福島で増えている遺伝子の欠陥
福島で増えつつある遺伝子の欠陥を、科学者たちは怖れている(DW English)
投稿者 無段活用 日時 2012 年 8 月 22 日 02:00:55: 2iUYbJALJ4TtU
(Scientists fear increased genetic defects in Fukushima: DW English)
http://www.dw.de/dw/article/0,,16170549,00.html
原子力
福島で増えつつある遺伝子の欠陥を、科学者たちは怖れている
福島原発の大事故の影響は、いまや、蝶に見られるようになった。人体もこの影響を受け始めるかも知れないと、研究者たちは心配している。
福島での核のメルトダウンによる放射線の結果として、奇形が見つかったのは、シジミチョウ科の蝶だ。
この科の蝶は、世界のどこでも見つかっている。この蝶は、環境の変化に非常に敏感だ-水から大気汚染まで、化学物質から放射能まで。
そのため、科学者にとって、シジミチョウは健全な環境について優れた指標となる生物だ。シジミチョウが病気になったとき-たとえそこに、目に見える問題が何もなくとも-それは生態系のどこかに問題があるという意味だと、放射線の専門家で核戦争防止国際医師会議(IPPNW)(説明:投稿者)の会員、ヴィンフリード・アイゼンベルグ氏はDWに語った。
「日本の科学者たちの発見は、驚くに当たらない。チェルノブイリ以後に実施された研究には、類似の発見があった」と、同氏は説明した。
蝶・ネズミ・鳥に奇形
1986年のチェルノブイリ原発の大事故の後にも、福島の蝶に最近見られたものと類似の奇形が、昆虫に観察できた。
現在もなお、研究者たちは取り組みを続けており、大事故があってから52世代目の野ネズミには、汚染されていない地域の野ネズミの約100倍の遺伝子の突然変異があることを発見したと、アイゼンベルグ氏は語った。
ツバメも大きな影響を受けた。チェルノブイリやその周辺地域では、鳥は絶滅したも同然だ。そこでまだ生きている鳥たちは、「頭が非常に小さく、成鳥にまでうまく育つ割合は非常に低い。」と、アイゼンベルグ氏は説明した。
人々にも原子力の放射線の影響がだんだん現れるようになると、ヴィンフリード・アイゼンベルグ氏は怖れている
しかし、遺伝子の欠陥を子孫に受け継いでいくのは、動物や昆虫だけではない。チェルノブイリの9カ月後、トリソミー21-DNAの21番染色体が1本余分に多い病気(ダウン症候群として知られている)-を持って産まれる新生児の数が顕著に増加した。
この期間は-チェルノブイリの外側でも-奇形や流産の数が特に多かった。放射線防護協会(説明:投稿者)のレポートによれば、チェルノブイリの大事故の結果、ヨーロッパ全土で18,000~122,000の人々に遺伝子の欠陥がある。
小量の放射線でさえも危険性がある
突然変異を起こさないために、細胞が受けることのできる放射線の限界は、明らかでない。ミュンヘン・ヘルムホルツセンターにある放射線防護研究所のペーター・ヤコブ所長は、小量の放射線でさえも、ダメージを与えるには十分だと、DWに語った。
しかし、ヒトの細胞には、長い時を経て進化した優れた防御システムがある。どのような異常が細胞分裂の間に発生しても、ある酵素がそのほとんどを確実に修復する。しかし、放射線に短い時間被曝した後、短時間にそれを修復するとき、次の世代の細胞に受け継がれるような、より重大な異常をもたらす可能性が生じる。長期的には、それが癌につながる可能性がある。さらに、その突然変異が精子や卵子の細胞に発生したとき、病気の原因となるこういった突然変異が、次の世代に受け継がれる危険性がかなり高くなる。
病気に対する恐怖
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が実施した研究では、福島での原子炉のメルトダウンの結果として、日本で甲状腺癌や白血病の数が顕著に増加することはないであろうという結論が出ている。それでも、動物や昆虫の研究結果がヒトのためにきちんと声を出すことができないとしても、奇形の蝶は自分たちのために声を出していると、アイゼンベルグ氏は語った。
日本の40,000人以上の子どもたちに一連の超音波検査を実施した結果、その35%にしこりや嚢胞が見つかった。
「子どもたちにとって、これは普通じゃない」と、かつて小児科医でもあったアイゼンベルグ氏は語った。同氏は、何人かの同僚とともに、福島第1原発の大事故があってからの期間について、日本の出生に関する統計を取得できるよう要請している。いまのところ、取得が認められるのを、同氏はまだ待っているところだ。
執筆:Judith Hartl / sb
編集:John
Blau
2012年8月16日
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(投稿者より)
ドイチェ・ヴェレの英語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
こちらは、チェルノブイリが人体に及ぼした影響を研究している、ドイツの医学者たちの証言を使って、蝶の研究結果を補っています。
コメント
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01. 2012年8月22日 08:05:07 : pqVV3BQ1LE
------放射線に短い時間被曝した後、短時間にそれを修復するとき、次の世代の細胞に受け継がれるような、より重大な異常をもたらす可能性が生じる。 この文は、生物の優れた修復システムが返って仇(あだ)となって、遺伝に悪影響を ------奇形の蝶は自分たちのために声を出していると、アイゼンベルグ氏は語った。 これは本当にそうで、自然界の生き物は人間のために警報を発してくれている。 |
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02. kokikokiya 2012年8月22日 16:05:29 : 0bb8QBtRSdjIA : jjj834ARe2
福島がガンマーフィールド化したということですね。 照射量がただというのが違う所。 放射線育種場ホームページへようこそ! |
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03. 2012年8月22日 17:09:07 : TRlvpkEP3A
記事を読ませていただきました。勉強になりました。以下は、私の感想です。日本人はやっぱり大和魂のど根性しか信じないし、いまや放射能の話題は、なんと日本大和帝国、いや官僚帝国の最大のタブーとなったのであります。黒タマ散珍が、安全といえばみんな安全と信じる。やまんば下が地獄の放射能の被害はないといえば、なんとみんなまったく疑いを持たない。わずか阿修羅仏を信じる絶対的少数派がブツブツいうくらいで、多くの国民はぎゃはは、ギャハハと提灯を持って騒ぎまわる。ガッコの先生もきらいなんだって、理科や科学は。わかんないしね。理科系なんてまじめすぎるおたくだしね。理解する光なんて頭の中にないしね。原子なんてへんくつのやること。たのしくおどって、うたってなんぼだよ。おや、それじゃあソドムとゴモラみたいだって、そうさ、あの時代にも放射能はあったんだろ。そのうち神風が吹いて放射能なんてどっかに飛ばしてくれるから、しんぱいするだけむだだって。安楽に。あんらくに。安楽死まではいかないだっぺ。おどるあほうに、みるあほう。遺伝子なんて言われてもわからんもんねえ。しかし、すごいね。証拠がないんだよ、目に見えないものは、信じないんだよ。原始人はね。原子物理なんて猿にはわからないね。原人にも放射能はわからないね。黒タマ算チンはお金儲けの好きな汚い老人に見えるね。スターウォーズにはヨーダという老賢人がいたけど日本にも来てほしい。やっぱり日本人には修身が一番必要だ。根性があれば、プルトニウムもうまい、うまいみんなで食おう。ということにそのうちなるだろう。早く石棺にしないのは、もっとみんなが放射能といっしょに遊んで、放射能大好き人間になりたいんだろう。いまのげんじょうはこんなもんだろうとおもうがね。しかしね。あんまりいうと命をねらわれるとまずいから、このくらいでにげるとしましょう。おおこわ。おおこわ。 |
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04. 2012年8月22日 17:48:33 : rmJgDTRPEM
原子物理学や原子核工学の学者が偉そうなこと言っているけど、ほとんどの連中の生物学に関する知識なんて、せいぜい大学(理系)の一般教養レベル。高校レベルすら怪しいのだって沢山いる。 偉そうなことを言っている医者だって、物理学は高校レベルすら怪しいのが沢山いる。 要するに、専門分野以外は大したことないんだ。権威に騙されずに、みんな必死に勉強しろ。連中の専門分野以外の話しに引き込めば、知識でも連中を凌駕できるはずだ。 |
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05. 2012年8月22日 18:30:40 : VBW5aB2CEs
ダンゴムシの奇形についてどなたかご存知ありませんか。 千葉市内居住者です。サッシの縁を歩いている、色は白、 形は魚のような形。物が触れると丸まったのでダンゴムシと判明。 頭と肩の部分を残して、体の半分以上の外側の殻のような部分が 無くなっていた。足は体の中についていたのか? 今まで見たことが無いけれど、よくある奇形でしょうか? |
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06. 2012年8月22日 21:41:55 : rA7MdIDWdU >>05 奇形については小野医師が収集しておられます。<HP「院長の独り言」 ttp://onodekita.sblo.jp/article/47213885.html 今は奇形の探求より証拠を残す時期です。 |
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07. 2012年8月22日 23:06:18 : rA7MdIDWdU 追加 奇形動植物(2)院長の独り言 |
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09. 2012年8月23日 15:28:42 : qeTZ8zy0uE
以上は「阿修羅」より 東日本で動植物の異変の情報が多くなっているように思われます。これらの異変はやがて人間にも影響するものと思われます。早めに対策した方が救われます。新たな環境に適応できない人々は残念ながら滅亡しざるを得ない運命にありそうです。これは仕方ない事でも有ります。政府は対策を取りませんから結局は個人の生き方次第になります。 以上 |
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