平家滅亡の経済学、日宋貿易の真相 (6/6)
首都開京(ケギョン)の国際貿易港だった碧瀾渡(ピョンナンド)にはアラビア商人が多数訪れており、イスラム帝国アッバース朝の商人らが産物を献上した記録も残っています。
なお、この時代に高麗の名前がヨーロッパにも伝わり、高麗(コリョ)を「コリア」と呼んだことから、今の朝鮮を指す英語表記「Korea」が生まれました。(*3)
さて、そんな江戸時代の鎖国に似た状態であった平安後期に、平家はどのようにして貿易で成功したのか?
本当は巨万の富など得られなかった・・・というオチだ、と予想した人はいませんか?
いえいえ、ちゃんと得ています。
平清盛の父・忠盛が「巨万の富を得た」という話は、同時代の記録にも残っています。
これは一体どういうカラクリなのか?
---この続きは、次回にいたしましょう。
(*3)ちなみに、マルコポーロの『東方見聞録』により日本が「ジパング」としてヨーロッパに伝わるのは、もうちょっとあとの話です。
著者:山田 真哉
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
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以上は「現代ビジネス」より
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