地球は人類進化のための学校だったーその③
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「世の終わり」は人類進化のためのシナリオ 「世の終わりのシナリオ」の2番に進みます。2012年にこの物質文明が崩壊するのは、人類が何か間違いを犯したことに対する天罰なのかということに対する私の見解です。 最近では、2012年に人類は滅亡するかのようなタイトルの本を見かけるようになりましたが、これはこの宇宙を貫く法則(私はこの法則のことを「宇宙絶対神」になぞらえています)を無視した考え方と言えるでしょう。厳しい表現をさせていただくならが、まさに「人間の浅知恵」とも言うべき考えです。 この地球の自然界に目をやるだけでも、その人智を遙かに超えた法則の数々には目を見張らずにはおられません。自然界の法則に比べれば、今日の科学が解き明かした宇宙や地球の物理的、化学的真理は、孫悟空がお釈迦様の手のひらのシワひとつを数えた程度のものと言ってよいでしょう。そのような壮大なスケールでこの宇宙を貫いている法則が、この小さな地球の上で生きることを許している人間という生き物を、「ちょっと失敗作だったからリセットしなくっちゃ」などいう間違いを犯すでしょうか。私が「人類滅亡が起こると考えるのは人間の浅知恵によるものだ」と失笑する所以です。 ということで、「今回の世の終わりは人類進化のために準備されたもの」というのが私の結論です。 2.現代の物質文明が終焉するのは人類社会が過ちを犯したから(神から罰を受ける)というわけではなく、宇宙の周期としてそのように定められているためである。別な表現をすれば、この度の地球の次元上昇というのは、ホモサピエンスが地球学校を卒業することを意味している。 確かに、現人類がつくり出してきた文明社会は、いま人口の爆発的増加と経済成長による環境汚染や資源の枯渇などの深刻な問題を抱えています。文明の発達が生命体としての地球を破壊してしまおうとしているのです。そして、だれもこのことにブレーキをかけることができない状況に陥っています。 はたして、人類が愚かで過ちを犯したからこのような事態を迎えることになってしまったのでしょうか――。部分的にはそういう一面があるかも知れません。「石油文明」といわれる現代社会が、地球環境を悪化させる大きな原因をつくり出しているのは確かだからです。 しかしながら、現文明が目指したものはひとえに「人類の幸せ」だったはずです。病気や食糧難から人々を解放し、自然災害から社会や生命を守るために工夫したことが、結果的に資源を浪費する仕組みを作り出し、また消費に伴う廃棄物によって地球への負担を増加させてきたのでした。 そう考えると、人類が科学を発達させたことに問題があったことがわかります。もし未開のままの原始的な生活をしていれば、地球はこれほどまでには破壊されず、人類を初めとする生き物の住む星としての寿命は延びたことでしょう。 では、科学の発達がなければ、いま世界で65億人を超えたといわれる人口の増加はなかったでしょうか。必ずしもそうとは言えない気がします。アジアやアフリカの低開発国における爆発的な人口増加を見る限り、科学の発達と人口の増加にはあまり関係があるとは思われないからです。 私はむしろ、20世紀における世界の急激な人口増こそ「神の計画」ではないだろうかと思っています。この世界が直面するさまざまな問題の原因は、すべて人口の爆発的増加が原因となっており、それは人類自身ではコントロールできないものです。現実には陰の超国家権力によって世界の人口の削減計画が実施されつつあると言われていますが、それもある意味では神の掌での行為と言えるでしょう。実際に、開発が遅れている国々では、医療や食糧事情が不十分なために毎年たくさんの人の命が失われているのです。 もし、人類がその叡智によって世界中の食糧を公平に、まんべんなく分配する社会をつくりあげたらどうなるでしょうか。そのことで、餓死する人や栄養失調で亡くなる人がいなくなれば、世界の人口はさらに急ピッチで増えていくことになるはずです。あっという間に70億、80億、そして100億人と増え、結果として食糧事情は悪くなり、資源も底をついてくると思われます。まして、それらの人たちがアメリカや日本のような先進国並の生活をするようになれば、地球はたちまち大きな悲鳴をあげることになってしまうでしょう。 このように、どう考えてもこの地球は人類ではどうすることもできない限界点に来ていることがわかります。そもそも人類が作り上げた高度な文明が崩壊するのは今回が初めてではないらしいのです。はるか昔にもアトランティス文明やムー文明と呼ばれる進んだ文明が存在していたようで、その痕跡がいまも地球の各地に残っていると言われています。 ホピ族と呼ばれるインディアンに伝えられている予言によれば、歴史上3つまたは4つの文明が存在したと述べられています。そして、現文明がいよいよその最後になると見られているのです。 私の結論は、以下の通りです。 この地球は人類(ホモ・サピエンス)の学校である。小学校が終わったら中学校に進学するように、生徒たち(人類)は一定の時期が来たら卒業試験を受けて、その成績によって進学する生徒と、落第する生徒に振り分けられる。落第したら、もう一度別の学校(地球以外の星?)で1年生の段階(原始人?)からやり直さなくてはいけない。なぜなら、今回で「物質文明としての地球学校」は廃校になり、建て直される(=次元上昇する)からである。 現文明の爛熟と崩壊は、ひとえに神(=絶対神)によって仕組まれた学びの単元であり、その仕上げの形である。現地球文明の崩壊現象を体験することによって、人類は必要な気づきを得てレベルアップ(次元上昇)することになる。 もちろん、過去世を含むこれまでの人生で必要な気づきを得て「負のカルマ」の清算が終わっている人は、あえて終末のカタストロフィー(破局)を実体験する必要はない。すでに波長が繊細になっているため、終末の土壇場まで行かなくても次元上昇ができる。つまり、聖書で「神の国」と呼ばれ、日月神示で「ミロクの世」と呼ばれている新しい世界の住民となることができるのである。 これは神の計画であり、偶然そうなったわけではない。「努力をした生徒は合格し、努力を怠った生徒はもう一度勉強のやり直しをさせられる」というだけのことである。先生(神さま)が出来の悪い生徒(人間)に罰を与えるわけではない。 それでは神は人類に対して何を学ばせようとしているのでしょうか。次は「私たち人類はいま何に気づく必要があるのか」という点について説明してまいります。 以上は「2012年のカルマの法則」より
人類の次元上昇とは、人類の絶滅と言い換えることも出来ます。最終的には70億人が1万人程度に減少するものと予測する研究者もいますが、しかしこれは誰も確認する術がありません。 以上 |
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