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« 太陽フレアで通信障害・・・2週間程度は影響注意 | トップページ | TAKING THE RED PILL »

2013年5月21日 (火)

ベラルーシ報告:0.23マイクロシーベルト毎時は廃村のレベルです

<ベラルーシ報告 前半>「0.23マイクロシーベルト毎時っていうのは、廃村のレベルです」川根眞也先生3/26【ペイフォワード環境情報教室】

【ペイフォワード環境情報教室】130326川根眞也先生Vol.022



川根眞也先生  2013年3月26日

川根先生には1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の近く、
今もなお放射能による健康被害が深刻なベラルーシへの訪問についてお話をいただきます。


Sawada:
川根先生は今回ベラルーシですよね、こちらの方に訪問されたということで、
先ずは今回訪問されたきっかけと、後内容。
どんな内容だったのか、少しお話しいただけますか?

川根:
今年の3月11日で東日本大震災、原発震災と言うべきだと思うんですけれども、
それから2年経ちました。
本当はですね、今年の3月11日に、僕なりには内部被ばくの問題できちんとね、
多くの心ある人たちがきちんと集まるような大きな大きなミーティングを開きたかったんですけれども、
それができなかったんですね。

そのかわりに今回、
「ベラルーシの方へ行って、小児甲状腺がんの事を勉強してみないか」というお話しがあり、
これはですね、現地のベラルーシのお医者さんの研修会なんですね。
それに参加する機会を得ました。
それが3月16日から3月24日の9日間ということで、そこに行く機会があったので、
大変申し訳ないんですが、
今年の3月11日に大きな集会とか内部被曝に対する生命とか出せなかったんですけども。

本当にですね、多くのベラルーシのお医者さんに会って、
いろんな情報を聞いてくる事が出来ました。


Sawada:そんな中で、今回行かれたエリアというのは、どんなエリアに行かれたんでしょうか?


川根:
ベラルーシというのはですね、
まず、チェルノブイリ原発がどこにあるかという事をご存じない方もいらっしゃるかと思うんですが、
チェルノブイリ原発というのは、現在のウクライナ共和国の北部にあります。
そのさらに北側に広がっている国がベラルーシっていう国なんですね。
その大体の右側にロシア共和国というのがバーッ!て広がっています。


2013032911.jpg

で、ベラルーシの、私が中心的に訪れたのはミンスク市、ミンスク州と、
最大の汚染地であるゴメリ州、
そして現在小児甲状腺がんが多発しているブレスト州。
この3つの州を訪れました。

2013032913.jpg


Sawada:汚染度で言いますと、ゴメリというのが高濃度と呼ばれる場所でしたっけ?

川根:
そうですね、あの、ゴメリ州の中、
実は今回ですね、スモルニコワ・バレンチナさんという
鎌仲ひとみさんが「内部被ばくを生き抜く」っていう映画の中でも出てきましたが彼女にも会いました。

f0160671_14162669.jpg

彼女はゴメリ州に住んでいるんですけれども、
ゴメリ州の地図をもらったんですね。
セシウム137の汚染マップなんですが、もう…真っ赤です。
もうここまで汚染されているところは…たぶんベラルーシの中で一番汚染されているのがゴメリ洲です。


Sawada:
そういうマップというものは市販されているものなんでしょうか?
それとも民間団体がつくられているものなんでしょうか?

川根:
いや、これはもう政府が地図をつくって、
一応ベラルーシ共和国は社会主義国ですので、政府が認めたものしか出ません。
地図とか、これは軍事機密に属する事なので。

えっと、一番最初にですね、
このセシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム238,239、240の汚染マップが出たのは、
おそらく1990年の事だったと思います。
イギリスの科学雑誌の方にもこれは載りましたけれども、
私が手に入れたのは1992年の汚染マップですね。
多分昔の単位が分からない方もいると思いますが、
一番汚染がひどいところは40キュリー/平方km以上という場所なんですけれども、
現在ですと、148万ベクレル/平方mという単位です。それ以上ですね。
福島ですと、たとえば飯館村であるとか、大熊町、双葉町、富岡町、そういったところは
148万ベクレル/平方メートルの所は確実にあります。

ところがですね、これ、
私が訪問した所がゴメリ州のゴメリの近くなんですけれども、
170km離れているんですよ、チェルノブイリ原発から。


Sawada:という事は、距離という意味でいくと、東京までは行かない、関東の近いところまでの距離感ですね。

川根:そうですね、千葉ですとか柏市ですとか、そこら辺位が相当するんじゃないかと思いますね。

Sawada:当時の風が北西の方へ抜けて、風向きとしては一番厳しい所に行ったのが、そのゴメリのエリアと。

川根:
えっと、北東ですね。チェルノブイリからすると北東になりますね。
で、いま小児甲状腺がんが多発しているブレスト州は北西の方になりますね。

こちらはですね、私も今回いろんな、ベラルーシの医学アカデミーの先生にいろいろと聞いたんですが、
セシウム137の汚染地帯はあります。
ありますけど、真っ赤じゃないんですよね。

次のオレンジ色のレベルなんですね。


Sawada:あぁ・・高濃度と一般的には言われない場所ということなんでしょうか。

川根:
いや、ん…、ま、でも
小出裕章さん達が研究されている放射線管理区域というのは大体4万ベクレル/平方mなんですよ。
これはキュリーに直すと1キュリー/平方kmの単位になります。
これはね、薄い黄色位。
オレンジじゃないんですよ。
ブレスト州で結構あるのが5~15キュリー/平方km
55.5万から185万ベクレル/平方mぐらいですかね。
ま、40キュリーからすると、半分ちょっと下ぐらいですね。
その位の所が結構広がっているのがブレスト州です。

そこで今、現在小児甲状腺がんが多発していますね。


Sawada:
そうしますと、そういうエリアに先生は行かれまして、
基本的には先生は、お医者さんへのヒアリングと、後は線量の計測等もされたんですか?


川根:
あ、そうそう、そうですね、はい。
実はですね、原発震災があった年の5月に野呂美香さんから話を聞いていて、
あの…「そうだろうな」とは思っていましたが、
本当にですね、たとえばですよ、
ぼくは川口に住んでいるんですけど、川口の駅から自分の自宅まで歩いていくと、
0.5,056とか高いところで0.06マイクロシーベルト/時なんですよね。
ところがその汚染地帯のゴメリにずーっと車で移動している時の線量は、
車ですよ、バスの中なので、それよりも低いんですよ。


Sawada:0.05…

川根:
よりも低いんです。
0.03とか、0.04です。バスの中では。
ところが廃村になった村、もうここは人が住んじゃいけないという場所がですね、
これが Radi っていう器械だと0.15マイクロシーベルト毎時ですね。

Sawada:今の日本の数字から聞いてもそんなに高くないですね。

川根:
だから、これは、んーま、事故から27年経っていますので、
セシウム137の減衰だとすると、半分以下になっている可能性があります。
だから大雑把に言ってセシウム137の半減期が30年って言われますので、
2倍としても0.3です。事故当時が。
それがもう廃村になっています。


で、いまでもですね、
40キュリー/平方km、だから148万/平方m、飯館村のレベルになっている村。
これはね、「最近土壌を調べてもやっぱり40キュリー/平方kmありますよ」って言われたところですけど、
それがですね、0.6ぐらいですね。

0.6マイクロシーベルト/時ぐらいです。


Sawada:ん……

川根:
ただね、高さ1m位にすると、0.27マイクロシーベルト/毎時ぐらいになります。
地上に直置きすると0.6マイクロシーベルト/時ぐらいになりました。


Sawada:あぁ……

川根:
だから高さ1mで、政府は0.23マイクロシーベルトで除染基準とか言っていますけど、
ぼくにとってみれば、0.23マイクロシーベルト毎時っていうのは、廃村のレベルですね


Sawada:それ・・・、日本の方が高いような場所も多いというようなことなんでしょうかね?

川根:
いや、もう…、
もう本当にですね、野呂美香さんのお話し会に行ってお話を聞いた時には
「本当なのかな?」って言うふうに思いましたけど、
やっぱり現地に何度も入っている方にしか分からない事があって、
放射線の専門家ですとか、原子物理学の専門家とか、
ましてやそのね、どこかの県立医科大学の先生とかが言っている事っていうのは、
もう本当にデタラメだと思っています。


ーーつづくーー


<ベラルーシ報告 後半>
「その時手術台に乗ったのは21歳のブレスト州の方でした。 事故6年後に生まれた方です」
川根眞也先生3/26【ペイフォワード環境情報教室】

 
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以上は「みんな楽しくhappyがいい」より
日本では安全とされているレベルがベラルーシでは廃村との報告です。今後日本が大変な放射能汚染被害の出ることが予測されます。日本では相変わらず、健康には被害が出ないと報道していますが、出た場合の責任は誰れがとるのか不明確です。無責任な日本政府です。今の安倍政権の環境大臣・石原大臣を見ればその無責任ぶりから将来の無責任さが予測できます。               以上

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