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2013年7月 4日 (木)

「穏やかな地獄の夏」へ向かう気配の中で

2013年06月08日


「穏やかな地獄の夏」へ向かう気配の中で : 噴出する様々な異常気象の原因

すでに始まっていた日本の深刻な水不足


先日の記事、

太陽系で惑星が直列と六芒星をかたち作る 2013年 7月からの地球の行方
 2013年06月05日

の中で、梅雨入り以降、ほとんど雨が降っていない現状について、


> 今後の状況によっては、深刻な水不足になる可能性が存在している雰囲気が漂います。


などと悠長なことを書いていたのですが、すでに水不足は深刻であることが国内の多くのニュースで知ることができます。

下の長野県のニュースはあくまで、そのうちのひとつで、本州から九州までの各地ですでにかなり深刻な水不足となっているようです。

空梅雨、農業用水不足深刻に 東御など「収穫に影響も」
信濃毎日新聞 2013.06.06

w-s-1.jpg梅雨入りした県内で少雨傾向が続き、農業用水の不足が深刻化している。東御市八重原(やえはら)では、多数のため池の一部が空になり、田植えを終えたばかりの水田で干上がる場所が出始め、地元農家でつくる八重原土地改良区は5日、「このままでは農作物の収穫に大きな影響が出る」として市に対策本部設置など支援を申し入れた。

長野地方気象台によると、東御市の5月の降水量は38・5ミリで、平年の4割強にとどまる。県内は梅雨入り直後の5月29、30日に全域で雨が降ったが、6月は降水を観測する45地点のうち40地点で降水を観測していない。


取水制限が始まった地域も多く、中国新聞には「梅雨なのに…取水制限の方針」というタイトルの記事があったりしました。

どうして、梅雨入りしてからこんなことになってしまっているかというと、気象庁の説明によると、「日本列島にかかるはずだった梅雨前線が南の太平洋上にあるから」ということのようです。

まあ、下の図は私が適当に作ったものですので、正しい説明にはなっていないと思いますが、大まかにはこのような状況によって雨が降っていないということのようです。

ts-2013.jpg


では・・・もし・・・上の気候の配置が今後もずっと続いたら?・・・というようなことをつい考えてしまいます。

そうなると雨が極端に少ない日々が続いていくということになるわけですけれど、まあ、そんなことにはならないとは思いますが、それでもそんなことを考えてしまうのは、やはり最近の世界での異常な気象状況を見ているからということも言えるかもしれません。

先日の記事でも、ヨーロッパでの前例のない大洪水について少しふれていますが、今、「この洪水はなぜ起きたのか」ということが、科学者たちの間で討論されています。




地球のジェット気流は北半球すべてで「変化しながら共鳴」している


g-floods.jpg

▲ ドナウ川の洪水で多くが水没したドイツ南部のデッゲンドルフ。6月6日。AFP より。


昨日の AFP に、「中欧の大洪水、温暖化と土地利用が背景に」という記事がありました。

このタイトルだと、洪水の理由がわかったかのような見出しにも見えますが、読みますと、「いろいろな科学者がいろいろな説を述べている」というのが現状です。

ただ、「地球の大きな気流の流れが変わったことが原因のひとつ」ということは言えそうで、たとえば、さきほどの日本の気候の配置が予測とはズレてしまっていることなどもそうですが、これまでと同じ予測は通用しないという部分がありそうなのです。

上の AFP の記事にドイツの気候変動ポツダム研究所という施設の科学者が出ていまして、下のようなことを言っています。

気候変動ポツダム研究所は、地球上空のジェット気流が乱れたことによって、豪雨をもたらした低気圧が移動せず1か所に停滞してしまったと指摘している。

同研究所は、現在ロシアで起きている干ばつも、この気流の乱れに関連しているとの見方を明かした。


そして、上の研究所の科学者によれば、ジェット気流の「共鳴」というのは、北半球全体に広がっているものだそう。つまり、仮に異常気象がジェット気流に起因しているとするならば、それは「北半球全体の異常気象と関連する」ということも言えそうです。


いっぽうで、正式な科学の世界「ではない」方面でも、現在の異常な気象について、他のいろいろな説なども言われています。

たとえば、米国の「アースチェンジ・メディア」の最近の無料メールマガジンには、「何が地球の激しい気候を作り出しているのか」というタイトルの配信があり、そこには、「地球のコアが過熱しているため」というようなことが書かれてありました。

そこには、太陽フレア、CME、太陽のコロナホール、放射線、そして宇宙線などすべてとの相関関係があるというようなことが書かれてあります。

galaxly-sun.png

▲ アースチェンジ・メディアの記事にあったイラスト。


まあ、上の図のような相関関係を科学的に説明することは無理でしょうが、そういえば、「地球のコアは知られている以上に高温だった」という報道が4月にありました。

earthcore.jpg

▲ ロシアのプラウダより。


上の見出しの意味は、実際の温度が上がっているということではなく、「計測上」での話で、地球のコアの温度は従来 4500度から 5000度の範囲だと考えられていたのが、フランスの研究グループたちによって、測定のエラーが修正され、地球のコアの温度は 6000度であると決定されたというものです。

日本語の記事も AFP にあります。





地球内部のこと

ちなみに、この「地球の内部」というものに関しては、以前よく書いていましたが、私自身は、地球の内部というものは現在の科学で説明されているようなものだとはあまり思っていない部分があるのです。

しかし、それに関してここでふれてしまうと、話が混乱してしまいますので、過去記事をリンクすることに留めたいと思います。関係した記事は主に、地球の内なる太陽というカテゴリーにあります。

地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 2011年08月27日

米国海軍少将バード提督のすばらしき北極旅行日誌
 2012年06月02日

「地球の年齢がわからない」: ミシガン工科大学の調査が地質学に与えるショック
 2011年11月26日

などの記事ですが、科学的なものからオカルトやスピリチュアルな記事まで含めて、他にも数多くの地球の内部に監視の手過去記事があります。


いわゆる「地球空洞説」という言葉がありますが、それと似たような感じのイメージを想定しているのですけれど、しかし、それをそのまま信じるほど素直なわけでもなく、地球の内部に関しては、「謎」という言葉が本当に合うと思います。



ところで、上にリンクした「地球の年齢がわからない」という記事にありますけれど、地球の年齢というのも実はよくわからないものである可能性があるのです。

私たちは「地球の年齢は 46億歳」というように教えられてきましたが、この説も「仮説」であるということは言えそうです。

上の「地球の年齢がわからない」という記事に書きました「地球の様々な年齢」につしいて、再度掲載しておきます。科学的であるものと、あまり科学的でもないものも含まれていると思いますが、まあ、こういう説もあるということです。

計測されて判明している地球の年齢の候補

・46億年と出るもの → 炭素、ルビジウム、カリウム

・200億年以上と出るもの → ウラン

・17万 5000年と出るもの → ヘリウム

・10万年と出るもの → 宇宙塵(ポインティング=ロバートソン効果

・炭素14では地球の歴史は 6000年

・宇宙塵の月と地球の堆積量での比較で、地球の歴史は 5000年から 6000年

・彗星の存在から考えると太陽系自身の寿命が 10万年以内

・放射能崩壊を大気中のヘリウムとの関係で考えると、地球の年齢は長くて1万年

・海の炭酸塩の存在の最大の上限が 10万年


というように混乱した計測結果があるようですが、まあ、私は上すべてに異議があったりします。何しろ、私は「地球は生まれていない」という説の持ち主であるわけで(苦笑)、年齢という概念も存在しないと考えています。

フレッド・ホイル博士などが唱えていた「宇宙は膨張しているにもかかわらず時間とともに変化しない」という「定常宇宙論」とような感じのイメージを地球にも想定していたりします。





私たちは穏やかな地獄」へ向かっているのか、そうではないのか


話が混乱してきていますが、気候に話を戻しますと、現在の異常な気象の理由について、はっきりとした説はないものの、「地球の気流が大きく変化している」ということはある程度は言えそうで、そして、そのジェット気流の速度自体も低下していることもハッキリしているようです。

Star Tribuneというニュースサイトに「1979年以来、ジェット気流の速度が 14パーセント低下しており、これがアメリカの洪水や干ばつなどを招いている可能性がある」ということが書かれてありました。

jet-1979-2013.jpg

Star Tribune より。



それにしても、ここ数日は、雨が降らないせいで確かに穏やかです。

春まで吹いていた強風も最近はなく、「のんびりとした初夏」というような感じの日々が続いています。

しかし、この穏やかさは「歓迎すべき心地よさ」なのかどうかはわかりません。このまま穏やかにずっと雨が降らなければ・・・それは穏やかは穏やかだけれど、「穏やかな地獄」に向かって進んでいるということにもなります。

ロシアやアメリカなど北半球では、すでに干ばつが大きな問題となっていますが、日本もその懸念は今のところは拭えないように思われます。

楽観的な部分では「そのうちバーッと雨が降って何とかなる」ということもあるでしょうけれど、世界を見ていますと、どうしても楽観できない面も大きいです。

かつて、ウェブボットに「地獄の夏」というキーワードがありました。

その言葉を思い出します。


以上は「IN DEEP」より
今年の夏は雨の少ない地獄の夏になりそうな気配がしています。早く一雨ほしいものです。梅雨時に雨が降らないと予定が狂います。世の中がそのように組まれているために急変しにくいのです。今後の世の中も変化に強い仕組みが必要になります。    以上

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