火星は広範囲に生命が存在する可能性あり!
2011年12月14日
火星は思ったより広範囲に生命が存在する可能性があることが判明: NASA ニュースより
(訳者注)なんかこう、イライラとすることが多くて、太陽活動が弱いとはいえ、黒点自体は多いということを思い出します。
ちなみに、その太陽活動ですが、「1ヶ月間、Mクラス以上のフレアなし」という極めて弱い活動が続いています。
下は NICT の[太陽活動の現況]より。

上のグラフは11月20日からですが、それ以前も、11月15日を最後にMクラス以上のフレアは発生しておらず、12月6日にはフレアの発生がないという状態にまでなっています。
このまま・・・極小期にまでいっちゃうのですかね。
それとも立ち直って、太陽活動が活発になり、また、バシバシと太陽フレアを量産するのか?
(それもアレですが)
それが完全にわかるのには、あと1年以上の期間が必要なようです。
そんなわけで、私のように、「凡庸とした苛立ち」の中にたたずむ人が多いのか、そうではないかはわからないですが、苛立ちをうまく沈めていくということもこういう時期には大事そうです。
さて、今回はこの前振りとは全然関係ないですが、NASA のニュースに「火星の環境」についてのコラム的な記事がありましたので、ご紹介します。当初考えていた以上に火星の多くの範囲が生物にとって居住しやすい環境かもしれないという話です。
基本的には微生物を対象とした話です。
蛇足ながら、2年ほど前にクレアに書きました写真館などをリンクしておきます(苦笑)。
ちなみに、その太陽活動ですが、「1ヶ月間、Mクラス以上のフレアなし」という極めて弱い活動が続いています。
下は NICT の[太陽活動の現況]より。

上のグラフは11月20日からですが、それ以前も、11月15日を最後にMクラス以上のフレアは発生しておらず、12月6日にはフレアの発生がないという状態にまでなっています。
このまま・・・極小期にまでいっちゃうのですかね。
それとも立ち直って、太陽活動が活発になり、また、バシバシと太陽フレアを量産するのか?
(それもアレですが)
それが完全にわかるのには、あと1年以上の期間が必要なようです。
そんなわけで、私のように、「凡庸とした苛立ち」の中にたたずむ人が多いのか、そうではないかはわからないですが、苛立ちをうまく沈めていくということもこういう時期には大事そうです。
さて、今回はこの前振りとは全然関係ないですが、NASA のニュースに「火星の環境」についてのコラム的な記事がありましたので、ご紹介します。当初考えていた以上に火星の多くの範囲が生物にとって居住しやすい環境かもしれないという話です。
基本的には微生物を対象とした話です。
蛇足ながら、2年ほど前にクレアに書きました写真館などをリンクしておきます(苦笑)。
それでは、ここから NASA News の記事の翻訳です。
Life Possible on Extensive Parts of Mars
NASA Astrobiology Magazine 2011.12.13
火星の広範囲の部分で生命の存在が可能

火星の水は微生物の存在をもたらしているかもしれない
火星の地表下の土壌には、かなりの広大な範囲で水を含むことがわかってきており、また、地表の気温は生物にとって快適な温度でありそうなことを、オーストラリア国立大学の科学者たちが発見した。
それは火星での微生物の存在の可能性をもたらす。
最近の発表によると、オーストラリア国立大学(ANU)惑星科学研究所では、火星での生物存在の能力を評価するために火星をモデリングした。
そして、それにより、彼らの予想以上の多くのものを発見した。
研究チームの一員であるチャーリー・ラインウィーバー博士は下のように言う。
「私たちのモデルは、火星の地表下の土壌が生命居住可能な水で満ちていることを示した。その水は生命にとって、最適な温度と気圧を生んでいると考えられます」。
さらに、
「現在では、地球においても、深い地表においての生物圏が地下5キロメートルに及ぶことが判明しています。その深い場所の生命圏が火星に存在するならば、私たちのモデルは、それがおよそ地下30キロメートルにまで及ぶことを示しました」。
今回の研究では、以前、地球をモデルとして想定した火星の地下の水の分布の想定技術を適用し、それにより、かなりの地下の水が火星にあり得ることがわかった。
ラインウィーバー博士は、「現在の火星のおよそ3パーセントには地球上の生物のような生命が居住することができることがわかりました。比較でいうと、私たちの地球には、全体の1パーセントにのみ生命が居住しています」。
火星には NASA の火星探査機キュリオシティ( Curiosity )のローバーが今年8月に着陸して、火星の表面の探査を開始する予定だが、博士はこう言う。
「残念ながら、ローバーには地表の20センチから30センチの深さまでしか掘る能力がありません」
(もっと深く地中を掘ることができれば、微生物発見の可能性が高まるだろうという意味)

▲ 今年、火星に着陸し、探査をおこなうキュリオシティ。
今回の発表『火星の生物圏での生命の可能性が広範囲に渡る可能性』の論文は、アメリカの科学専門誌『アストロバイオロジー』(宇宙生物学)に掲載された。
以上は「IN DEEP」より
将来人類が火星に住むことが可能となる重要な要素の一つです。これは明るいニュースです。 以上
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