国際宇宙ステーションはかなり深刻な事態に!
国際宇宙ステーションがかなり深刻な事態に!
バルブが破損しており、ポンプごと交換する必要があるそうです。そのため、今週の木曜日(米時間)に2人のアメリカ人飛行士が乗ったロケットが打ち上げられるそうです。今のところ、宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士が困るようなことはないようですが。。。これが長引けば宇宙ステーションで安全に作業することが難しくなるでしょうね。若田さんや他の宇宙飛行士のみなさんも気が気じゃないでしょうねー。早く修理が完了すればよいのですが。。。アイソン彗星だの二ビルだの。。。本当に地球に接近し破片をまき散らすのでしょうか。その場合、宇宙ステーションを破損させなければよいのですが。。。
NASAの発表後に、宇宙飛行士のリック・マストラッチオ氏はツイッターで、来週は宇宙遊泳で忙しくなるため宇宙からツイートがあまりできなくなると伝えています。宇宙遊泳は、バージニアから補給用ロケットが打ち上げられる前に行われることになっています。今週、民間の補給用ロケットが打ち上げられる予定でしたが早くても1月中旬まで打ち上げ延期となりました。
先週水曜日に宇宙ステーションに搭載の冷却システムの50%が稼働停止となりました。その結果、宇宙ステーションに滞在している6人の宇宙飛行士らは、科学実験装置などを含む、それほど重要でない装置の電源を全て切りました。バルブの破損により、2本の冷却管の1本が冷えすぎてしまいました。冷却管にアンモニアを流す冷却システムは、宇宙ステーションに搭載された装置が発する熱を除去する重要な装置です。
宇宙飛行士らがまだ安全で快適に過ごしている間に、NASAは冷却システムを完全に復旧させようとしています。冷却システムが復旧しなけらば宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士らを危険にさらすことになります。
航空管制官らは遠隔操作でバルブを修理しよう試みましたが、無駄に終わりました。その後、別のバルブを使って温度を調節しようと試してみました。その試みはある程度成功し、一時しのぎにはなりました。しかし、火曜日になって、ステーションの管理者らは直ちに宇宙遊泳を行い冷却管を修理する必要があると決断したのです。
破損したバルブは2010年に2人の宇宙飛行士が宇宙遊泳を行って交換したバルブです。当時、実際は3人の宇宙飛行士の手で交換をする必要がありました。
緊急に宇宙飛行士のマストラッチオ氏とホプキンズ氏がロケットで宇宙ステーションに向かう事が決まる可能性を想定し、先週は毎日修理の訓練を受けていました。木曜日の夜にバージニアからシグナス貨物輸送ロケットが打ち上げられることになっています。
現在、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士は、2人のアメリカ人の他に3人のロシア人と日本人が1人います。
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