポト」という名前は私にとっては、一種特別な響きがあり、ひどい悪夢でありながら、これを知らなければ、今に至ることも多分なかっただろうというものでもあります。

    まあ、このことを書き出すと、キリがないのでやめますが、微熱の中、あのささやかな悪夢がまた蘇って、そして、それでも、自分はポルポトの悪夢に育てられてきたことを思い出すのです。
    以上は「IN DEEP」より

    国の不幸を長期化させる、霞ヶ関㈱ビジネス・モデルーその①

    国の不幸を長期化させる
    霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」

    芝居の脚本は官僚が書いている

     野田新内閣に対する「どじょう内閣」という言葉にもそろそろ飽きてきた。もともと、どじょう鍋は、久しぶりに思い出すと食べてみたくなるが、何日も続けて食べたいと思うような食べ物ではない。

     特に、官僚作文のつなぎ合わせのような新首相の所信表明演説原稿(「日本経済新聞」なら13日の夕刊に全文が載っている)を読み返すと、結局、この内閣は、官僚が脚本を書く田舎芝居の新しい演目に過ぎないことが分かって、早くも「もういい」という気分に傾く。前とその前の演目(内閣)では、演者達のわがままで「政治主導」というアドリブ重視を試したものの、役者の力量が追いつかず芝居にすらならなかった。今回の内閣は、教訓を踏まえて、ひときわ脚本家(官僚)に従順のようだ。

     いずれにせよ、現政権、前政権、前々政権、あるいはその前の自民党政権も含めて、政治は主体的に機能していない。政権毎のパフォーマンスに差はあるかも知れないが、集団としての官僚(以下、慣例に従って官僚を「霞ヶ関」と総称する)が日本の社会と経済を動かしていると考えるべきだろう。

     申し訳ないが、首相をはじめとして、今の内閣や党役員の面々に、官僚から見て「この人は出来る(=能力がある)かも知れない」、「この人にはかなわない」と思わせるに足るような能力や凄みを感じさせる人物は殆どいない。国会答弁でも、国際会議でも、閣僚のお世話をする官僚は、大学時代の家庭教師のアルバイトを思い出すような心境だろうと拝察する。これは、政治家に能力や凄みではなく、親近感程度のものを期待して、政治家(ひいては国のリーダー)を育成することに不熱心だった国民の気分がもたらした帰結だ。多くの政治家が「好感度」くらいしか磨いてこなかったわけだから、官僚に対する睨みもきかないし、選挙でも、テレビ芸人上がりの候補に負けたりする。

    「霞ヶ関」には国民の不幸が好都合なのか?

     野田新首相に指摘されるまでもなく、現在の日本に課題は多い。経済に近いものを幾つか挙げると、先ず(1)東日本大震災からの復興に向けた動きが遅い、(2)長年続くデフレからの脱却が出来ない、(3)円高で多くの産業・企業が苦しみ雇用にも悪影響が出ている、(4)社会保障、特に年金の改革が予定通り進んでいない、(5)日本の財政問題に関する議論が混乱している、といった諸問題がある。

     これらに加えて、外部環境の問題として、欧州と米国の状況が、共に怪しいを通り越して「まずい」に変わりつつある(資産価格下落と未処理の「含み損」があるのだから、日本の経験からして「まだまだ終わらない」のが当然だ)。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    今の官僚制度は明治維新以来それなりに貢献してきたのも事実です。しかし時代は大きく変化していて今の制度では解決できないほどに制度疲労しています。新たな視点から見つめ直し、再設計しなおす必要があります。100年~200年後の世界から現在を見て、再設計する必要があります。国境を外した視野が求められます。    以上

    2011年11月12日 (土)

    宇宙が生命を作り出している!

    2011年10月28日


    『宇宙が生命を作り出している』ことの証明に近づく新たな観測結果

    宇宙塵に生命を作るための有機物構造が存在することが確認される。


    (訳者注) 思えば、1年半くらい前に、クレアに「宇宙はすべて生き物からできている」という記事を書いた頃から、「宇宙塵そのものが生命なのかもしれないなあ」とは思っていたのですが、このあたりに関しては、発表なり、観測結果なりの「確定待ち」という部分はありました。現在の宇宙観測技術は、どれだけ遠い場所であっても、組成の観測は相当正確にできます。


    宇宙塵というのは文字通り、宇宙に漂うチリ(微粒子)のことで、基本的に宇宙全体に広がっていると思われる宇宙の物質です。

    上のクレアの記事から抜粋しますと、私の気持ちはここあたりに現れています。

    宇宙はすべて生き物からできているより)

    塵、雲、ガスなどが「全部生物」だと考えることが、今回の私の書きたかった論旨ということになります。

    そして、「惑星進化」の実際の過程の詳細はともかくとして、「惑星進化の過程は微生物がコントロールしている」ということになると思っています。

    地球などの惑星もこういう恒星ができるコントロールの直接の支配下にあるわけで、地球そのものも微生物のコントロールで成り立ったとは思うのですが、その「地球そのものは何からできているか」というと、やはり塵や雲やガスなどの微生物の「亡骸」、つまり死体。
    それが固まっていると。

    地球(およびすべての惑星)は微生物の死体の固まりだと考えます。



    今回ご紹介する記事は、この「宇宙が有機物を生産している」という証拠が見つかったという記事です。このニュースは、さりげなく、私の「今年の十大ニュース」のベスト2くらいになります。

    もともと、天文学者たちの間では、「宇宙を満たしているけれど、どこから出ているのかわからない赤外線」の存在は有名でした。この「赤外線」は、宇宙全域を満たしています。でも「どこから出ているのかわからない」ものでした。

    古来から天文学者はこの赤外線を利用して、「宇宙の物質の性質」を見つけていました。つまり、「物質を透過した赤外線の観測」でその物質の特徴がわかるのです。

    パンスペルミア学説のフレッド・ホイル博士などは、この赤外線を利用して、1980年代から、英国カーディフ大学などで、赤外線を通して分析する方法(赤外線透過スペクトル)で、宇宙塵の組成の目星をつけようとしていました。そして、「宇宙に散らばる物質の多くは生命(微生物)である」か、あるいは少なくとも有機物であることがわかった理由は、この赤外線の存在にありました。

    実際、30年くらい前から「宇宙が生命を生産している」ことは、ほぼ否定できない感じになっていたのですが、しかし、当時の科学界の風潮では、
    「宇宙全体に生命が存在する」

    とする見方が支持を得られることはなく、異端扱いされることで終わりました。


    fred2.jpg

    上のグラフは、1986年に英国カーディフ大学のチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が観測したハレー彗星の組成です。

    この 1986年のハレー彗星の観測結果として、「ハレー彗星の組成と地球の大腸菌の組成が一致した」という発表を、同大学の名誉教授であるフレッド・ホイル博士と共に行いますが、センセーショナルになるどころか、学会からは基本的に無視されました。

    まあ、それでも時代は少しずつ進み、特に昨年末あたりからは、特に権威筋の最高峰であるべきの NASA あたりも「変貌」してきました。昨年から今年にかけて、NASA からなされた発表そのものが「人類の覚醒」と言える内容のものです。



    しかし、それでも教科書は書き換えられないし、現在の宇宙と生命に関しての固定観念は何年も続くのでしょうが(新しい概念を容認してしまうと、「科学教育のシステム」が崩壊するため)、それはどうでもいい感じがします。

    それは、昨日、うちの子どもの言うことを聞いて気づいた次第です。



    子どもたちの頭の中の「宇宙の姿」はまだ書き込まれていない

    昨日妙な記事をアップしました。

    見上げてごらん夜の星を

    という記事です。

    要するに、宇宙の写真に「非常に多くの得体の知れないもの」が映っていることに初めて気づいたと。

    そのこと自体は、見つけた以上もうどうでもいいのですが(「そういうものだったんだ」と知ったので、それでいいという意味)、昨日、その後も、パソコンで sky-map.org で宇宙写真を見ていました。

    そうしたら、気づくと、子どもが後ろから見ていたんですね。


    子ども 「何見てんの?」
    わたし 「宇宙」
    子ども 「ああ、それ宇宙なの」


    ちょうどその時、宇宙写真を拡大させたパソコンの画面に映っていたのは、下の写真のものでした。よくわかんないですが、小さな星雲とかかもしれないですが、とにかくオレンジ色のこれら。

    いわゆる UFO っぽく見えるかもしれないですが、大きさ自体が太陽とか、あるいはそれ以上の大きさのレベルのものですので、まあ、とにかく不明です。

    bel-00.jpg

    座標は 02 38 56.76 +49 03 44.8 です。

    この sky-map は本当に親切にできていて、「今自分は宇宙のどのあたりにいるか」ということも教えてくれます。このあたりはベルセウス座という星座の中のようです。

    bel-03.jpg


    そのベルセウス座の中で見つけた「巨大なオレンジ色のドーナツ」を私は見ていました。
    子どもも見ていました。

    このオレンジ色のドーナツを見ながら子どもが言います。


    子ども 「それ何なの?」
    わたし 「わかんない」
    子ども 「ふーん」
    わたし 「宇宙にはいろいろなものがあるから」
    子ども 「それは知ってる」

    と、何を知っているのかよくわからないですが、いずれにしても、ふと気づくのは、6歳の彼はすくなともまだ学校で「宇宙とはこういうものですという断定」を、先生から教わっていないわけです。

    だから、その彼にとっての宇宙というのは、「自分の頭の中でどのようにでもなる宇宙」であるということは言えます。

    まあ、これが小学校などに行くと、「宇宙はこのようなものである」という偉い先生の教えにより、子どもたちの頭の中の宇宙は「死んでいく」わけですが、しかし、一方で、私などもその「教育の過程のサバイバル」をくぐりぬけながらも、今こうして、わりと素直に宇宙の写真を見ているのですから、まあ、学校に行くことをそんなに悲観的に考えなくともいいのかなとも思っています。

    kodomo-universe.png

    ▲ これからうちの子どもが小学校などで体験するであろう「サバイバル」。


    私は小さな頃から教師の教えることをほぼ100パーセント聞きませんでした。
    それが一般的にいいか悪いかはわからないですが、私にとってはよかったです。

    本当は早く義務教育や学校制度など崩壊してほしいですが、それも今すぐには無理なようで、うちの子どもの「頭の中の宇宙」も一時的にはもうじき消滅して「教科書の中の宇宙」に書き換えられる時が来るのかもしれません。

    それをサバイバルできるかどうかは本人の問題です。


    そういえば、記事のはじめに抜粋したクレアの記事の最後の部分はこのようになっていました。

    しかし、(宇宙が)「どうやってできたのか」はわかっても、「なぜ必要か」はまだ全然わからないですね。

    つまり、本来的に宇宙なんてものは必要なものだったのか、ということがどうもわかりません。



    この、「どうして宇宙は出現する必要があったのか」という問いは実は、「どうして人間は認識の機能を持つようになったか」と同じ問題ですので、これは「男女」という問題とこれからも考えることのひとつかもしれません。


    さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから、デイリーギャラクシーの記事です。

    ちなみに、「宇宙塵」に関して、Wikipedia の説明を抜粋しておきます。

    宇宙塵(うちゅうじん)は、星間物質の一種で、宇宙空間に分布する固体の微粒子のことである。主に水素からなる星間ガスとともに、主要な星間物質である。

    その密度は極めて低く、実体としては、1立方mの空間に塵の一粒があるかどうかという超高度真空状態である。しかし、宇宙はあまりにも広大なため、これほどの希薄な密度でさえ、何光年、何十光年とわたれば十分な質量を持った天体となる。






    "Cosmic Life Engines" --Organic Building Blocks for Life Confirmed in Intersellar Dust
    Daily Galaxy 2011.10.27


    organ-2011.jpg


    宇宙の生命の源: 惑星間にある宇宙塵に、生命を作るための有機物構造が存在することが確認される


    香港大学の研究者たちによる最新の発表によると、宇宙に広大に広がっている恒星間にある宇宙塵と星間雲が、星を作り出すための有機物質を持つことに関しての新しい可能性が示された。

    研究グループは、異なる進化の段階にある星を観測する中で、それらが有機化合物を作り出して宇宙に放出していることを発見した。そして、その有機物が星間の空間を満たしていることがわかった。

    グループの代表である香港大学のスン・クウォク博士によると、合成物の組成は大変に複雑で、石炭や石油の構造と似ているという。

    クウォク博士と同僚たちは、欧州宇宙機関( ESO )の赤外線宇宙天文台と、 NASA のシュピッツァー宇宙望遠鏡を用いて、星間データを分析し続けた。

    もともと、クウォク博士たちのグループは、星間空間と銀河の中で見つかる赤外線について研究し続けていた。この赤外線の存在は宇宙研究者たちの間では 30年以上前から知られているものだが、しかし、その赤外線がどこから放射されているかはわかっておらず、不可解な存在とされていた。

    そして、このような化学的に複雑な存在は、「生きているものからだけ生じる」と考えられてきていたが、今回の研究では、これらの有機化合物が、「生物形態がない場合でも宇宙で作られている」ことを示した初めてのケースとなる。


    そして、この研究結果は、化学的に複雑な有機物が星によって作り出されているという可能性を示すものでもある。


    クウォク博士はこのように述べる。

    「自然というものは、私たちが想像していたよりはるかに賢くて優れている。あれだけ複雑な化学組成を持つ有機合成物が、星によって簡単に作られているということがわかった時、私たちはただ感銘する他ありませんでした。これらのことはも私たちの銀河で実際に起きていることで、そして、他の銀河でも起きていることだと思われます」。






    (訳者注) オリジナル記事では、途中から化学的組成の説明などになっていきますので、そのあたりは割愛いたしました。組成物質などに興味のある方はオリジナルのほうをご覧下さい。


    ちなみに、今回の発見のニュアンスとしては、中央集権的な宇宙の姿(「宇宙の中心がある」的な概念の姿)ではなく、「宇宙が全体として生きている」という感じがします。

    つまり、ありとあらゆる星間で生命が作り続けられている。

    まあ、「宇宙全体がひとつの体」という考え方もあながち間違っていないのかもしれません。ただし、それは「女性」でしょうけれど。


    では、男性はどこに?

    実はこの「では、男性はどこに?」という答えが最近少しわかってきたのです。
    まあ、このあたりはまたいずれ書くかもしれません。
    以上は「IN DEEP」より
    人類のいる地球も宇宙の一部ですから、地球だけが違うわけではありません。当然に地球のような天体もこの広い宇宙には沢山存在するものと思われます。しかし今はそれを発見できていないだけと考えた方が良いと思われます。        以上
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    左脳認識と右脳認識のきしみ

    2011年10月19日


    左脳認識と右脳認識のきしみ

    前回の記事「宇宙論の終焉? : 「暗黒物質理論」を否定する2つの銀河の存在 (2011.10.18)」という記事の前振り文章の最後のほうに、

    実は最近の科学の様々な分野で起きていることに対して、何となく思うことは、「左脳認識と右脳認識のきしみ」というような感じを持っているのですが、

    と書いたのですが、読んでみると、これでは何のことだかよくわからないと思いましたので、もう少し書いておきたいと思いました。


    この「左脳認識と右脳認識のきしみ」というのは、何を言いたかったかというと、
    ・数式上の世界と、見た目(あるいは感覚)の世界との間の溝が広がっているように見える
    というようなことを書きたかったのだと思います。

    先日、「ニュートリノが光の速度より早いかも」というニュースがあって科学界は大騒ぎ・・・というようなことがありました。

    報道はどこでもなされていましたが、

    「光速より速いニュートリノを観測」…相対性理論が破れるか (東亜日報 2011年10月24日)

    などにその内容がわかりやすく書かれています。

    これらの科学者たちの衝撃は、上の記事から抜粋しますと、ここにあります。

    1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表して以降、科学者は「光速より速いものはない」という仮定から出発し、現代物理学の枠組みを築いた。100年以上破られなかった相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。

    研究陣の主張のようにニュートリノが光速より速いという実験結果が事実なら、現代の物理学教科書を書き直さなければならない。

    つまり、本当にニュートリノというものが光より早く移動していたとすると、「アインシュタイン以来の科学者たちの信念のより所が崩れてしまう」ということになるようなのです。

    というように、今回のことは、もし、この高速の話が事実なら「信奉するものの崩壊」のサマが大きいために、あんなに大きな報道となっているのだと思われます。

    上の記事にある通り、

     > 現代の物理学教科書を書き直さなければならない

    ということになると、今、物理学を教えている人、あるいはその知識を持っている人も、他の多くの子どもたちと一緒に物理を「学び直さなければ」ならない。

    これはつらい。

    単なる「新たな発見」とは違う(科学者たちにとっては)異常事態の勃発のようです。


    しかし、では、その「ニュートリノというものが光より早く移動していた」という事実が確認されたとして、私たちの実際の日々の生活は何か変わるでしょうか。

    昨日、300円で食べた牛丼が、明日からは30円になる?
    新宿まで電車で 30分で到着していたのに、「今日は5秒で到着したよ」ということになる?
    そうはならないように思います。

    ・・・と考えると、いくら科学界を震撼させる大事件が起きても、私たちの日常は何も変わらないことに気づきます。

    それこそ、昨日の記事「暗黒物質理論」の崩壊などは、天文学と宇宙論を勉強している人たちにとっては、それこそ、天と地がひっくりかえるような事態に発展する可能性があることなのかもしれないですが、それでも、牛丼の値段も新宿への到達時間も変わらない。

    何も変わらないです。


    なぜなら、私たちは日常の中で「計算式の中で生きているわけではない」からです。


    高速の話にしても、暗黒物質の話にしても「計算上」の話であり、しかし、私たちは「計算上の上で生きているわけではない」です。
    どうしてかというと、私たちが人間だからです。

    意味がわかりにくいかと思いますので、今一度、強調しますが、私たちが「人間」だからです。


    宇宙の計算式は他の天体を含めた、森羅万象の非常に多くの部分をカバーすることができて、「この世の法則」をあらわすものとして、ほぼ完全に一般的なものであるために、これだけ学問として長い歴史をもってきたと思います。

    たとえば、これはこの記事を書くために検索したもので、私はよくわからないですが、アインシュタインの方程式というものがあるそうで、それはこのようなもののようです。
    ain.png
    何が何だかわからないということは別にしても、驚くべきことに、この地球、この宇宙にある、およそほとんどすべてのものが、こういう式に準じて存在して運動しているという事実があります。そして、この「およそほとんどすべてのもの」に当てはまらないものの代表が人間の感情と行動だと今は思います。


    震災直後の頃、唐突に思い始めて、当時何度も書いていた、「人類は宇宙の中で唯一、宇宙から独立した存在となることに成功した存在なのかもしれない」ということも、上の式に「人類があてはまらない」というところにも現れているような気もします。

    宇宙の法則に人類は入らない。
    あるいは、宇宙の法則に入ることを拒否した。
    宇宙を沈黙に導いた唯一の存在である人類という存在。
    というか、もっとわかりやすく言うと、たとえば、あなたが誰かに恋をします。

    その恋の顛末が、
    ain.png
    のように進むということはないと思うんですよ(むしろわかりにくい比喩だぞ)。人間の基本的な感情に数式は当てはめられない。

    しかし、近代科学は「数式にすべてを当てはめて進んできた」という事実があり、そして、それは今の私たちの様々な文明にある快適なものを作り出してきたことは事実です。

    なので、「数式は数式で実に偉大」です。

    ところが、上の光速の例にしても、暗黒物質の例にしても、あるいは、ビックバンのことなどについても(参考:地球の成り立ち(3) - ヒミコ、少しずつ「数式と現実の間に溝のようなもの」が生じつつあるような感じになっている。

    これらのことを、「左脳認識と右脳認識のきしみ」と表現したという感じです。


    ちなみに「きしみ」というのは、きしんでいるだけの状態であり、きしみが正されれば元に戻るはずです。なので、どちらかがどちらかを圧倒したり、つぶしたりするものではないと思われます。つまり、どちらが正しいというものではない

    今の文明は、左脳認識(計算の世界)によって電気や交通や医療や経済や通信という恩恵を得て、その一方で、人間自体は基本的に右脳認識を以前よりさらに高めて大事にして生きている(たとえば、音楽やアートは 5000年前よりも現在のほうが多岐にわたっています)。

    どちらも大事なわけで、数式が消えてしまうと文明(少なくとも今の文明)も消失してしまうかもしれないし、当然、右脳がなければ人類はこの世に存在する意味がなくなります。


    ただ、アインシュタイン後のこの100年くらいというのは、「数式が優勢と考えすぎる」世の中だったのかもしれません。その価値観が「左脳的思考と右脳的思考もどちらも大事だ」というように、五分五分になればそれでいいだけかなあと。


    右脳とは見たり聴いたり味わったりすること。
    それは数式と同じくらい大事なのだと私たちが気づけばいいだけなのではと。

    あなたの恋の行方」と「 ain.png

    は対等なのだと(なんだかよくわからないですが)。


    意外と、「人類の覚醒」なんてそのあたりだけのことなのかもとも思います。


    そういえば、先日、「宇宙のいろいろなところから撮影された地球の写真」が掲載されていましたので、それをご紹介して終わります。宇宙のいろいろというのは、ほとんど無人の観測衛星などからですが、遠くから見れば、他の惑星と同じように見えていることがよくわかります。



    宇宙から見れば、地球も小さな白い点

    Pale Blue Dots: Iconic Images of Earth From Space
    Wired Science 2011.10.13


    アポロ8号が月方向から撮影した地球(1968年)

    earth-01.jpg



    NASA の木星探査機ジュノーが撮影した地球(左)と月(2011年)

    earth-02.jpg

    ▲ 地球からの距離は約 1000万キロメートル。



    NASA の火星探査機ローバーが火星から撮影した地球(2003年)

    earth-03.jpg



    NASA の土星探査機カッシーニが撮影した地球(太陽を中心として土星側から撮影)

    cassini-saturn-earth-moon-nasa.jpg

    ▲ イラストみたいですが、写真なんです。真ん中の円は太陽の光を遮るためのものだと思われます。地球は Earth と書かれている先の小さな点。それにしても太陽系ってのもキレイなもんですね。
    以上は「IN DEEP」より

    頭の良い人とそうでない人の差はどこに、その対策は!-その⑥

    「頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

    ――人間の脳の部位で前頭葉は人間を他の動物と区別する部位と言えるか。

     それは単純化しすぎだし、人類と他の種(species)を分ける唯一のものではないが、人間と他の大半の哺乳類との大きな違いの一つは、確かに多重要求システムをはじめとして、前頭葉の中の多数の部位の発達にあるとはいえる。

     たとえば、前頭葉の前の部分、つまり額の後ろの部分に、類人猿から人間にいたるまで、哺乳類の発達で、絶対的に拡大した場所がある。おそらくそれが、我々の認識能力や社会能力の加速化に実際関係しているだろう。前頭葉の部位は社会生活をする点で非常に重要であるからだ。これは、fMRI (MRIを利用し脳の血流量の変化を測定する脳機能イメージング法)がもっとも明確に証明したことの一つでもある。

    ――自分がどれくらい頭がいいかを知りたい場合、知能テストを受ければいいのか。

     こう答えよう。まず日常使う言葉と科学上の言葉の使い方に非常に慎重になる必要がある。人が日常的な意味で、頭がいいというとき、無限の意味がある。たとえば、音楽に秀でている人が流動性知能に秀でているとは限らない。

     しかし、多くのことでどれくらい成功するかということを広く予想するという意味で流動性知能を知りたい場合、流動性知能テストを受ければ、非常に正確に予想できる。つまり、平均的な能力を予想することに関心があれば、そのテストを使えばよい。学校でどの程度いい成績を出せるかは、大体これで予想できる。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月11日 (金)

    戦争よりもひどいことが今、行われている。

    小出裕章: 「戦争よりもひどいことが、進行している」

    山本太郎: 「今このまま日本の国が取っている政策を続けていけば、間違いなく日本は滅亡していく道だと思います。」

    「経済が破綻してしまったとしても、そこに健康に働ける人がいなければ、もうそこからの復興は無理ですよね。」

    「こんな子供たちに対して『数値を引き上げたり』して、たぶんどこの国の独裁者にも負けないくらいの不条理を押し付けられている。」

    「原子力は、日本だけじゃなくて『世界中の闇』、その闇は深く、広い。」

    上杉隆: 「官僚システムと報道の強固なcomplex『官報複合体』を創りあげ、政治家までだましてしまう。報道の中にいる記者自身も、自分たちが洗脳されていることに気づかないで無意識のうちに『洗脳』に加担してしまう。役人の人たちも、実は意識的にやっているわけではなくて、無意識のうちに、結果として、そういう構造のなか自らを入れてしまう。」

    誰も悪意を持っていないので、より始末の悪いシステム。

    「自分たちが悪いことをやっているという認識がないんですよね。」

    「『おかみ』の情報が正しいという前提で報じてしまう。」

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    【分割バージョン】

    岩井俊二friends after 3.11 後藤政志


    岩井俊二friends after 3.11 後藤政志 投稿者 plutoatom

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    03-10-2011

    05:10

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    岩井俊二friends after 3.11 武田邦彦


    岩井俊二friends after 3.11 武田邦彦 投稿者 plutoatom

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    03-10-2011

    08:54

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    岩井俊二 friends after 3.11 山本太郎 松田美由紀


    岩井俊二 friends after 3.11 山本太郎 松田美由紀 投稿者 plutoatom

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    03-10-2011

    11:19

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    岩井俊二friends after 3.11 上杉隆


    岩井俊二friends after 3.11 上杉隆 投稿者 plutoatom

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    03-10-2011

    17:03

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    岩井俊二 friends after 3.11 小出裕章 松田美由紀


    岩井俊二 friends after 3.11 小出裕章 松田美由紀 投稿者 plutoatom

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    02-10-2011

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    岩井俊二 friends after 3.11 飯田哲也 吉原毅 タン・チュイムイ


    岩井俊二 friends after 3.11 飯田哲也 吉原毅… 投稿者 plutoatom

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    04-10-2011

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    ■ 2011/10/7  初掲載

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    1件のコメント on 再掲載:311-インタビュー・ドキュメンタリー【動画:岩井俊二 friends after 3.11】上杉隆,小出裕章, 山本太郎, 武田邦彦, 後藤政志, 飯田哲也 吉原毅 タン・チュイムイ,松田美由紀:原子力は、日本だけじゃなくて『世界中の闇』→至急!保存・拡散を!

    1. Tomoyo Nonaka より:

      素晴らしい!ありがとうございます。こうして、あたらしい日本を創る力を共有させていただけることに、
      岩井監督、山崎さまへ、心からの感謝を申し上げます。

    以上は「山崎俶子」のブログより

    のままでは、日本民族は崩壊してしまうでしょう。しかし、その現実を誰も認めようとはしません。崩壊してからでは遅いのです。心ある人は既に日本をあきらめ他国へ亡命しだしています。                       以上

    宇宙写真で見つかる「異物」の数々!

    2011年10月27日


    見上げてごらん夜の星を: 宇宙写真でいくらでも見つかる「異物」

    最近、過去記事の整理などをしていて、左側のサイドバーにも過去記事のリンクを少し載せたりしています。

    過去記事を読んだりしている中で、昨晩、「あること」に気づいて愕然としました。
    そして、「やられた」と思いましたね。

    この「やられた感」はどう説明すればいいのか・・・。



    ・・・・・そうだ。

    ちょっとクイズみたいですが、このようにしてみます。
    下に写真を1枚載せますが、それが何かということを考えてみていだたければ幸いです。

    たとえばこの写真。



    red-1.jpg



    なんかグチャグチャしていて、これが何であるかの具体的なことはともかく、ボンヤリとした写真ですので、何かを「接写した写真」か、何かを「拡大した写真」らしい感じはするように思います。

    さて、何だと思われますか?

    実際、上の写真は拡大されたもので、それでは少しずつ遠くから見た写真に戻していきます。








    少し離れて見たものがこれ。


    red-2.jpg








    さらに少し離れて見たたものがこれです。

    red-3.jpg







    さらに少し離れて見たたもの。すでに対象物がわかりにくいので、矢印を書いておきます。

    red-4.jpg








    さらに離れて見てみる。

    red-5.jpg








    さらに遠くからです。
    正確な位置はすでにわからないのですが、下の「丸」の中のどこかです。
    丸の中だけでも数百光年とかの距離がありそうですが。

    red-6.jpg



    で、結局、これが宇宙だというのはおわかりだと思うのですが、「スカイ・マップ(sky-map.org)」という、全宇宙の写真がインターネットで検索できるカナダのサイトの中なんですよ。

    つまり、宇宙のどこかの空間に写っていた「何か」です。


    過去記事の整理をしている時、昨年9月にご紹介したことのある、

    天文写真に写る直径240キロメートルの巨大な物体が地球に向かっている?
     2010.09.15

    という記事を読み直していました。
    こんな写真と共にご紹介した記事でした。

    240.jpg


    上の宇宙地図に直径数百キロくらいはあるのではないかと思われる上の物体が写っているという英文の記事をご紹介したものでした。

    その時は、自分でその座標である「 19 25 12 -89 45 03」を確認して、写っていることを確認してから記事にしました。
    上の物体は今でも同じ座標で検索できます。


    それはいいのですが、何が昨日気づいた「やられた感」だったのか。


    昨年のその時は、「へえ、こんなものが写っているんだ」ということを思っただけで探求は終わっちゃっていたんですね。


    記事を整理している中で、昨日、ひさしぶりに上の「240キロの物体」の宇宙記事を自分で読んで、ついでに、スカイマップで宇宙写真を見ていたんです。

    そうすると、宇宙の写真をしばらく見ていると、

    「いろんなところにいろんなものが写っている」

    ということに気づいたということなんですよ。

    つまり、「あんな240キロの物体なんて特別なものではなかったんだ!」という「やられた感」なのでした。
    宇宙にはどこにでもあんなものがあるようなんです。



    宇宙写真でいくらでも見つかる「巨大物体」

    昨晩もそんなに長い時間見ていたわけではないですが、それでも、たくさんの「よくわからないもの」が宇宙写真で見つかったわけで、一番上に載せた赤いような茶色いようなグチャグチャした写真もそうですが、いろいろとあります。

    ちなみに、一番上の写真の座標は「09 02 42.15 -67 19 48.6」です。
    座標の見方も書いておきますね。誰でも簡単に「宇宙旅行」できますよ。


    スカイマップでの座標の打ち方

    http://www.sky-map.org/ に行く。

    上部の中央やや左に、検索ウインドウがあります。

    finf.png

    ここに座標(上のものなら 09 02 42.15 -67 19 48.6 )を打ち込むか、数字をコピーペーストする。


    左側に「拡大縮小」のバーがあるので、

    kakudai.png

    対象物が見えるまで拡大(「+」のほう)する。


    なお、現在自分がいる座標については、ブラウザの右上に

    zahyo-01.png

    のようにリアルタイムで表示されています。

    なので、何か宇宙で見つけて、それをまた後で見たい場合や、人に伝えたい場合は、この座標をメモしておくといいです。
    h とか m とか英語が入っていますが、数字の部分だけをメモしておけばいいです。

    たとえば、上の写真の座標なら、
    19 25 46.24 -89 45 37.8 のようにメモしておけば、次にそれを検索ウインドウに打ち込むと、同じ場所を見ることができます。Google Earth などの使い方とそれほど変わらないです。




    特に多い「青い物体」

    昨年の「240キロの巨大物体」の記事の物体も「青いもの」でしたが、この青いものというのが宇宙にはたくさんあるようです。

    昨晩、見つけた中で印象的な「青い物体」の写真と座標も書いておきます。

    座標を入れれば、どなたでも見られます。

    ・アンドロメダ星雲近くで見つけた凧みたいな青いもの

    blue-himo-01.jpg


    h-2.jpg

    座標
    05 06 26.73 -88 10 36.5





    ・やたらと長い(数光年の長さ?)青くて細いもの

    h-3.jpg

    座標
    09 41 28.69 -69 44 56.3





    ・複数で絡まっていた龍みたいな青いもの

    blue-h-02.jpg

    座標
    02 07 28.32 -88 47 05.7




    というようなものがたくさん見つかります。



    見つけ方のポイント

    こういうものの探し方にはコツがあります。

    特に、宇宙写真は(当たり前ですが)範囲も写っているものの数も大きく、このスカイマップの説明によると、ここに写っている星などの数は「5億個以上」あるそうですので、最初から拡大して探すと大変だと思われます。

    私は、ずいぶん昔ですが、クレアの記事でもふれたことがありますが、 NASA の発表した火星写真から「変なもの」を見つけるのが得意でしたので、広い範囲から小さなものを見つけるのが結構得意なんですが、コツとしては、

    ・個別には何も見ないで、全体をバーッと見て、「全体の特徴から外れたもの」が視界に入るまでスクロールする

    という感じです。
    「ジッと特定の場所を見ないで、全域を曖昧に見回す」というのがいいと思います。

    宇宙の「全体の特徴」というのは、「全体のほとんどは星」だということです。

    で、これは宇宙写真を見ているとわかるのですが、「星は丸いか十字に光を放っている」ということがわかります。つまり、写っている5億の物体のほとんどはそのようなものだということになります。


    star.jpg

    ▲ スカイマップの写真より。星は輝き方の大小や色の違いはあっても、多くが「丸い」か「十字に光を放っている」ということが宇宙を見ているとわかります。右の大きい星はどこの星だかしらないですが、キレイですね。


    「この特徴から外れているもの」は、かなり遠くから見てもわかります。

    まあ、どれもこれも科学的に説明のつくものなのかもしれないですし、そのあたりについてはわかりません。

    多分、これは誰にでもできる「宇宙探検」だと思います。
    少なくとも、暇つぶしにはなると思います。


    なお、この

    宇宙を構成している要素は『丸』と『十字』とが基本であり、それ以外のものが『異物に感じる』」というのはおもしろいことだと思います。

    そして、それらはすべて「光」を通して目に見えているという事実もあります。
    以上は「IN DEEP」より
    宇宙は広いのです。分らないことがいっぱい有ります。それに比べて人間の存在の儚さが際立ちます。人類はもっと協力して戦争ばかりしていないでもっともっと仲良く出来ないものかとつくづく感じるこの頃です。人類の思想の浅はかさでもあります。誰も反抗できないほどの偉大な哲学者の出現が望まれる時勢です。            以上
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    宇宙論の終焉?「暗黒物質理論」を否定する2つの銀河の存在

    2011年10月18日


    宇宙論の終焉? : 「暗黒物質理論」を否定する2つの銀河の存在

    ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者が発表したダークマター(暗黒物質)と現代宇宙モデルへの懐疑


    (訳者注) 私はとにかく物事を何も知らない人で、「暗黒物質(ダークマター)」というものの名前を知ったこと自体が、ほんの2年くらい前のことでした。それまでは聞いたこともありませんでした。

    そして、知ると同時に少し調べる中で、「本当に暗黒物質なんてあるんかいな」という懐疑的な「雰囲気」が自分の中では強くなっていったのですが、しかし、まあ、この「暗黒物質」の存在こそが現在の宇宙論を支える根幹ともいえるもので、もし「暗黒物質なんてないじゃん」と誰かが証明したら、現在の宇宙論は根底から崩れてしまうはずです。

    なので、「じゃあ、暗黒物質があることにすればいいじゃん」という感じで宇宙物理学は進んでいるようです(冗談ではなく、本当にこんな感じに見える部分もないではないです)。

    この宇宙学の根幹に関わる問題に対しては、中途半端な人や組織が「その懐疑」を口に出せるようなものではなかったわけですが、最近、権威中の権威のひとつもいえる米国の「ハーバード・スミソニアン天体物理学センター」のトップクラスの研究員から、「暗黒物質理論への疑問」が出ていましたので、ご紹介します。


    その前に、一応、「暗黒物質」というものの説明を東京大学の宇宙線研究所付属「神岡宇宙素粒子研究施設」の解説ページ「ダークマターとは?」より抜粋しておきます。

    宇宙で目に見える物質はたった4%

    pie.gif宇宙が何でできているかを調べてみると、われわれが知っている、陽子や中性子など”目に見える”物質は全体の約4パーセントにすぎません。その5~6倍は未知の物質(ダークマター)が占めていると考えられます。残りはダークエネルギーと呼ばれている正体不明のものです(図1)。



    それともうひとつは Wikipedia より。

    宇宙に占める暗黒物質の割合の推定

    宇宙全体の物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。




    つまり、現在の宇宙論では、私たちの目に見えている宇宙(つまり目に見える存在)は「全体の4パーセントしかない」ということになっているのです。


    そんなの「何か信じられなーい」という感じはしませんか?

    私が最初に疑問を持ったのは単にこの「そんなの何か信じられなーい」という感覚でした。個人的にはもう本当にそれだけなんです。

    それと同時に、「よくわからないもの」に対しての現在の科学の姿勢というものにどうもいろいろと思うものを感じ続けてはいました。

    たとえば、今の科学では、「DNA の9割以上は無駄なゴミ(ジャンク DNA )だ」となっているのですが、このように、非常に大きな割合のものを「ないもの」とか「無駄なもの」と見なしてしまうような傾向。宇宙も「9割以上が暗黒物質とかそういう『ないようなもの(見えないということ)』だ」と、やはり大多数を「ないもの」としている。


    いくら理論的に合っていると言われても、「自分の体の中の DNA のほとんどがゴミで、住んでいる宇宙のほとんどすべてが『ないも同然』です」とか言われると、何だか「オレらって何?」って気がするのですよ。


    それらには 100パーセント意味があって、100パーセント目に見えますよ」と言われたほうがいいな、という理想論の延長とも言えます。

    なので、科学にお詳しい方が読まれている場合は、これはそういう理想や娯楽の延長だと思って読まれてくださると幸いです。

    実は最近の科学の様々な分野で起きていることに対して、何となく思うことは、「左脳認識と右脳認識のきしみ」というような感じを持っているのですが、そのあたりは長くなりそうですので、いつか同じようなニュースが出た時にでも書いてみたいと思います。


    では、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのニュースリリースより。




    Dark Matter Mystery Deepens
    ハーバード・スミソニアン天体物理学センター / プレスリリース 2011.10.17


    暗黒物質の謎は深まるばかり

    dark-matter.jpg

    宇宙の他のすべての銀河同様に、私たちのいる天の川銀河もまた、その基本的な構成は「暗黒物質」と呼ばれる奇妙な物質によるものだ。

    暗黒物質は目に見えない。
    引力を通してだけその存在を露わにする。


    暗黒物質という存在はまさに謎だった。
    そして、最近始まった研究ではそこに多少の説明を付け加えることになり、下のような表現となった。

    「暗黒物質の謎はさらに深まった」。

    新しい研究がもたらしたものは、さらなるミステリーだったのだ。


    ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの筆頭著述者であるマット・ウォーカー博士は次のように言う。

    「今回の研究が完了したあと、私たちは、暗黒物質のことが『以前よりわからなくなった』」。


    現在の標準的な宇宙論での宇宙モデルでは、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)と暗黒物質によって支配される宇宙が述べられる。

    多くの天文学者は、初期の宇宙で暗黒物質の密度に差が生じて、それがさらに暗黒物質を集め、そして、重力により、しだいに目に見える物質であるチリやガスも引き寄せて、星や銀河が形成されたと考えている。

    宇宙論の研究者たちはこのプロセスをシミュレーションするために、パワフルなコンピュータを用いる。そして、そのシミュレーションでは、暗黒物質は銀河の中心に高密度に詰められなければならないことを示す。

    ところが、最近観測された2つの小型の銀河(矮小銀河)では、暗黒物質が円滑に分布していることがわかった。宇宙論では、銀河の中心部で暗黒物質の密度が高くなっている必要がある。

    つまり、この観測結果は、現在の標準的な宇宙論が間違っている可能性があることを示唆したのだ。


    「私たちの観測結果は、小型の銀河における冷たい暗黒物質(コールド・ダークマター)の構造についての現在の基本的な予測を否定するものとなってしまった。現在の宇宙理論とその理論家の人たちがその予測を修正することができない場合、コールド・ダークマターの存在は私たちの観測結果と矛盾する」と、ウォーカー博士は述べる。

    小型の銀河(矮小銀河)では、最高で 99パーセントの暗黒物質と 1パーセントの通常の物質から構成されているとされる。この数値の差が暗黒物質の理解を試みようとする天文学者たちの小型銀河の理想的な目標の数値となる。



    矮小銀河の暗黒物質の分布の分析

    ウォーカー博士と、研究の共同者である英国ケンブリッジ大学のジョージ・ペニャルビア博士は、隣り合う2つの銀河(炉座と彫刻室座)の暗黒物質の分布の分析をおこなった。

    私たちの天の川銀河にはおよそ 2000億 から 4000億程度の数の星があるが、これらの2つの銀河は小型で、それぞれ100万から1000万程度の星から構成されている。

    研究チームでは、この銀河の 1500~ 2500個の星の位置、速度、そして、その星の基本的な化学的組成を計測した。


    「矮小銀河の中の星は、蜂の巣の中の蜂のごとく動く。それは、渦状銀河のように、軌道上をスムーズに星が動く光景とは違う。これらは、暗黒物質の分布の決定に関しての挑戦的な事実だ」とペニャルビア博士は言う。


    --
    (訳者注) ペニャルビア博士が言う「渦状銀河」とは、文字通り、下の写真のように渦を巻くように見える銀河のことで、私たちのいる天の川銀河も渦状銀河だと思います。

    spiral-galaxy.jpg

    ▲ ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河 NGC4414 。

    --


    両方の銀河(炉座と彫刻室座)のケースで、暗黒物質が一様に比較的広大な領域(数百光年に渡る距離の領域)で分布していることを、データは示す。

    この観測結果は、現在の標準の宇宙モデルの暗黒物質が銀河の中心に向かって鋭角的に増加しなければならないという予測を否定する。


    より小さな銀河で、特に暗黒物質の占める割合の高い銀河をさらに調査することによって、どちらが真実かということが決定されることをチームは望んでいる。

    この研究の概要は、天文学と天体物理学の学術誌『アストロフィジカル・ジャーナル』のオンラインで読むことができる。

    以上は「IN DEEP」より
    研究が進むとまた新たな疑問が出てきて現在の常識も変化し続けているのです。終りのない宇宙の神秘が目の前に存在しているのです。人間がどうしてこの地球に存在しているのかもまだ分っていないのですから、まだまだ分らないことだらけです。   以上


    頭の良い人とそうでない人の差はどこに、その対策は!ーその⑤

    「頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

     簡単な例としては、一つのストーリーを理解することだ。誰かが童話を話しているのを聴くと、我々はいとも簡単に話のポイントを掴み取れるが、実際はそれが複雑な問題であることに気づいていない。いかなるコンピュータもその複雑なことをやろうと思っても、微塵もできない。コンピュータの大きな限界は、言葉が理解できないとか、問題について考えることができないというよりはむしろ、物語の内容を理解することができないということである。人間が内容を理解するときは、その物語が適合する世界についての、豊富な知識を使っているのだ。

     たとえば、「ジョンは、いつもの通りを歩いていたら、友人にばったり出くわした」と言われても、人や町の環境や社会的関係などについての知識がないと、内容についてまったく理解できない。コンピュータはそのレベルですでに人間に負けている。そういうことが本当に大きな限界として存在する。

     こういう知識をコンピュータに入力することが結局、壮大なチャレンジであることがわかった。Raw Intelligence(洗練されていない知能)と我々が考える例として本の中でも詳説したが、チェスのように一見かなりの知能を要すると思われるゲームでも、必要な知識はかなり自己完結しているので、コンピュータは即座に上達する。

     おかしなことだが、人間がある意味でもっともインテリジェントであると思っている分野でコンピュータが輝き、我々が当然に思っているようなこと、たとえば、窓の外に目をやって見えるものを把握することは、コンピュータは非常に苦手なのだ。

     これは偶然の観測ではないように思われる。というのも、生物学的システムは視覚を使って物体を認識し、世界をナビゲートすることに何億年も取り組んできたからだ。強力な解決法がそのシステムの上に築かれているのだ。

     一方、チェスをしたり、論理を解いたりすることは、人間が誕生するまで、完全に生物の範囲の外にあったので、人間はこうしたロジックについては相対的に得意ではないのかもしれない。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月10日 (木)

    黄金世紀の序章の始まり!


    地球のシューマン共振波が高まっている


    ◆11月5日

     このブログの10月8日号の「人類進化が強制的に進められる」で伊勢白山道氏のブログ内容を要約したものを示したが、10月から11月に入る時期に、伊勢白山道氏は再び、この宇宙的な進化の促進運動ともいうべき事柄について言及している。

     まず、10月31日の「進め進め、進めば分かるさ」のタイトルで、氏は「地球の振動数の上昇」と、それによって、「精妙な世界、善なる世界、良心の世界に成ると感じる」と言っている。そのため、「低い振動数の心で地球上にいますと、地球の振動数に合わないために、心が苦しくなる」と書いている。この地球の振動数とは、いわゆるシューマン共振のことであろう。

     また、「肉体の細胞も、地球の振動数に合わないと劣化が始まり、免疫力が低下」する可能性に言及、これは病気になる可能性を増大させる、と言っている。

     病気になる可能性が増大すれば、その言わんとするところは、病気で死ぬ確立が高まる、ということだろう。そして、これを「地球による自然淘汰の始まり」、と述べている。

     既に太陽フレアーとその電磁波の地球に対する影響について以前語ったが、太陽電磁波と太陽霊光により、人類の選別・淘汰の動きは始まっているはずだが、さらに今回の内容からは、太陽だけでなく、地球自身がその振動数を高めることで、この地球に生息する人類の選別を強化しだした、と受け取れる内容である。

     しかし淘汰される前に、どうも回心する人間もどんどん出てくる可能性があるらしい。つまり地球の振動数の高まりで、人間自身の心にも変化が生じ、いわば夢から覚めたように、悪事から遠ざかる人間が増えだす、というのである。

     「悪い人たちも変わると思います。その視える様相は、ある日から突然にアホらしく成り始めるのです。『私は、いったい何をしているんだ』と我(われ)に返り始めるのです。これから1年間を掛けて世界中で色んなレベル、国家から組織~個人において起こり始めるのを感じます」と書いている。

     更に11月1日号の「一日一生の数字が実現する黄金世紀の到来」では、11月1日から11日までの期間で、以下の三つの事象が進展するだろうと指摘している。その三つとは、1.右脳と左脳の統合が進み、第三の脳(意識)を人類が持ち始める起点。 2.内在神と外在神の完全分離と淘汰。3.「1=多数」という数の論理の破壊が現実界に転写 ・・・だと言う。

     1.の事象で、人類の中に、深い大安心の精神を持つ人間が増加し、2.の事象では他者・モノ・外在に依存する人間は精神病を患いやすくなる、と指摘。また3.の事象は、数字を積み上げても幻想だけであり、それが経済に反映されるようになる、と言うのだ。

     既に伊勢氏は「太陽からの救援(2011年2月19号)」で、太陽からの影響で、地上での精神の解放が始まっていて、それが世界各地での抑圧された民衆の解放運動になっていると指摘している。

     このように、時代は実際的な変革の時代にすでに突入していることが分かる。現在起きているギリシャでの経済・財政問題も、その表れの一つであろう。そして伊勢氏は数は1が存在しているだけで、多数は1なのだ、という謎めいた禅問答のようなことを言っている。そしてその反映が経済から起こる(怒る)と言っていることを見ると、チュニジアやエジプトで起きたような怒った民衆による民主革命運動だけでなく、ギリシャ発の経済・金融問題が、これからの世界に大きく影響を与えていき、積み上げた多数は幻想となり、1だけが存在した、という状態、あるいは1に帰する、という状態になりそうだ。

     伊勢氏はこれを、黄金世紀の序章の始まり、としている。

     伊勢白山道ブログ
     http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou
     
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ●一日一生の数字が実現する黄金世紀の到来

    ・・・

    今日11月1日~11月11日は、
    1.右脳と左脳の統合が進み、第三の脳(意識)を人類が持ち始める起点。

    2.内在神と外在神の完全分離と淘汰。つまり、自己の中に神を求める視点を持たないと、色んな宇宙法則に逆流する(乗れない)時節に入ります。
    他者・モノ・外在に依存する精神の人間は、心が病みだしますので注意です。精神病が加速的に増加する可能性があります。
    逆に、第三の意識の発露を持つ、深い大安心の精神を維持する人間も社会の中で増加します。人類の二分化の始まりです。
    自分の先祖(=遺伝子)と、内在神を信じることがカギです。その人間を助け、進化させます。

    3.「1=多数」という数の論理の破壊が現実界に転写して来ます。
    積み上げる数字などは、幻想だったのです。数字は、1しか無かったのです。これの反映が、経済から起こり(怒り)出します。

    この11日間は、宇宙の11次元が1つの今の次元に反射を始める起点の期間です。これから1年間を掛けて、上記が森羅万象に転写し始めるでしょう。
    伊勢白山道がネットに出て、5年が経とうとしています。
    “自分でする”先祖供養(遺伝子へのケア)と、自分の心に内在する神に意識を向けることが大きなテーマです。この意味が、これから結実を始めます。


    ●進め進め、進めば分かるさ

    (感想)
    ここ数日間でまた、地球の振動数が上昇したと感じます。振動数が上がるほど精妙な世界、善なる世界、良心の世界に成ると感じます。
    恨む心や他人を害したい思いは、振動数が低い心の振幅を生みます。
    つまり、低い振動数の心で地球上にいますと、地球の振動数に合わないために、心が苦しくなるように成ります。
    肉体の細胞も、地球の振動数に合わないと劣化が始まり、免疫力が低下すると思います。免疫が下がれば、色んな病気の可能性が出てきます。
    要は、地球(生命体。1つの神。)が選別を始めているとも言えます。

    極論すれば、地球による自然淘汰が始まっています。近年の異常気象や自然災害の始まりも、地球の振動数の上昇の始まりを意味しています。
    こう考えますと、陰の支配者や悪い国家による陰謀論などは、地球による選別の前では陳腐(ちんぷ)であり幼稚なものです。
    必ず死ぬ寿命の人間のすることなど、恐れることはありません。地球上のどんな大金持ちでも、寿命の縛りを解くことは出来ません。
    これから畏(おそ)れるべきものは、地球です。

    私が感じるには、悪い人たちも変わると思います。その視える様相は、ある日から突然にアホらしく成り始めるのです。
    「私は、いったい何をしているんだ?」と我(われ)に返り始めるのです。
    これから1年間を掛けて世界中で色んなレベル、国家から組織~個人において起こり始めるのを感じます。
    この地球の振動数に合わなければ、その地域から自然災害による淘汰が始まると感じます。

    日本もいち早く大震災に被災しています。これは、いち早く人類の良心に目覚めるべき宿命を背負う国土だからだと感じます。
    生きる細長い龍神の御神体が日本列島です。御神体の上に居るには、これから自分の良心の発露がないと、なかなか厳しい時節になると思います。
    肉体が病むのは、誰にでも起こる道理ですが、心を病ませてはいけません。
    人間は、心さえ病まなければ、大丈夫なのです。生死を超える「生き通しの存在」が、自分の心なのです。

    だから、心が病みだしたと思えば、素直に成って自分の良心に従うことです。“他人を害する思い”が、一番に振動数が低くて悪いので、それを手放すことです。
    悪心を手放せば、必ず楽に成って行きます。
    これから、地球の振動数の上昇が、人類が悪心を手放すのを大きな力で後押しをしてくれます。
    みんなで、この波に乗りましょう。行け行け、進め進め、彼岸(ひがん:大安心の境地)の彼方へ。


    ●太陽からの救援

    ・・・
    世界各地では、抑圧された民衆の解放が始まっています。
    もともと自由な日本では、その次の段階である見えない精神面での解放が始まっています。
    組織や個人の有料先生(ブログ子翻訳:占い師や宗教活動での献金を要求する教祖など)に拘束されている「善良な」人々が、解放される時が始まっています。
    地上で精神の解放を手伝う伊勢白山道を援護するために、太陽霊光は天からの波動砲だと感じています。
    大きな変革を起こすことでしょう。・・・

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    以上は「ROCKWAY EXPRESS 」より
    今の人類始まって以来の78万年ぶりの危機に直面して、人間の存在とは何なのかが問われているのです。この危機を素直に認めれば、それこそ平常心ではいられなくなります。それよりも何も知らないでのんきに暮らしたほうが良いぐらいです。今までの宗教を考え直して平常心を保とうとするしか方法が見当たらないのが現状です。   以上

    太陽のカオスは続く

    2011年10月20日


    太陽のカオスは続く

    わたしたちは「この数百年ではじめて人類が見る太陽の挙動」の前にいるのかもしれない


    (訳者注) 今回の記事は、先月あたりから何度かふれている「太陽活動の異常」についての続きで、太陽の現在の状態の報告となります。

    前の関連記事は、



    です。

    上のふたつの記事の要点は、一点に集約すると、


    ・黒点が劇的に増えているのに太陽フレアの規模は小さくなっている


    ということを書いています。

    太陽活動というのは、普通の場合は単純な話として、


    A 太陽活動が活発になる → 黒点が増える

    B 黒点が増えると → 太陽フレアなどの太陽表面での活動が活発になる


    ということになるのですが、これが「A」で止まっているという話でした。

    黒点はものすごいペースで増えているのに、太陽活動が伴わない。

    前2つの記事では、「しかし、そのうち事態は通常に戻るかもしれない」としいうようにしたのですが、戻るどころか、太陽活動の静かな状態は異常なほどになっています。

    まず、太陽フレア活動ですが、これは、 NICT にある10月に入ってからの太陽フレアの最大値です。



    oct2011-flare.jpg




    「大きめのフレア」というのは「Mクラス以上」の太陽フレアのことを指します。本来ならこの(太陽黒点増大期の今なら)最大規模であるXフレアの太陽フレアに対しての警戒ということになるはずだったと思うのですが、Xクラスは 9月24日に発生したきり一度も発生していません。

    それどころか、10月3日からは、Xクラスより弱い規模であるMクラスのフレアも発生していません。

    では、「黒点の数」が減っているのでしょうか。

    これは、昨日10月19日の太陽黒点群の状況。

    10-18-sun-spot.gif

    大きな黒点群が8つ出ていますが、この「黒点群」というのは文字どおり、黒点がたくさん集まってできている領域のことで、たとえば、上の中で大きめの「黒点1319」を拡大しますと、このようになっています。

    s-1319.png


    これら黒点全体の数は、現在、155個となっています。

    そして、黒点数の推移は減るどころか増え続けています

    こちらが10月に入ってからの黒点の数の推移(NICT 黒点情報より)。
    赤で囲んだところが黒点数です。

    1001-1018.png


    最低が10月8日の 61個で、そこから鋭角的に黒点数は増えています。

    ここ数日の黒点数である 160個前後というのはサイクル24の中でも最大値くらいだと記憶しています。

    そして、この数は事前の公的予測よりはるかに多いです。
    NICT の予測では 10月の予測値は平均で 68個の黒点数を予測しています(下表)。

    predict-2012.png


    しかし、現在までの平均を計算してみると、現時点で平均黒点数 118個という計算になり、最終的にも当初の予測よりかなり多いことになることは確実だと思われます。

    この「118個」という平均数は、上の NICT の予測値と照らし合わせますと、大体、2012年の5月から6月くらいの予測値あたりと並ぶくらいの数値となり、つまり、「太陽黒点最大期の直前の予測値」の数値というような考えかたもできるかと思います。


    すなわち。


    すでに私たちは「サイクル24の太陽活動最大期の直前にいる可能性がある」ということのようにも感じます。

    しかし、昨年、このブログでも何度も書いていたような「巨大な太陽フレア活動」や、「地球に対しての巨大な CME (コロナの噴出)」もなく、ひたすら穏やかに推移しているのが現状で、さて、どうなっていくのか?

    まあ、それは考えてもわかるわけもないですが、しかし、その影響の予測は部分的には考え得る部分もあります。



    宇宙線の増大によっての低温下と雨の増大

    以前の記事「太陽に何が起きているのか」にも書いたのですが、「太陽活動が弱いと、一般的には宇宙線の地球への到達量が増える」という事実があります。


    In Deep の「宇宙線が雲を作るメカニズムを欧州原子核研究機構 CERN が解明」という記事でご紹介しましたように、宇宙線は地球の雲の生成に強く関係している可能性が非常に高いです。ほぼ間違いなく、雲は宇宙線によって作られています。

    それが正しければ、太陽活動が弱いままの状態ですと、「(地球上の)雲が増える」という単純な考え方もできます。
    すなわち、晴天の減少と雨の増大。

    今、タイの洪水がひどいことになっていますが、他にも洪水被害は各地で出ていて、(あまり日本語報道になっていないようですので)そのうち紹介できたらしたいですが、中米の豪雨と洪水もひどいことになっていて、ニカラグア、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラスなどが壊滅的な様相です。

    ca-flood.jpeg

    ▲ ホンジュラスのエル・マングラー市。2011年10月16日(AFP

    これらの国は昨年まではひどい干ばつで苦しんでいた国が多いです。




    そして、宇宙線の地球への到達量は、この一ヶ月増え続けています。

    cos-10-20.png

    ▲ ノルウェーのオウル大学にある宇宙線観測施設サイトより。下の数字は10月の日付で、10月1日から昨日までの宇宙線の観測数値です。


    まあ、これもひとつの途中経過でしかないわけで、このように随時、太陽活動をメモしていくことに意味があるかどうかよくわからないですが、ただひとつ忘れないでおきたいのは、


    ・多分、私たちはこの数百年で初めてともいえる太陽の挙動と直面している


    と思われます。


    ここにきて、数年前のウェブボットに何度も出てきた「太陽の病気」というキーワードも実感を帯びてくるわけですが、ただ、問題はこれが「病気かどうか」はわからないということだと思います。太陽自身の持つ時間的歴史は、私たち地球の人類とは比較にならないくらい長いわけで、太陽自身がどれだけ長い活動のサイクルを持っているかは私たちには誰にもわからないです。

    太陽は、地球から見てもっとも短い周期だと、「27日で一周してまた地球に同じ面が向いてくる」という 27日周期があります。そして、ご存じの 11年周期のサイクルがありましたが、これは今回のサイクルで崩れて12.6年周期ソース)となっています。

    その上にあるかもしれない「(数千年、数万年、数億年などの)長いサイクル」はまだわからないだけだと思われます。
    そして、それは存在するはずです。


    最後に、最新の NASA スペースウェザーの太陽関連の記事をご紹介しておきます。




    QUIET SUN
    Space Weather 2011.10.19


    静かな太陽

    現在、太陽に8個もにのぼる多数の黒点群が出現している。
    なのに、どうしてこんなに太陽活動が静かなのだろう?

    あまりにも静かだ。

    これだけの太陽黒点が出ていて、しかもこれだけ多くの黒点が地球に面しているわけだが、この二日間というものほとんど太陽フレアを発生させていない。

    下のこの二日間の太陽からのX線の出力のグラフを見てほしい。
    ほとんど平ら(X線が発生していない)ことがわかる。

    x-sun.jpg


    あまりにも静謐すぎることは事実だが、しかし、これが「嵐の前の静けさ」という可能性はある。

    特に太陽黒点群 1319 は、「ベータ・ガンマ」磁気構造という強いフレアを発生させる磁気構造を持っており、フレアが発生した場合、Mクラス以上になる可能性が高いと見られている。NOAA の予報官は、今後24時間のMクラス以上のフレア発生確率を 30パーセントと見ている。

    タグ:太陽の異常
    以上は「IN DEEP」より
    世界各地における現在の大洪水も太陽活動の結果に影響されて起きているものと思われます。この太陽の異常も銀河系宇宙からの影響を受けての結果生じているものと考えられます。今の地球の異常も宇宙との一体から生じているものと思われます。以上

    頭の良い人とそうでない人の差はどこに、その対策は!ーその④

    「頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

     問題を解決しようとして、頭を絞っているとき、いい解決を導く一番の要素は自分が持っているその分野の知識である。三角法の知識がないと三角法の問題を解くことはできない。スープを作る場合も同じだ。一つの問題を部分に分けてそれを解決する際の多重要求システムの機能は重要であるかもしれないが、それに劣らないほど重要なことは、たまたま自分が関心を持った分野で人生を通じて築き上げてきた膨大な知識である。

    ――話は変わるが、人間の脳の研究の限界は何であると思うか。

     誰がそれに対する答えを出せるのだろうか。今の我々の限界は、脳についてまったくわかっていないということだ。問題の複雑性にあまりにも圧倒されて、研究の進み具合は非常に遅い。

     たとえば、脳を何と比較したらいいのか。肝臓か心臓か。こういう臓器には、脳と同じように何億もの異なる細胞があるが、細胞同士の作用で機能が作りだされる複雑性は肝臓や心臓の方が、脳よりも何ケタも小さい。だから一つの筋肉細胞を理解すると、それを組み合わせて、収縮運動がどういうふうに起き、心臓がどう動くかを調べるのは比較的簡単だ。

     しかし、一つの神経細胞が電気インパルスを発して活動を開始しても、何十億もの細胞がその生物学的コンピュータをどうやって動かすかという問題について、何の手掛かりもつかんでいない。

     つまり、我々が表現する思考や行動を作りだす何十億もの細胞を、どうやってこの電気活動が組み合わせるのか、という本当の複雑さの研究に取り組める状態から、何光年も離れているということだ。

    ――本の中で人工知能について述べているが、いつかコンピュータは人間の脳を打ち負かすことはできると思うか。

     それは、どういう問題を設定するかによる。非常に多くの問題で、すでにコンピュータは人間の脳を打ち負かしてきた。基本的に、問題が自己完結であればあるほど、知識集約的ではなくなるので、コンピュータの方が有利になる。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月 9日 (水)

    それは恐ろしい現実のなはし!

    情報源不明、だがあり得る話として

    ***********************
    東電マジ怖い。私は今日、この話を福島の人間から聞くまで、
    自分でゆーのもなんやけど、結構広い人脈があるので、まーまー
    色んな話は把握できてるかと思ってた。でも私の希望的観測に
    基づいた妄想は、凄く甘いことを今日、思い知った。
     
     今日、ある内部関係者の方とお話した。『原発作業員が百数名、
    亡くなっていて、遺体は福島県立医科大学に『放射線障害研究用
    検体』として管理されている話。 福島第一原発で作業員百数名
    が行方不明は嘘。
     
     瀬戸教授の精一杯の内部告発。たけど現実は、もっと酷かった。
     
    作業員死亡者数 約4300人
    一遺族への口止め料 3億円
    口外したら全額没収
     
     3億以上、払う約束をされた人もいるらしい。これまでに福一
    原発で作業した作業員人数、のべ10万人。その4パーセントが
    現時点で死亡。そのほとんどが現場で死亡するのではなく、作
    業が終わった人が家で亡くなる場合がほとんど。死因は心筋梗
    塞、とか。遺族も口止め料を貰っているので、葬式も出せない。
     
     これだけネットやメディアにも告発が出てこないのは口止め料
    を没収されるのが怖いのだと思う。三ヶ月間、原発で働いてた
    人は普段の意識が飛んだり、体に黒いアザが多数できたり、
    もう、体調が尋常じゃないんだそうだ。その人は内部外部被曝
    合わせて、500ミリシーベルト。肺にはプルトニウム。原発作業
    員の通常の被曝上限線量は50ミリ。それが今回の事故で
    250ミリまで引き上げられた。
     
     250ミリでも無茶苦茶だと批判を浴びた政府と東電。だけど
    その人は最初の爆発には福一におらず、3,4号機の爆発の時
    から福一にいた。そして外内部合わせて500ミリシーベルトの
    被曝。彼は自分で 『俺はもう先は長くはない』と言っている。
    今は4300人だとしてもこの先、死者がもっと増えるのは容易
    に予想できる。この事実を国は知ってるの? もし知ってたら、
    自ら作った法律を犯している国家レベルの犯罪です。
     
     もう一つ、自衛隊が64名、警官が300人弱亡くなってる話。
    私も4月に川内村などに行ったからわかるけど、20kmの所
    などには警察官が立ってたりする。原発周りにはもっと警備
    の警官達が立ってる。彼らは特別に日当3万円。そしてそこ
    からの任務が終われば、飛び級の出世を約束されていると
    いう。そこに立っている警察官は皆、ほぼ25歳以下の
    若者達。年配の警官は、なぜかいない。そして勿論、マスク
    などもしていない。
     
     要は高給、出世を約束するかわりに、未来ある若者を
    組織ぐるみで死亡させてるということ。だって300人だよ?
    そんなに死んでるのに何故やり方を変えない?これは勿論
    、国に報告はあがってると思う。警察は国家の機関なんだ
    から。
     
     そして福島の病院では 7ヶ月の早産などで、片手がない
    奇形児などが産まれ始めている。(病院の医療事務から
    直接聞き出す)でも、この件をネットで散々ググってみた
    けど何もでてこない。
     
     出て来るのは、昨日の2号機再臨界のニュース、
    (これも、TPP目くらませ)作業員が数人、亡くなったと
    いうニュース。
     
     そしてツィッターでは本当にツマラン。エア御用学者達
    の『臨界とかメルトダウンの定義』机上とデータでしか
    物事を考えられない、『伝聞はデマ』だと定義する、頭カ
    ナヅチな自称学者達。
     
     たった50年で、『絶対安全』な原発がこれだけの事故
    を起こして、半年以上たった今も『冷温停止』とか言いな
    がら、再臨界してて、4300人以上の作業員の死者を出
    して(しかもこれからまだ増える)その作業員だけで現在
    1兆3000億の賠償で、54基中、11基しかそのうちのもん
    じゅは今まで9500億つぎこんで発電歴ゼロ、年間200億
    の経費、廃炉までに何十年もかかるわけで……原発が
    ないと経済がどうとか言う人は、原発で作業して金貰っ
    て下さいwww
     
     そしてもう一つ。この30年間でM5を超える地震が
    あった地域

    イギリス0回
    フラン ス&ドイツ2回
    アメリカ322回
    日本……3954回!
     
    なんで原発つくってんのwwwwwwもういい加減、アメリカ
    の言いなりになるのはマジでやめなよ。アイツらは人間じゃない。
    以上は「川内村議 ちかちゃん」ブログより
    日本の腐敗したマスコミは報道せず国民には真相を
    伝えようとはしていません。どんどん日本はダメになって
    ゆくしかないようです。真相を言えば「デマ」として消されて
    しまいます。                          以上

    女性や子供の移住を実行せぬ日本政府に理解できぬ!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ◆ Das leise Sterben 静かな死

    CANARD PLUS

    Entelchen Quakelmann

    @Entelchen Deutschland さんのサイト

    VENDREDI 21 OCTOBRE 2011 (10/21)

    http://vogelgarten.blogspot.com/2011/10/das-leise-sterben.html

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    【引用開始】

    これは3月、福島原発が爆発した直後にドイツのニュース専門チャンネルn-tv オンライン版に掲載された記事です。・・・略・・・福島から遠く離れた横浜でもストロンチウムの検出された今、翻訳してみることにしました。

    ここでインタビューに答えているドイツの女医ドルテ・ズィーデントプフさんは同じ時期、ドイツ第一テレビARD局の『遺伝子の中で荒れ狂うチェルノブイリ』 にも登場されていました。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ソース:Das leise Sterben

    n-tv
    SPEZIAL

    Samstag, 19. März 2011

    Das leise SterbenHorrorszenario wartet aufJapan

    http://www.n-tv.de/Spezial/Horrorszenario-wartet-auf-Japan-article2887296.html

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *****

    ドルテ・ズィーデントプフさんは20年来チェルノブイリ近郊の汚染地域を訪れ、現地とドイツとで、放射能の被害者達の救援活動を行っています。ズィーデントプフさんは核戦争防止国際医師会議 IPPNWのメンバーでもあります。n-tvとのインタビューでは

    白ロシアの村の人々の悲しみに満ちた生活とその静かな死について

    そして原発事故の起こった福島を待ち受けている将来について語ってくださいました。

    n-tv:20年間チェルノブイリの放射能犠牲者をご覧になっていらっしゃる経験から、日本人を待ち受けている将来についてどのようにお考えになりますか?

    急性放射線障害に脅かされている原発作業員達の運命については誰しも想像がつくでしょうけれども、

    低線量被曝に晒される何千人、何万人もの人間にも着目しなければなりません。

    事故のおぞましい映像や、遅かれ早かれ死に見舞われ、あるいは病に倒れるだろう作業員達の運命にも関わらず、私達はあまりにあっさりと、低量被曝を受けた人々の間に長い年月に渡って広がっていくことになる病気を忘れてしまいます。

    n-tv:福島原発周辺地域の放射能汚染に関する具体的な報告はありますか?

    残念ながら信頼できる情報はほとんどありません。セシウムが環境に放出されたとらしいというのが私が最近耳にした情報です。そこでセシウムを例にとって説明しましょう。セシウムは生物学的にカリウムと似ており、人間の体は良性のカリウムとセシウムとを区別出来ません。

    セシウムは呼吸と食物を通して人体に侵入します。

    セシウムの身体への侵入を防ぐことは出来ません。人間の体に入ったセシウムは独立して細胞に取り付き、細胞のエネルギー源を破壊します。肝臓であろうと膵臓または脳細胞であろうと問題ではありません。セシウムに取り付かれた細胞は、隣接する細胞を同様の状態にした後、死亡します。こうやって不気味な悪循環が始まるのです。生命は細胞から誕生しますが、この場合、細胞は死の出発点となるのです。

    n-tv:細胞に取り付いたセシウムの潜伏期間はどれくらいですか?

    それはセシウムを取り込んだ人の年齢によります。子供は細胞分裂を絶え間なく行っていますから、より大きな危険にさらされています。成長期にある子供は常にエネルギーを必要とし、常に傷ついた細胞と共存していかなければならないのです。すでに臓器の成長が終わり、細胞分裂の総数が少ない成人は、即座には脅かされません。そう言う訳で、

    子供の方がずっと早い時期に悪性の疾患に見舞われます

    チェルノブイリの経験から早ければ一年後から四年後とわかっています。成人の潜伏期間は20年から25年です。

    n-tv:つまりチェルノブイリ事故から25年を経た今、当時いわゆる低線量被曝を受けた人間が発病しているということなのですか?

    その通りです。当時の大人は25年間生き延び、今病気になっています。

    私達はそれを”静かな死”と呼んでいます。

    当時の子供達はもうとっくに発病しています。そして多くが死んでしまいました。

    n-tv:人間の生殖活動にはどのような影響があるのでしょうか?

    セシウムは遺伝細胞にも存在します。厄介なのはセシウムが女性の卵巣や卵細胞にも取り付くことです。これらは再生しない細胞なので、生涯傷つくことになります。

    男性の精子は再生しますが、生殖活動の中で、傷ついた情報が伝達されていきます。そうなるとまったく子供が生まれなくなるか、または生まれても、父親と母親から傷ついた情報を受け継いでいるのです。その結果はとても想像できません。

    日本の責任者達はとっくに女性や子供を南に移住させていなければなりません。何故彼らがそれを実行しないのか、私には皆目理解が出来ません。

    将来大量の白血病が出現するでしょう。今回のセシウム雲は日本人にとって大変な惨劇です。しかもその他の放射性核種についてはまだ何もわかっていないのです。


    n-tv:
    ヨウ素とストロンチウムも話題に上っています。 

    ヨウ素というのは放射性ヨウ素のことで、子供の甲状腺に様々な影響を与えます。子供達は成長途上にありますから、甲状腺は大人よりも多くの放射性ヨウ素を取り込んでしまいます。チェルノブイリの経験から、子供達の甲状腺癌が飛躍的に増加することが予測されます。残念ながら日本の方々は覚悟をしていなければなりません。

    n-tv:ストロンチウムは?

    ストロンチウムもセシウムに似て、厄介極まりない核種です。人間の体はストロンチウムも区別することが出来ず、

    食物に含まれていれば吸収してしまいます。ストロンチウムは骨と歯に取り付いて放射を続け、

    血液(つまり赤血球や白血球、血小板と言った基本細胞)を製造する器官のある骨髄を攻撃

    します。これらの血液細胞はストロンチウムによって傷つけられます。それも生涯に渡ってです。というのは

    ストロンチウムは一度取り付いた場所を離れることは決してなく、そこで短いベータ線を放射し続ける

    からです。

    n-tv:事故を起こした原子炉の周辺地域がどれくらいの時間で再び清浄になったと言うことが出来るデータは存在しますか?

    半減期というのは放射線の半分が消滅する期間を指すだけです。生物環境から放射性核種が完全に消滅する時期を想像するには、それぞれの半減期に10を掛けなければなりません。ストロンチウムとセシウムの場合はだいたい400年ということになります。つまり想像しうるあらゆる生物環境いたるところに低量の放射線が存在すると言うことです。もちろん地下水にも。

    n-tv:汚染地域で生きること言うことを、どのように想像したらいいのでしょうか? 

    生きるですって? 何よりも人々は死んで行くのです。

    静かに死んでいきます。

    主に癌が原因ですが、あらゆる病気で人々は死んでいきます。

    ストロンチウムも大きく起因しています。例えばエネルギー交換が不可能となって心筋がやられます。ベラルーシーで行った診察は、

    子供達が2歳、3歳、4歳にして急性心不全で死んで行くことを証明しています。癌だけではないのです。

    腎臓不全、肝不全や多くは血液製造障害が原因で人々は死んでいきます。これらは「チェルノブイリ・エイズ」という名称で知られ、生き延びられるチャンスはほとんどありません。

    n-tv:事故との共存が社会的に受け入れられることが最終的にあるのでしょうか?

    外見上はあります。私はかれこれ20年に渡って定期的にチェルノブイリの周辺地域を訪れていますが、今でも現地の人々は事故のこと、自分達の将来のことについて語るのを嫌います。彼らは身を小さくして、死と共に生きています。死人を出さない家族はありません。若い人々、うんと若い人々が本来は老人にしかありえない病に侵されています。チェルノブイリでは、家を出た途端倒れて死ぬ若者がいます。

    急性の心不全です。20歳,25歳,30歳での心不全は決して珍しくありません。

    n-tv: プルトニウムについてまだ話をしていません。もしも大爆発が起こったら環境に放出される可能性がありますね。

    万一原子炉のひとつでも本当に爆発することになったら、私には想像したくもない惨事になるでしょう。プルトニウムはこの世で一番恐ろしい毒物です。福島の原子炉の燃料の半分はプルトニウムを含んでいるという話です。

    ほんの少量でもプルトニウムが体内に侵入すると肺癌に発展します。

    これに対して人間の体はまったく無防備です。そしてこれは不治です。何十万という人々が命を落とすことになるかもしれません。

    (Peter Poprawa によるインタビュー)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    以上は「山崎淑子」のブログより

    世界の市民は、福島原発で被爆しつつある日本人、特に女子や子供の将来を大変心配しています。それに比べ、日本政府の非人道的な措置に驚きと無念の念を感じています。どうして国民を大事に出来ないのか不思議であるし、理解できないでいます。何故なのか、分っていてそうしないのか、或は知らないのか、理解不能であるのです。以上

    7つの警告


    人類歴史の岐路

    ◆10月16日

     今年の冬、チュニジアで始まった、「アラブの春」運動はアラブ世界に拡大し、このブログではその時点で、それがアメリカやヨーロッパ、世界に飛び火する、と予見したが、現在、世界中でデモが起きている状況になった(8月1日号「イスラエルで福祉政策改善を求め15万人デモ」・9月19日号「ニューヨーク金融街にデモ隊」)。

     これはその広がりが世界的になりつつあることを見てもわかるように、単に一国における経済是正のための運動ではない。これは、その底流には、前回号で示したように、世界規模で起き始めている、人類歴史の進化と飛躍のための現象なのだ。

     このデモ隊が掲げるスローガンが満たされる方向に世界全体が進むのか、それを抑える側の思惑通りに世界が進むのか。いずれにせよ、世界の人々が二つのグループに大きく分かれ、衝突する現象が深まることになるだろう。
     
     これは以下に示すように、世界経済がいよいよ窮地に入り込むことで更に増大していくだろう。この事態を収拾することは恐らく無理であり、せめてその流れを緩やかにすることだけが、我々にできることだろう。

     金融資本主義体制とそこに巣食う者たちは、滅びが近いことを理解し、そこから離脱することを真剣に考える時(秋)である。

     
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ●7つの警告
    http://www.moneyandmarkets.com/7-major-advance-warnings-47579
    【10月9日 Martin D. Weiss Ph.D.】

     大規模な破たんの可能性を見るので、待たないことにする。緊急に警告する。
     あなた方が危機に直面している資金を救うための時間が必要だ、ということは分かっている。そして我々は金融の災厄が我々の時計に従順ではないことも知っている。

     それは突然襲うのだ。特に株と債券市場でだ。そこでは迫りくる問題を予見して投資家らがしばしば売りを開始する。・・・(省略)

     新しい警告を発する時がやってきた。我々の40年間で最も重要なものである。

     新しい警告は、ヨーロッパに集中している。しかし下記に説明しているように、アメリカと世界中にいる投資家らに対して、ほとんど人生を変えるほどの影響を持つものになるだろう。 


    ◆警告1
     ギリシャのデフォルトは間近い

    ギリシャの債権を保有している銀行とその他の投資家らは既に大きな損失を見ている。2年物国債で50%以上、その他の債権ではそれ以上だ。

     現在まで、ヨーロッパ諸国は自分たちの銀行がこういった不良債権を額面通りの価値を持つものとして会計簿に記していることに目をつむっている。それが最良で全く問題ないかのように扱っている。ソブリンデットの破たんなど決して起きないかのように振る舞っている。
     しかし今やヨーロッパ当局はとうとう、銀行は「危機の解決に参加」すべきだということを認めつつある。
     言い換えれば、銀行は腹を固めてギリシャ・ローンに大ナタをふるわねばならないということだ。彼らは正式に少なくとも損失があったことを認めねばならない。

     結論:銀行がこの解決の仕方を意欲的にか、あるいはそうでないにせよ認めることはギリシャのデフォルトを意味する。


    ◆警告2
     恐れに対する感情が伝染し拡大する

     世界中の投資家らがギリシャのデフォルトには見て見ぬふりをするだろうと考える者は、大きなショックを受けるだろう。
     ギリシャは第三世界の小国ではない。ギリシャはヨーロッパ連合のメンバー国でありユーロ圏の国だ。ギリシャは、3280億ドルの負債を抱えているが、これはアイルランドとポルトガルのそれを合わせたものより大きい。
     更に、ギリシャだけではないのだ。投資家らはそのことを知っている。ヨーロッパの国がデフォルトすれば、その他の国もそうなるということを、彼らは自動的に予見するだろう。その予見をもとに、彼らは大きな負債を抱えている政府にはそれ以上の貸し付けを拒否する、ないしはとてつもない利回りを要求するだろう。


    ◆警告3
     ヨーロッパの大銀行が破たんする

     いくつかのヨーロッパの大銀行はソブリンデット問題とそこから発する大量引出のために破たんするだろう。
     巨大な住宅バブルとその破裂から生じた住宅ローンの不良債権問題を抱えているスペインの銀行は特に脆弱だ。
     実際今年は、欧州銀行監督機構(EBA)はヨーロッパの大銀行に対するストレステストを実施したが、テストで不合格となった8行の内5行はスペインの銀行だ。
     フランスの大銀行も問題が同様にある。彼らはどうにかテストには合格した。そのような事実があるにも関わらず、彼らはギリシャ、ポルトガルあるいはアイルランドに対する貸付での損失を会計簿に書き入れないで済ますことが許されている。

    ◎BNPパリバは2.7兆ドルの資産を持ち、世界最大。
    ◎クレジット・アグリコルは2.1兆ドルで、世界第4位。
    ◎ソシエテ・ジェネラルは1.5兆ドル

     合計すると、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループを合わせたものより多いのだ。
     この3行はPIIGS諸国の不良債権の海で溺れかかっている。この3行すべてが危険である。しかしもっと差し迫った問題がある:大量引出だ!
    ・・・(省略)
     ヨーロッパの大銀行は、アメリカの銀行よりもずっと短期資金に依存しているので特に脆弱性を持っている。今現在、多くの銀行が引出で大きな問題に直面しつつある。
     そのために、ヨーロッパ中央銀行が先週400億ユーロの緊急融資で大量引出に直面した銀行の救出に動いたのだ。しかし400億ドルは、PIIGS諸国の負債の1ドルに対して1セントの効果しかない。 

     これからの数週間で、大銀行が破たんするのを政府は手をこまねいてみているだろうか? 最初の内は、否だ。そこで以下のようになるだろう・・・


    ◆警告4
     ヨーロッパ諸国の国債の格付けが下げられるだろう

     ヨーロッパ連合で最も豊かな政府、フランスとドイツは、破たんする彼らの銀行の救済に取り組むだろうから、世界市場はしばらくは息をつけるかもしれない。
     しかし、最近の歴史が示していることは、銀行救済の考え方は以下のような理由で深刻なダメージを受けている。
    ◎銀行と経済を救済せんとするため、政府自身の財政バランスを損なっている。
    ◎自分たちの優良であるとの信用格付けを失うことで大きなダメージを受けている。
    ◎更なる借金をした途端に、彼らはより高い利率で支払わねばならなくなる。
     言い換えれば、破たんに瀕する銀行を支援しようとすることで、政府は自分自身を破たんの淵に追いやっているのだ。

     先週、フランス・ベルギーの巨大銀行のデクシアが、破たんしかかっているということを知った。フランスの巨大銀行に比べればまだ小さいのだが、それでも、その資産はベルギー経済の1.5倍はあるのだ。
    もしベルギー政府が銀行を救済しようとすれば、何が起きるだろうか? 間違いなくまだ良好な信用格付けを失うことになるだろう。
      10月7日、ムーディーズはデクシアのような銀行の救済をしなければならなくなる可能性を理由に、既にベルギーを格下げの方向で見直しつつあると発表した。
      ムーディーズは、ベルギーの格下げを考慮中である理由は、「必要となりそうな追加の銀行支援策を持つ既にぎりぎりの政府のバランス・シートに対するインパクト」である、とはっきりと指摘している。
     また大銀行の救済が必要になりそうだということが、他のPIIGSの国々が最近、格下げで一層苦しくなっている主な理由だ。

     
    ◆警告5
     スペインとイタリアが次のデフォルトに直面する国

     スペインとイタリアは3.4兆ドルの負債を抱えている。これはギリシャのほぼ10倍だ。
     しかし彼らが支払う利息の額が上昇し、彼らの大銀行が支払えなくなりつつあるので、彼らは今までの負債を支払うための新しい借り入れができなくなるだろう。
     
    結果:スペインとイタリアはデフォルトの危機に直面するだろう。


    ◆警告6
     世界的な国債市場は危機的なメルトダウンに直面

     スペインやイタリアも含める国々のデフォルトが予見される中、世界の国債市場は投資家らがパニックに陥り市場から撤退するため閉鎖されるようになるだろう。
     このパニックはPIIGS諸国の借入能力を損なうだけでなく、彼らのデフォルトを推し進めることになるだろう・・・しかし、それは更にフランス、ドイツ、日本、イギリス、アメリカなどの債券市場をメルトダウンさせる恐れがある。それが起きれば、金利の急上昇が起き、最終的には、借入不能となるだろう。


    ◆警告7
     ソブリンデット・デフォルトの悪循環と銀行破たんが世界的恐慌を引き起こすだろう

     ソブリンデット・デフォルトは更なる銀行破たんの引き金となるだろう。銀行の更なる破たんは、更なるソブリンデット・デフォルトを引き起こすだろう。
     この悪循環は、ビジネスや世帯向けの貸付を断ち切ることになり、世界経済は沈み恐慌になり、悪循環は永久に繰り返すことだろう。
     最終的には、世界全体で何十億という人々が経済的な大災厄の中に投げ入れられる状況を長く見ることになるだろう。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    以上は「ROCKWAY EXPRESS」より
    人類の叡智が試されている状況です。最悪の事態にならないと変革できなかった過去ですが、今回もまた其の轍を踏むのかどうか予断を許さない時期にあります。以上

    頭の良い人とそうでない人の差はどこに、その対策は!ーその③

    頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

    ――何か分かりやすい例はないか。

     たとえば、スープを作りたいと思ったとき、まず左手をどうしたらいいのか、すぐにはわからないだろう。スープを作るという願望が即座に左手をどうしたらいいのかということに何の制約も与えないからだ。

     ところが、解決できる部分に分けるシステムを持っているとうまくいく。スープの場合は、まず玉ねぎが必要であると考えると、それがキッチンのどこにあるか情報を結合するところから始まる。その場所に行くことで、この小さな問題を解決できる。そうして初めて問題解決に取り組むことができる。

     このやり方はスープを作ることでも三角法でもチェスをやるときでも同じだ。部分に分けて初めて、複雑な問題を解決できるのである。つまり、“多重要求システム”の主な機能の一つは、まず何かをしたいという願望から始まり、それを有用な部分に分けることである。

     日々達成したいことを箇条書きにして書きとめることがしばしば有用であるように、問題を有用な部分に分けるように人を訓練することはできる。

    ――ということは、願望や関心が脳を刺激することはある程度当たっているということか。

     特定のテーマについて考えるのに費やす時間のトータルからすると、明らかに筋は通っている。

     たとえば、動物の行動に関心がある人は、何百時間も動物の行動について考えることに時間を費やす。車が好きな人も車のことばかり考えている。これほどの時間を費やして、ある分野について高めて行く複雑な知識は、自分の問題を分析する能力を決定する主要な要素であることは確かである。

     科学者としての私の人生では、50代になると20代のときよりも流動性知能はよくないかもしれない。その種の知能はかなり急速に落ちて行くからだ。しかし、結晶性知能、あるいはスピアマンがいう特殊因子(specific factor)からの寄与は非常に効果的である。心理学や脳について何が重要な質問かについての専門知識を今まで築き上げているからだ。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月 8日 (火)

    トリチウムによる被爆の恐ろしさ

    トリチウムによる被曝の恐ろしさを知ることの出来る論文二つです。

    トリチウムは空気中の水蒸気、又は降雨、海水に溶け込んでおり、水道から、呼吸から、海産物から摂取され、体内が被曝するのです。

    その放射線量は、プルトニウム、ストロンチウム、ウランよりは少ないのかもしれませんが、身体は「水」と判断し、対外に排出されず、細胞内にまで入り込みDNAを破壊します。

    我々は大変厳しい状況に追い込まれました。


    トリチウム、水、そして環境(1)京都大学名誉教授 斎藤眞弘

    トリチウム、水、そして環境(2)京都大学名誉教授 斎藤眞弘

    トリチウムの摂取による被曝線量は2倍になる 美浜の会

    原発 放射能 水道 食品汚染
    以上は「ジョージ」ブログより
    放射能には、セシウムの他にもいろいろ種類がありますが、このトリチウムも怖い種類の放射能です。日常生活には放射能測定器が欠かせない時代になりました。  以上
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    人類進化が強制的に進められる


    太陽フレアーにあぶられる水星(左上方)


    ◆人類進化が強制的に進められる

    「伊勢白山道」の10月4日のブログ記事では、人類の進化が強制的に進められるということが、超巨大太陽フレアーの発生と絡めて語られている。
    http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/4be96b89cf18f0d2abd12a71db47d15a

     すでに伊勢氏は人類の進化については何回も語っている。そして太陽フレアーがその推進力であることを語ってきている。

     その人類進化が何時か、という点についても、この超巨大太陽フレアー発生の時期として「近未来」であることを示してきている。もちろんそれは開始時期が、ということであろう。しかし開始時期ということを言えば、既に開始されている、ともいえるのだ。

     また人類の進化、とは具体的にどういうことか、という点についても、少しずつ語ってきていた。今度の10月4日の記事も、その一旦を示しているものと思われる。

     人類の進化に関しては、いわゆる2012年の12月の冬至時期についてのマヤの暦などで騒がれてきていることや、「アセンション」という言葉で言われてきているスピリチュアル系の情報などがあるが、この伊勢氏の示す内容が真実を語っていると思われる。

     伊勢氏を古今東西の有史上の霊視・霊能者と比べてみても、はっきり言うが、ダントツのレベルにいる人物である。そんな人物が現代の日本に存在というか、生まれている事実に、まず驚いている。これは日本の使命と連携したことだろう。世界の雛形としての日本がまず、世界に先駆けて、人類進化の先頭に立って進んでいくことと関係していると考えられる。

     伊勢氏がとりわけ特異なのは、10月5日のブログで語っているように、「私が他の人と少しだけ違うのは、死後の有無を信じる・信じないではなく、昨日のことのように覚えていることです」という言葉に表されている。

     氏は、何回もあった前世の記憶を覚えているのと、今回の生の直前、つまり母親のお腹の中にいた時のこと、産道を降りてくる時のこと、生まれた瞬間のことなどを覚えている、という。母親が妊娠中は、(霊的に・霊として)母親の右上にいて母親が交通事故などに合わないように導いていたとも言っている。

     さて、この太陽フレアーと人類の進化については古代からの規定の方針なので、変えることはできないらしいが、太陽フレアーが増大・強化することで地球の人類に影響が出てくることになる。伊勢氏の使命の一つは、その影響の中で悪い影響の方(被害)を最小限に収める、ということがあるようだ。悪い影響とは、温暖化による天候異常、地震の増大・強大化、火山の噴火などだ。

     しかし太陽フレアーの影響の中で、いい影響のはずが、ある特定の人間にとっては悪い影響として出てくるものがある。これが太陽電磁波に含まれる、超精細な波動を持つ、太陽霊光と名づけられている、一種の霊的放射線だ。

     自分以外の霊的要素を保持していると(例えば霊的ヒーリングなどを受けることで他人の霊的磁気を自分の霊体内に取り入れ保持していること)、この太陽霊光によって苦しくなり実際の癌などの病気になり出すという(癌患者が皆そういう人だということではない・癌になるにはいろいろな理由がある)。

     これらのことを概略的に示せば以下のようになりそうだ。これはあくまで、ブログ子の解釈した、伊勢白山道のコメント内容の要約であることを断っておく。伊勢氏の意図と違っている可能性があることを断っておく。


    <人類進化の工程>

    ●太陽黒点の増加とともに、太陽フレアー出現数も増える
    ●純粋な魂を保持していない人間は、黒点数が増えることで太陽電磁波が強化・増大し、その中に含まれる太陽霊光によって、違和感・苦しみを増大させていく
    ●各宗教団体の背後にいる(神ではない)霊的存在が太陽霊光によって弱体化し、宗教団体自体が弱体化、衰退化、消滅していく
    ●2011年ころから出始めている巨大太陽フレアーが2013年以降には、超巨大太陽フレアーになってくる
    ●この巨大太陽フレアーが水星を煽ることで、水星のエクトプラズム・プラズマを地球に融合させ始め、そのため地球人が中性的になり始める
    ●また更に金星を煽ることで、神人合一(即身成仏)的状態が地球人類に起き始める(悟りを得る人・覚醒する人が増える)
    ●近未来に出る超巨大太陽フレアーの電磁波の影響で、人間の心臓が心臓マヒを起こし、仮死状態になるが、その状態から蘇生する人類が出てくる
    ●この蘇生した人類は、結果的に、純粋な魂を保持していた人間で、水星の影響で草食系で中性的な、そして金星の影響で神人合一を果たした、ないしは経験した人間であり、霊が主体の半霊半肉の人間である
    ●各自が神人合一を果たしているので、今までの宗教組織は必要ではなくなり、かつ組織の背後にいた霊的存在も、太陽霊光によって衰弱・消滅しているので、宗教組織のない世の中になっていく
    ●草食系人類は肉食をしなくなるので、食糧問題などの解決が進む
    ●純粋な魂の存在としての人間は、ボランティア精神の塊のような存在(良心が全的に発露している存在)となっているので、欲得の利潤追求型の資本主義経済体制は変化し、富の配分の均一化が進められる
    ●世界的気候変化のため世界的な旱魃が起きるが、世界の雛形としての日本には豊富な水が存在し、日本のおかげで世界はサバイバルしていく
    ●伊勢に鎮まるモーセの十戒の石版や契約の箱(アーク)などが出現し、日本が霊的な世界の中心となり、日本から弥勒の世と言われる世界が実体化していく
    ●弥勒の世が実現した暁には、人間は転生する必要がなくなり、半霊半肉の姿で死ななくなる


     以上がブログ子が伊勢白山道のブログ、コメントその他の記述から解釈した、人類進化の工程の概略である。このような世界が近未来に始まる(一部ではすでに始まっている)から、このブログの読者は、伊勢白山道のブログに毎日目を通すことをお勧めする次第である。
    以上は「ROCKWAY EXPRESS」より
    人類始まって以来の危機に直面して、科学と宗教の本質が問われています。現在のいわゆる専門家の存在意義が問われています。人々から信頼されなくなって来ています。本当のこととはどう言うものなのか最も基本的なことが問われているのです。 以上

    頭の良い人とそうでない人の差は何処に、その対策は!-その②

    「頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

    ―― 一般因子(general factor)のことか。

     そうだ。ただ、彼は単純に「g」という呼び方を好んだ。スピアマンは、学校の成績と基本的な感覚能力にプラスの相関関係があることを発見した。(教科に関する)学力テストで優れている者は、2つの音や重さの弁別能力を測る感覚能力テストでも良い成績を収める傾向が見つかった(たとえば、学校でラテン語ができる子どもは、感覚能力テストでも成績がよかった)。

     むろん、先述したように、日常生活で一つのことに秀でていても、他のことが苦手な人はいるので、この結果を鵜呑みにはできないが、それでも全体的な傾向としてはプラスの相関関係があることは示されている。

    ――それは生来の能力か。

     流動性知能は、スピアマンの「g」の測定では、かなり遺伝によるもの、つまり先天的であることがわかっている。

     しかし、残りの部分は、じつは環境によるものが大きい。私にとってはその部分の方が興味をそそる。というのも、この一般的な認知能力がどのように発達するかを決定するのは環境上の経験であるからだ。となると、人生のかなり初期すなわち幼年期の経験は特に重要である可能性が高いように思われる。それが社会上、文化上のバックグラウンドが異なる人の中でどのくらい影響するかを私は知りたい。遺伝的な要素についてはほとんど何もできないが、環境の要素は変えることができるからだ。

    ――言い換えれば、人は環境を変化させたり訓練を受けることによって自分の知能指数を向上できるということか。

     訓練を通じて一般的な認知能力を向上させることができるかについては、沢山の研究が行われているし、実際に多くのプログラムがある。なかでも、スウェーデンで開発中のworking memory(作業記憶)の訓練プログラムは、有名だ。これは、子どもの作業記憶の容量を向上させるために、覚えるべきことの内容を徐々に難しくしていくものだ。

     ただ、普通の人を訓練するときに一つのことを上達させることははるかに簡単だが、それがそのまま別のことまで上達させるとは限らない。これが教育の悲しい現実である。ギリシャ語を学べば、ギリシャ語のことはたくさん覚えるが、それが一般的な記憶までよくするかというと、その証拠はあまりない。

     また、本にも書いたように、大切なことは、知能を使う行動はそれがいかなるものであっても、いくつの部分に分けて考える必要があるということだ。各部分は個々に取り組むものなのだ。このことは、問題解決のためにコンピュータのプログラムを作成するときや人工知能を作るときにも明らかである。

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    2011年11月 7日 (月)

    HAARPに地震波か?

    HAARPに地震波か?:研究用38 久しぶりの250nTの地震電磁波か?

    みなさん、こんにちは。

    追記:
    いやはや久しぶりに強烈な地震電磁波到来である。どうやら日本アジア方面ではない。おそらく、カナダ中心部からカリフォルニアそしてオセアニア方面を通る大円のものである可能性が高い。ひょっとしたら、その逆サイドの中東の方面かもしれないが。しかしながら、やはり連動性があるので、こっちの方面も要注意かもしれない。

    −−−−−
    ここしばらく太陽活動も比較的安定で特に変わったことはなかったが、最近再びCMEのMクラスが生じたようで、再び太陽活動が活発化してきているようである。それに応じるかのように、HAARPモニターもまた比較的安定であったが、今日見てみると、久しぶりにHAARPモニターにかなり大きな地震電磁波のものと考えられる250nT程度の振れが出ている。幸いにもこれは、どうやら日本アジア方面の大円の方角ではなく、別の方角からのものであるようである。その方面の人は、要注意が肝心だろう。地震電磁波が発生してから1、2日後から1、2週間の間に対応する地震が来ると考えられている。太陽からのCMEも来ているようだから、これからしばらくは不安定な時期が続くのかもしれない。

    宇宙天気ニュース
    によれば、

    22011/11/ 1 07:51 更新
    太陽の東端でMクラスのフレアが2回発生しています。南向き磁場がやや強まっています。



    Magnetometer Chain
    青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。今回のものは、黒線はそれほど大きくはないが、青色成分かなり大きな振幅で揺れている。


    最近はこれには一カ所のデータしかないため、このデータから方角の特定はできない。

    Induction Magnetometer
    一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。







    今回のスペクトルデータには、かなり大規模の地震電磁波が捉えられている。

    Spectrum Monitor Waterfall Chart

    この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

    VHF Riometer

    (これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
    Electron density

    Digisonde

    (電離層の電子密度がわかる。)


    一方、カナダの地磁気モニター群

    には以下のような波形が出ている。
    Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories


    このカナダモニターには、1日のUT6~7時にかなり大きな地震電磁波(250nT)が観測されている。これはアラスカガコナのHAARPモニターにも出ているようである。今後を注意しておく必要があるだろう。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。


    参考:
    アキラの地震予報
    日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。

    *11/01の予想 (10/31 21:04発信) 明日11/01は、アキラ・メソド再作動予定です。
    明日11/01は、全国的に良く晴れて冷え込み、東北地方中心としてアキラ・メソド再作動予定です。
    そして、相変わらず地震発生態勢が続きます。地震発生合図も父島圏内にM5.0以下、
    柿岡圏内にM4.0程度以下の合図が出ています。
    もし、地震発生があるとすれば、震度は、1~4程度。地震発生時間帯は、
    11/01 01:06、08:36、13:00、18:12、中心に各々前後2時間の範囲でしょう。


    備えあれば憂いなし。


    おまけ:
    ちょっと気になる記事。
    再びマグニチュード9の地震が発生する確率が高くなってきました.

    おまけ2:
    どうやらこの地震電磁波が予兆したものは、以下のものだったのではないかと見る。

    PACIFIC-ANTARCTIC RIDGE

    Magnitude Mw 6.3
    Region PACIFIC-ANTARCTIC RIDGE
    Date time 2011-11-02 14:59:28.0 UTC
    Location 55.21 S ; 128.87 W
    Depth 10 km


    震源地10km地震というやつですナ
    以上は「井口和基氏」ブログより
    先日北海道大学から近くM9.0ぐらいの地震の発生に注意するように警告が出ていましたが、その前兆らしきものが観測されているのも事実です。「備えあれば憂いなし」で準備するしか方法がありません。                             以上
    3.11同時多発人工地震テロ Book 3.11同時多発人工地震テロ

    著者:リチャード・コシミズ
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    EM技術による放射能被爆対策



    第40回 EM技術による放射能被曝対策



     東京電力福島第1原子力発電所の事故はチェルノブイリ

    原発事故のような最悪な状態にはならないとしても、半減

    期が30年の放射性セシウム137による土壌汚染が確認さ

    れている。放射性ヨウ素131の半減期は8日と短く、追加的

    な汚染がなければ30~40日で消滅するといわれている。

    それに対しセシウム137の半減期は30年、カリ肥料と同じ

    ように作物に吸収されやすく、食物を通し人体に入り、

    内部被曝の原因となる。その内部被曝は、免疫力を著し

    く低下させるため、すなわち、「チェルノブイリエイズ」と称

    される免疫不全に陥ることが明らかとなっている。


     1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故が発生して、

    25年が経過した。外部被曝による原爆症については、

    広島、長崎の結果と同じであるが、被災国となったベラ

    ルーシでは、現在もなお、食物を通した内部被曝の問

    題は解決されず、深刻な状況が続いている。しかも、

    事故現場から340kmも離れ、絶対に安全といわれた

    首都ミンスクの市民にも、高レベルの内部被曝が広

    がっている。



     ベラルーシは、国土の23%(46500km2)が被災したとされ

    るが地図に示されるように、汚染の境界は明確でなく、

    かなりのグレーゾーンでも農業が営まれている。事故から

    15年経過した2001年、ベラルーシ放射線安全研究所が行

    なった全国の牛乳検査の結果、セシウム137による放射能

    が1L当たり50ベクレル以上となった地域は、1100の農村

    に広がっていたことが確認されている。


     WHOによると、セシウム137の身体負荷量は、一般的な

    国では、0.3ベクレル/kgとなっている。現実には、

    ベラルーシ全体がこの数値をはるかに上まわっているた

    め、ベラルーシの科学アカデミーは、放射能の身体負荷

    量を15~20ベクレル/kg以下にすることをガイドラインと

    して健康指導を行なっている。この数値は、白血球の数

    が減少し始め、免疫力が低下し始めるレベルを指標に

    しており、やむを得ない措置である。


     セシウム137の身体負荷量の生物的半減期は、大人

    で100~150日、子供で15~90日で、年齢が低いほど

    短縮されるが、その対策は、主として非汚染地帯での

    サナトリウムの活用が中心であり、その他に、海外の

    ボランティアの支援による国外での療養も、かなりの

    国々で実施されている。


     我が国でも、1990年以降、数多くのボランティア団体

    がベラルーシの子供たちの療養を支援しており、現在

    もなお続けられている。1994年の秋、私に、北海道で

    ベラルーシの子供達を受け入れている「チェルノブイリ

    へのかけはし」の代表の野呂美加さんから、EMで放

    射能対策が可能か否かの問い合わせの手紙が来

    たのである。


     私は、「可能性あり」と返事し、数週間後に行なわ

    れた、札幌市民大学の講師をつとめたことを機会に、

    野呂さんに会い、協力を約束した。その後、療養に

    来日した子供たちに、EM・Xを提供し、EM・Xに詳し

    い医療関係者も紹介したのである。EM・Xの効果は、

    てきめんで、腫れていたリンパや甲状腺も正常に

    戻り、食欲も増進し、わずか1ヶ月そこらで、すっか

    り元気になって帰国したが、その結果は、数値で

    はなく、あくまでも外見上のことであった。


     常識的に考えると、放射能被害をそんなに簡単

    に治すことはあり得ない話である。この常識は、

    私も、十分に心得ているが、過去に広島で被爆し

    た複数の新潟県在住の方々から、EM・Xを飲んだら、

    「白血球の数値が正常に戻り、免疫力が高まり、

    カゼをひかなくなった。お陰で被爆前の元気で

    あったころの、すがすがしい気分を、久々に味わ

    うことができた。」という報告を受けていたからである。


     EMは、光合成細菌を中心に、乳酸菌や酵母等々

    の抗酸化機能を持つ微生物の複合共生体である。

    その主要菌である光合成細菌は、粘土と混和し、

    1200℃の高温でセラミックス化しても、そのセラミ

    ックスから取り出すことが可能である。想像を絶

    するこの耐熱性は、光合成細菌がガンマ線やX

    線や紫外線をエネルギー源とし得る機能性を有

    するからである。そのため、外部被曝はもとより、

    内部被曝の放射能を無害な状態に変換している

    と考えられたが、我が国の放射線に関する実験

    規制は、かなり厳しいため、将来の課題だと考

    えていた。


     野呂さんの話によると、「チェルノブイリへのかけ

    はし」の活動には、ベラルーシの国立放射線生物

    学研究所の所長である、コノプリヤ教授も積極的

    に協力してくれており、近々、日本にも来ることに

    なっているとのことであった。


     もし、コノプリヤ教授が来日したら、費用はこちら

    で持つので沖縄までご案内して下さい。予算を準

    備して、共同研究を提案したいと思いますのでと

    、お願いした。翌1995年に野呂さんの協力でコノプ

    リヤ教授は沖縄まで来てくれたのである。当初は

    私の話を全く信じてくれなかったコノプリヤ教授も

    、私から出された状況証拠に半信半疑で同意し

    、EMおよびEM・Xを活用した放射線対策について

    の実験を行なったのである。この成果は、97年に

    沖縄でのEM医学国際会議で発表された。


     最終的に、EMやEM・Xを活用すると外部被曝

    はもとより、内部被曝の問題も解決できることが

    明らかとなった。しかしながら、それを信じる者は

    実験の関係者のみであった。それでも、ベラル

    ーシの国民にEMが使えるようにと考え、法的に

    かなり厳しい関門を、すべてクリアーして、EMは

    農業用、EM・Xは健康用として登録されたので

    ある。この登録は、今でも、旧ソ連のすべての

    国々で有効となっている。


     EM技術による放射能汚染や被曝対策につい

    ての結論的なことは前回(第39回)でも述べた

    通りである。しかしながら、今回の福島の第一

    原子力発電所の事態は、放射性セシウムを

    放出しているため、農水産物を通し、濃縮さ

    れた放射性元素による内部被曝の可能性は

    否定できない状況となっている。したがって、

    今回は、自己責任で実行できる内部被曝対

    策について述べるが、このような研究が実行

    できたのは、世界で唯一、本件のみである。


     なぜならば、ベラルーシ政府は、外国で療

    養する子供達の身体放射線負荷の測定を

    禁止しており、もし違反すれば、その子供達

    の再出国禁止と同時に、測定にかかわった

    関係者の入国禁止という厳しい法律を課し

    ているからである。もしも、正式な測定を行

    なうとすれば、ベラルーシ政府が認める放

    射線等の取り扱い及び測定に関する資格

    を有し、かつ、ベラルーシ政府が適正であ

    ると認証した測定機器を使用すること、

    外国人の場合は、政府の特別な許可が必

    要等々の条件も付されていて、実質的に

    第3国人が関与できないようになっている。


     幸いにも、野呂さんたちが受け入れた

    ベラルーシの子供達の通訳を兼ね、ボランティアで

    参加していたベラルーシ出身の、エドアルド・

    ヴェンスコビッチ君が、EM・Xに強い関心を持

    ってくれたので、彼を私の所属していた琉球

    大学農学部の研究生として受け入れ、EM全

    般のトレーニングを行なった。その後、大学院

    に進学させ、EM・Xによる内部被曝対策を

    修士論文のテーマとし、私とコノプリヤ教授で

    指導したのである。


     測定器のホールボディカウンターは、野呂さん

    の協力で購入することになったが、輸入関税が

    200%もかかるため、部品の輸入及び組み立

    てという手法で対処した。この方法でも50%の

    関税がかかり、当初の予算では、全く対応で

    きない状況となった。私は、ヴェンスコビッチ

    君を機器を作っているウクライナに送り、機器

    の分解と組み立てのトレーニングと放射線

    取り扱いに関する資格を取らせ、コノプリヤ

    教授の協力で、ベラルーシのすべての認証を

    クリアして、実験を行なわせたのである。もち

    ろん、この件にかかわる予算の不足分や

    ヴェンスコビッチ君の学費や生活費は、

    すべて当方で負担し、実験を完了すること

    が出来た。


     修士論文名は「EM・X服用による身体負

    荷量放射性物質セシウム137の排出に関

    する研究」となっている。実験に協力してもら

    った子供達は、地図の大きな赤い丸で示

    された汚染度の高いゴメリ州とモギリョフ州

    に住んでおり、21人が参加した。子供達は

    日本への出発前に現地で放射能全身計数

    装置(screener-3m)と携帯Y線々量計で測

    定し、日本へ入国した。日本での療養は

    7月23日~8月31日の40日間で、すべて、

    野呂さんを中心とした「チェルノブイリへの

    かけはし」の里親の方々に協力いただいた。


     21名の子供の平均年齢は9.7才、3グループ

    に分け、EM・Xを1日30cc飲むグループをA、

    1日50cc飲むグループをB、飲まない

    グループをCとした。飲まなかったグループ

    には、実験終了後の12月上旬以降に、

    EM・Xを飲むように関係者を含め協力を

    お願いした。出発前のセシウム137の

    身体負荷量はグループAが81.61ベクレル/kg、

    グループBは88.65ベクレル/kg、グループCは

    62.99ベクレル/kgであった。


     療養が終了した8月31日後、ベラルーシへ

    帰国した直後に測定した結果は、グループAが

    26.78に減少、グループBは全員が測定不能、

    すなわち正常値となったのである。グループC

    も33.81とかなり減少したが、ベラルーシ政府

    の目標である15~20ベクレル/kgに達するこ

    とは困難であった。


     また、EM・Xの持続性について検討するため、

    10月と12月の2回にわたって測定した結果、

    Aグループは12月2日の時点で帰国時の26.78より

    も下がり22.16、Bグループは全員、測定不能

    の正常値を維持し、Cグループは37.31となり、

    帰国後の数値が高まるという従来のパターン

    が確認された。


     これらのデータと、その後の測定値を参考に、

    コノプリヤ教授と協議した結果、EM・Xは1日当り

    50ccを服用すると40日でセシウム137の身体

    負荷量を完全に消去すると同時に、耐放射性

    機能が長期にわたって保持されるという従来

    の常識に反する結果となった。


     EM・Xは、その後、改良に改良が加えられ、

    日本では、EM・Xゴールドとして市販されてい

    るが、現在のEM・Xゴールドは、実験に使わ

    れたEM・Xの5.6倍、80℃以上に加熱して適当

    な温度で飲用すると10倍以上の効果がある

    ことも確認されている。福島第1原子力発電所

    の今後がどのようになるのか、予測は不可能

    であるが、最悪でもベラルーシのようにはなら

    ないことは確かである。


     この観点に立てば、内部被曝対策としての

    EM・Xゴールドは、ラベルに書かれている一般的

    なレベルで十分であり、子供はその2分の1、

    乳幼児は3分の1~4分の1が目安と考えるの

    が妥当である。当然の事ながら、EM・Xゴール

    ドは飲み過ぎても害はない清涼飲料水であるが

    、もしも日常と変わったことが発生すれば量を

    50%以下に減らす配慮は必要である。また

    外部被曝に対しても量を増やせば十分な対応

    が可能である。


     最後に、このベラルーシでの研究情報が、

    今回の日本の原発事故に何らかの形で役立

    つことが出来るようになったことは、これまで、

    長期にわたってご協力いただいた「チェルノブ

    イリへのかけはし」代表の野呂美加さんのお陰

    であり、改めて感謝の意を表する次第である。

    以上は「DIGITAL NEW DEAL」より

    現実に効果あれば救われます。福島原発の

    被害はこれからが本番となるので、いろいろ

    研究しておくことが重要です。特に乳幼児や

    子供たちの両親の責任は重大です。 

                         以上

    低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録 Book 低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録

    著者:ジェイ・マーティン グールド
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    上州は赤城の嶺りんご木村りんご農園

    りんご・ペクチンが体内放射能除去に有効!」

    米住宅ローン担保証券、2,000億ドル訴訟の行方そのー④

    米住宅ローン担保証券を不適切販売
    17金融機関“2000億ドル訴訟”の行方

    レプワラ問題が投資銀行にまで拡大

     そして、今回の訴訟が注目されている点がもう一つある。それは、銀行を対象とした住宅ローン債権の「買い戻し問題」が、投資銀行にまで飛び火したことだ。

     じつは、10年夏頃からバンカメなどの米銀に対し、住宅ローン債権を買い戻せという訴訟が頻発している。銀行が貸し出した住宅ローン債権をファニーメイやフレディマック、投資銀行などが買い受け、それを証券化して投資家に販売するが、住宅ローンの返済が焦げついた際にはファニーメイとフレディマック、保証会社が立て替え払いをすることになっている。この立て替え払いの保証を付けるために債権を売った銀行に対し、住宅ローンの内容表示に虚偽があれば買い戻すという“表明保証”を付けさせている。

     そして実際に返済不能が多発し、内容を調べてみるとローンの属性に虚偽が見つかり、表明保証に基づいて住宅ローン債権の買い戻しが行われているのだ。この表明保証の英単語の頭文字を取って「レプワラ問題」と呼ばれている。

     これら買い戻し訴訟を受けたバンカメなどは和解金を支払ったり、多額の引当金を計上することで幕引きを図ろうとしていた。その矢先に今回の訴訟が発生した。

     住宅ローンの内容に虚偽がある点で両者は同じだが、これまでは住宅ローンの貸し手である銀行がターゲットだったが、今後はRMBSを販売したことがある投資銀行もすべてターゲットになった。

     つまり、今回の訴訟ではファニーメイとフレディマックの2社にRMBSを販売した金融機関しか訴訟の対象となっていないが、この2社以外にRMBSを販売した投資銀行も今後、提訴の対象となる可能性があるということだ。

     もっとも、ドイツ銀行などは「断固として闘う」とするなど、「買い手側もプロの金融機関」(伴豊・SMBC日興証券シニアクレジットアナリスト)と見る向きもある。どこまで損害賠償が認められるかは未知数だ。しかし、ファニーメイとフレディマックには1644億ドル(約12兆6588億円)もの公的資金残高がある(11年3月末)。国民感情を抑えるための見せしめとして、投資銀行がターゲットとなった可能性も否めない。今後の動向に注目である。

    (「週刊ダイヤモンド」編集部 藤田章夫)

    以上は「DIAMOND ONLINE」より

    頭の良い人とそうでない人の差は何処に、その対策は!ーその①

    「頭のいい人とそうでない人の差はどこでつく?」
    『知性誕生』の著書で脳科学の権威が語る
    “インテリジェンス”の正体とその高め方
    ――ジョン・ダンカン ケンブリッジ大学名誉教授に聞く

    我々は、日常生活の中でよく「あの人は頭がいい」「知性(インテリジェンス)が高い」といった表現を用いる。しかし、その場合の頭の良さ、インテリジェンスとはいったい何を意味しているのだろうか。それは努力によって向上できるのか。また、そもそも実質的な意味を持つ言葉なのだろうか。英国が世界に誇る脳科学者のジョン・ダンカン博士に、知性のメカニズムについて聞いた。(聞き手/ジャーナリスト 大野和基)

    ――「頭のいい人」と「それほどでもない人」の差はどこにあるのか。

    ジョン・ダンカン(John Duncan)
    英国のケンブリッジ大学とバンガー大学の名誉教授。オックスフォード大学の客員教授、王立協会および英国学士院の会員でもある。30年以上にわたって人間の脳と心の関係を研究。近著に『HOW INTELLIGENCE HAPPENS』(和訳本「知性誕生」早川書房)

     心理学者のレイモンド・キャッテル(1905~1998年。イギリス生まれの心理学者)の言葉を借りれば、知能は「流動性」知能と「結晶性」知能に区分して考えることができる。前者は、計算したり、空欄に当てはまるものを考えたり、情報を処理して何かを生み出す知能のことだ。いわゆる「頭の回転がいい」といった特徴のことであり、これは20代半ばをピークに衰えていくと言われている。一方、後者は物知りというか、言語的な知識の蓄積がものをいうような課題に対処する側面を指し、老年期にいたるまで伸び続けると言われている。

     このうち流動性知能の水準は、およそ20分間のテストで測ることができる。そのテストの結果だけで頭の良し悪しを判断することは必ずしも正しくないが、結果があまりよくない人については、以下のようなことが起こっていたかもしれないと推察することは可能だ。それは、スリップしている車のように空回りしているかもしれないということ、あるいは問題が大きすぎて脳の活動が何も起きていないかもしれないということだ。

     ちなみに、人生で難問に直面したときに、そういう心理状況に陥っていると感じる人は多いだろう。ときにはありとあらゆる可能性を探しているだろうし(そういうときは、脳は活発に動いている)、あるいは、まったくアイデアが出てこないときもあるだろう。難問に直面すると、脳のシステムが非常に活発に動いていることもあるし、まったく作動しないこともあるのだ。

     かなり質問からずれてしまったかもしれないが、言いたいことは、頭の良し悪しの線引きは、一言ではなかなか答えられないということだ。すべては文脈や背景、前後関係といったコンテクスト次第であり、誰もが相対的に強いところや弱いところを持っていて、強いところは頭がいいと言える。

     しかし、それぞれのパフォーマンスに特有のことがあるとしても、それを超えて何に対しても発揮される能