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2013年1月20日 (日)

「787」高まるリチウムイオン電池への懸念

  • ウォールストリートジャーナル

高まるリチウムイオン電池への懸念―「787」の事故受け

[image] Kyodo/Reuters

緊急着陸したドリームライナーの調査をする航空安全委員会のスタッフ(16日)

 最近ボーイング製旅客機787型機「ドリームライナー」で問題を起こしたのと同種の電池にここ数年間、航空安全当局が懸念を高めている。

 米連邦航空局(FAA)は、同型機の主要電池が2件の不具合を起こしたのを受けて、同型機の運航停止を命じ、他の国の当局もこれに追随。ボーイングの旗艦旅客機は事実上飛行できなくなった。

 これまでは同型機で使われているのと同様なリチウムイオン電池をめぐる不安は主として、航空貨物として大量に輸送されたり、機内持ち込み手荷物に入れられたノート型パソコン(PC)や携帯電話機といった電子機器に関するものだった。787型機は、大型リチウムイオン電池を使った初めての旅客機だ。

 日本のジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)製の787型機搭載の電池が、全日空と日本航空の旅客機で起きた2件の問題の原因かどうかはまだはっきりしない。業界筋からは、配線や設置が一因となった可能性も指摘されている。

 787の事故の原因が何であれ、リチウムイオン電池は過充電をしたり、急速に放電したりすると過熱状態となり、過熱ないし損傷を受けた電池は発火する恐れがある。その燃焼温度は高く、可燃性のガスや炎、火花を放出して、爆発する恐れさえある。

 この危険性は、この種の電池が人気を高めたことに関係している。つまり、大量のエネルギーをため込むことができのだ。また、軽く、小さく、充電と放電の時間も短い。

 航空規制当局はこの10年間に、個人用電子機器内のリチウムイオン電池が機内や空港で過熱したり、発火したりしたことを記録している。こうした電池を航空機で運ぶ危険性に対処するため、国際安全規則が強化された。

 航空当局者によると、2010、11年の2機のジャンボ貨物機の墜落と、06年のこれより小型の貨物機の破壊では大量の電池が一因になったのではないかとみられている。

 懸念にもかかわらず、航空機でのリチウムイオン電池の利用は広がっている。米軍のF35ライトニング統合攻撃戦闘機は仏バッテリーメーカー、サフト社が製造したリチウムイオン電池を使っている。同社に関してはこれまで安全性にかかわる問題は出ていない。

 同戦闘機を製造しているロッキード・マーチンの広報担当者は声明で、戦闘機に使っているバッテリーはGSユアサのものではないとし、「(統合攻撃戦闘機)プログラムへの影響はないだろう」と述べた。

 エアバスは、07年に就航した2階建てのA380の緊急電源として小型リチウムイオン電池を使っている。同社は現在開発中のA350により大型のサフト社製の電池を使う計画だが、これも787型機で使っているものに比べると小さい。

 787はほとんどの機能について電力に依存しており、これまでにない航空機と言える。ボーイングやエアバス、その他のメーカーのこれまでの航空機は電力と、エンジンから引き出した機械力を組み合わせている。

 エアバスの関係者らは17日、A350が使う電力は787の3分の1程度だと述べた。同機はまた、ボーイングが一つ使っているところを二つに分け、一つの電池の容量を下げたという。

 エアバスのトム・ウィリアムズ副社長は「われわれは(ドリームライナーほど)多くの電力は必要ではない。A350の構造は異なる」と話した。同氏は787の事故がA350にどう影響するかについてのコメントは控え、「調査結果を待つ必要がある」と語った。

 関係筋によると、電池への不安が高まる中で、FAAは広範なテストを行っており、少なくとも1件のテストでは電池が焼けてテスト設備が溶けたという。昨年の一連のテストではFAAはコックピット内でノートPC内の電池を発火させた。大部のマニュアルや地図の代わりにPCを持ち込むパイロットが増えているためだ。このテストは炎によるダメージよりも煙の影響を調べることに焦点が当てられた。テスト報告によると、煙を排出するために換気扇を強めて1分ごとに空気を全面的に入れ換えたという。

 それにもかかわらず、報告は、このテストは787のものよりはるかに小さいPCの標準的な電池でもコックピット内に大量の煙を発生させたとしている。あるテストでは、「視界不良」になるほどの煙が出たという。

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