インチキ科学者は信用できない、核融合研を批判する
1.2月7日(木)多治見市で開催のシンポジウム レジュメから
│ インチキ科学者は信用できない
│ - 核融合研の重水素実験計画を批判する -
└────(槌田敦 元理化学研究所研究員、前名城大学教授)
核融合が未来のエネルギーと、もて囃されて間もなく70年になる。水爆が実
現したのだから、これを戦争以外に利用するということで国民の支持を得た。
しかし、莫大な国費を浪費したのに、いまだにもたもたしている。
その理由は、水爆では必要な1億度以上の温度を、原爆の爆発で得るが、そ
の他の方法ではこれを得るのが難しい。プラズマ(電離気体)を磁場で絞る方法
ではわずかな核融合があっただけである。
しびれを切らした核融合研は、加速器を使って原子を衝突させる方法を取る
ことにした。しかし、この方法で核融合反応は得られるが、加速器を運転する
電力のほうが、核融合で得られる電力よりも大きいことが分かっていて、無意
味である。
そこで、これがばれないようにするために、加速器を使ってプラズマをビー
ム加熱し、熱核融合させる、と説明することにした。ここから大ウソが始まる。
DD核反応では10億度以上必要である。加速器を使ってもプラズマを10億度
以上にすることは難しく、失敗する可能性が高い。ところが、この加熱に失敗
しても、プラズマの重水素に加速した重水素を衝突させることでDDビーム核
融合反応が得られ、トリチウム(三重水素)ができる。
このトリチウムに加速器で重水素を衝突させるとDTビーム核融合反応とな
る。つまり、二段階の核融合反応が得られる。ここでDとは重水素、Tとはト
リチウムである。
そもそも、核融合研究の目的は、このDT核融合であり、水爆研究そのもの
である。この軍事研究への道を核融合研はひたすら隠している。しかし、軍事
研究だからこそ、将来も発電の見込みがないのに、核融合研に莫大な国費が毎
年落ちているのである。
この研究は、トリチウムを持ち込むのではなくトリチウムを生産し、これを
燃料にしてDT核融合させる計画である。それなのに、「本計画でも三重水素
を燃料として用いる核燃焼実験は行わない」と主張する。これはウソを通り越
してインチキである。
さらに、当初計画を当面縮小して、トリチウム発生量を減らすなど小細工発
表する。
この重水素実験全体が、ウソとインチキで構成されていると私は考える。こ
のような核融合研のインチキ科学者たちは信用できない。ウソつきはコソ泥の
始まり、インチキは核災害の始まり、そして本格的軍事研究所への始まりであ
る。
東濃3市1町は、子孫を悲しませないため、インチキ科学者に騙されないよう
警告する。
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参考
◇シンポジウムの内容
http://www.city.tajimi.gifu.jp/kikaku/sympo2013_fusion/index.html
◇れんげ通信ブログ版 2013/02/10
多治見市主催 シンポジウム 参加者の圧倒的多数は重水素実験反対
http://rengetushin.at.webry.info/201302/article_8.html
以上は「槌田敦氏」ブログより
日本はこのように秘密裏に核開発をこそこそやっているのです。これは自民党の政策でもあるわけです。その結果が「3.11テロ」事故を招いたのですが、その反省もなく、原発の再稼働や新規原発稼働を狙っています。このような日本の秘密核開発を阻止する為に「3.11テロ」で米国とイスラエルにより攻撃を受けたのです。それを自然災害だと国民を騙して核開発を止めようとしない自民党は昨年の総選挙で2/3の議席を搾取して、その勢いで参議院選挙も2/3を確保して、憲法9条破棄で国防軍と核武装で戦争ができる国にするつもりです。その結果は核戦争になるのは必然的な流れです。それは日本の滅亡です。以上
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