「軽薄短小」への原点回帰で日本復活へー4/4
崖っぷち日本の産業は
中国や韓国にまだ勝てる!
“軽薄短小”への原点回帰
こそが、復活への道
なぜ中国や韓国に追い抜かれたのか?
世界の消費者が欲しがる“モノ作り”を
その背景に、主に2つの要因があると思う。1つは、自分の持っている精緻な技術力に酔ってしまったことだ。「自分たちが持っている技術で、これもできる、あれもできる」という感覚を持ってしまい、本当に消費者が欲しがる製品を作ることができなかったのかもしれない。
友人の1人は、日本製の携帯電話機について、「めったに使わない機能までついているため、電池の消費量が多くて困る」と指摘していた。彼の感想が、消費者全体を代表しているか否かは定かではないが、少なくともそうした意見があることは間違いない。そして彼は、「日本製よりも、韓国製の方が使いやすい」とも言っていた。
もう1つのファクターは、わが国の場合、国内のかなり大きな規模の市場があるため、メーカーとしても国内消費者を念頭に置いて製品開発を行なうケースが多いことだ。
わが国には1億2000万人を超える人口がある。それだけの購買力が国内市場に存在する。海外市場で通用しない製品が生み出されるケースもあった。いわゆる“ガラパゴス現象”だ。
一方、韓国の人口は約5000万人。国内に5000万人の消費者しかいない。それ以上に販売実績を伸ばそうとすると、世界市場を念頭に置く必要がある。韓国企業は製品開発を行なうとき、世界の消費者を想定して開発を行なわざるを得ないのである。
しかし、わが国企業が成長のチャンスを失ったわけではない。むしろ、わが国が得意とする“軽薄短小”のカルチャーを思いだして、その技術を使えばよい。その技術で、世界の消費者が欲しいと思う製品群を生み出すのである。
私が話を聞いた現場の技術者の多くは、「それはできる」と自信を持って答えていた。その言葉を信じたい。
以上は「DIAMOND ONLINE」より
21世紀の理論となるであろう、反エントロピーの佐野博士理論を活かして、全く新しい商品の開発が必要です。21世紀の新たな産業革命です。これを日本が始めるのです。反重力を利用した乗り物等沢山候補があります。20世紀の思考では駄目です。 以上
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