アルルの男・ヒロシです。

世界的な株高。
その背景にあるのは日銀も含めた世界的な金融緩和。

その背景にあるのは・・・・?

 
単純に言ってしまえば、世界的な金融緩和路線を主導しているのはあの国際金融機関。

そう、ゴールドマン・サックス。

最近、ゴールドマン、米政府関係者の元出身者がポールソン元財務長官以来見えにくくなって、いろいろ米SECに提訴されたり、社外取締役のインド人財界人がインサイダー取引で裁判になったりと・・・・。

しかし、ゴールドマンは米国の評論家のマット・タビ言う所では「人類に張り付いたヴァンパイア・スキッド(吸血イカ)」。よく見るとあんなところに張り付いている。

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そう、欧米の中央銀行総裁。

まず、有名な所では欧州中央銀行のドラーギ総裁。

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Draghi was then vice chairman and managing director of Goldman Sachs International and a member of the firm-wide management committee (2002–2005)


続いて、現在、GDP成長率を中央銀行の緩和指標にしたらどうかと新しい提案したことで欧米金融メディアで話題沸騰中のイングランド銀行新総裁で前カナダ中央銀行総裁のマーク・カーニー。カーニーがカナダ中央銀行総裁に在任した08年から最近まではカナダは米バブル崩壊の余波を受けなかったということで話題になりましたが、どうやら現在、カナダでは住宅バブル崩壊の兆しもあるという話もあります。

このマーク・カーニーですが、キャリアのスタートをゴールドマンで始めています。13年間務めています。

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Carney spent thirteen years with Goldman Sachs in its London, Tokyo, New York and Toronto offices. His progressively  more senior positions included co-head of sovereign risk; executive  director, emerging debt capital markets; and managing director,  investment banking. He worked on South Africa's post-apartheid venture  into international bond markets, and was involved in Goldman's work with the 1998 Russian financial crisis


そして、日本でもおなじみとなった、「We Want Abe!」のフレーズでアベノミクスに太鼓判を押した、ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントのジム・オニール。BRICsの名付け親としても知られます。安倍相場を演出した要因としてはオニールの一言も大きい。まあ待遇に不満らしくGSをやめるみたいですけど。

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http://www.goldmansachs.com/gsam/worldwide/insights/jim-oneill/viewpoints/index.html

FRBのバーナンキは違うではないかという声が上がりそうですが、ニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー総裁はゴールドマン・サックスでした。

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Prior to joining the Bank in 2007, Mr. Dudley was a partner and managing director at Goldman, Sachs & Company and was the firm's chief U.S.  economist for a decade. Prior to joining Goldman Sachs in 1986, he was a vice president at the former Morgan Guaranty Trust Company. Mr. Dudley  was an economist at the Federal Reserve Board from 1981 to 1983.

要するに世界の金融政策は現在、世界的な株屋さんであるゴールドマン関係者です。偶然でしょうかねえ。(ちなみにいまの豪州中央銀行総裁は違いますが前任のマクファーレン総裁はGS国際諮問委員会メンバーだったりします)

株屋さんであるゴールドマンは金融危機の後のヴォルカ―規制によって自己勘定トレーディング部門の閉鎖などに追い込まれていましたが、中央銀行総裁をコントロールして世界的な金融緩和を行わせて株高相場を演出し始めたようです。日本も例外ではない、と。

金融業界なんてカルテルですから。実体経済に金融が追いつくのではなく、金融が実体経済をサポートするというのが彼らの考え方。世界的な金融緩和は新興国に資金を流入させるので欧米諸国ではなく新興国で大きなインフレが起きる心配がなされています。

あーあ。

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日銀総裁にはさすがにゴールドマンそのものは来ないと思いますが・・・ 
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