二期目を目指すオバマ大統領のケネデイーの二の舞にならないことを祈る
タイトル:二期目の大統領選を迎える黒人オバマ米大統領:暗殺されたロバート・ケネディの二の舞にならないことを祈る
1.韓国での核安全保障サミット:米露大統領密談がリークされるハプニング
2012年3月27日、韓国ソウルで開かれた核安全保障サミットが終わりました。このサミットの幹事・オバマは日本をスルーして帰国しました。オバマ訪韓直前、3月20日、メキシコ地震が起こされて、震源地に滞在中であったオバマの長女の安全が脅かされていましたので、筆者はオバマの訪韓時、テロに遭わなければよいがと心配していました(注1)。
ところで、マスコミ報道によれば、3月26日、オバマがロシア・メドベージェフ大統領と個別会談の最中、偶然(?)にも、マイクに両者の非公式会話が録音されてしまいました(注2)。そして、その内容がただちに、全米で放映されて米国では大騒ぎのようです、あまりに手回しがよく、これは出来過ぎ・・・。これこそ、米国のアンチ・オバマ陣営による、オバマを陥れるテロ(ただし、テロとしては序の口)だったのかもしれません。
共和党のロムニーなど次期大統領選候補者は早速、鬼の首でも獲ったように、オバマ攻撃に精を出しているようですが、予定のシナリオでしょうか・・・。
2.オバマの敵は中露ではないことが証明された
本ブログ(注1)にて、中南米の反米指導者はオバマ支持であると指摘しましたが、同時に、オバマは中露とも友好的であると指摘しています(注3)。上記のハプニングは本ブログの指摘を雄弁に証拠付けてくれました。
上記のオバマのチョンボに関して、NHK報道(注2)のトーンから、オバマは冗談を飛ばして共和党に反論しているようであり、本人はそれほど気にしていないようです。
3.オバマの敵はやはり米国戦争屋だった
本ブログ(注3)にて、オバマの敵は中露より、むしろ米国戦争屋(日米安保マフィア含む)ではないかとにらみましたが、今回のハプニングでその見方が裏付けられたと信じます。
オバマは米大統領就任以来、常時、米戦争屋CIA謀略部隊から監視され、恫喝されているようです(注4)、だから彼が米戦争屋を毛嫌いするのは当然です。
そう言えば60年代、ケネディ(JFK)大統領兄弟も同様に米戦争屋CIA謀略部隊に狙われていましたが、JFK兄弟は断乎として米戦争屋CIAからの恫喝に屈しなかったため、遂に、両者とも暗殺されました。兄のJFK一族に至っては、未来の大統領候補とうわさされたイケメン長男までも謀略により事故死偽装処分されています。
さて先日、我が家のJCOMテレビにてケネディ兄弟暗殺のドキュメンタリー番組を観ましたが、JFKの弟、ロバート・ケネディ(注5)は亡き兄の後を継いで大統領候補最有力であった1968年、公民権運動の黒人指導者キング牧師暗殺から間もなく暗殺されました。白人ロバートは明確に黒人社会の味方だったようです。キング牧師暗殺時のロバートの追悼演説も同番組で聴きましたが、“白人”に兄を暗殺された恨みが滲み出ていました。演説中の彼の表情から、兄同様に自分の命も危ないことを察知しているようでしたので、ロバートの大統領立候補はまさに命懸けだったと思います。そして彼は無残に暗殺されました。
今、米国では先日、フロリダ州で黒人少年が白人自警団に射殺された事件に関して、3月23日、黒人オバマ大統領が異例の言及をしていると報じられています(注6)。この展開はかつてのロバート・ケネディ時代を思い起こさせます。
ちなみに、3月20日のメキシコ地震でオバマの長女は危ない目に遭っています(注1)から、余程、怒っているのでしょう、オバマは・・・。
4.オバマがロバート・ケネディの二の舞にならないことを祈る
キング牧師が暗殺されたのは1968年4月4日、そしてロバート・ケネディが暗殺されたのが1968年6月6日、両者、なぜかゾロ目の日にやられています。
ロバート暗殺現場はテレビ中継されており、CIA諜報員が聴衆に紛れていたことは有名な話です。ちなみに、兄JFK暗殺現場には、CIAの秘密諜報員幹部としてパパ・ブッシュが居たという未確認情報も米国にはあります。なお、パパ・ブッシュが後にCIA長官を務めているのは事実です。
米大統領暗殺に関して、ロバート暗殺生中継を連想させる恫喝プロパガンダ映画が2007年に制作されています。この映画にはあろうことか、現役のブッシュ(ジュニア)大統領が生出演し(出演を断れないほどの強い圧力があったと推測される)、映画の中でブッシュ自身がロバート・ケネディと同様に暗殺されるという世にも醜い悪趣味映画でした(注7)。この映画はまさに、ケネディ兄弟暗殺勢力によるポスト・ブッシュの次期米大統領(=オバマ)への恫喝以外の何物でもありません。
一方、オバマは2期目の大統領選を控えて、ロバートとキングの暗殺事件を十分、意識しているでしょう。にもかかわらず、この微妙な時期に白人社会を挑発する姿勢を露わにしているということは、余程の覚悟です。
5.日本の指導層はケネディ兄弟の敵に牛耳られている
ケネディ兄弟は米国防総省ペンタゴンビルに隣接するアーリントン墓地に埋葬されていますが、ここは一般の米国民にとってもっとも人気のある観光スポットです。それほど、ケネディ兄弟は米国民から尊敬されていますが、本ブログでは、ケネディ兄弟を暗殺した勢力と9.11事件や3.11事件を起こした勢力は同じだとみています。
なお、米国防総省は米戦争屋の配下ですが、国防総省は決して一枚岩ではなく、まともな米国軍人の方が多数派です。しかしながら、中にはケネディ兄弟暗殺犯に近い勢力が混じっているのは確かで、2001年に起きた9.11事件当時、国防総省はこの悪徳勢力に乗っ取られていました。この勢力はケネディ兄弟暗殺犯と同類です。
9.11事件以降、この米国悪徳勢力と日本に蔓延する悪徳ペンタゴン日本人勢力は相通じるわけです。すなわち、日本の政官財およびマスコミの悪徳ペンタゴン指導層はケネディ兄弟の敵ということです。
現在の野田政権も悪徳ペンタゴン政権であり、オバマにとっては中露よりも遠い存在なのでしょう。今回の彼の素っ気ない対日姿勢からそれが窺えます。もし、今、ケネディ兄弟が生きていたら、自分たちを殺した勢力と通じる日本の悪徳ペンタゴン指導層に敵意すら抱くのではないでしょうか。
6.日本に冷淡な米国人より日本国民に作り笑いする米国人の方がはるかに危険
悪徳ペンタゴン日本人指導層を牛耳る米国人ジャパンハンドラーは、日本国民に向かって作り笑いで虫酸の走る“トモダチ“を連呼しますが、だまされてはいけません、日本に冷淡なオバマの方がはるかに正直者であり、日本国民に“トモダチ”と言って擦り寄ってくる米国人の方がはるかにクセモノであり、たいていは下心をもっています。
海外で不慣れな日本人観光客に、カタコトの日本語で話しかけてくる外人にロクな奴がいないのと全く同じです。
野田総理も含めて、日本の悪徳ペンタゴン指導層は上記の日本人観光客と五十歩百歩です、だから、野田総理はソウルで誰からも相手にされなかったということでしょう。
2006年7月、当時の小泉首相が米国メンフィスのエルビス・プレスリー記念館でタコ踊りして以来(注8)、日本人の国際的地位は急落しています。それが先日のソウルでの核サミットにて端無くも露呈しました。これは、野田総理ひとりの問題ではなく、悪徳ペンタゴン日本人指導層に毒された日本国家全体の問題です。
その究極の責任はここまで悪徳ペンタゴン日本人をのさばらせたわれら能天気国民にあります。
注1:本ブログNo.554『2012年3月20日メキシコ大地震は極東訪問予定のオバマへの威嚇か』2012年3月23日
注2:NHK News Web“米ロ大統領の会話 流出で波紋”2012年3月28日
注3:本ブログNo.555『訪韓のオバマはなぜ日本をスルーするのか:日本の外務省・防衛省はオバマの核廃絶宣言を妨害してきた張本人だから』2012年3月27日
注4:本ブログNo.9『舛添大臣の“豚フル”宣言は“獲らぬ狸”であろう』2009年8月19日
注5:ロバート・ケネディ
注6:WSJ“オバマ大統領、異例の言及 フロリダの黒人少年射殺事件に”2012年3月29日
注7:ベンチャー革命No.246『英国映画「大統領暗殺」の黙示』2007年10月17日
注8:ベンチャー革命No.241『戦前日本はアルカイダと同列:ブッシュ対日観露呈』2007年8月25日
以上は「新ベンチャー革命」より
オバマ暗殺の危険は高まっています。オバマによりイスラエルのイラン攻撃を阻止されたのは、相当痛いはずです。この問題は全く油断できません。 以上
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