カテゴリー

  • 3.11テロ9.11テロ
  • gesara nesara
  • ウクライナ紛争
  • コロナワクチン
  • サル痘
  • ジャーニーズ事務所問題
  • スポーツ
  • デジタル通貨
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • マイナンバーカード
  • マスコミ
  • 世界大恐慌
  • 二パウイルス
  • 人口削減
  • 人工地震
  • 健康
  • 医学
  • 地球大異変
  • 地球自然科学
  • 天文学
  • 学問・資格
  • 宇宙文明
  • 宇宙自然科学
  • 宇宙開発
  • 平成の「船中八策」
  • 心と体
  • 思想・哲学_
  • 放射能
  • 放射能汚染対策
  • 政権交代
  • 文化・芸術
  • 新世界秩序
  • 新型コロナウイルス
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 歴史
  • 汚染水・(処理水)。海洋投棄
  • 物理学_
  • 環境問題
  • 生物学
  • 科学技術
  • 第三次世界大戦
  • 経済・政治・国際
  • 統一教会と自民党
  • 考古学
  • 自然災害
  • 趣味
  • 食料危機
  • 鳥インフルエンザ
  • UFO・反重力

最近のトラックバック

« 平家滅亡の経済学、清盛は謎の旅に出る(2/5) | トップページ | 東京都民は1ヶ月で3600ベクレルの内部被曝 »

2012年12月 6日 (木)

デフカリオン社の常温核融合

2012年9月3日月曜日

デフカリオン社の論文に見るHyperionの動作

デフカリオン社は、NIWeek 2012とICCF-17で、開発中の常温核融合装置Hyperionの実現方法に関する論文とスライド(発表資料)を公開しました。これらの原本はデフカリオン社が再開したフォーラムからアクセスできるようになっています。

論文は以下のようにまとめられています。


スライドは以下のようになっています。


この中で素人ながら面白かった点を以下に挙げます。
まず最初に、常温核融合を起こす準備として、水素分子(H2)を水素原子に分離し、励起された状態にするために、プラズマ放電を使っていると書かれています。これはロッシ氏のE-Catでは言及された事のない方式です。論文から引用します(赤字は引用者による)。

Molecular Hydrogen (H2) needs to “break” to its atomic form. Several chemical, electrochemical and plasma methods are available. In Hyperion reactors the atomic H has to be “excited” to its Rydberg state. Its electron’s trajectory becomes elliptic, so the atom behaves like a dipole. Such dipoles can be polarized and “guided” to a target. At first, we introduced the plasma ignition method (DC pulsed at 24KV/22mA at some KHz) to produce glow discharges in a high pressure (2-8bar) hydrogen envelope, by use of specially shaped tungsten and TZM electrodes, resulting in the above.

次に、ニッケルパウダーを使っているのですが、そのまま使うと常温核融合反応には「稠密すぎる」との判断で、何らかの方法でより疎な結晶構造に変換しているようです。論文から引用します。

We realized that nickel crystals (raw material of 5 microns powder) were “too dense” to act in a LENR reaction, as we desired. We introduced a method to turn the Ni Face Centered Cubic crystals close to a C4 or a Pm3m structure, removing all of the face atoms and some Ni atoms in the edges, using a proprietary technique.

で、このような処理の結果、ニッケルの表面は、1グラム当たり48平方メートルの広大な面積を持つようになると。ちなみに、このような環境をNAEと呼んでいるようで、大きなキーワードとして論文に使われています。プレゼン資料から引用します。

As a result, Ni, other agents and ceramics create a 48m2/gr surface of NAE (Nuclear Active Environment)

その後、常温核融合反応を起こすまでの手順が書かれた後、その結果がまとめられています。
以下は、Hyperionの発熱テスト結果です。これを見ると、反応装置内部の温度は180℃〜849℃、外部に取り出せる温度は65℃〜616℃となっています。COP(効率)は、最大で22倍となっており、非常に良いパフォーマンスを発揮しているように見えます。

また、以下はテストを行う前後のNAEの成分分析のようです。特に太字で示された元素について量が変化しており、核変換を示唆するデータだと見ているようです。私は専門家ではないので、この分析の妥当性やレベルの高さは良く分かりませんが、全体として詳細に分析されており、理論詳細は不明でも、どうやれば反応を制御できるかを解き明かしているように思えます。


以上

以上は「浅学俊郎氏」ブログより

常温核融合が実用化されれば、危険な原発再稼働など不用となるので、早く実用化されることを願いたいものです。                      以上

« 平家滅亡の経済学、清盛は謎の旅に出る(2/5) | トップページ | 東京都民は1ヶ月で3600ベクレルの内部被曝 »

科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デフカリオン社の常温核融合:

« 平家滅亡の経済学、清盛は謎の旅に出る(2/5) | トップページ | 東京都民は1ヶ月で3600ベクレルの内部被曝 »

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

-天気予報コム-

ウェブページ

無料ブログはココログ