12月何かが大きく動き始めた?
【世見】12月、何かが大きく動き始めた (2013年12月15日)
50年先かなぁ? イエ、もう少し早いかもしれません。
「ヨーロッパ合衆国」 こんなイメージが心に広がるのです。
もしも第三次世界大戦が起こったとしたら、大国アメリカを相手にするには政治経済を
ひとつにしないと防げないためにヨーロッパ合衆国の建設計画が進むように思えるの
です。
EUがアメリカに挑むのには国土面積の小さい国々はひとつに団結しないと太刀打ち
できません。中国はアフリカに目を向け、ヨーロッパの国々は自国を守るために一体
化を図ろうとしています。
第二次世界大戦が起き大きな被害を受けたヨーロッパの国々。
第三次世界大戦を望む人がもしもいたとしたら、それは少人数の思惑でしかありま
せん。アメリカが中国に頭が上がらない部分もある現実。
年の瀬が迫る12月を迎える今、何かが大きく動き始めた気がしてなりません。

突然ですが、ルーズベルト大統領が積極的に何に踏み切れなかった
のですか? もしかしたら何か大きく動き始めたことと、ルーズベルト大統領時代の
政策にこのことが隠されているのかもしれません。ウォール街で5つの巨大星が姿を消
し、新たな手口のM&Aをおこす計画が今着々と進行しているようです。アレ、何故か日
本いやアメリカの保険会社かなぁ? 来年の秋に合体と書きたくなりました。
----------------------------------------------------------------
ほう、12月に金融嵐が起こりそうですか。ルーズベルト大統領といえば【ニューディー
ル政策】です。ニューディール政策は新規まき直し政策とも呼ばれます。この政策によ
り数年は失業率も下がったのですが、再び上昇し始め、最終的には第二次世界大戦
へと突入していきます。高橋是清の金融政策を真似たのでは?とも言われています。
さて、照子さんがいうところの【5つの巨大星】というのは米国の5大銀行ではないかと
思われます。8月の「日本や世界や宇宙の動向さん」の記事が参考になると思います。
米連邦議会は大銀行をコントロールすることができなくなって
しまいました (8.21)
1月16日に、FRBダラスのCEO、リチャード・フィッシャー氏が以下の発言をしました。
「特権階級の米大銀行は米国民に不平等な税金を課すだけでなく、国の金融政策に
干渉し、米経済の繁栄を阻止している。」
また、フィッシャー氏は、最悪の5大怪物銀行をリストアップして示しました。
それらは、JPモルガン、バンクオブアメリカ、ゴールドマンサックス、シティーバンク、
モルガンスタンレーです。これらの銀行は19,654もの子会社や支社を保有していま
すが、4兆1千億ドルもの負債を抱えています。この額は米GDPの26.3%に当たり
ます。7月23日には、米上院の金融関連小委員会にて金融機関の調査のための公
聴会が開かれました。
この公聴会にて、有名ビール会社(MillerCoors LLC)のグローバル・リスク・マネー
ジャーであるティモシー・ウェイナー氏は「米巨大銀行(ホールディング・カンパニー)
は、ロンドン金属取引所をすでに支配しており、彼らはカルテルとして権力を行使し、
アルミニウムの供給量を減らしながら、価格を上昇させている。弊社が調達している
アルミニウムは、ロンドン金属取引所のメンバーである米巨大銀行が所有する倉庫
に保管されており、倉庫のルールは、彼らが勝手に決めている。彼らは、アルミニウ
ムの供給量を減らし、彼らの都合で出荷を延期した分(実際に搬入されるまで18カ
月もかかる)の倉庫保管料も我々から徴収したり、商品価格を勝手に釣り上げて我
々に請求している。」と伝えました。
独立研究会社(Graham Fisher & Company)のCEO、ジョシュア・ロズナー氏も
また、公聴会にて以下の証言をしました。
「我々は新たな偽栄華時代に突入している。全ての富みは一握
りの人たちが享受することになる。その原因は、ウォール街の
金融機関が実物商品を保有できるようにするために、FRBが
2003年に法律を書き換えたからだ。」
また、Naked Capitalisumというウェブサイトの運営者、Y.スミス氏は、アメリカが
フランス革命やアメリカ革命以前の時代に逆戻りしていると警告しています。
国内外において、一般労働者に対する経済的権利だけではなく、ニューディール政策
の社会的セーフティネットや労働者の運動が消滅してしまっています。
産業革命の土台を築いた広い範囲の社会構造、政治構造を支える主な要素が破壊
されました。つまり、詐欺を防止する法律、法的救済策、個人の権利を保護する法律、
地方警察が全て破壊されました。また十分な公教育を受ける権利や報道の自由が破
壊されようとしています。米国民は、新たな政治秩序(ネオフューダリズム=近代封建
制度)を押し付けられています。一般の人々に対する経済的権利や公民権がフランス
革命やアメリカ革命以前の状態に逆戻りしています。
スミス氏が訴えている通り、アメリカは危険な方向に進んでいます。公聴会には米証券
取引委員会、米商品先物取引委員会の責任者が其々の発言をしました。(抜粋引用)
~~~~~~~~~~~~~~~
JPモルガン、G・サックス、バンカメ、シティグループ、モルガンスタンレーに関する金融
記事は数年前から見かけます。和解金を払ったとか、罰金を払ったとか、人員削減する
とか、CEOやトレーダーが退職したとか・・etc そして先日の【ボルカールール】の発表。
(実施は2015年ということですが) 欧州は欧州で来年9月に【銀行同盟発足】するの
は決定されていますし、そろそろ仕掛け時なのかもしれません。
17~18日にFRBの米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、金融緩和縮小の時期
の動向が注目されているわけですが、ひょっとしてひょっとするかもしれませんね~。
半島情勢も動き出した感じがしますし、以下のニュースも気になるところです。
韓国の証券会社 注文ミスで事実上破産か(12.13)
韓国の総合株価指数(KOSPI)オプション市場で誤って売り注文を出し、約460億ウォン
(約45億円)の損失を出した中小証券会社のHANMAG投資証券が事実上、破産する
見通しとなった。
同社は12日午前9時すぎ、KOSPI12月物のコールオプションとプットオプションで相場
よりはるかに低いか、または高い値段で売り注文を出し、約3万6000件の取引が成立し
た。取引したのは大部分が外国人投資家だった。同社は決済期限の13日午後4時まで
韓国取引所に決済代金を支払えなかった。同社は韓国取引所に救済を申請したが、取
引先と合意できず、受け入れられなかった。
- 関連記事
-
- 12月、何かが大きく動き始めた? (12/15)
- エジプトに雪、中東に冬の嵐 (12/15)
- 宇宙ステーションで不具合発生?! (12/12)
- 下水道で20年間生活していた中国女性 (12/12)
- 米アリゾナ州で巨大流星 (12/12)
- 歴史的な握手が実現 (12/11)
- 海外動画ニュース(5) (12/09)
- 揺らぐ銀行への信頼(米英) (12/07)
- フロリダ州でクジラ救出作戦 (12/06)
- 公開されたスノーデン情報は1% (12/05)
- 「速報」メキシコで極めて危険な放射性物質盗難 (12/04)
- NYで列車脱線、4人死亡負傷者多数 (12/02)
- シリアの子どもたちの深い心の傷 (11/30)
- スノーデンが握る「最後の審判」 (11/27)
- プーチンが動くと世界が動く (11/25)
同じ動くなら良い方向が良いのですが、どうも悪い方向になりそうです。 以上
« 属国民の末路 | トップページ | ウクライナ、NATOの東方の獲物 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 様々な問題の責任を支配者以外の全員のせいにするよう我々は騙されている(2025.04.01)
コメント