平家滅亡の経済学、清盛式貿易革命(6/6)
このように、中世以降、日本が開かれた自由な貿易へとシフトすることはなかったのです。
もし、平家政権がもっと長く続いていれば、現代---戦後・昭和の時代から約800年も前に、貿易立国として広く海外に目を向けた国家が出来上がっていた・・・かもしれないのです。
「早すぎた」平家滅亡の謎
なぜ清盛の貿易革命はうまくいかなかったのか?
その原因は、なんといっても早すぎる平家の滅亡です。
実は、経済視点で見ると、この「早すぎる平家の滅亡」は不思議なことだらけです。
そもそも、なぜ巨万の富を蓄えていたはずの平家が、財力にものを言わすことで源氏に対抗することができなかったのでしょうか?
---さて、次なるテーマは
「なぜそんなに早く平家は滅亡しなければならなかったのか」
です。もちろん、経済視点で解き明かしてまいります。
次回からの第2部、こうご期待。
著者:山田 真哉
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
(講談社刊、税込み1,365円)
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以上は「現代ビジネス」より
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