カテゴリー

  • 3.11テロ9.11テロ
  • gesara nesara
  • ウクライナ紛争
  • コロナワクチン
  • サル痘
  • ジャーニーズ事務所問題
  • スポーツ
  • デジタル通貨
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マイナンバーカード
  • マスコミ
  • 世界大恐慌
  • 二パウイルス
  • 人口削減
  • 人工地震
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 政権交代
  • 文化・芸術
  • 新世界秩序
  • 新型コロナウイルス
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 汚染水・(処理水)。海洋投棄
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 第三次世界大戦
  • 経済・政治・国際
  • 統一教会と自民党
  • 考古学
  • 自然災害
  • 趣味
  • 食料危機
  • 鳥インフルエンザ
  • UFO・反重力

最近のトラックバック

« 福島「全ゲノム解析」に異議 | トップページ | ブラックホールが高速噴射する瞬間:撮影に成功 »

2012年9月 4日 (火)

ヒッグス粒子発見:すぐには役に立たぬが金を出す意義(2/4)

ヒッグス粒子発見!
すぐには役に立たぬものに
おカネを出す意義を考える

 CERNにどのくらいカネがかかっているかというと、年間予算は900億円程度だ。日本の高エネルギー加速器研究機構の年間予算が400億円程度なので、それほどかかっていないというべきだろう。

小柴博士の正直な感想

 欧州は経済危機で各国ともにCERNの予算を拠出するのが苦しい。目先を考えて、ヒッグス粒子が発見されて、何の役に立つのかという疑問がわくだろう。役に立たなければ予算を出さないという考えが背景にある。財政が厳しいというのが各国の財政当局の口癖だ。

 本コラムで何回も紹介してきたように、日本の財政危機の話は増税キャンペーンの一環であって、あまり信用できない。それでも、重要な予算カットの口実にするときもある。日本の研究開発費は世界でもトップクラスである(下図参照)。それは誇るべきことなのだが、それさえも予算カットの口実にするかもしれない。

Img_150cc7e24e399456d05aafdeb683e0f

 正直言えば、ヒッグス粒子が発見されても社会には何の役にも立たない。かつて、宇宙ニュートリノの検出でノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊博士が、自分の研究が役に立つかと問われて、「何の役にも立ちません」、「百年くらいしないと分からない」と堂々と述べている。基礎科学とはそういうもので、研究者としての正直な感想だ。

以上は「DIAMOND ONLINE」より

« 福島「全ゲノム解析」に異議 | トップページ | ブラックホールが高速噴射する瞬間:撮影に成功 »

科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒッグス粒子発見:すぐには役に立たぬが金を出す意義(2/4):

« 福島「全ゲノム解析」に異議 | トップページ | ブラックホールが高速噴射する瞬間:撮影に成功 »

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ