シリコンバレーが予測する10大トレンド (4/5)
シリコンバレーが予測する10大トレンド
――電気自動車の普及には時間がかかる?
7 消費者の関心を引くために
多くの領域でゲーム化が進行する
アメリカ人の7割が月に一度はゲームをするという。報酬付きのオンラインゲームが登場してからゲーム人口の増加に拍車がかかっている。ゲームには競争と協力の二つの側面があり、これが性差を超えて多くの人を引き付けている。ゲームのメカニズムは他の「全て」の分野に応用できる。これをゲーム化(Gamification)と呼ぶ。
パネリストは全て反対であった。理由は「全て」は言い過ぎである。ただ、教育ソフトの中に40%ぐらいゲームの要素を取り入れるのは効果があるのでは。仕事でもルーチンワークに取り入れると効果があるだろう。人はゲームに熱中してもやがて飽きる。持続させることは難しいように思うが。参加者の反応は賛成42%、反対58%であった。
8 ソフトウェアで設計したものが
そのままハードウェアになる
3次元印刷技術の発達、協業開発ツールの普及、3次元印刷機の価格低下により、製品製造法に大きな変化が起きるだろう。3次元印刷は粉末の金属、液体の樹脂をコンピュータで生成した図面になぞって流し込み複雑な造形物を作る技法である。今後はこの技法の活用が増え、造形物のみならず、自分の遺伝子にあった医薬品の製造、はては人間の臓器も作れるようになる。
パネリストは3対1で賛成であった。ただ、まずは物理的な製品のカスタム生産に使われるのが先で、臓器はかなり先だろう。3次元印刷機の造る製品は洗練された製品でない場合も多い。参加者の反応は賛成77%、反対23%であった
以上は「DIAMOND ONLINE」より
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