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2012年7月28日 (土)

「おおむね安心」という県民の不安ー3/6

「おおむね安心」という評価の裏で芽生える不安

判定結果が分かりにくい県民健康調査

 講演会の内容に戻るが、この日参加した前出の男性(63)が5歳の孫の検査結果について質問したのは、「自分の孫に見つかったのは嚢胞なのか、しこりなのか。どのぐらいの大きさなのかも分からない。次回検査の2年半後まで待てない」という思いからだった。

しこりや嚢胞の大きさだけで診断するのは危険

 質問に対して村田医師は、「しこりや嚢胞を大きさだけで判断すると、早期の病気を見落とす可能性がある」と指摘。さらに「最初の検査は『大きくなるタイプか、そうでないか』をみることや行動記録も大切。だが仮に、今後大きくなるようなタイプなら、次の検査が2年半後ではだめ。少なくても半年後、僕だったら3カ月後にもう1回検査をやりましょうと言うと思う」と、次回検査を2年半後にしたことも問題視した。

 村田医師からの回答を聞いたこの男性は、今回の講演会をきっかけに、独自に動く決断をしたという。

 「小学1年の孫は問題なしという結果だったのに、その下の5歳の孫がA2と診断された。一緒に生活しているのに違いが出るのはなぜか。その説明を聞きに近所の診療所に行ったが、結局は『福島県立医大に行くように』と言われただけ。2年半後の次回の検査まで待てない。秋田で検査をしてくれる病院があると聞いたので、そこに行くことを考えている」。

 ここで1つの疑問が湧く。県や福島県立医大は「おおむね安心」と話しているのに、なぜこの男性は不安を抱くのか。それは情報の捉え方について、行政と住民の間で、お互いにすれ違ってしまっているからではないだろうか。

 日本の医療では近年、欧米型のEBM(エビデンス・ベースド・メディスン)、つまり「最新の知見に伴う根拠を持った医療」が盛んに言われるようになってきた。このEBMの考え方では、絶対値を大切にする立場が取られる。例えば5%の人がその病気になるとして、5%はいったい100人のうちの5人なのか、1000人のうちの50人なのか。パーセント表示ではなく、具体的な「○○人のうちの○人」という表現をしようという考え方だ。

 今回、A2判定は全体の3万8114人のうち1万3460人、B判定は186人だった。果たしてその数字は、仮に県が言う「まだ影響が出ていない段階」であってもこの数字は多いのか、少ないのか。過去の被曝の事例、チェルノブイリの事例と比較したらどうなのか。本当に現段階では被曝の影響が出ていないと断言できるのか。そういった疑問に対して、具体的で丁寧な説明がない限り、住民が疑問を抱くのは当然の話だ。「おおむね安心」という言葉によほどの権威づけや信頼がない限り(権威づけや信頼があったにしても)、その言葉を聞いただけで、一般の市民が安心できるのかどうかは疑問が残る。

以上は「日経ビジネス」より

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