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2011年11月20日 (日)

地球は人類進化のための学校だったーその②

地球は人類進化のための学校だった
それでは「世の終わりのシナリオ」の1番から見ていきましょう。

1.現代の物質文明は間もなく終わりを迎え、地球と人類は次元上昇することになる。その期限は2012年12月22日となるらしい。

 要するに、「現代文明は2012年に終わり、人類社会は次の新しい文明へと進む」ということです。これが「世の終わりのシナリオ」の全体像でもあります。
 そうは言いましても、この社会の中で生活をしていますと、あと数年のうちにこの世に終わりがくることなどなかなか信じられないと思います。以前と違って地球の環境に限界や異常が見られるようになっていても、多くの人はそのことを深刻に受けとめるのでなく、それよりもテレビのスポーツ番組や娯楽番組に興じているか、あるいは株や年金問題などお金に対する関心で頭がいっぱいになっているというのが実態です。その有様は、氷山に衝突したタイタニック号が傾き始める直前までパーティーに興じていた乗客たちの姿とイメージが重なります。
 多くの人はまだ「間もなく船が沈む(この国が崩壊する)」ということを全く意識していません。それは船内での催しや出来事(オリンピックやサッカーのワールドカップを頂点とするさまざまなスポーツ大会、株や為替の動向、有名な野球選手や映画俳優の結婚話やスキャンダルなど)に関心を奪われているからです。
 この状態で船が傾き始めれば、まさに映画「タイタニック」の乗客と同じように恐怖におののくことになるでしょう。船と違って、文明が破局に直面するまでの数年間は大変悲惨な出来事が続くと思われますから、人によっては阿鼻叫喚の生き地獄を体験させられることになるかも知れません。
 もっとも悲惨な状態は、乏しい食べ物を日本人同士が奪い合う姿です。他人を押しのけてでも自分や自分の家族を守ろうという、いわゆる「自己中心主義」がいろんな形に姿を変えて表面化するものと思われます。先ほどご紹介した『大本神諭』をはじめ『伊都能売神諭』や『日月神示』の中に、そのことが予言として述べられています。
 それをひとくちに言いますと「我良し(=利己主義)」ということになります。「まず自分(や自分の家族など)が助かること」を最優先し、他人のことなど眼中にない生き方で、「弱肉強食」の今日の資本主義社会を生きるなかで、私たち日本人が意識することもなく身につけた悪しき習性と言ってよいでしょう。

 2012年に「世の終わり」が訪れるという根拠

 ということで、「世の終わり」のシナリオの全体像はご理解いただけたとしまして、ではそれが「なぜ2012年なのか」ということについては、まだ釈然とされない方が多いと思います。私自身が根拠としているのは以下のようなことです。

 ① マヤの暦が2012年12月22日で終わっている。
 ② テレンス・マッケンナという人の研究によると、いまこの三次元世界の時間が収縮し
   つつあり、2012年12月22日にゼロ・ポイントを迎えるらしい。
 ③ 「日月神示」の中で、「新しい世界が始まるのは辰年」と述べられている。
 ④ 私自身が20年前に「辰年に特別な出来事がある」と思われる啓示(ひらめき)をい
   ろんな形で受けている。(私にとってはこれが決め手です)


 ‥‥などです。
 たぶん、これだけではすべての人を納得させるだけの説得力は持ちえていないかも知れません。しかしながら、終わりの日は突然訪れるのではありませんので、これからこの世界で起こる出来事(終末現象)に注目していただけば、「世の終わり」を実感する機会は増えるはずです。
 そういう意味では、「2012年12月22日」という刻限に必要以上にこだわるよりも、現実にこの社会で起こっている出来事を見て「この世の寿命」を推測していただく方がよいと思います。
 しかも、新約聖書によれば、イエス・キリストが死後復活したように肉体のまま「神の国(新しい世界)」に移り住むことのできる人は、終末のギリギリまで待たずに次々とアセンション(次元上昇)していくとのことです。逆に、最後の最後まで肉体のまま残ってこの物質文明の崩壊する姿を体験させられる人は、神の国には入れない(=救済されない)ということで、新約聖書の中では「毒麦」にたとえられています。
 新約聖書で「神の国」と呼ばれている新しい世界は、現在の物質世界とは波長(次元)の違う世界です。この物質文明の世界は「三次元」ですが、新しい世界は、隣接していると思われる「霊界」「幽界」などの四次元の世界よりも更に高次元(五次元?)の世界になると言われています。
 そういう意味では、既に肉体を失って四次元の世界にいる私たちのご先祖様も、今回の次元上昇では、私たちと一緒に「ふるいに掛けられる」ということです。そのことが聖書にも、我が国の神道系の各予言にもはっきりと述べられています。「先に死んだ人は終末の洗礼を受けなくてすむ」ということではないのです。なぜなら終末とは、ホモサピエンスという現人類がこの世界での魂の進化を終了し、新しい次元へと飛翔するにあたっての「卒業試験」だからです。
 これまでは、人は死んで肉体を失った後、再び新しい肉体を得て新しい人生を経験し直しながら、多くのことを学んできたのです。つまり、輪廻転生を繰り返すことによって、気づきを得ながら魂を磨き、進化させてきたのです。その人生の中での試練の数々は、いわば人の魂の進化の度合いを測る「進級試験」でした。試験に合格した魂は、霊格を高め、次のステップに進むことができたのです。
  そして迎えた今回の「試験」は、これまでの進級試験の集大成ともなる「卒業試験」だというわけです。今回の試験に落ちれば、もはや追試や次回の試験に期待することはできません。また、「カンニング」も「一夜漬け」もできないとはっきり述べられています。つまり、「他人をあてにせず、自分が気づくことが不可欠」「(終末の)ギリギリになって助けてくれと言ってきても助からない」と言われているのです。

以上は「カルマの法則」より

この際は、じたばたせず、静かに心を洗い、自分自身の言動を良く反省する絶好の機会と心得て、人間とは何かを良く考えるのが良いと思われます。      以上

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