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2011年11月22日 (火)

日本人はモルモットにされている!

2011年10月21日金曜日

日本人はモルモット。私たちを実験動物のように観察する世界


日本がどのような国か、日本人の私たちは当事者なのであまりよく分かっていない。

しかし、一歩日本を出て、いろいろな国を見つめたあとにふと振り返ると、その奇妙な姿が強烈に意識できることがある。

日本はなぜか、「科学実験のモルモット国家」、あるいは「東洋の実験場」になっているのだ。

人体実験は意図的なのか偶然なのか、日本人が自ら引き寄せているのか、それとも運命なのかは分からないが、結果としては日本人がみんなまとめて人体実験用のモルモットになっている。


原爆投下のあと、日本人は実験材料に

地震について研究する際、世界中の科学者が日本に注目するのはよく分かる。なぜなら、日本は3つのプレートが交差する場所に国があるので、昔から地震災害が多いところだからだ。

そういった意味で、地震について実験するのであれば、日本人は最適な実験対象である。

地震災害や行動心理の人体実験にされていると言っても、地震は日本人も逃れようがない。それならば、むしろよく研究してもらって災害を減らせればそれも意味があることだと思う。

私が言いたいのはそういった天災のほうではなく、人災(科学災害)のほうだ。

日本人が自分たちがモルモット扱いにされているというのに気がついたのは、第二次世界大戦を終結に導いたふたつの原子爆弾だった。

これは人類史上初めて使われた大量破壊兵器であり、その威力があまりにも激しすぎてそれ以降は一度も戦争で使われていないものである。

投下したのであれば、その影響がどのようなものかを調査するのは当事国として当然のことだろう。

アメリカは2発の原子爆弾をヒロシマ・ナガサキに投下して、そのあとに多くの医師を派遣して原爆の影響を調査させたが、そのときに入ってきたのは医者だけではなかったことは知られている。

軍事専門家は当然として、政治学者も心理学者も人類学者も哲学者も環境学者も物理学者も、ありとあらゆる専門家が両地域に派遣されて膨大なデータがアメリカに蓄積されていった。

原爆投下は純粋に戦闘行為で行われたのだが、そのあとの日本は結果として壮大な「人体実験の場」となっていった。科学災害の実験の場と言い換えてもいい。

原爆で焼け野原になった広島の街
 
ヒロシマの原爆で焼け死んだ女性の遺体
なるほど、この2点でも日本人は結果的にモルモット国家になってしまったが、そのあとはどうなのか。

そのあとの日本も、なぜかモルモット国家に相応しい化学災害が続出している。

1956年には何が起きたか。公害の原点と呼ばれる水俣病である。

それは新日本窒素肥料(現在のチッソ)が垂れ流しにしていた水銀が魚に取り込まれ、その魚を食べた人間に食物連鎖して人間に戻ってきたことによる恐ろしい災害だった。

そして、それは新潟県で別の企業が同じ水銀中毒事件を起こして、こちらのほうは第二水俣病と呼ばれるようになった。こちらは1965年だった。

ちょうどその頃、四日市ぜんそくという公害も発生しているのだが、こちらは亜硫酸ガスによる大気汚染である。

この3つの公害と、古くから知られていたイタイイタイ病を合わせて日本はこれを「四大公害病」と言っている。

水俣病の被害者
原爆が落ちて人体実験された同じ国家で、奇しくも経済成長に伴う負の一面として四大公害病による人体実験の場ともなっていた。

食物連鎖が人間に影響を及ぼす「世界初」の例として水俣病は海外でも非常に研究された公害だった。結果から見ると、水俣病患者はまさに人体実験されていた。

現代に生きるあなたも水俣病の患者になる

水銀中毒など「過去の事件」で、今の自分とは関係ない。そう思いながら読んでいる人もいるかもしれない。では、あなたに問いたい。あなたはインフルエンザのワクチンを打ったことはあるだろうか。

インフルエンザのワクチンには水銀を含んでいるものがある。チメロサールである。

有機水銀の危険性

現在、アメリカでは有機水銀に関する裁判が続いている。訴訟を起こしている人は、自閉症の患者さんたちで、訴訟の相手は製薬会社である。

訴訟内容は、ワクチンの防腐剤として使用されているチメロサールが自閉症の原因となっているという主張であり、チメロサールの主成分であるエチル水銀が論争の中心となっている。

予防接種のワクチンに有機水銀

防腐剤チメロサールは正式名をエチル水銀チオサリチル酸ナトリウムといい、日本の「毒物及び劇物取締法」(毒劇法)では「毒物」である。毒物がなぜ薬剤に入っているのか。厚生労働省医薬局の伏見環(ふしみたまき)安全対策企画官は、「防腐剤として必要性があるという判断で医薬品に使うことを認めています。医薬用途には毒劇法の規制がかかりません」という。

日本にも、この水銀入りのインフルエンザ・ワクチンが子供・妊婦に処方されることもある。良心的な医師は使わないが、使う医者もいるのである。

あなたもクスリを飲んでいるのであれば、人体実験については他人事ではない。あなたの身体の中にも知らずして水銀が入り込んでいる可能性は十分にある。

そして、子供たちに打たれるワクチンの中に水銀が入っていたとき、自閉症のような疾患を引き起こす。

それにしても、インフルエンザ ワクチンに水銀とは驚くばかりだ。大手製薬企業が、クスリに毒物を混ぜて平然としているのである。

そして、インフルエンザワクチンを投与された人間がどうなるのかじっと観察している。

まぎれもなくそれは人体実験である。

タミフルの7割は日本人が消費

水銀とは別に、抗インフルエンザ薬で問題になった「異常行動」を覚えている人もいるかもしれない。タミフルは「画期的な抗インフルエンザ薬で、パンデミックを防ぐことができる」と言われていた。

ところが、これを投与された子供たちの一部が精神錯乱を起こして飛び降りなどを起こして骨折や転落死する事件が相次いで、いったいどうなっているのかと話題になった。

この当時は鳥インフルエンザが猛威を振るっていた。

インフルエンザが爆発感染して広がると危ないので、どんどんタミフルを打てという号令が政府から出て、日本人は黙々とタミフルを投与されていった。

それまではタミフルをパンデミックに使った国はなかったので、多くの医学者が「パンデミックでタミフルを使うと人体実験になる」と指摘していた。

結局、どうなったのか。政府の言うことなら何でも聞く国民性がアダになって、なんとタミフルの7割を日本人が消費したのである。

製薬会社もいい人体実験の国があったと、さぞかし喜んだことだろう。

タミフルが異常行動を引き起こすのかどうかは議論のあるところで、それを主張する人たちの中には猛烈な批判を浴びせられている人も多い。

問題はタミフルの異常行動のあるなしに向かいがちだが、本当の問題がここではすっぽりと抜け落ちていることに気がつかなければならない。

「タミフルで日本人は人体実験されたかもしれない」というのが、本当の問題である。

タミフル服用の中2男子が転落死 仙台のマンション
2007/02/27 産経
27日午前1時20分ごろ、仙台市宮城野区福田町1丁目のマンション敷地内で、11階に住む市立中学2年生の男子生徒(14)が転落したと、母親から110番があった。

男子生徒は病院に運ばれたが間もなく死亡した。

男子生徒は前日夕にインフルエンザの治療薬タミフルを服用しており、仙台東署が関連を調べている。

同署によると、男子生徒はインフルエンザと診断され、26日は学校を休んだ。同日午後6時ごろ、医師から処方されたタミフルを服用し自宅で静養していた。転落直前に男子生徒は母親に「トイレに行く」と言いながら玄関から外に出た。

男子生徒はその後、自宅前の外廊下からマンション中庭の駐車場に転落したとみられる。

処方されたタミフルは2錠がなくなっていた。タミフルは副作用として異常行動が報告されているが、厚生労働省は因果関係を否定している。

サリン事件と放射能汚染

日本では公害問題が終息していって人々がそれらを忘れてしまった頃、1995年には前代未聞の科学災害事件がまたもや日本に発生した。

カルト教団オウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件だ。サリンとは神経に作用する毒ガスだが、これがテロの道具、すなわち化学兵器として使用された。

日本はテロなど起きない平和で安全な国だったはずだ。

そんな、もっともテロに程遠いと思われた国が、よりによって負傷者6,300人を超す衝撃のテロ事件に巻き込まれた。

しかも、犯人がカルト教団である。宗教闘争のほとんどなかった日本にはあり得ない宗教テロ、科学テロが起きたことに、この事件の異様さがある。

化学兵器・科学テロが起きたときにどうなるのか。またもや地下鉄サリン事件で、日本人が人体実験される結果となった。

もちろん、原爆も四大公害もサリン事件も人体実験の意図があって起きたものではないのだが、結果的に人体実験の格好の対象となって日本の事件が研究されている。

福島でも人体実験開始?

タミフル事件も、サリン事件も、今では忘れ去られようとしているが、日本人人体実験化はこれで終わったわけではない。

2011年3月11日。

日本に大震災・大津波がやってきて、この原発事故によって日本はチェルノブイリを超える可能性のある核災害・放射能汚染の現場になった。

地震によって原子力発電所が破壊され、水素爆発(あるいは核爆発)を引き起こして4機の原発が次々と壊滅的な損傷をしていき、いまだに膨大な放射性物質を大気に飛び散らせている。

これによって海洋と大地は致命的なまでに汚染されて、しかも原発から250キロの地点にある首都圏にまで被害が及んでいる。

本来ならばすぐにでも避難しなければならない福島県の人たちを避難させずに、あたかも人体実験でもするかのように住まわせて、「放射線研究」をしている山下俊一氏を「放射線アドバイザー」に任命させて、今後の経過を見ようとしているのである。

「100ミリシーベルトまでは問題ない」、「笑っていれば放射能は逃げていく」と言って福島の人たちを「研究」しようとする山下俊一氏の姿勢は、まさに実験室でモルモット実験をしている科学者の態度である。

トモダチ作戦は核戦争の実験場

他の国にいて、ふと日本のことを振り返ったときに、日本がなぜか、「科学実験のモルモット国家」、あるいは「東洋の実験場」になっていることに気がつく。

いったい日本人の数奇な運命とは何なのかと驚いてしまうほどだ。

1945年 ヒロシマ・ナガサキ
1956年 水俣病
1965年 第二水俣病・四日市ぜんそく
1995年 地下鉄サリン事件
2007年 タミフル事件
2011年 福島原発大事故

他の国では想像だにできない「人類終末の出来事」みたいな異常なものが、日本ではあっさりと、何度も、そして微細なデータが蓄積できる条件下で起きている。

被害者はぞれぞれ数千人から数十万人に及ぶ。これほどまでに日本には科学・生物・放射性物質・核の実験場になっている。

科学の発展も日本は多大な貢献をしたが、その裏側で科学の闇も日本が抱えている現実をなぜか日本人は気がついていないように見受けられる。

しかし、アメリカは実験場としての日本を有効利用していることは疑うべくもない。

米軍、日本での原発危機対応で貴重な教訓得る

先週沖縄を訪問したアモス米海兵隊総司令官向けの背景説明で、在日海兵隊当局者は、震災支援で発動された「トモダチ作戦」について、最悪の戦争シナリオに対する米軍の対応を研究する上で有益だったとの認識を示した。

同作戦に関わった第265海兵中型ヘリコプター飛行隊指揮官のダミエン・マーシュ中佐は「トモダチ作戦は恐らく、放射性環境下では最も有名な作戦になるだろう」と述べた。

米海兵隊の航空機が放射能汚染下で作戦行動するのは今回が初めて。マーシュ中佐は、この経験は「戦略的な価値がある」と強調。アモス司令官に対し、将来、「原発災害、ダーティボムやテロ事件などがどこかで起きた場合、われわれが対応できることを想定することは難しくない」と説明した。

要するに、トモダチ作戦は核戦争の実験場だったとアメリカ軍は言っているのである。

私たち日本人は何のために生きているのだろうか。アメリカ人の永遠のモルモットにされるために?

もちろん、誰が意図したわけでもないのだろうが、期せずして日本人は世界のモルモットになりつつある。

モルモットは自分たちが実験のために生きているとは気がついていない。日本人もまた誰も「自分たちはモルモットのようだ」と意識しない。

なかなか皮肉な世界である。

しかし、皮肉だと思うだけで何も行動しなければ、物知りのモルモットと同じだ。

モルモットになってはいけない。ならないように、必死でもがかなければならない。どうすればいいのか。

政府やマスコミを信じないこと。おかしいと思ったら考えること。本能がおかしいと感じるときがあるはずだ。自分の本能や直感を信じること。

それしかない。

ただちに影響はないと言いまくる政府。
しかし、おかしいと思ったら、よく考える必要がある。
日本人は実験材料に丁度良いと思われているのである。従順で文句を言わない人工地震も自然地震と信じて疑わない性質である。何しろ諦めが良い民族であることが何より魅力である。二回の原爆投下されて今回は「3.11テロ」で攻撃をされても尚、許してくれるし今はその敵国をも同盟深化しようとしているのは驚くべきことである。普通では理解出来ない国民性を持つ不思議な国である。気味が悪いほどである。    以上
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