日米留学生をいかに増やすかの会議開催:その成果は?
第25回日米文化交流会議(カルコン)が4月10日、三菱財閥の迎賓館「開東閣」(東京都港区高輪4の25の33)旧岩崎家高輪別邸(JR品川駅から徒歩15分。1万1200坪、一般公開はされていない)で開催された。

高輪・御殿山にある三菱開東閣は、岩崎弥之助が伊藤博文から購入した土地に、ジョサイア・コンドル設計の洋館を建て、「高輪本邸」と呼ばれていた。ただし、岩崎弥之助は完成を見ることなく、他界している。
かつて、私が毎日新聞記者で建設省を担当していた折、「開東閣」を見学させて頂く機会に恵まれた。あれから約27年、第25回日米文化交流会議が行われると聞き、懐かしい思いで取材に赴いた。
品川駅の高輪口を出て国道15号線を左へ向かうと、やがて石垣が見えてくる。道表示や看板などはないが、長く続く石垣の存在感が「開東閣」であることを思わせる。

国道15号線から都317号(ソニー通り)へ石垣の角を曲がり、緩やかな傾斜になった道を進んでいくと、ようやく「開東閣」の門が現れてくる。普段、外界を寄せ付けないかのごとく閉ざされた門も、この日は広く開けられ開放的である。懐かしい思いとともに、一歩足を踏み入れると、昔感じた印象と同じ、都会の喧騒をまったく感じさせない空気が広がっている。
正門から建物まで、木々に囲まれたなだらかな上り坂が続く。庭越しにかすかに見える「開東閣」建物の側面が、また美しい。
ジョサイア・コンドルが設計し、4年超をかけて1908年に完成した「開東閣」は、エリザベス様式の洋館(地上3階地下1階、延床面積約1000坪)である。

そんなことを考えながら、ゆったりと歩いていると、後ろから大きな車の音がして、一瞬にして異空間の静かな空気が一変した。追い越していったのは、黄色い観光バスであった。なんとも、そこの空気に似つかわしくない強烈なバスの黄色を見送りながら、観光客も入れるようになったのだろうかと不思議に思っていると、バスの窓からは外国人の顔がズラリと見えるではないか。ちょうど私たちが、正面玄関に着く頃、バスの中から乗客が降りてきていた。その先頭には、なんとイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。原子力潜水艦のイメージが焼きついている私にとっては、黄色い観光バスとの組み合わせが、なんとも不釣合いで微笑ましくも感じられた。

会議そのものは非公開だったが、開会の挨拶は写真撮影は可能ということで、カメラ席に通される。ちょうど、カメラ席の右横がドリンクバーになっており、各自セルフサービスで飲み物などを席に持っていくようになっている。ちなみに画像の左でコーヒーを注いでいるのは、イケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長である。




会場「光」席次図
※図をクリツクすると大きい画像でご覧になれます。


米政府を代表してスピーチをするルース駐日大使。
やたらと「東日本大震災」発生直後、米国が、「トモダチ作戦」と称して「航空母艦」ロナルド・レーガン以下艦隊を派遣したことを強調するルース駐日大使だが、日本人の大半、とくに政治家は、ほとんど、「トモダチ作戦」という言葉すら忘れているので、空しく響いていた。

この会議の米国側の仕掛け人、かつ黒子の米国CIA対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。
ここでは、米側の副委員長として、午後からの「SessionⅣ:Grass Roots Exchange」でモデレーターを担当した。
日本人の米国CIA要員養成には、できるだけ多くの日本の若者たちを米国留学させたいマイケル・グリーン日本部長は、真剣そのものの表情だ。しかし、日本の若者たちは、「1%の金持ち、99%の貧乏人」という極度の貧富の格差、銃社会、戦争好き国家などに幻滅。「アメリカン・バッド・ドリーム社会」に魅力を感じていない。それどころか、米国の衰亡を予感している。このため、日本での安全幸福な生活に安住して、米国留学にほとんど無関心。
「秋入学」「学費免除」をしたところで、ASEAN諸国の若者でさえ、日本への留学は、敬遠している。米国の若者は、東大はじめ日本の大学の学問的業績の少なさを感じており、日本への留学を考えもしていない。

高輪・御殿山にある三菱開東閣は、岩崎弥之助が伊藤博文から購入した土地に、ジョサイア・コンドル設計の洋館を建て、「高輪本邸」と呼ばれていた。ただし、岩崎弥之助は完成を見ることなく、他界している。
かつて、私が毎日新聞記者で建設省を担当していた折、「開東閣」を見学させて頂く機会に恵まれた。あれから約27年、第25回日米文化交流会議が行われると聞き、懐かしい思いで取材に赴いた。
品川駅の高輪口を出て国道15号線を左へ向かうと、やがて石垣が見えてくる。道表示や看板などはないが、長く続く石垣の存在感が「開東閣」であることを思わせる。

国道15号線から都317号(ソニー通り)へ石垣の角を曲がり、緩やかな傾斜になった道を進んでいくと、ようやく「開東閣」の門が現れてくる。普段、外界を寄せ付けないかのごとく閉ざされた門も、この日は広く開けられ開放的である。懐かしい思いとともに、一歩足を踏み入れると、昔感じた印象と同じ、都会の喧騒をまったく感じさせない空気が広がっている。
正門から建物まで、木々に囲まれたなだらかな上り坂が続く。庭越しにかすかに見える「開東閣」建物の側面が、また美しい。
ジョサイア・コンドルが設計し、4年超をかけて1908年に完成した「開東閣」は、エリザベス様式の洋館(地上3階地下1階、延床面積約1000坪)である。

そんなことを考えながら、ゆったりと歩いていると、後ろから大きな車の音がして、一瞬にして異空間の静かな空気が一変した。追い越していったのは、黄色い観光バスであった。なんとも、そこの空気に似つかわしくない強烈なバスの黄色を見送りながら、観光客も入れるようになったのだろうかと不思議に思っていると、バスの窓からは外国人の顔がズラリと見えるではないか。ちょうど私たちが、正面玄関に着く頃、バスの中から乗客が降りてきていた。その先頭には、なんとイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。原子力潜水艦のイメージが焼きついている私にとっては、黄色い観光バスとの組み合わせが、なんとも不釣合いで微笑ましくも感じられた。

会議そのものは非公開だったが、開会の挨拶は写真撮影は可能ということで、カメラ席に通される。ちょうど、カメラ席の右横がドリンクバーになっており、各自セルフサービスで飲み物などを席に持っていくようになっている。ちなみに画像の左でコーヒーを注いでいるのは、イケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長である。




会場「光」席次図
※図をクリツクすると大きい画像でご覧になれます。


米政府を代表してスピーチをするルース駐日大使。
やたらと「東日本大震災」発生直後、米国が、「トモダチ作戦」と称して「航空母艦」ロナルド・レーガン以下艦隊を派遣したことを強調するルース駐日大使だが、日本人の大半、とくに政治家は、ほとんど、「トモダチ作戦」という言葉すら忘れているので、空しく響いていた。

この会議の米国側の仕掛け人、かつ黒子の米国CIA対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリ-ン戦略国際問題研究所日本部長。
ここでは、米側の副委員長として、午後からの「SessionⅣ:Grass Roots Exchange」でモデレーターを担当した。
日本人の米国CIA要員養成には、できるだけ多くの日本の若者たちを米国留学させたいマイケル・グリーン日本部長は、真剣そのものの表情だ。しかし、日本の若者たちは、「1%の金持ち、99%の貧乏人」という極度の貧富の格差、銃社会、戦争好き国家などに幻滅。「アメリカン・バッド・ドリーム社会」に魅力を感じていない。それどころか、米国の衰亡を予感している。このため、日本での安全幸福な生活に安住して、米国留学にほとんど無関心。
「秋入学」「学費免除」をしたところで、ASEAN諸国の若者でさえ、日本への留学は、敬遠している。米国の若者は、東大はじめ日本の大学の学問的業績の少なさを感じており、日本への留学を考えもしていない。
以上は「板垣英憲氏」ブログより
日米関係を良くしようとの努力は良いことですが、しかし,いまや、米国は「9.11テロ」の如くブッシュ政権が権力犯罪を犯しアルカイダの仕業に仕立て上げて、日本の郵政資金200兆円を使いアフガン・イラクに戦争を仕掛けて、石油利権を奪い取る汚いことをやる酷い国となっているので、いまや、正常な学生は皆敬遠するのは当然のことです。このような国に学ぶことなどありません。戦争のやり方を学ぶのが目的ならそうすればいいのです。
以上
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