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2013年10月20日 (日)

数百年来の弱い太陽活動の中で突然起きた「太陽の大爆発」

2013年10月02日


数百年来の弱い太陽活動の中で突然起きた「太陽の大爆発」の余韻と共に NASA のサイトも NOAA のサイトもシャットダウンした朝

usa-goverment-2013-01-01.jpg

▲ 10月 2日(アメリカでは 10月 1日午前)のアメリカ合衆国政府の公式ウェブサイト。基本的に運営されていません。
--




この100年で最も弱い太陽活動の中で突如発生した大爆発


太陽活動については、少し前の記事、

「真っ赤な空の中の真っ黒の富士山」を見た日に太陽活動はほぼ止まった
 2013年09月17日

の頃に何度かふれることがありましたが、その後も、とにかく太陽活動は非常に静かな状態が続き、先週あたりには、 NASA などでも「この 100年間で最も弱い太陽活動最大期」と言及するようなことになっていました。

下の記事は、ロイター通信が運営する非営利法人「トムソン・ロイター財団」の 9月 18 日のニュースリリースです。

reuter-solar-act-100-low.jpg

Thomson Reuters Foundation より。


とにかく、太陽活動がどんどん弱くなっていっていたこの9月でした。

しかも、その途中には、「地上の太陽」と言われていた某女性が誰だかと交際しているというショッキングな報道も出る始末。

atchan.jpg


私たちは2つの太陽を失った」という人々の嘆きの声が廃墟と化した街中に響き渡る悲哀の9月だったとも言えます(それはどうでもいいわ)。


ともかく、想定していた以上に弱い太陽活動が続いていたのですけれど、9月の最後の頃、突然、太陽が大爆発を起こしたのでした。


これは太陽黒点からの爆発現象の太陽フレアではなく、プラズマの噴出だったようですが、その規模はものすごいものでした。下に動画を貼っておきます。

ちなみに、太陽写真や動画には太陽の周囲に丸いフィルターが同時に写されていることが多いのですが、これは、太陽の逆光というか、直接の光を遮るためのようなことのためにあります。

たとえば今回の動画も、実際の太陽の大きさは下の写真で真ん中の小さな丸となります。そこから今回の爆発の規模を見ていただくと、かなりの大爆発だったことがおわかりになるかと思います。

solat-eruption-2013-09-30.jpg

▲ 周囲の大きな円ではなく、中心部分の球体が太陽の大きさとなります。



太陽の 9月 29日の大爆発と CME (コロナ質量放出)





このような爆発が唐突に起きていました。

これは、 NASA の別の動画や写真もスペースウェザーにもありますが、爆発したフィラメントそのものは下の矢印で示したもので、細いものです。細いといっても、地球の直径ほどはありますけれど。

fil-01.jpg


fil-02.jpg


この大爆発が発生したのは太陽の北極のほう、つまり「上」のほうで起きたようですので、地球には直接の影響はないと思っていたんですが、規模があまりにも大きいせいか、磁気の影響はかなりあるようです。

また、9月30日のロシアの声は下のような表現のタイトルの記事を載せていました。

vor-2013-09-30.jpg


ここでは「剥がれたプラズマ・ファイバー」というあまり馴染みのない表現をしていますけれど、以下のように書かれています。

9月29日から30日深夜にかけて太陽からはがれた巨大なプラズマのファイバーは地球をめがけてと飛んでおり、10月2日夜にも磁気嵐が発生する恐れがある。

地磁気学・電離層・電波拡散研究所、宇宙気象予報センターのセルゲイ・ガイダシュ所長がリアノーボスチ通信に対し明らかにした。

「30日0時に太陽の円盤の半分ほどの大きさの巨大なファイバーが剥がれ落ちた。これは太陽の数千万トンもの成分を積む大きなキャタピラーに似ている。これが惑星間の空間に飛んでいったが、地球にぶつかる可能性もある」。


ということが書かれていました。

ぶつかるといっても、磁気ですので、それによって何か被害や災害が起きるということではないのですけれど、以前の記事にも載せたことがありますけれど、地磁気と人間の健康・精神には確実に相互の影響があります。

mag-human.png

▲ 過去記事「21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか」より。


まあ、そういう意味では、ひとりひとりに何らかの作用というのか、影響はあるのかもしれません。



しかし、どうやら今回は、もっとも太陽から影響を受けたのは「アメリカの政府の人たち」だったのかもしれません。この CME が地球に到達した頃、17年だか 18年ぶりだかで、アメリカは「政府機関の閉鎖」に突入してしまったのです。





米国政府科学機関の相次ぐ閉鎖により重要なデータやニュースや指標がしばらく見られないという事実


18年前にはインターネットは今ほど一般的ではなく、多分、私たちは「政府機関が閉鎖した時のウェブサイトの状況」ということを初めて目にしています。

たとえば、 NASA 、すなわち「アメリカ航空宇宙局」。

ここもバリバリの政府機関ですが、今朝、NASA のサイトに行ってみますと、下のように URL 自体がアメリカ合衆国政府のドメインにリダイレクト(転送)されていて、つまり、「 NASA のサイトが存在しない状態」になっています。

nasa-2013-10-01.jpg

▲ NASA のサイトにアクセスをすると、転送され、すべて上の表示となります。


上が英語で、下段はスペイン語で同じことが書かれています。

連邦政府資金の枯渇により、このウェブサイトはご利用いただけません。
ご不便をおかけしていることを心からお詫びいたします。

現在利用できる行政サービスの詳細については合衆国政府のウェブサイトをご覧ください。


というようなことが書かれてあります。


そういえば、 NOAA も政府機関では?」と気づき、アメリカ海洋大気庁のウェブサイトにアクセスしてみますと下のような状況。

noaa2013-01-02.jpg

▲ NOAA のウェブサイト。コンテンツへのアクセスはできません。


最近、北極とか南極かとの氷の状態などを調べていたりしたのですけれど、 NOAA のデータはしばらく閲覧できないようです。

氷に関しては、アメリカ国立氷雪データセンターという機関がありますが、そちらは国立という言葉が入っているのですけれど、ウェブサイトは通常に運営されていました。


その後、先ほど、下の報道がありました。

NASA職員97%が自宅待機、国立公園閉鎖も
読売新聞 2013.10.02

10月1日始まった米政府機能の一部停止は、幅広い分野に影響を及ぼす。

例えば米航空宇宙局(NASA)は職員約1万8000人のうち実に97%が自宅待機となる。より大きな組織でも財務省(約11万2000人)の80%、商務省(約4万6000人)の87%が自宅待機となるなど、中央行政や国家プロジェクトの停滞を招くことは避けられない。

目に見える形ですぐに影響が出たのが、国立公園などの閉鎖だ。壮大な自然を売り物にした国立公園や、本物の宇宙船がみられるワシントンの国立博物館などは日本をはじめ世界中から観光客を集めている。それらの閉鎖が長引けば、旅行者はもちろん、米国内外の旅行産業にも打撃となる。



この後、どういうことになっていくのか、政治のことはよくわからないですけれど、これが長引くとすると、 NASA 発の宇宙データ、あるいは、 NOAA の気象データもすべてが停止された状態となるようです。


そして、現在のアロリカの状況が長引けば、次はアメリカのデフォルトが待ち受けているというなかなか刺激的な 10月となりそうです。

確か、アメリカの新紙幣の発行って10月7日だったような?
あれは政府は関係ないからいいんですかね。



そういえば、アイソン彗星もそろそろ肉眼レベルで見えてくる時期のようです。

ison-2013-10.jpg

▲ ISON/アイソンと書かれた丸の中に彗星アイソンがあるのだそう。 9月 30日の Spaceweather より。


今年の 10月はいろいろな意味で大きな節目ではありそうです。



以上は「IN DEEP」より
地球も78万年振りの「地球大異変」期を迎えていますが、当然太陽も同じ異変期を迎えているのです。しかしこの異変は過去に繰り返していますので太陽が消えたり地球が消えたりはしません。人類の消滅はありうることになります。            以上

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