利根川のウナギ放射性セシウム検査、茨城県の検査の7倍!
利根川のウナギ放射性セシウム検査 茨城県の検査の7倍!!
- カテゴリ:
- 被曝と食品
以下は,めげ猫「タマ」の日記さんからの引用です。
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月1週)―茨城県が測ると7分の1になる利根川のウナギ―
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。11月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
①検査数2,042件中17件の基準値超え(全体の1%)
②平均は、1キログラム当たり320ベクレル、最大5ベクレル(福島県産シロメバル)。
③基準超の食品が福島、茨城、栃木、千葉で見つかっています。

※1 牛肉を除く
※2 単位については(4)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年*月)
色分けは以下の通りです。
赤 マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
橙 出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄 基準値超えの食品が見つかった県
1.茨城県が測ると7分の1になる利根川のウナギ
利根川(とねがわ)は関東地方を北から東へ流れ、下流では茨城県と千葉県の県境になっています。河川の規模としては日本最大級で、東京都を始めとした首都圏の水源として日本の経済活動上重要な役割を有する、日本を代表する河川の一つです(6)。

※(6)に加筆
図―2 利根川河口付近
利根川のウナギから基準値(5)を超える1キログラム当たり150ベクレルの放射性セシウムが見つかりました。以下にこれまでの推移を示します。

※(1)を集計
図―3 利根川のウナギの放射性セシウム濃度推移
(=^・^=)には、不思議な事があります。茨城県と千葉県の検査結果が全く違います。平均を取ると、1キログラム当たりで千葉県35ベクレル,茨城県5ベクレルです。
でも同じ利根川で取れた「うなぎ」です。違いがあるとすると、千葉にあげられたか、茨城にあげらたかです。ウナギ自体には差が無いはずです。
同じものを測って、これだけ値が違うと産地の検査を(=^・^=)は信じれません。
もう一つ心配なことがあります。利根川は首都圏の水源です。セシウム汚染ウナギを生んだ利根川の水を飲んで大丈夫でしょうか?
2.野生キノコを検査しない茨城県・千葉県
野生のキノコは北は青森から南は静岡までかなり広い範囲で基準超えのものが見つかり出荷制限が行われています。

※(1)より作成
図ー4 キノコ出荷制限区域
茨城県と千葉県に何故か出荷制限がありません。それより福島から遠い青森や静岡にはあるのに・・
以下に、茨城県と千葉県の検査実績を示します。
茨城県 検査数11 最終の検査2011年10月
千葉県 検査数 1 検査時期 2011年10月
共に2011年11月を以降は1回も検査していません。だから基準超への野生キノコは見つからないと思います。

※(7)より引用
図―5 検査されていない茨城県産マツタケ
隣県では基準超えのキノコが出ているのに、2年以上も全く検査しない両県のが我慢強さには(=^・^=)は感心します。
3.榛名湖のワカサギは上昇中
榛名湖(はるなこ)は、群馬県西部、高崎市榛名山山頂に位置する湖で、冬季は結氷しワカサギ釣りやスケートなどが楽しめるそうです(9)。
福島第一原発から220km程の距離にありますが、2011年の事故ではセシウム等の放射性物質が飛んできました。


※1 (10)から作成
※2 平成24年5月31日現在
図―6 榛名湖の位置と空間放射線量
厚生労働省の発表に時々、榛名湖のワカサギの放射性セシウム濃度の値が掲載してあります。

※(1)を集計
図ー7 榛名湖のワカサギの放射性セシウム濃度推移
原因は分かりませんが、上昇中って感じです。榛名湖の水は一級河川・沼尾川(ぬまおがわ)として流出し、利根川の支流の吾妻川へと注いでいます(9)。やっぱり東京の水が心配です。
<余談>
・産地間で全く違う放射性セシウム濃度の値
・必要な検査をしない産地
・いまだ上昇を続ける放射性セシウム濃度
食品中の放射性物質検査の結果をみていると(=^・^=)は危険を感じ、不安になります。結局、怪しげな産地は避けるしかないと思います。これは風評被害でなく正当な自己防衛です。
茨城県産のシラスが買いたたかれているとの報道が少し前(2013年9月)にありました(11)。産地を姿勢を見れば当然の結果だと(=^・^=)は思います。
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-909.html
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月1週)―茨城県が測ると7分の1になる利根川のウナギ―
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。11月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先週に続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
①検査数2,042件中17件の基準値超え(全体の1%)
②平均は、1キログラム当たり320ベクレル、最大5ベクレル(福島県産シロメバル)。
③基準超の食品が福島、茨城、栃木、千葉で見つかっています。

※1 牛肉を除く
※2 単位については(4)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年*月)
色分けは以下の通りです。
赤 マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
橙 出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄 基準値超えの食品が見つかった県
1.茨城県が測ると7分の1になる利根川のウナギ
利根川(とねがわ)は関東地方を北から東へ流れ、下流では茨城県と千葉県の県境になっています。河川の規模としては日本最大級で、東京都を始めとした首都圏の水源として日本の経済活動上重要な役割を有する、日本を代表する河川の一つです(6)。

※(6)に加筆
図―2 利根川河口付近
利根川のウナギから基準値(5)を超える1キログラム当たり150ベクレルの放射性セシウムが見つかりました。以下にこれまでの推移を示します。

※(1)を集計
図―3 利根川のウナギの放射性セシウム濃度推移
(=^・^=)には、不思議な事があります。茨城県と千葉県の検査結果が全く違います。平均を取ると、1キログラム当たりで千葉県35ベクレル,茨城県5ベクレルです。
でも同じ利根川で取れた「うなぎ」です。違いがあるとすると、千葉にあげられたか、茨城にあげらたかです。ウナギ自体には差が無いはずです。
同じものを測って、これだけ値が違うと産地の検査を(=^・^=)は信じれません。
もう一つ心配なことがあります。利根川は首都圏の水源です。セシウム汚染ウナギを生んだ利根川の水を飲んで大丈夫でしょうか?
2.野生キノコを検査しない茨城県・千葉県
野生のキノコは北は青森から南は静岡までかなり広い範囲で基準超えのものが見つかり出荷制限が行われています。

※(1)より作成
図ー4 キノコ出荷制限区域
茨城県と千葉県に何故か出荷制限がありません。それより福島から遠い青森や静岡にはあるのに・・
以下に、茨城県と千葉県の検査実績を示します。
茨城県 検査数11 最終の検査2011年10月
千葉県 検査数 1 検査時期 2011年10月
共に2011年11月を以降は1回も検査していません。だから基準超への野生キノコは見つからないと思います。

※(7)より引用
図―5 検査されていない茨城県産マツタケ
隣県では基準超えのキノコが出ているのに、2年以上も全く検査しない両県のが我慢強さには(=^・^=)は感心します。
3.榛名湖のワカサギは上昇中
榛名湖(はるなこ)は、群馬県西部、高崎市榛名山山頂に位置する湖で、冬季は結氷しワカサギ釣りやスケートなどが楽しめるそうです(9)。
福島第一原発から220km程の距離にありますが、2011年の事故ではセシウム等の放射性物質が飛んできました。


※1 (10)から作成
※2 平成24年5月31日現在
図―6 榛名湖の位置と空間放射線量
厚生労働省の発表に時々、榛名湖のワカサギの放射性セシウム濃度の値が掲載してあります。

※(1)を集計
図ー7 榛名湖のワカサギの放射性セシウム濃度推移
原因は分かりませんが、上昇中って感じです。榛名湖の水は一級河川・沼尾川(ぬまおがわ)として流出し、利根川の支流の吾妻川へと注いでいます(9)。やっぱり東京の水が心配です。
<余談>
・産地間で全く違う放射性セシウム濃度の値
・必要な検査をしない産地
・いまだ上昇を続ける放射性セシウム濃度
食品中の放射性物質検査の結果をみていると(=^・^=)は危険を感じ、不安になります。結局、怪しげな産地は避けるしかないと思います。これは風評被害でなく正当な自己防衛です。
茨城県産のシラスが買いたたかれているとの報道が少し前(2013年9月)にありました(11)。産地を姿勢を見れば当然の結果だと(=^・^=)は思います。
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-909.html
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以上は「とある原発の溶融貫通」より
府県により検査結果が違うということは、いかに検査がいい加減かということです。嘘の結果を公表しているということです。後日これにより健康被害が続出しても知らぬ存ぜぬでしらを切ることになるでしょう。無責任な政治です。無責任な政治家を選んだのも被害者と成る地元民です。自業自得ですがこれが現実です。 以上
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