新開発の”海中”燃料電池システム
新開発の“海中”燃料電池システム
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December 1, 2013 海洋研究開発機構と三菱重工業(本社・東京都港区)は、海中で長時間働く、新しいガス循環系構造を採用し小型化した燃料電池システムを開発し、実際の海域での試験に成功したことを発表した。海底設置型の観測機器や海中探査機などの電源に用いることで、より長期的な海洋観測や調査が可能になるという。 開発したのは「高効率マルチ・レス(HEML)燃料電池システム」。水素と酸素が反応する単電池を積層(スタック)した燃料電池スタックの2系統を、水素・酸素ガスの開閉バルブの一定間隔の切り替えで、直列につなげる仕組みだ。これにより、「ガス循環器を使わず」(ブロワー・レス)、燃料電池スタックを湿潤状態に保つための「加湿器を必要としない」(ヒュミディファイア・レス)、燃料電池スタックの密封化によって「水素リークしない」(リーク・レス)・・・といった“マルチ・レス”を実現した。発電で生成される水を海中に放出しない完全閉鎖式システムは、深海巡航探査機「うらしま」の電源として2003年に開発している。 |
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以上は「national geographic」より
科学の進歩は良いことに利用すれば良いのです。 以上
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