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2012年3月21日 (水)

3.11の喪失(5/9)

堀川氏は、父親と2~3歳と思われる子どものやりとりも耳から離れないという。その男性は行方がわからない妻を探していた。前日に遺体が見つかり、その日は子どもを連れてきたようだった。

「お父様が話されていた。『ママはこれから天国に行くから、これで最後だよ。お別れをしなさい』と。お子さんが『ママ、バイバイ』と言う。そして、『ママの体、どうして冷たいの……』と聞いていた」

 その日の夜、「検案チーム」の4人は宿泊先のビジネスホテルがある盛岡市内の居酒屋で酒を飲んだ。堀川氏は「亡くなった方やご遺族には申し訳ないとは思う」と前置きし、続けた。

「あのときは、お酒を飲んで自分の心をごまかさないと、検案を続けることはできなかった……」

複合的な死因は主に4つ
苦痛に歪む顔は医師が整えた

 チームの4人は3月16日、17日の2日間で計18体の検案を行なった。そのほとんどが、死因は「溺死」だった。医師や堀川氏らの間で議論になったのが、この死因である。

「多くの遺体は、口の周りに泥や砂が付いていた。口の中にも多かった。顔がうっ血し、紫色になっていたご遺体も2~3体あった。砂が一気に気道に入り込み、塞いだことによる窒息死であるのか、それとも水圧などにより循環器に障害が出て死亡したのか……。これらについて話し合った」

 ここで私は、前連載『大震災で生と死をみつめて』で、昨年7月に法医学を専攻する医師を取材したことを話した。その医師もまた、震災直後、宮城県内の遺体安置所で130体ほどの検案を行なった。医師は取材時にこう答えた。

「9割以上が津波による溺死であるが、それに複合的な要因が重なり、亡くなったと診断できるものだった」

 複合的な要因とは、主に4つだった。1つは、胸部圧迫による死亡。圧迫を与えたものとして考えられ得るのは、船や車、家、がれき、さらに押し寄せる波の水圧など。これらが胸や腹部に時速数十キロのスピードで当たり、呼吸ができなくなった可能性がある。

 2つめは、一気に大量の水を飲み込むことでの窒息。3つめは、いわゆる凍死。津波に襲われた後、冷たい波の中で木などにつかまり救援を待ったが、寒さで体温が下がり、息を引き取った例がこれに該当する。4つめは、外圧によるもの。たとえばがれきが頭に当たり、脳挫傷などになって死亡したケース。

以上は「DIAMOND ONLINE」より

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