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2013年7月17日 (水)

大丈夫か?原子力規制委員会!!

大丈夫か? 原子力規制委員会!!

2013-06-12
 大飯原発の安全性評価で、電力側と原子力規制委員会側とで大きな対立点となっていた3連動地震の危険性の評価、あまりにあっけない幕切れです。

大飯3連動問題なし
読売新聞HP 6月12日

 そもそも、規制委が活断層3連動を考慮せよと要求したのに対して、「必要ない」と、関西電力は拒否、これに対して規制委は要求に応じないならば安全性審査はしない、と再度要求していた問題です。それが急に、突然、関電は手のひらを返すように「評価します」、で、規制委の方は規制委の方で、いきなり「関電の説明、了承しました」(上掲記事)です。
 どう見たってこの展開、怪しくないか? 規制委との間で手打ちの裏約束ができたから、関電は3連動評価をしたんじゃないか? 少なくともこんな急な判断、規制委は関電の資料を充分に検討したのか?

 原子力規制委員会・島崎委員、またとちってるんじゃないか

 活断層関係の議論は、そもそも1月ごろから話がおかしい方向に向かってはいました。

 「なぜ『40万年前以降』? 活断層の定義に研究者ら疑問」(MSN産経ニュースHP 2月9日)

 原発推進・産経新聞は、原子力規制委員会での議論で、活断層の定義が、「13万~12万年前以降」(福島事故を防げなかった旧安全基準そのまま)に近づいたと、紹介しています。
 「同チーム(規制委の検討チーム)の12月の会合では、ある委員が『なぜ40万年前なのか、一番の理由を教えていただきたい』と根本的な質問を行った。島崎委員長代理の提案が、他の委員にとって、いかに“唐突”なものだったかを、如実に物語っている。/このときには、規制委側から『(13万~12万年前以降の)地形面や地層で判断できなければ、40万年前以降を総合的に検討する』という弾力的な案がうち出され、検討チームは今年1月末に了承した。」(上掲リンク先、および、その次ページ
 産経の解説では、日本の地質学的特徴から13~12万年前の境は観察しやすいが、その前はどうなっているか見て取るのが困難、だから、有効な判断は「13~12万年前以降」で為されるべきであり、それ以前は無意味、ということになります。そして、その13~12万年前の境さえ不明確な場所の原発では、まあ、40万年前まで遡って考えるというのが、結局、原子力規制委員会での検討結果だった、と総括されています。
 このまとめ方だと、“原発安全性新基準”は運用上、旧基準と同じことになってしまいます。実際、こんなものを島崎委員は了承したのか?

 この産経の記事は次のように記します。
 「つまり『40万年前』は、地層などから断層の痕跡を見つけだせる限界の年代で、報告書にあるように判断の一つの“目安”でしかない。地層にかかる大きな力が変わらない期間の定義は、『最近数十万年の間』と幅広く、研究者の間に諸説があることは、報告書も認めている。
 40万年という島崎委員の主張はいかにも根拠が無く、単に観測可能な限界年代を“基準”に流用しているだけのように記しています。しかし、そう主張する中で、あっけなく馬脚を顕にもしています。「最近数十万年」というのは、「13~12万年前以降」と「40万年前以降」のどちらに近いか、ちょっと考えてみれば、というか、考えてみるまでもなく、後者でしょう。
 安全基準が、「観測しやすいから」などという理由で定められてはたまったものではありません。地層に、かつて大地震を引き起こしたのと同じ力が掛かっているならば、今も同じような大地震が起きる可能性があるのですから、観測のしやすさの如何に関わらず、その期間を念頭に置いた基準を作らなければ、安全基準など、何の意味もないはずです。「(13万~12万年前以降の)地形面や地層で判断できなければ、40万年前以降を総合的に検討する」で良いのか。
 こんなものを島崎委員は了承したのか?

 で、結局、原子力規制委員会の新安全基準は骨抜きにされたのか? 本記事冒頭の大飯原発3連動地震の評価・対応を覧る限り、やっぱり骨抜きにされているようです。


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以上は「脱原発を考えるブログ」より
考えの基本は、日本は二度と福島原発事故のような放射能事故は絶対起こしてはだめなことです。今の自民安倍政権はこれを無視しているようです。このような姿勢が福島原発事故を招いたのです。その反省も見えない政党になぜ国民は投票するのか不思議です。放射能事故も自業自得なのです。福島県議会は誰もその責任を取ったとの情報は一切ありません。みな無責任な連中なのです。平成の会津の悲劇を繰り替えしているのです。幕末時代とあまり進歩していないようです。                 以上

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