岩手県の尿検査、子ども9割からセシウム検出
岩手県が子どもの内部被ばくについて、尿に含まれる放射性物質を調査した結果、132人のうち119人の尿から放射性セシウムが検出され、最も値が高かったのは、尿1リットルあたり6ベクレル以上7ベクレル未満だったということです。
しかし、岩手県の専門家は、「健康への影響は極めて小さいと考えられる。調査を継続する必要はないと考えられる」という結論を出しました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043413731.html
この尿検査の検出限界値は1ベクレルなので、9割の子どもが1ベクレル以上ということでしょう。
予想以上の多さに愕然としました…。
こちらの記事 にも書きましたが、尿中セシウム平均約1.23Bq/L以上の慢性被曝で、チェルノブイリ膀胱炎(前ガン病変)が発症しやすい、というデータがあります。
尿にセシウムが検出されるということは、飲食物や呼吸を通し体内にセシウムが入り、内部被曝した、ということです。
内部被曝量を軽減させる対策を取り、継続調査が必要な結果であると思います。
一体、何のための調査なのでしょうか。
将来の不安を減らすために、今できることを、あえて看過してどうするのでしょう!?
以上は「放射線被曝からこどもを守る・多賀城」より
東日本地域は、多かれ少なかれ放射能汚染されていますので、特に子どもは影響重大です。後日健康被害が予想されます。 以上
« 米国、火星飛行をロシアと一緒に・・・NASAの歴史家 | トップページ | バチカンの「地質的な未来」 »
「放射能汚染対策」カテゴリの記事
- 「過酷事故ないと言えるなら、原発は首都圏でもよいのでは」長岡市長が県の被ばく線量シミュレーションで見解 柏崎刈羽原発の耐用年数踏まえた論点と説明(2025.06.25)
- 「過酷事故ないと言えるなら、原発は首都圏でもよいのでは」長岡市長が県の被ばく線量シミュレーションで見解 柏崎刈羽原発の耐用年数踏まえた論点と説明(2025.06.12)
- 更田元原子力規制委員長「2051年までにデブリ取り出し完了しているはずがない」(しがらみ無くなれば真実が言える?!))(2025.06.16)
- 金魚が死んだ!<本澤二郎の「日本の風景」(4410)<房総半島の水源地が放射能などで汚染されている!!>(2025.06.03)
- 女川原発の原子炉を停止 東北電、機器が動かなくなった原因を調査へ(再稼働前倒ししてすぐ停止!)(2024.11.20)
コメント