牛乳は25年たった今も要注意です
牛乳は25年たった今も要注意です ウクライナ医学博士が警告
http://gendai.net/articles/view/syakai/134219
2011年12月14日 掲載 日刊ゲンダイ
福島第1原発事故から9カ月たったが、不安は尽きない。最も心配なのは、健康被害がいつ、どのように出てくるかだ。
「被曝(ひばく)の影響と証明されている甲状腺がんも、一気に増えたのではありません。事故から3~4年後に増加しています」
こう言うのは、「ウクライナ放射線医学研究センター」の医学博士エフゲーニャ・ステパノワ氏。チェルノブイリ原発事故から25年間、現地の子供たちを診てきた。
「病気が出るまでには潜伏期があります。大人も子供も、まず胃腸に影響が出る。体内でセシウムを受け止める最初の臓器だからです」
福島第1原発をめぐっては、吉田昌郎前所長の「食道がん」と放射性物質の因果関係が取り沙汰された。公式には「被曝と関係ない」といわれているが、分からない。
放射性セシウムは、消化器の粘膜に直接影響を与えるという。大量に取り込んでしまうと、悪さをし始めるのも早いのだ。
「原子炉事故では、放射性物質と同時に有毒物質も出ている。多くの人が避難も経験し、ものすごいストレスを受けています。何が原因なのかハッキリさせるのは難しい。ただ、放射線の影響がない地域に住む子供と比べると、病気にかかる頻度は高い。被曝した子供のうち、健康だという子供の数は減っています」
<がんが増えるのは3~4年後>
汚染度555キロベクレル/平方メートル以上の区域に居住していた子供と、汚染の少ない地域の子供を比較すれば、違いは明白だ。
血液系障害は2.5倍、肝臓組織の筋腫化は2.3倍、呼吸器疾患は2.0倍、免疫障害は1.8倍、自律神経血管機能障害は1.52倍というから恐ろしい。こまめに診察を受け、早期発見につなげる仕組みが必要だ。
日本では米、肉、魚、加工品と次から次に放射性物質が検出されている。その影響も気がかりだ。
「ウクライナでは、事故当時からずっと警戒されている食べ物があります。牛乳です。子供の内部被曝の80%は牛乳です。原子炉から放出された放射性物質は雨で土壌を汚染する。そこに生えた草を食べた牛の牛乳から人間が摂取してしまうのです。もちろん、肉も注意が必要ですが、次に危ないのはキノコ。放射性物質を土壌から吸い取るスポンジの役割をしてしまうのです。用心すべきでしょう」
恐ろしいのはこれからだ。
コメント | |
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01. 2011年12月17日 16:00:33: HoWfrAdI5I 日本人が最も気を付けないといけないのは、主食の米です。 米は、ほぼ3食毎日食べるのでたとえ少量の汚染米でも蓄積されれば健康を害する恐れがある。 311原発事故が起きた地域は、日本有数の米産地にも近いので特に注意が必要です。 事故前と比べると何十倍も汚染された米をこれから何十年間も食わないといけなくなるので開き直るしかない。 |
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02. 2011年12月17日 17:14:25: KVdg0zySXA ペクチン剤による体内放射能(セシウム)削減 http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/333.html 投稿者 シフォン 日時 2011 年 11 月 10 日 18:07:13: HaKo6dGhQRby6 http://mscience.jp/truth/?p=1089 放射性物質を体から取り除くサプリメントに、ペクチン剤というものがある 小さな子どもを持つ親たちから、今注目されている本「自分と子どもを放射能から守る」には、「ビタペクト」というサプリメントが紹介されていた (略)ベルラド放射能安全研究所が作成したもので、自国民、とりわけ子供たちを守るために、家庭でできる放射能対策を具体的に紹介している (略)日本では、ビタペクトは正規に輸入している会社はないようで、手に入りづらい。が、要はペクチンを効率良く摂れれば良いわけで、それができるサプリメントはであれば、いくつかの種類のものが手に入る(略) (略) (略) (略)実際のところはどうかと調べてみると、※前述の論文に、その心配はないことが記載されていた |
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03. 2011年12月17日 19:56:53: iGRj9D7L8W 牛乳も米も、混ぜたら分からないっぺ。 |
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04. 2011年12月17日 20:59:54: A4GQ7o9O02 ヨーロッパのセシウム汚染 チェルノブイリ原発事故20年以上経過してもなお、 イギリスの田園地帯を汚染 ウエールズでは、355 スコットランドでは11 イギリスでは9の農場にいまだ非常事態宣言が適応されているという。 写真集「原発事故20年 チェルノブイリの現在』ピエルパオロ・ミッティカ著 (柏書房) 被曝が原因の、白血病、脳障害、ガン病院のこどもたち。このように目に見えるようになって初めて、国民も覚醒するのだろうか?その時はもう手遅れなのだが。 |
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05. 2011年12月17日 21:03:09: A4GQ7o9O02 上記追加で、イギリス厚生省はチェルノブイリから2500㎞離れたイギリスの田園地帯で、20万匹以上の羊がセシウムで汚染された土地の草を食べていることを認めたあります。 |
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06. 2011年12月18日 15:35:50 : SKWQ96qe5U TPPに入ったんだから、カリフォルニア米をもっと輸入して欲しい。 日本のコメより安全だろ。 |
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07. 2011年12月19日 10:16:34 : nmWXsw6f7c >06さん 原発からの煙でさんざん燻されたカリフォルニア米、穏当に安全と思うのか?セシウム吸収を阻害するため大量のカリを撒くような土地柄ではないだろう。 |
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08. 2011年12月19日 11:06:06 : CGaB34XTl >06. 2011年12月18日 15:35:50 : SKWQ96qe5U さん >TPPに入ったんだから、カリフォルニア米をもっと輸入して欲しい。 TPPに入ったの? カリフォルニア米が今はおいいしいか安いか知らないけど、肉に限って言えば、このごろ外国肉は高くなっている。 以上は「阿修羅」より 日本も牛乳からの汚染が懸念されます。日本の検査基準がゆるすぎます。結果汚染の犠牲者が増えることになります。 以上
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