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« 東日本大震災直前に現れた不思議な熱のリング | トップページ | 光吸収100倍の太陽電池開発、岡山大 »

2012年3月 6日 (火)

福島原発事故による健康被害調査報告

Fukushima Radioactive
contamination symptoms research ( FRCSR )
は、海外の被曝症例に関する専門家と日本の医療関係者との
知見の交換共有を目的に、福島原発事故後の体調の変化や
不定愁訴に関する症状を収集した集計データを毎月月末に公
開すると共に、独自に入手した海外の専門家の論文、リポート
を発表しています。

第二回報告書

みんなのカルテ 第二回 報告書  2011年12月11日
症例収集期間 2011年10月21日〜12月10日
報告全体件数      285件
子供に関する報告件数    73件
症状全体数      163件
子供に関する症状数    79件
付帯資料 
1.症例報告者の分布図
2.部位症状分類人体図(全体)
3.部位症状分類グラフ(全体)
4.部位症状分類人体図(子供)
5.部位症状分類グラフ(子供)


症例報告者の分布図
解説
1.症例報告者の分布図
放射能汚染による症例の発症が、米国科学アカデミー発表の
セシウム137土壌汚染図と符合するという点については、先月、
追加として資料を掲載した通りである。先月以降、奈良、京都
、山梨など幾つかの県からの報告が加わったものの、症状と
土壌汚染の関係は、ぴたりと密着したまま大きな変化はない。
先月とほぼ同一の地域からの報告の増加、報告者の追記に
より症状の悪化、が見て取れる。

こうした中でも300キロ圏内では、例え周囲が放射能汚染に
無理解であっても、、自身に症状があれば、「汚染地帯であ
る」という認識が強くその症状がいったい何故発症するのか
を探ろうとするが、いわゆる一般的に汚染地帯と呼ばれる
300キロから汚染がゆるやかにフェードアウトし、汚染地域と
そうでない地域が混在する「あいまいゾーン」(300キロ〜600
キロ圏)は、「汚染は300キロ圏内」という意識が強く、自衛に
対する意識が低くく、無防備に被曝するために、複数の症状
がありながらも、それを被曝と関連づけて考えることができ
ていない、しようとしない、という状況がおきている。当然の
ことながら「あいまいゾーン」は場所によってはほぼホットス
ポット同然の地域があり、症状そのものは汚染地帯のそれ
と変わりない。「あいまいゾーン」に暮らす人々には、300キ
ロ圏内に暮らす人々以上に放射能汚染に対する自覚と注
意が必要である。

繰り返しになるが、遠く離れれば安全であるという認識は
非常に危険である。食や土壌汚染、また大気の流動がある
かぎり、距離を過信してはいけない。放射能汚染は、それが
どれくらいの量あるかの問題ではなく「あるか、ないか」の
問題で、距離に関係なく、発症がある場合どこにいても発
症は発症として変わりなく、離れているから軽度ですむ、
という考えは間違いである。

上記の「あるか、ないか」の問題を踏まえていただければ
理解していただけると思うが、報告のあった地域は、現時
点では単にそこから何人が症状を報告をしてきているかを
示すものであり、報告数が1件しかないからと、その1件を
軽んじてはいけない。
例にすれば、北海道からはわずか4件の報告があるが、
内一件に下記のような内容がある。
「カルテ番号230 皮膚湿疹
北海道消化器系自己免疫疾患患者 (男性)
2011/11/16 (Wed) 21:51:22
 8月26日に千歳空港近郊のゴルフ場へ、女子プロゴルフ
を観戦に行った時、雷雨があり、一時中断でテントに非難
していたため濡れなかったのですが、再開後タオルを首に
掛け汗拭きにしていたのですが、それを落としてしまい水
道でよく洗わず首に掛けていたところその日の夜から首の
後ろのタオルを掛けていた所があせものような湿疹ができ
ました。痛いような痒いような状態が1週間ほど続きました
が、何もせず治りました。後日300キロ以上離れたオホー
ツク海側の自宅でもビニールハウスにたまった雨水を頭
から首に掛けて浴びたときも同じような症状が出ました。
そのときも何もせず1週間ほどで治りました。」

放射能発生地から遠く離れた北海道で、この男性が落と
したタオルを首にかけ湿疹が出たのは汚染発生からすで
におよそ6ヶ月経過してのことであり、300キロ以上離れた
オホーツク海側ビニールハウスの雨水でも同じ内容の症
状を繰り返している。

こうした例を軽んじていなければ、春から夏にかけて北海
道のいずれかの牧草地に大気や雨による汚染があり、放
牧された牛たちがそれを食んでいたことは見分けのつくこ
とで、乳児用のミルクについても事前に調査すべきことぐ
らい、察しのつく話である。
人命を守るためにも、周囲の状況を把握するためにも、
国に依存せず、地域の人々の手で健康調査を早急に行
ない、正直に公表していただきたい。


全体
子供
2.部位症状分類人体図およびグラフ
今月、大きな特徴としては、一人あたりの症状数の変化である。
全体は、前月の3.96症状から4.5症状へ、子供は3症状から3.6症
状へと増加した。また、追記により悪化および新たな発症など症
状の進行が10.8%の報告に見られた。全体、子供共に、気管支、
皮膚、全体の疲れは先月と変わらずトップ3であり、著しい増加
が見られる。また、感染症も増加傾向にあり、免疫力の低下が
見られる。この免疫力の低下は症状の悪化、新たな症状を誘引
しているものと思われる。


何度も検証したが、症状には、この症状が出たら、次はこれ、
というようなパターンがない。個人によってまちまちで、次にどこ
に新たな症状が生まれるのか予測がつかない。十分な精査が
必要だが、血族における症状、例えば母親に湿疹があり、子供
にもあるというような類似性がありうるようにも思えている。


また、今回の記録としてここに是非とも筆者個人が記しておき
たいことがある。それは、不定愁訴や症状という具体性をもっ
た報告ではなく、人々の過度なストレスについてである。特に、
新生児を抱える母親は行き先の不安と新生児を守るために
異状なストレスに晒されている人も少なくない。夫が出勤し、
上の子を幼稚園に送り出し、台所で一人嗚咽する、そういう
母親がいることを少しでも多くの人に知ってもらいたい。
した情報を夫と共有できていない場合、また、夫が放射能汚
染にそもそも無関心である場合、夫との感情的な乖離が甚だ
しく、子供を避難させられない自分、避難に無関心な夫に絶
望的な感情をいだき、自分自身を責める傾向にある。放射能
汚染からの避難に対する考えの違いは人々の命に対する倫
理観を露呈させ、時に、絶望の淵へと追いやる。そのため、
放射能汚染に対する考え方、受け取り方の相違のために、
他者との関係が断絶したり、避難に際し離婚したケースも多
く、たとえ家族で避難したとしても家族内に不協和音が生じ
ている場合も少なくない。


持病の悪化、身体的障害などにともなって経済的困難があ
る場合も心理的に追い込まれるケースも多く、筆者あての多
くのメールに「切羽詰まって気が狂いそうになる」「自殺をた
びたび思います」「いっそ、もう一度爆発してくれたらと思い
ます」という言葉があるのは珍しいことではない。これらは具
体的に「症例」として記録されることはないかも知れない。し
かし、数々の症例と同じか、あるいはそれ以上に深刻な問
題であることを、ここにどうしても記しておきたい。発症者の
増加もあるが、自殺者の増加も今後十分にありうる、と非
常に懸念している。


こうした人達は、自身を責めることなく、自分の感情を共有
できる人々との繋がりを見つけてもらいたいと切実に思う。
精神的なケアを必要とする人々は症例を抱える人々以上
に存在するものと思われる。多くのセラピストにも放射能汚
染の問題に目を向けて欲しいと切に願っている。

避難移住
避難移住は先月6.7%(192件の内13件)であったが、当月は
285件の内17件、全体では5.9%と下がっている。筆者の感
覚ではおそらく、放射能汚染に対する危険を東電放射能汚
染の以前に知識として理解していた人々、それを含む何ら
かの気づきにより、避難の判断がその時点でできた人たち
が11月以前に避難したと推測している。年度末、子供の進
学など区切りを避難のタイミングとして考えている人たちも
多い。


11月21日から12月5日にかけて、避難を検討しながらも躊躇
する理由をアンケートした結果によれば、仕事および学校の
問題があり躊躇するとの答えが57%、経済的理由によるが
16%、家族周囲の理解が得られないが15%、ほんとうに必要
かどうか分からないが10%、その他が2%である。半数以上が
仕事および学校の問題があり躊躇すると答えたわけだが、
仕事は大人の判断であるが、学校について筆者は、被曝し
てでも学校に行って欲しいのだと解釈せざるを得ない。

また、実際、経済的な理由で避難できない人たちも大勢いる。
強制避難だけでなく、自主避難においてもいくつかの点で多く
の助けが必要なことは事実である。母親だけの家庭、持病を
持つ人、障害を持つ人、こうしたいわゆる弱者の自主避難に
ついては、受け入れ可能な地域の積極的理解が必要である。
アパートの保証人など経済的面からだけでなく準備を整えら
れないケースも多く苦慮している。また、そうでない場合も、
現在の家屋に多くのローンが残っている場合もあり、これも
同じく受け入れ可能な地域が現地金融機関の相談窓口など
と連携し窓口の状況などを把握しておいてもらえれば、避難
希望者が一歩を踏み出す手助けになると感じる。

12月を過ぎて少しづつではあるがマスメディアにも「症状」
「症例」という言葉がまれに現れるようになった。 いずれに
せよ、症状を抱える人々は更に増加すると思われる。 多く
の人々に症例のあることが更に表立ち、春休みで学年の
切り替わりが行われる時期前後、第二期の避難が行われ
ると推測する。

受診
報告の内35%(285件中100件)が医療機関を訪れており、
受診率も上昇傾向にある。また、医療という意味において
は、11月28日、健康被害に備え「歯」「毛髪」保存が福島
県内ではじまった。歯髄細胞を将来の治療に用いるため、
また被曝のエビデンスとして毛髪を保存するためである。
特に、「毛髪」については理容、美容業界が中心となって
いる。さらに個人により、分娩異常(早産など)も含め、通
常では起こらないことが子供や
母体に起こっていると感じている人たちが情報を共有し困
難に立ち向かうためのフクシマハートネットワークが立ち
上げられた。いずれにせよ、こうした活動は市井の人々の
手によるもので、医療の立場から率先してこのような活動
が行われていないことは非常に残念である。
被曝検査をうたい文句に検査を行うクリニックなども登場
している。十分に注意して欲しい。

また、医療機関での対応もさまざまであるが、医療従事者
より自身に汚染後に症状があり、被曝関連文献を読み込
んでいるために、医療関係者よりも被曝に関する知識が
多い、という人々も大勢いいる。こうした背景から、受診時
の医者の対応に不安や不満な声も漏れ聞こえてくる。

医療界に被曝医療に対する早急な対応が求められている。
以上は「みんなのカルテ」より

多くの母親は、こどもを守るために必死で情報を収集し、そう
日本の当局者がこのような資料を公表しないので、大変参
考になります。国民は真実の情報を知り、そしてその対策を
考えることにすれば良いのですが、中々そういうふうになら
ないのが今の日本です。            以上

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