原発事故と国が生んだフクイチ症候群
原発事故と国が産んだフクイチ症候群
あさの餌やりが終わって、
連休は仕事のためこれより帝都へ向かう
けさは何頭死んだのかわからない
餌やりの最中は、餌箱に顔を出す牛だけ見るようにしたからだ
顔が見えない部屋もあった
(“絶望”の牧場の裏側
フクイチ症候群の犠牲は昨年来100頭を超えている)
原発放射能漏れ事故による
被災家畜の保護、被ばくの影響調査は国の責任で、
とこれまで私たちは強く求めてきた
針谷 勉 2012/10/7
追記
きょうから牧場作業は、ねこ王子と交代
せっかく若いふたり?が被ばくしてるのだから、
牛も人も公益研究に活かしてほしい、
心底そう思う
いつか、意味がなかった、
と言われる日がくる気がしてこわい
しかし国は、その責任を農家に押しつけ、
被ばく牛の全頭抹殺しか頭にない
国の被ばく家畜への医療ネグレクトとして
証拠が隠滅される前に問題にすべき
放射能を撒き散らし、
警戒区域に不当な制限を続ける国に
罪があるのは明らかだ
そろそろ戦いの場を変えるべきときがきている
死骸を見ても最近は何も感じなくなった、とは吉沢父さん
私も正直もう何も感じない
現実を再確認する毎日だ
もしかしたら私は死骸を見たくないのではなく、
自分の実力不足を認めたくないだけなのかもしれない
水のような下痢、鼻水、皮膚炎の蔓延など、
免疫力が落ちていることは素人目にもわかる
その原因が、単なる栄養失調によるものか、流行り病か、
放射能被ばくにあるのかはわからない
だがこれだけバタバタと死ぬ姿は
警戒区域にほかないだろう
この絶望的状況を、フクイチ症候群と呼んでいる
産みの親は東電と国だ
コメント
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牛がバタバタと亡くなる状況で、人が健康に生き続けられる訳がありません。今までの活動は本当にお疲れさまでした。これからは是非、安全な地に避難して心の体を休めながら戦いを続けていかれるようにいのっています。
投稿 増山麗奈 | 2012/10/29 14:43
私もヤギを飼っていたので、家族と同じ生命が、こんな目にあうことには、精神的苦痛に耐えられない気持ちです。
なぜ、罪もない命が、こんな目に合わされなければならないのでしょう。
その上、希望の牧場で、命を全うすることに全力を傾けておられる方への、心無い言葉の書き込み。 本当に、日本は、狂気の国になってしまったのか・ どうすることもできない、深い悲しみに心が支配されそうになります。
でも、ここから、未来へ、どっちの方向へ進むのかは、私たちの心次第。
私は、平和を信じ、平和への道を見失わないように、自分を戒めます。
この素敵な音楽を送ります。どうか、希望の牧場に、明日への道が開かれますように、心から祈っています。命は、天国に召されました。
http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/24042377.html
投稿 山下 由佳 | 2012/10/29 14:00
はじめまして。動物の不幸を直視するのが辛すぎて1年半極力見ないように見ないようにして参りました。このブログで震災後初めて動物のかわいそうな写真を見ました。永い時間写真を見れた自分に驚きました。原発事故のせいで子供たちや動物たちが不幸になっていくのは見ていられないし悲しすぎます。小さくて弱い立場のものが救われますように心から祈ります。
投稿 土肥玲子 | 2012/10/29 11:59
まずは栄養失調かそうでないか、えさの量を公開してはっきりさせてみてはいかがでしょうか?
あと、死骸がある周辺の草を牛が食べたり、空腹で死骸を口にする可能性は無いでしょうか?
一つ一つ原因を潰すためにもう少し詳細な情報を公開すべきです。
投稿 あき | 2012/10/29 11:07
ずっと応援させて頂いています。
生まれた子牛のほとんどが死んでしまうという状況なのでしょうか?
牛の妊娠期間から考えると、原発事故後の野生牛時代の自然交配で出来た子牛がいま生まれているということですよね。
(事故後は種付けしていないですよね?)
今後も生まれる見込みはあるのでしょうか?
普通の牧場でも、多ければ子牛の1割くらいは死んでしまう所もあるようですが、いま子牛はどれくらいいるのでしょうか?
足りないのは、人手?物資?資金?それともやはり医療?
素人なりに調べてみましたが下記のような事は、釈迦に説法ですよね…
http://www.tokachi-nosai.or.jp/gijutu/cn27/pg30.html
以上は「希望の牧場」より
動物がこのように死ぬということはやがて人間もそのような運命になります。一刻も早く環境の良いところに移住しなければやがて死を迎える事になるでしょう。国は見殺しをするだけです。 以上