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2013年3月 3日 (日)

人類が何十万年も前から「女神像」を作り続けてきた理由

2013年02月01日


人類が何十万年も前から「女神像」を作り続けてきた理由は何なのだろう

div-100m.jpg

▲ 25万年前~75万年前のものと考えられる『アシュールの女神』 ( Acheulian Goddess )と呼ばれる「最古の女神像」だと考えられているもののひとつ。アシュール文化というのはこちらによれば、百数十万年前に、アフリカで生まれ、ヨーロッパなどまで広く伝わった前期旧石器時代の文化のことだそう。
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30万年前の「作品」を見て思う人類の時間軸


今の私たち、つまり、現代の人類が地球に登場してから実際にはどのくらいの時間が経っているのか・・・ということはよく考えます。

これについての一般論は、地質学術誌『ジャーナル・オブ・ジオグラフィー(Journal of Geography)』 に、篠田健一博士が発表した、「DNA 解析が解明する現生人類の起源と拡散」の下の部分が現在の基本的な考え方だと思われます。

ミトコンドリアDNAの全塩基配列をもとに描いた人類の系統. すべての人のミトコンドリア DNA は、およそ 15 万年前の一人のアフリカ人女性にたどり着く。



難しい定義はともかくとして、多少の前後差はあっても、現世人類が地球上に登場してから、現在はまだ 10数万年程度だというのが最近の DNA などからの遺伝子解析でのひとつの主流の説ということのようです。

下の図は、上の篠田博士の論文の中にあるもので、その「 15 万年前の一人のアフリカ人女性」(場合によって、ミトコンドリア・イブというような呼ばれ方もされる人、あるいは人たち)が登場してから、どのように人類が地球に拡散していったかを辿ったものです。「ミトコンドリア DNA と Y 染色体 DNA が明らかにする世界拡散のルート」を示しているもののようです。

eve.jpg


上の地図では、アフリカ大陸にある「人類の起源地」というところが15 万年前の一人のアフリカ人女性が登場した場所で、下に「分岐点になった場所の現在の地名」をつけてみました。

eve-02.png


大ざっぱに上の地図からいえば、アフリカに登場してから、現在のイランでヨーロッパ方面とアジア方面に分岐してから、世界中に人類が拡散していったことがわかります。

もっとも、上の世界地図の直後と現在では「〇〇国の人」といっても、今はその人種構成はまったくその頃と違いますけれど。侵略の歴史が始まって、人種と言語構成は中世以降に一変してしまいましたので。


いずれにしても、当時のアメリカ大陸の先住民へのルートも、辿ると、現在の中国やモンゴルでの分岐点で見られる「日本」に向かった一群と同じというようなことも言えそうです。

また、ミトコンドリアDNAなどから見る限り、日本人は、「3方向からの分岐点から集まってきている」ということになるようで、日本人は複雑な遺伝構成を持つ部分はありそうです。


さて、今回、こんな話から書き始めたのは、米国の科学系サイト IIAI で、「古代の人工品」の数々が写真で紹介されていまして、それは、300万年前のものと推定される南アフリカで出土された「顔のような人工作品」の紹介から始まっています。

こちらのものです。

1-300bce.jpg


これは、現在知られている中では最古の「芸術作品」というようなとらえられかたをされているものだそうですが、しかし、上の現世人類のルートを見てわかる通り、この 300万年前の時代というの現世人類とは違う人たちの時代。


しかし、確かにずいぶんと昔からこの地球上では、誰かが人工の作品を作っていたことは確かなようで、実用品でないものは「創造品」ということになり、今でいう芸術作品なわけですが、その記事にあった作品をご紹介したいと思います。

芸術が「お金」などというようなものと等価を持ち始めてしまったのは、ここ数百年のことですが、個人的には、また芸術が芸術本来の姿に戻ればいいなあ、とは思います。

すなわち、「芸術はすべて価値は0円で経済的には無価値なもの」としての本来の姿に。

すなわち、神様と人間に捧げるためだけのものとしての本来の姿に。


もどるような時代が来ればいいなあと思います。



それではここから記事です。
なお、「年代」に関してですが、 In Deep の過去記事の、

「太陽からの未知のエネルギー」が地球の科学的測定での年齢(放射性崩壊の減衰率)を変化させている
 2012年11月27日

で記事をご紹介いたしましたように、現在の年代測定の主流である「放射性炭素(炭素14)での年代計測」ということに関して、太陽活動がそこに干渉する可能背があり、必ずしも、放射性炭素での年代測定は正しいものではないことが最近言われています。

なので、年代は目安として考えられたほうがよろしいかと思います。

また、以前は「紀元前」として年代を現す場合、年代の前に「BC」とつけられていたのが普通なのですが、この BC は「 Before Christ (キリスト以前)」という意味であることもあり、最近では、宗教的な配慮から「B.C.E.」(Before Common Era / 西暦0年の前)と表記されることが多くなっているようで、今回の記事でもそうです。ただ、表記を変えただけで、意味も年代も同じですけれど(苦笑)。

ここから記事です。




From The Lands Time Forgot: Eye Popping, Mind Boggling, Spine Tingling Discoveries
Ideas, Inventions And Innovations (米国) 2013.01.31

忘れ去られた時代の大地から発掘される胸が躍るような驚くべき古代の作品群


人類の有史以前の区分は、発見された石器の発達によってわけられている。そして、発見された有史以前のテクノロジーの 99パーセントは石器によるものだ。

後に続く新石器時代では、農業の発達と共に示される「新石器時代の革命」と呼ばれる金属の発展の時代となる。銅とリチウムの発達の時代、そして、青銅器から鉄の発明される。

そして、人類は有史以前の非常に古い時代から、芸術作品をも作っていた。
これにらはその驚くべき古代のアートのほんの一部だ。



角を持つ女性像

venus-25000bc.jpg

・ フランスのドルドーニュ地方で発掘された2万年~2万5千年前の石灰石で彩色された女性像。手に持っているのはバイソンの角。



アワビの貝殻を利用したパレット

abalone_shell.jpg

・南アフリカで発見されたアワビの貝殻から作られた 10万年前の道具。同時に骨と石器があり、黄土色の彩色のための合成物を作るための道具だと見られている。彩色の他、接着剤のような役割の合成物を作っていた可能性もある。これは、化合物を人類が作成していた証拠となる道具では最も古いものだ。




旧石器時代の象徴記号

symbol.jpg

・有史以前のヨーロッパの洞窟で発見された幾何学的なマーク。3万年前のものされる。カナダの人類学者ジェヌビエーブ・フォン・ペッツィンガー ( Genevieve von Petzinger )博士の研究によって、これらの点と線からなる幾何学的模様が古代のコミュニケーション・システムの前駆である可能性が示された。ペッツィンガー博士は、氷河期のフランスの146箇所の異なる場所にある象徴記号を上のように解読した。

(訳者注) 上のジェヌビエーブ・フォン・ペッツィンガー博士という人は日本語では説明が見つからなかったので、調べてみましたら、ビクトリア大学のサイトによりますと、同大学とカナダを代表する人類学者で、古代文化と象徴記号の解析のスペシャリストのようです。下の女性です。

Genevieve.jpg

▲ ジェヌビエーブ・フォン・ペッツィンガー博士。




3万3千年前の象牙の馬の彫刻

horse-cave.jpg

・ドイツのフォーゲルヘルト洞窟(Vogelherd Cave)で見つかった象牙製の馬の彫刻。

(訳者注)このフォーゲルヘルト洞窟では、他に、マンモスの像(写真の上)やライオンのような像(下)などが見つかっているそうです。3万5千年前のマンモス像より。

35-manmo.jpg


35-lion.jpg





ライオン人間

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・ドイツの洞窟で発見された「ライオンマン」の石器。時代は紀元前3万年前。




ブラッサンブイのビーナス

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・フランスのブラッサンブイで発見された紀元前2万7000年前のマンモスの牙で作られた女性の彫像。「ブラッサンブイのビーナス ( Venus of Brassempouy )」と呼ばれる。

(訳者注)ブラッサンブイのビーナスと呼ばれる上の女性の彫像は、下のような女性を現したものだろうとされています。紀元前2万7000年前の人類に関してのイメージが変わる感じの再現図ではあります。

aylagravet36.jpg

Brassempouy Venus - Ayla from the EC series より。





紀元前2万2千年前の「作品」

mammoth-Ivory.jpg

・シベリアで発見されたマンモスの牙で作られた先史時代のアート。紀元前2万2千年前。




紀元前1万9千年前の女神像

19-venus.jpg

・フランスで発見された「レスピューグのビーナス( Venus of Lespugue )」と呼ばれている紀元前1万9千年前の彫像。




古代の楽器

60000-flute.jpg

・動物の骨で作られた6万年前のアメリカ先住民のフルート。これまで見つかった中で3番目に古い楽器と見られている。




最古の陶芸作品

26000-ceramic.jpg

・「ドルニ・ベストーニスのビーナス (  Venus of Dolni Vestonice )」と呼ばれる紀元前2万6千年前の発掘物。陶器で作られた人工品として最古の作品とされている。






(訳者注) ここまでですが、実はこれでも全部乗せたわけではないです。全体的に「女神やビーナス像」が多く、実用品はともかくとして、古代の芸術というものが、「女性像」や「女神像」に行き着くというのは、個人的には注目に値することだと思います。

ただ、「胸やお尻やお腹が極端に強調されている」ものが多く、いくらなんでも、当時の女性がこういう体型であったとも思えないし、単なるデフォルメなのか、それとも何かこういうような存在が実際にあったのか、あるいは伝説の上で語られていたのか、何となく興味があります。




人類の起源の場所と「アフリカが分断されると考えられている場所」が同じことに気づいて

あと、全然関係ないんですが、今回の最初に乗せました、人類の拡散の地図で、「最初の現世人類が登場した場所」は下の赤い丸のあたりです。

ここは「アフリカの将来」とも関係あるかもしれない場所なんです。

africa-02.jpg


このあたりは、アフリカ大陸を東西に貫く巨大な地溝帯として知られる場所で、 In Deep の過去記事で、

近いうちにアフリカ大陸が2つに分断されるかもしれないとの研究
 2010年06月26日


という英国の BBC の記事をご紹介した時にふれたものですが、将来的に「ここからアフリカ大陸が分裂する」と考えられている場所です。

下の地図の赤い線の部分ですが、その「始まり」の部分が現世人類発祥の場所と重なるというのは興味深くはあります。実際、このライン上のエチオピアではすでに巨大な地溝が開いています。




アフリカのこの部分は現世人類の「始まりとも終わりとも関係ある」場所なのかも。
終わりというのは妙な言い方ですけれど。


以上は「地球の記録」より
今の人類はたかだか15万年ぐらいしか経ていないようです。従って、現在起きている「地球大異変」は78万年ぶりですから、それを考えますと大変な激動期を生きていることになるのです。過去の激動期には当時の生物は殆ど70~80%絶滅して、新しい種に変わって来ています。今の人類も1万人程度は生き残る可能性はあると言われています。過去にあったように、また人類は初めからやり直すことになりそうです。今の人類の最先端の技術も引き継げる人が絶えてしまえばそれでおしまいになるので最初から始まるのです。以上

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